25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

生のサケと寄生虫。

2009-01-30 16:22:00 | Weblog
1月29日 またもや快晴。
 今日はお休みというか、かたつむり2号の中で、先日来書いた図面等の整理をちょっと。後はウダウダ。

 今日は、寄生虫の話なので、寄生虫とかウンコの話が嫌いな人は、以下を読まないようにしてください。飯が不味くなったとか、食べられるものが減ったと怒られても困るのでよろしく。読んだだけで死ぬようなことは書いていませんが責任は一切持てません。

 昨日の夕食はスーパーで買って来たカリフォルニア巻きとサラダとみそ汁。
 アメリカではかなりの数のスーパーマーケットのデリに寿司が置いてある。アメリカの寿司のメニューに良くあるのが、カリフォルニア巻きや、サケの握り寿司とか巻き寿司。サケはもちろん生だ。 本当に生なのか、一度冷凍したのを解凍してあるのか良く分からない。こういうのは買わないし、食べない。何故なら、サケにはしばしば寄生虫がいることになっている。だいたい、トキソプラズマとフックワームの仲間だと聞いている。人に寄生する寄生虫だ。トキソプラズマは、あの豚にいる奴の仲間。フックワームの仲間にはサナダムシやヨコガワキュウチュウがいたはずだし、東南アジア等で子供に住み着いて栄養失調の元になっているのがこの虫の仲間だ。サケは、子供時代、淡水に棲んでいる時にこの寄生虫の卵を食べて感染する。この2種は、割合に悪い寄生虫らしい。
 しかし、一度冷凍にすると、フックワームの仲間は死ぬと聞いている。北海道のルイベというのはこの処理だろう。トキソプラズマの仲間は分からない。んだモンだから、いくら他人が美味しそうに食べていても、玄3は、はっきりと冷凍にしたという履歴のないサケやマスを生では食べないことにしている。

 更に気持ちが悪いことには、アメリカには寄生虫学者がほとんど居ないのだそうだ。優秀な寄生虫学者は居るらしいのだが、全員が東南アジアやアフリカに行ってしまっていて、いつもアメリカを留守にしているらしい。何故かというと、アメリカには新種の寄生虫がもう居らず、良い論文が書けない。寄生虫のDNAを分析しているような学者はアメリカに居ても論文を書けるだろうが、これらは、人間生活と寄生虫の相互関係について、あまり知らないのではないかと玄3は疑っている。 公衆衛生が発達したアメリカで寄生虫の心配があるのかと言う人も居るかもしれない。しかし、先日来の死者まで出したサルモネラ菌騒動のように、汚染されていると分かっているピーナッツバターを平気で出荷する業者もいる。冷凍していないサケを刺身にして提供する料理人が居ることを疑っても当然ということだ。

 玄3は、自慢ではないが、2種類の寄生虫をお腹で飼ったことがある。不本意ながら、私が知らぬ内にお腹に住み着いていたわけで、ペットショップで買って来て飼ったわけではない。2種類の内訳は、ギョウ虫と横川吸虫だ。ギョウ虫は蟯虫と書くようだ。横川吸虫は、ヨコガワキュウチュウと読む。 続きを楽しく読むために、是非googleの画像検索でギョウ虫と横川吸虫の写真を見ておいてください。
、、、以下は明日に続く。

なを、
 寄生虫に興味が湧いた人は、東京に名高い「目黒寄生虫館」があります。サナダ虫のプリントの着いたTシャツなどのお土産グッズもあるので、是非、一度時間を作って行ってみてください。その道で有名な亀田先生が私費で作られた博物館で、現在も政府等の財政支援を受けずに運営しているそうです。この日本の誇りとも言える博物館であり、寄付を受けつけているようなので、支援してください。
「目黒寄生虫館」のHPのURLは
 http://kiseichu.org/default.aspx

 魚はオアヒのブラウン。
  お詫びと訂正。 この魚はyokoyama3さんが釣ったもの。ロッドもネットも全部yokoyama3さんのものです。
yokoyama3さん’申し訳けありません。