25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

続々、湖畔

2007-07-31 07:26:44 | Weblog
7月30日
 ここ2日ほど、ほんとに寒い。特に朝が寒い。今日はキャンプサイトから出る人が多い。帰るなら月曜日から仕事をするから昨日なのでないかと思うのは、まだ日本人が抜けていないからか。
 3時頃から湖から風が気持ち良くなる。キャンプ場のオフィスのテラスでインターネットに繋いでこのブログを更新する。もう少し奇麗にしてパラソルなど有ると良いのになぁ。値段が上がるといやだけどぉ。

写真
 青空の色にあわせた保護色になっているのか、空色のダムゼル。イトトンボである。北カリフォルニアからこの辺りの止水のほとりには結構な数がいる。たまに茶系のものも見かけるが、ほとんどがこの色。 湖のかなり沖の方にもいるようだ。カタツムリ3号を漕いでいると、数匹がボートの速度に合わせて付いて来る。

釣り
 湖の釣りはあまり良くないようだ。湖では、エサ釣りとルアー釣りが主、フライ釣りはほとんどいないようだ。
 29日の夕方はダム下流を偵察。濁り気味。水温は22度Cでかなり暖かい。ダム底からの放水ではないのだろう。7:30ごろからライズがあったので
 「軽く一流しして釣ってやろう。」
と思ったら、これが食わない。いかにも簡単に釣れそうなライズなのに釣れない。上流の瀬で出来た泡のせいでフライが何処を流れているのか分からない。これでは勝負にならないか。結局釣れないまま帰った。

 30日は、あまりの寒さに朝駆けは中止。朝から昨日のポイント対策のフライを巻く。#20から#16のピンクの目印付きのパラシュート数種。夕方からこいつで勝負、勝負。ついでに空色のダムゼルを#16フックを使って巻いた。


続、湖畔

2007-07-30 08:07:49 | Weblog
 28日の午後は、High Desert Museumに行ってみた。入場料$13は高いなぁ。どこの博物館でもいっしょだが、リンクスともう少し大きい猫もガラガラヘビも寝てるし、展示はどうでも良いようなものばかり。しかし、博物館のすぐ外に、自然の泉とそこから流れる小川をそのまま残したような展示があった。そこに虹鱒が住んでる。人影を怖がらない。アリを捕まえて川に落とすと、さすがに食べますねぇ。これまで少しアリのフライをバカにしていたのだが、もうすこし積極的に使うことにしよう。やはり博物館は勉強になるなぁ。

写真
 Klamas Falls近くで営巣中のオスプレイ。Wiliamson川で魚が居る所を教えてくれたあのオスプレイかなぁ。撮影中は気がつかなかったが、ヒナが2羽いる。2羽とも巣立つのだろうか。

釣り
 28日の夕方はDeschutes川のクレイン・プレーリー湖より上流を釣ってみた。知っている川ではリオ・コステラを思わせるような流れ方の川である。きれいな川である。この川の下流をせき止めたのがクレイン・プレーリー湖のようだ。この川をどんどん下流に行くとコロンビア川に流れ込む。それはそうと、川の中に岩などの障害物がない。鱒釣りには
 「岩の前鱒太郎、岩の後鱒次郎」
と、いう約束事があるのに、その岩がない。結果、太郎も次郎もいなくて10cmに満たない小さい魚ばかりだ。それも小さいブルックがほとんど。虹鱒が少々混じる。15匹ぐらい釣ったが8割程度がブルックだったろう。結局20cmぐらいの虹鱒とブルック各1が魚らしい魚であった。

 29の朝。かなり寒い。単純に寒さのせいで起きるのが辛いほど寒い。気合いと根性だけで湖に出る。3号でがんばれである。軍艦マーチが聞こえたような気がしたが空耳アワーだろう。
 ビーチから左手の岬方向に進出。朝なのに水温が20度ぐらいある。岬の沖にある立ち木の周りでライズ(かなり大きい)を4回確認した。空色のダムゼルのフライをキャストしてみたが反応無し。ライズはそれっきり。対岸の川の流れ込みまでエッチラオッチラ漕ぐ。かたつむり面目躍如の遅さである。エンジン付きが横を引き波を立てて追い越して行く。湖面に5列ぐらいの引き波が広がって行くのが美しい。と、思ったらゴワワワン、ゴワワワンと揺られる。あまり気持ちが良いものではない。河口に着いた。かなり大きなデルタになっている。既に早起きのバードウォッチャー2人(男女だと思う)がシーカヤック来ていた。芦に隠れて静かに珍しくもないアオサギを見ている。かすかな音もさせずパドルをあやつって男がバックで芦原から出て来た。申し訳ないがバチャバチャ漕ぐ。静かに漕ぎたいが、カヤックみたいにスマートならないのがカタツムリ号である。
 水温を計った。なんと12度。鱒の最適温度か。最適温度でもライズがない。浅い。メダカを太らせたような小魚意外に魚の影がない。結局、今朝もボーズである。 夕方、どうしようかなぁ。

>温泉付きのRV-Park
 それ、いいなぁ。いいなぁ。どこ、それ?



湖畔

2007-07-29 05:07:40 | Weblog
 今日は湖のそばのキャンプサイトである。$25/日。私営のキャンプサイトなのでこれに$8の税金がかかる。管理オフィス周りにコンピュータを持って行けばWiFiでインターネットに接続できる。ラップトップが壊れていたので慌てて修理する。このブログがアップできれば、とりあえず使えるようになったということだ。今日は、これから周辺の偵察をおこなう。

写真
 今日は、カタツムリ号を見た事がない読者のために、フルフックアップ状態のカタツムリ1号&2号の写真を掲載する。スライドを出し、上水、下水、電気が繋がった状態を示す。もう20cmほどスライドが出るのだが、電気コンセントの柱に当たるのでここまで。雨が降ると困ったことになるかもしれないが、この天気ならまず大丈夫。もう少しバックが上手にならないとしばしばこのような中途半端なスライド状態になる。

釣り
 昨日は午後からカタツムリ3号で湖に出た。何も釣れず。ただのボート遊びになってしまった。午後(特に夕刻)からは風が強くカタツムリ3号は簡単に流されるし、波に乗ってしまうので大変。朝のうちが勝負のようだ。今日は早めに寝て明日の朝に備えよう。 ダムゼルが水辺に全然いないと思ったら少し木陰に入ると足下にいた。 これを食いに芦の際にライズが有ると予定していたのだ。水温が25から26度である。水温が低い所を探さなければ。

トラックよりキツツキ

2007-07-27 23:19:47 | Weblog
 今日から、カスケード山脈方面に行く予定。コーヒー豆がない。おととい買ったはずなのに。
 今朝、100mぐらい向こうの2級か3級の幹線道路を走るトラックの音で目がさめた。 やっぱり、キツツキの音の方が良いわなぁ。オレゴンの州が経営しているRVキャンプサイトはすいぶん設備と場所が良いなぁ。特に場所が良い。これでインターネットが有れば民間のキャンプ場は太刀打ちできまい。
 昨日、手に入れたインターネットのFreeーHotSpotの住所を印刷しておくことにする。Bendぐらいの町になると少しは有るようだ。

写真:
 Wiliamson川のRedBand鱒。瀬尻でドラグが掛かって沈んだフライ(#18RCパラシュート)を引き波を立てて追いかけて来るのが見えた。空合わせしたらフックに乗った。これがWiliamsonで釣った最大の魚。偶然の産物か。少し銀化してるように見える。これが本来のレッドバンドの川に居る状態なのか海から上がってきたのかよくわからない。特徴はレッドバンドのものだが、尻ヒレの後端が直線的でない。たぶん、何処かでニジ鱒の血が混じっている。オレゴンのニジ鱒放流の歴史は古く、最近は注意して放流しているらしいが、純血のレッドバンド鱒の方がはるかに少ないらしい。Red Band Troutの名に恥じぬファイターであった。

僻地から少し脱出。

2007-07-27 10:27:29 | Weblog
8日(?)間のご無沙汰でした。17日のから25日までは以下のとおり。

17日:Reddingまで移動。もう少し走る予定が事故の渋滞で3時頃キャンプ場を見つけて泊。
18日:Klamasまで移動。途中の66号線が結構曲がりくねっていて、電気スタンドの首が壊れた。
19日:周辺の川の偵察。
20日:クレーター湖見学。(オスプレイの巣見学)
21日:顕微鏡撮影用アダプタの制作等
22日:クレン・プレーリー偵察。カタツムリ3号の進水式。車を立ち木に当てて泣く。トラックの後ろ側面が凹んで、テールランプ破損(修理費$110)。
23日:テールランプの修理完了。オイル交換。タイヤローテーション終了。ブラウン2匹、WiliamsonRiver
24日:レッドバンド数匹、WiliamsonRiver
25日:レッドバンド数匹、WiliamsonRiver

 18日から25日の夜はKlamasの少し北にある州経営のキャンプサイトに泊。フル・フックアップで$17/日。インターネット無し、ケーブル無し、ケータイも受信不可。衛星のインターネットを持っていたら後2週間ほど居たい。良いところであった。

写真:
 やっと魚の写真を掲載できることになった。ウレシイ。 まずは、25cmぐらいのブラウン。Wiliamson川はレッドバンド鱒が有名だが、先に釣れたのがブラウン鱒。この川、最初は魚が居るんかいな?と思ったが、土地に慣れてくるとだんだん居る所が分かってくるようだ。オスプレイが派手なダイビングで魚の居る所を教えてくれた。

料理等
 KlamasFallsに町はアジア料理が激しく不毛な所である。
 中華がマズイ。著しく激しくマズイ。ベイ・エリアなら2時間持たないで潰れるであろう。ベトナム料理はベトナム風春巻きはOKだったが麺類が麺もスープも耐えられんほどマズかった。教訓:KlamasFallsではアジア系レストランは避ける。
 口直しにカールスジュニアでハンバーグ(テリヤキ・パイナップル・バーガー)を食べた。日本の人は20年ほど前にマクドナルドがハワイアン・パイナップル・バーガーというのを覚えているかも知れない。あれのテリヤキソース版である。あの、中華よりは、マシであった。


続々々、お疲れ

2007-07-17 13:40:32 | Weblog
 せっかくこっちにいるのでハリーポッターを見てきた。英国風なのか、英語の音が聞きにくいきがする。映画もずいぶん難しくなった。子供のころに読み始めた読者の成長に合わせて、内容も難しくなっているのだろうか。 今、9時半。変な具合で、映画に行った
あとで、また、お仕事になてしまった。

ずいぶん遅くなってしまった。結局、明日の朝出発することにした。


写真も釣りも無し。

続々、お疲れ。

2007-07-16 14:07:39 | Weblog
 今日も少しだけ仕事した。 明日も機械がちゃんと働いてくれたら良いのだが。
カタツムリ号は置く場所が無いので会社の近くに置いてある。今日の昼頃、カタツムリ号に妙な灰色のバンが近づいてシゲシゲと見ていた。汚いつや消しの灰色に水色の四角。その中に何か文字が書いてある。カタツムリ号をねらっているのかと心配である。しかし、近くの会社(電話帳の配達会社)の車のような記憶がある。変なトレーラーがあるので向こうも心配なのか。

 映画Transformersを見て来た。問題無く楽しめる。Dreamworksの作品。よって、最初に化け物ロボットが出てくるシーンは「ジョーズ」や「激突」のパターンになる。主人公といっしょに走り回るおねーちゃんもカワイコチャンじゃなくて油っこい感じである。

写真:
 写真は山火事。メールによる要求が無かったが、乗せる写真がないの。この際これで埋め合わせ。白い家の向こうにある山の裏から煙が出ている。全く遠い山火事だ。

釣り:
 無し

渋滞を避けて、明日の昼頃か、明後日の朝早く出る予定。目的地は乞うご期待。

続、お疲れ

2007-07-14 11:28:27 | Weblog
壊れた機械はだいたい直った。明日1日でカタがつきそう。
 ここ2週間ほど休んでいない。キャンプして釣りなんぞしていると、他人は「休んでいる。」という。しかし、マウンテン・マンの人達ほどではないにしても、一人でアウトドア系の作業をするのは結構な労働量なのだ。今日と明日はホテルを取った。

メールで質問を2件いただきました。
 1.顕微鏡なんぞ、どうするのか。
 2.山火事の写真は撮ったか。

答え
1.仕事の関係で30年ほど何らかの形で顕微鏡をのぞく毎日でした。それで、一日に一回顕微鏡をのぞかなくては気が済まない体になってしまっています。顕微鏡ジャンキーというやつです。また、フライ関係の事をやっていると、虫など捕まえた時にはタメツ・スガメツじっくり見たくなるもんです。魚に寄生虫などいる時にもじっくり眺めたいです。

2.撮りました。でもあまり迫力ありません。あの日のログでも書いたように、とても遠かったんです。どうしてもその写真を見たかったら、また、メールなりコメントなりをください。

動物:
 会社の前をメスの七面鳥のメス歩いていた。どうも飼ってるわけではなくて野生らしい。以前から窓の外でエサをあさっていた。良く食われないものだとアメリカの豊かさに感心する。

釣り:
 無し(ごめん)

お疲れ。

2007-07-13 12:02:19 | Weblog
 朝6時起床。トレーラーを片付けて、仕事場に走る。結局、そう言う事になってしまった。トレーラーを預ける適当なところが無かったので、カタツムリ状態で5時間強のドライブ。 に、なるはずが、GPSがトレーラーのガタイを考慮しない道を教えたので6時間強のドライブになってしまった。2時過ぎに仕事場にやっと付いて仕事開始。バックアップの機械も壊れていた。症状が軽いようなのでこっちを先に直す。19時半までお仕事。本機方は正体不明のエラーメッセージが出る。げげげ、困った。
これは、明日にしようかな。
 写真も釣りも無し。お疲れさまでした。

新、惨敗。

2007-07-12 14:33:23 | Weblog
 ラップが来ないので買った。ついでに野外調理のガスレンジとパイレックスの皿も買った($46)。これで炒め物が遠慮なくできる。店にフタに炭を乗せられるダッジオーブンがあった。さすが、場所がらである。しかし、これは電気圧力釜を試したあとにする。コンサルタントしている会社の機械が壊れたという電話があった。彼らで直らないようなら一度行くかもしれない。片道約5時間のドライブ。トレーラーをどうしようか。

 今日は曇っている。全天の80から90%が雲、低空の雲は50%内外。これぐらい北でも夏にこういう天気に出会ったのは始めて。昨日、雨が本格的に降った(雷雨)。その助けもあってか山火事は消えたようだ。Burneyの町には後片付け等だろう、消防等の車が目立つ。

写真:
カリフォルニア・フェンス・トカゲであるらしい。塀に居るトカゲなので、ごく普通で珍しくも何ともないトカゲのようだ。しっぽが短いのは、たぶん、政治家がよくやる「トカゲの尻尾切り」の結果だと思われる。

釣り:
 今日は曇っているのでライズが早く始まるかもしれない。4時には向こうに着くように出る。と、思ったら3時頃から雨。取りあえず釣り場に着いても雨。雨が上がったのは5時頃。雨のせいか、気温が低い。ライズが早く始まった。例のピューパを食わない。魚が食べているものが違うのかもしれない。メイフライを試した。見に来るが、見切られる。ライズが一段落し、また始まった。今回はピューパを食う。またまた、次々に切られる。6Xに変えようと思ったがライズが一段落。暗くなってきた。妙なライズが始まった。静かなライズと、大型のザバッという派手なライズが混じる。ピューパは食わないし、もう見えない。ううう。気がついたら、また、一匹も釣れなかった。