25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

Lovejoy C/2013R1

2013-11-30 13:26:14 | Weblog
11月30日 未明から高曇り
 ISONはかろうじて生き残ったらしい。うまく見えるようになった時のために、先日このブログに掲載したポラリエ自家製強化版をためしておこう。んで、その道具立てで評判が良いLovejoy彗星を撮ってみることにした。んで、暗い所を求めて2:10に出発。2時間と少し北に走る予定だったが、途中で雲が広がっているのが分かって1時間と少しの所で撮ることにした。
 場所を決めて空を見る。なさけないことに、双眼鏡ではどこに有るか全然分からん。北斗七星とアクトゥルスの位置、それに雲の具合から見えているはず。んではと、いつもの推測的位置決めで撮影道具をセットした。ただし、今回は極軸望遠鏡がある。時間30秒でシャッターを何度か切った。帰ってパソコンで見ると、驚いたことにその内の2枚に写っていた。それも緑色が出ているじゃないか。これが双眼鏡で見えなかったというのは、最大の課題は撮影器材ではなく、玄3の双眼鏡か目玉、あるいは探索力にある。
 なを、ISO感度は1600。ホワイトバランスは太陽光。アルカイドは違うかもしれないし、アクトゥルスは視野の外にある、、、はず。




ダウン

2013-11-29 00:37:14 | Weblog
11月28日 晴れ
 日本のニュースでは、ISON彗星は近日点通過で消えたと言っているらしい。だが、http://earthsky.orgによると、「ダウンしたがアウトじゃない」とか、、、何とか生き残ったらしい。とは言え、かなり溶かされてしまったみたいで、コマは消えたのかもしれないが尾は残っているんじゃないか、、、と期待しているのだが。数日後には尾ばかりの大彗星になって現れるかもぉ。光度低迷、増光、消滅?、、手間のかかる彗星だなぁ。

 それはそうと、お騒がせの中国の防空識別圏だが、韓国の航空機も無通告で出入りしていると中国系の新聞に出ていた。だいたい、本土から遠過ぎてスクランブルをかけられないような所まで伸び切った識別圏に実効的な意味がないのは最初から分かっている。それに台湾の上は圏外で、台湾は中国ではないと言っているみたいな状況では後々の整合がとれんだろうに。

写真
 月に照らされてリバモアの東側の山を越える雲。この雲の下にあの風力発電書の風車群がある。


明日は感謝祭

2013-11-28 01:28:17 | Weblog
11月27日 高曇り
 雨らしい雨は降らなかった。明日はどうなるか不明。

 明日は感謝祭。んで日曜まで一応4連休。感謝祭というのはシンボルになる物、例えば、クリスマスのツリーみたいに写真にするようなシンボル的なものが七面鳥以外に考えつかない。まわりに聞いてみても帰って来るのは、98ドルのテレビを買う行列、ホームレスの配給食の行列。なんだか貧乏な行列の日みたいなもんだ。まぁ、名前がThanks Givingで、、、お恵みの日だもんな。

写真
 最近、工事の関係で恒例になっている渋滞。その脇の原っぱでジリスが4匹、走り回っている。上空にはしばしばタカが飛ぶのだがお構い無しで走り回る。流れが止まったスキにシャッターを切る。


微かな微かな

2013-11-26 19:48:37 | Weblog
11月26日 高曇り
 明日から雨らしく、上空に水分が入って来たようだ。

 アメリカが中国が設定したばかりの防空識別圏に無通告でB52を飛ばしたらしい。これでは中国政府の面目は丸潰れだ。手を出そうにもアメリカは中国に1兆ドルぐらい国債を売りつけているはずで、「軍事衝突するような国にした借金は棒引きだ!」というような態度に出られるとさすがに手を出しにくい。アメリカも妙に面白い所で瀬戸際外交をやっている。んで、中国はスクランブルかけたのかしらん?

写真
 これが今回近日点前に玄3が撮ったいちばんはっきり写っているISONの写真だ。下の写真は四角でかこった部分をそのままの画素で。本当に淡く、彗星の尾はかすかに見える程度だ。申し訳けないほど微かな微かな彗星だ。
 水星との位置関係は先日の写真の位置になる。既に高く上がっているので、20~30分前に雲の隙間を長時間露光して姿を捕らえたら大したモンなのだが。雲に隙間があることは暗くて分からないし、位置が全然分からんのに双眼鏡を諦めてだいたいの位置を長時間露光する作戦変更するのは、、、これは、なかなか踏み切れない。画面周辺部が少し暗いのは5DMk2と70-200mmの絞り解放の組み合わせによる減光。





たぶん、苦虫

2013-11-25 22:06:52 | Weblog
11月25日 快晴
 今日は久しぶりにオバマさんがベイエリアに来ていたらしい。 そう言えば、大統領関係ではチェイニー前副大統領の娘さんが同性婚をしたというニュースがあった。親父を見ていて、男は嫌だと思ったか、あんな風になりたいと思ったか知らないが、とにかく、母親は応援的らしい。コチコチの共和党の親父のコメントは聞いていないが、たぶん、苦虫だろう。

写真
 先日のエアベッドの孔の続きで補聴器ソフトの走っているiPhone。確かこのソフトはこのブログにのせたことがあるような。とりえず、、、

2.ランダム孔の探知方法。
 ランダムな孔だが、これを探すのが非常に難しい。前回の孔の傾向をつかむまでは、傾向孔もランダム孔の一種なので発見に苦労した。耳や唇で孔から出て来る微風を探す方法もあるが、これは中腰で少しづつ動かなければならないので、かなりしんどい作業だ。んで、玄3は、ついに、補聴器アプリの入ったiPhoneでエアベッドの上を撫でるようにスキャンする方法を開発した。これをやると、iPhoneのマイクが孔の上を通ると「ぶぶぶ」と音がする。高音の「シュー」という音をねらうよりこの方が良い。圧力差が小さく、孔も小さいと「シュー」音がしないようだ。iPhoneのマイクは小さいので、かなり近くを通らないと探知範囲に入らないから、それなりの忍耐が必要だが中腰よりいい。この方法で、とりあえず、玄3の耳では聞こえない空気抜けの音を捕まえ、孔の位置を特定できるようになった。



段取り8分か9分

2013-11-24 21:47:46 | Weblog
11月24日 快晴
 映画「Hunger Game」を見た。観客から「ぶぃー?」が出るほど中途半端な終わり方だったので今回はスキップするべき。それにしても、女優が良い時期は短いなぁ。連続ものだと歳が出る。最期まで見たけど、評価はC。

写真
 今朝も3時からISON彗星をチェックしに行ったが朝モヤに阻まれてしまった。仕方ないので朝焼けの高圧鉄塔。

 これでISON彗星はもうダメ。12月の本番にむけてひと休みというか準備期間。
 玄3は、彗星の写真にトライするのはこれで2度目。彗星は彗星で難しい。今回学んだことは、「彗星の撮影は時間も視界もウインドウが小さい。短い時間と狭い視界」をどう克服するか。それをまとめると、
 1)朝モヤや低い雲で隠れる。快晴の予報でも朝モヤは出る。これを越える標高の場所を
   探しておく。
 2)カメラ等の準備。AFやスタビライザーをOFF、リモコンの接続など。小さなことだが
   全部やると意外に時間を食う。
 3)出現位置の確認。できれば、前日撮影した写真等をWebで見ておく。望遠鏡の写真や
   シミュレータより広角レンズの写真のほうが参考になる。
 4)3に関連して、当たり前だが、日頃から1等星や明るい惑星ぐらいは簡単に見つけられる
   ようにしておく。
 5)冬は防寒。明け方が多い。防寒が悪いと居られないし、手が動かなくなる。

 つまり、全て準備に関するもの。昔も今も、職人さん達の「段取り8分に仕上げ2分。」か「段取り9分に仕上げ1分。」、、、それだな。



ISONを捕らえたようだ

2013-11-23 11:40:41 | Weblog
11月23日 快晴
 7時帰宅で、11時まで寝ていた。またもやISONの件だ。朝3時に起きて先日の場所近くまで途中ロケハンしながら2時間のドライブ。予想より暗かったり、急に明るくなったりで、手間のかかる彗星だ。
 未明は、低い所と頭の上に雲が出ていた。んで、火星もスピカも見えず、方向が分からず、かなり明るくなって撮影開始した。それでも、とにかく近日点前の姿を捕らえたようだ。せっかくなので5時間前の新しい写真をアップしておく。
 先日のパンスターズ同様、双眼鏡では発見できなかった。んで、同様に、だいたいの方向に向けて取った写真に写っていた。上側の写真はそのまま。下側は少し明暗を処理してある。




エアベッドの孔 その1

2013-11-21 22:56:18 | Weblog
11月21日 小雨のち晴れ
 最初に断っておくが、C社のエアベッドの悪口ではない。エアベッドの場合、長期使用は想定外だろう。これは、孔が穿いても更に使いたい場合の「傾向と対策」なわけだ。

 玄3は、ずっとC社のエアベッドで寝ている。空気を入れて膨らませるやつだ。昔々、ちょっと高いベッドを買った事があるが、体になじまなかった。エアのベッドは値段が$100ドルぐらいで、その上、寝易い。問題は、時々孔があくこと、、、ピンホールだな。特に毛針を巻くような趣味があるとその頻度は高くなる。孔の場所の発見が難しいので、玄3が気がついた孔位置の傾向と発見方法を2回に分けて書くことにする。
  1.孔のあく場所の傾向。
  2.上記以外の孔の発見方法。

1.孔のあく場所とその傾向。
 針やホッチキスの針などによる穿孔はランダム孔と命名した。これは場所がランダムで発見は難しい。しかし、今回のベッドの長期使用で分かったことは、孔が穿く場所に傾向がある場合も有り、これは予想できることがわかった。以下これを傾向孔と呼ぶ。この傾向孔の穿く場所は、
  ーー ベッドの中央線に近い部分で凸凹の外側。 ーー
となる。例えば、玄3のベッドでは写真の小判型の絞りの人体から遠い方の縁、赤○の部分だ。ベッド全体では図1の赤×の位置になる。
 今回、修理する度に新しい孔が次々に穿き、穿いた順序は図の番号のとおり。ここは体の乗る軸線に近い所で、最も引っ張り荷重がかかると思われる。更に上面に付けてある凸凹のせいで強度に変化がある。この強度変化の部分に孔が穿くわけだ。空気漏れが起きたら、こういう部分を重点的に探すとよい。
 今回の孔が中央から少しサイドに寄った部分に広がっているのは、玄3が貧乏性で、ベッド真ん中に「でーん」と寝られない特性を良く表していて腹立たしいことだ。

つづく



図1


雨期

2013-11-20 20:37:34 | Weblog
11月20日 雨
 昨日は曇り後雨。今日は概ね一日中雨。一時はドシャっと降った。明日も午前中に雨が残るらしい。やっと、雨期らしい天候になった。少し冷えているから山の上は雪だろう。先日の星を撮ったネバダへ向かう108号の峠は閉鎖するかもしれない。

写真
 おととい載せた鳥の写真の続き。玄3が写真を撮っている時、群が微妙に緊張している感じはあった。こういうシチュエーションでは大抵そうだ。それでも、ある程度距離があるので何事も無く時が過ぎた。緊張に耐えられない1羽が飛び立つと、それにつられて他も一斉に飛び立つ。白い羽根がハジロオオシギで、茶色い羽根がアメリカオオシギだろう。羽根を広げていない時は遠目では区別できないが。ハジロオオシギがかなり混じっているのが分かる。



ギガ工場

2013-11-18 20:30:38 | Weblog
11月18日 曇り
 薄い雲が一日中オーバーキャストの状態。 日本のISON彗星の見え具合はどうなっただろう。

 先日の電気自動車のテスラが燃えた原因は何かなぁと思っていたら、その会社のボスが、なんでも、リチウムイオン電池の「ギガ工場」を作るつもりらしい。信頼性の高い電池が必要なのだろう。「ギガ工場」の定義が分からないが、その1つの工場だけで現在の世界中のリチウムイオン電池の需要をまかなえるぐらいの工場らしい。アメリカ国内に作りたいと思っているような。
 こういうことを始めると、いきなり中国でそういう工場が10個ぐらい出来上がって、価格が大暴落する。んで、アメリカの工場は消えてなくなる。少し前に太陽電池の会社であったような話だ。とにかく、多少性能が良くても、価格の安いものに人々は動く。ただ、その電池の信頼性のせいで走っている車が燃えるようだと人々はピクピクする。特に保険会社がピクピクするんだろう。重要なのは、そこの所なんだろうな。

写真
 湾の向こう側に湿地の野生保護区沿いの道を走っていた。浅瀬ができているのかと思って良く見たら、シギの仲間の群だった。持っていた望遠レンズでは全然視野に入らない。軽く2000羽を越えているだろう。こういうののカウントは野鳥の会にお任せするしかない。奥の白いのはAmerican Avocetoだと思うが手前の茶色いのは分からない。近寄って撮った写真(下)で図鑑でチェックすると、手前の茶色いのはMarbled Godwit(アメリカオオソリハシシギ)とWillet(ハジロオオシギ)の合コンのようだ。他にも混じっているかもしれない。浅瀬に集まって寝ていた所を玄3が起こしたらしい。