ブログ村への参加は,新たに「小学生の子」という子育てジャンルにも参加させていただきました。
学校の先生の努力や工夫,そして子どもたちとすごす時間の楽しさを,より多くの方に伝えられればと思います。
よろしくお願いします。
さて
クラスには,筆箱がパンパンにふくれあがったものを持っている子も多くいます。
必要なえんぴつや消しゴムだけなら決してこうはなりません。
見てみると…
今どきは,文房具商戦も相当加熱しているんですね。
「占いルーレット付きの定規」「10色使えるボールペン」「ミニ辞書付き消しゴム」
びっくりするような代物がでてきます。
もちろん持ち物についての指導はするのですが,線引きが難しいところでもあります。
そして,買ってもらってうれしそうにしている子に,頭ごなしに「だめ!」と言うのも気が引けます。
こんな場合,どんな声かけが効くのでしょうか。
「大事なら,学校ではなく,おうちで使おうね。」
持ち物をうれしそうに見せてくる子に,こう言いましょう。
「ゆみこさん,買ってもらってうれしいんだね。」
「うん!」
「でも,学校に持ってきちゃうと,みんな珍しがって触りにきちゃうよ。」
「えっ」
「そしたら,壊れたりなくなったりしちゃうかも。」
「やだぁ」
「ね。だから,すごく大事なものだから,学校じゃなくて,おうちで使おうね。そのほうが,買ってくれたおうちの人もうれしいはずよ。」
というアドバイスに,素直に聴いてくれる子もいますから。
「別にいいもん!」なんて,跳ね返ってくる子には,また別のアプローチが必要でしょうけどね。