小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

教育課程編成の会議が明らかな失敗に終わった原因

2017-11-29 21:10:03 | 教師の仕事術の攻略法
本校でも教育課程編成の作業が始まりました。
放課後に全体会が行われるのですが、その前に教頭から
「先生、今日の会の進行をしてくれないかな」
と頼まれました。
(なんで俺?)
と思いましたが、「はい」と。

会が始まり、今年の検討課題について教務主任から提案がありました。
外国語活動の時数増も含めて、本校にもいくつかの課題があるのですが、1回目のこの会を通して…
結論
どの課題もほぼ進呈が見られませんでした。
これは進行がよほど下手だったのかな?笑
それもあるかもしれませんが、私に言わせてもらえば、とにかく
「準備不足」
これか明らかでした。
教育課程編成の新提案の準備とは。
・提案について管理職の指示を仰いでおく→まずこれが最低限の準備です。
しかし、提案する教務とそれを聞く管理職に明らかな温度差を感じました。

・関連する先生たちで一枚岩になっておく
→今日の提案に関して、例えば三主任とか、教育課程部員とか、そこら辺の組織で事前にもんでおき、共通理解をした上で「チーム」として提案するのが望ましいです。
しかし、見ていると明らかな教務主任の単独プレーに終始していて、逆に三主任の先生から質問や異議が出るほどでした。

・提案を裏付けするゆるぎないデータを持っておく
→例えば学校行事の改善を提案するときに、改善したらどんなメリットがあるのか、その具体的なデータは作っておくべきです。
職員の校務の効率化が図れるというなら具体的に何日分の放課後の時間にゆとりができるのか。
時数に余裕が生まれるというなら具体的に何時間分予備時数が増えるのか。
具体的な数字ほど分かりやすくて説得力のあるものはありません。
しかし教務主任はまだそこまで手が回っていないようでした。

・教育の動向に関する最新の情報を仕入れておく
→外国語活動の時数増に対応するために、総合的な学習の時間の時数をそこに充てるという案が出ましたが、それができるのは移行期間のみか、それとも完全実施後も可能なのか。
という話題になったとき、提案者がそれに精通していないと協議はストップしてしまいました。

トータルで「準備不足」と感じられる今回のスタートでした。
幸か不幸か、教頭の意図的なものか偶然か分かりませんが、今回の会で私が進行をしたことで、私も少なからず教育課程編成に強く関わるようになってきました。
学校では1年生で本来なら様子見の年になるのでしょうが、教務主任の先生の力になりたい気もするし、次回の会を迎える前に、自分から教務の先生のところに足を運んでみようと思います。

職員バレー大会も終わり、「なんか楽しいことないかなあ」

2017-11-26 20:39:54 | 教師の仕事術の攻略法
職員バレー大会がありました。
結果は…
決勝進出トーナメント初戦敗退。
でした。
まあ、結果としてはパッとしない感じでやはり悔しさが大きいですが、それでも予選は全勝で勝ち上がったわけですから、今回のチームからすればよくがんばったと言えるかなと。
練習のときからなかなかテンションが上がらないチームで、心配していたぐらいですから。

さて
バレーが終わるといつも思うのですが、
「バレー終わっちゃった。これから何を楽しみにやっていこうかなぁ」
と。笑
私はいつも大好きなバレーに熱くなり、それが終わるとちょっとした燃え尽き症候群になります。
「おいおい!仕事が本分だろうがよ!仕事しろ仕事!」
と言われそうです。
確かにその通りです。
その通りなんですけど… それとはまた別のところのテンションの問題でして。
分かってもらえますかね。笑
まあ、これもしばらく時間が経てば戻ってくるので、それを待つしかないですね。
とにかく仕事では無心で冬休みまでの残り1ヶ月をきちんと過ごすようにしまーす。
通知表とか、事務的なことは「無心で」できるし、「無心」の方がはかどったりするから、私にとっては、今がそれに取り組むいいタイミングかもしれません。
うん、そうしよう。
しばらくは
「無心の仕事の鬼」
になることにします。笑
そして気がつけばうれしい冬休みがもう目の前!
この作戦でいきます。笑

年末調整の世話をしてくれる事務の先生も色々

2017-11-23 12:02:39 | 教師の仕事術の攻略法
この時期、年末調整の手続きがあります。
学校の職員は自分で税務署に行って確定申告などの手続きをしなくて済むように、学校の事務の先生が学校で手続きをしてくれるものです。
恵まれています。
必ず年に1回やらなくてはいけないこの作業ですが、私だけでしょうか、何回やっても慣れません…
保険に関する書類を提出したり、普段は書かないような細かい書類を記入したり。
すっかり苦手意識がついてしまっています。

そして、この年末調整のときに見えるのが、事務の先生の親切さです。
私も何度も経験していますが、学校によって、その事務の先生によって、年末調整のやり方に少し違いがあります。
親切な事務の先生ほど、親切に資料を準備してくれるのです。
年末調整は職員一人一人に違いがあります。
既婚者もいれば独身もいる。
借家もいれば持ち家もいる。
長距離通勤もいれば単身もいる。
子持ちもいれば介護もいる。
この様々な形態それぞれに、年末調整のやり方が異なってくるので、一概に決まったやり方があるわけではありません。
そこが年末調整の難しいところです。
ちなみに私も若い頃は単純でしたが、年をとるにつれて、年末調整がややこしくなってきました。
家を持ち、子どもが増え、保険が増え。

親切な事務の先生は、こういった一人一人の状況の違いに丁寧に対応した形で資料を準備してくれますね。
・作成が難しい書類には見本をつけてくれる
・重要な部分にマーカーで線を引いてくれている
・書類の説明だけでは分かりにくいところには手書きで補足の説明を付けてくれている
・都合を合わせて直接口頭で説明してくれる

そんな事務の先生がいると、ものすごくありがたいです。
特に私なんか苦手にしている者には。
こんな事務の先生は、優しいだけでなく、それだけ労力を使うのでしょうが、長い目で見ると、そうした方が提出書類にもミスが少なくなり、先々の仕事が楽になるということが分かっている賢い人でもあるでしょうね。

時に逆の事務の先生もいます。
どの先生にも同様の書類をドサッと渡し、締め切りばかりを口やかましく言う人です。
こんな先生ほど、提出書類にミスがあったりすると、激し責めてきますね。
(だったら最初に教えてよ~)
って思うのは、こちらの甘えすぎでしょうか。笑

学級園の植え替え作業をはかどらせるのに欠かせない指示とは

2017-11-21 20:57:26 | 学級生活の攻略法
学級園の花壇の植え替えの時期ということで、ちょっとした時間を使ってクラスみんなで作業をしました。
こんなとき、子どもたちみんながきちんと働き、その作業が効率よく進むかどうかは、先生の指示にかかっています。
ここで、子どもたちへの指示の中で明確に伝えたいことは
・作業の内容
・作業の分担
・作業の場所
・作業に使う道具
・作業の工程
・作業に予測される困難と対処法
・作業が済んだ場合の次の動き
こういったことになります。
たくさんありますが、これらを端的に分かりやすく、遂行可能な形で伝えられる先生は腕のある先生ですね。
同時にこれらをどの程度明確にするかは学年の発達段階にもよると思います。
高学年になるほどすべてを指示するのではなく、自分たちで考えさせて、主体的に動かせるようにもしたいですね。

さて、ここでもう一つ。
たくさんの指示を出しますが、これらに次の一つを付け加えられるか、られないかで、作業の進み具合がぐんと変わるだろうというものがあります。
とても大切なのに、意外とこれを抜かしてしまう先生って多いように思います。
それは

作業の目的

です。
何のためにこれからの作業をするのか。
したらどんないいことがあるのか。
これが何より必須なものとなるはずです。
今回の学級園の植え替えであれば、
「花は季節に応じて咲かせるものです。私たちの花壇も季節にあったものにしましょう」
「学校に来る人たちが、花壇がきれいで気持ちがいいなって、思えるようにがんばりましょう」
「学級園がきれいにしてある学級はいい学級だとよくいいます。さあ、うちの学級はどうでしょうか」
こんな言葉が添えられたら、子どもの意欲が高まるでしょう。

こういったことなしに、
「緑化担当から指示があったから」
的な先生の都合のようなもので、子どもを動かそうとしてはいけませんね。
子どもは活動がはかどらないでしょうし、はかどっていたとしても、その根底には
「やらされてる」
意識が根付いているはずです。

職員バレーの練習、ネット張りは若手の役目ですか?

2017-11-19 21:38:33 | 雑談
職員バレー大会は、何とか参加者を確保して出場はできるようになりました。
ほっとしてます。
しかし、ここまで3回ほど放課後の練習がありましたが、その練習に出る人が、まあ少ない…
毎回5人くらいです。笑
こないだなんて、時間に体育館に行くと、誰もいなくて、まあすぐ集まるだろうと、1人でネットを張り出しましたが、いっこうに誰も来る気配もなく、結局1人でネットを張り上げてしまいました。泣
その後ポツンと1人でいたら、ようやく「お疲れさまでーす」って感じで若手が入ってきました。

うーん

寂しい。
これまでいた学校ではこんなことはあり得ないことだったし、もしあったとしたら私が黙っていないところでした。笑
まずは若手に、
「先輩にネットを張らすな~!お前たちが一番に体育館にこーい!」
次にちょっと上の先輩たちに
「何やってんですか~!もう練習始まってますよ~!」
そしてかなり上の先輩たちに
「先生~ 練習しとかないと本番で恥ずかしいプレーしますよ~」
と渇を入れて回るところです。笑

しかし今回、私はこの学校1年目。
ムズムズ…
立場を気にして言えない自分が情けない。笑

はあ、あと数回練習はあるし、本番も近いのですが、今年はあんまり期待はできないかな…