今年は5年生と6年生の算数を見ているのですが、この子たちの中には4月当初から「ノリのいい子」たちがいます。
「ノリのいい」というのは、授業の内容に関わらず、もう無条件にうれしそうにしている子たちです。
この子たちは表情も明るいし、実際に授業中は集中力があり、進んで発表もし、積極的です。
そしてこの高い意欲は、4月に始まってから、なかなか衰えることなく、今でも継続している子がほとんどです。
もちろん私としてはとてもうれしいことです。
この子たちの表情が明るい子とで、私の授業をする表情も明るくなります。
この子たちの授業中の反応がいいから、それに私も助けられています。
しかし「なぜ?」と考えます。
なぜこの子たちはそんなにうれしそうなのか?
根っからの算数好きなのか?
うん、それもいるでしょうが、そんなにたくさんはいないはず…
(算数への偏見、すみません 笑)
自分の学級を離れて、担任の先生と別の先生とする授業にわくわくするのかな?
それも子ども心にありそうですが、そんなものは一過性のものにすぎず、そう長続きはしないでしょう。
そこで、うれしそうに算数を受けている子たちを洗い出してみました。
特に、4月のスタート時点からうれしそうにしていた子たちを。
すると、ある共通点を見つけました。
その子のお兄ちゃんお姉ちゃんたちを、私が受け持ったことがあるということでした。
高学年(特に6年生)の担任が多かった私ですが、その子たちが卒業して、今、その子たちの弟や妹を見ている、そのパターンが多いことに気づきました。
思わず笑いがこぼれます。
なるほど~
そういうことか~
この子たちの心境としては、自分のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが教えてもらっていた先生が、今度は自分に教えてくれることになり、これに一種のワクワク感を感じているのでしょう。
お兄ちゃんお姉ちゃんへの憧れもあったし、高学年へ仲間入りということへの実感もあるし。
そして、なんらかの形で、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの授業の感想というか、噂というか、耳にしていた部分もあるのでしょう。
私の授業を卒業生がどう弟や妹に伝えていたかは知りませんが、それがいい話にしろ、そうでない話にしろ、実際にその授業を受けるとなると、興味があるものなのでしょう。
この子たちの授業への意欲が継続しているのは、どこかで
「お兄ちゃんに負けないぞ」
なんて特別な意識が働いてるのかもしれません。
たまに授業で得意気に横道に逸れた話をすると、授業が終わったあとに
「先生、今日の話、お兄ちゃんに聞いたことありましたよ」
なんて。笑
恥ずかしいです。
「兄弟を持った先生の授業に、子どもたちは興味がある」
この子どもたちの心理に対して、先生もぜひ応えたいですね。
いい授業をしてあげるのはもちろんですが
「お兄ちゃんもよくがんばっていたよ」
なんて一言入れると、弟のやる気もまた増すでしょう。
「ノリのいい」というのは、授業の内容に関わらず、もう無条件にうれしそうにしている子たちです。
この子たちは表情も明るいし、実際に授業中は集中力があり、進んで発表もし、積極的です。
そしてこの高い意欲は、4月に始まってから、なかなか衰えることなく、今でも継続している子がほとんどです。
もちろん私としてはとてもうれしいことです。
この子たちの表情が明るい子とで、私の授業をする表情も明るくなります。
この子たちの授業中の反応がいいから、それに私も助けられています。
しかし「なぜ?」と考えます。
なぜこの子たちはそんなにうれしそうなのか?
根っからの算数好きなのか?
うん、それもいるでしょうが、そんなにたくさんはいないはず…
(算数への偏見、すみません 笑)
自分の学級を離れて、担任の先生と別の先生とする授業にわくわくするのかな?
それも子ども心にありそうですが、そんなものは一過性のものにすぎず、そう長続きはしないでしょう。
そこで、うれしそうに算数を受けている子たちを洗い出してみました。
特に、4月のスタート時点からうれしそうにしていた子たちを。
すると、ある共通点を見つけました。
その子のお兄ちゃんお姉ちゃんたちを、私が受け持ったことがあるということでした。
高学年(特に6年生)の担任が多かった私ですが、その子たちが卒業して、今、その子たちの弟や妹を見ている、そのパターンが多いことに気づきました。
思わず笑いがこぼれます。
なるほど~
そういうことか~
この子たちの心境としては、自分のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが教えてもらっていた先生が、今度は自分に教えてくれることになり、これに一種のワクワク感を感じているのでしょう。
お兄ちゃんお姉ちゃんへの憧れもあったし、高学年へ仲間入りということへの実感もあるし。
そして、なんらかの形で、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの授業の感想というか、噂というか、耳にしていた部分もあるのでしょう。
私の授業を卒業生がどう弟や妹に伝えていたかは知りませんが、それがいい話にしろ、そうでない話にしろ、実際にその授業を受けるとなると、興味があるものなのでしょう。
この子たちの授業への意欲が継続しているのは、どこかで
「お兄ちゃんに負けないぞ」
なんて特別な意識が働いてるのかもしれません。
たまに授業で得意気に横道に逸れた話をすると、授業が終わったあとに
「先生、今日の話、お兄ちゃんに聞いたことありましたよ」
なんて。笑
恥ずかしいです。
「兄弟を持った先生の授業に、子どもたちは興味がある」
この子どもたちの心理に対して、先生もぜひ応えたいですね。
いい授業をしてあげるのはもちろんですが
「お兄ちゃんもよくがんばっていたよ」
なんて一言入れると、弟のやる気もまた増すでしょう。