小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

3学期のスタートに、先生の決めゼリフ

2019-01-08 20:29:13 | 学級生活の攻略法
新年明けましておめでとうございます。

ブログの更新を大変長くお休みしてしまいました。
ちょいちょい読んでくださっていた皆様,大変申し訳ありません。
私が体調を崩したとか,仕事に追われていたとかそういうのではなく,ちょっと「休憩」させてもらた感じです。

また再開しようと思いますので,よければおつきあいください。
私が受け持っている3年生のことや,校務に関わることなどについて,背伸びするのことなく,ちょこちょこと「攻略法」を紹介していこうと思います。

さあ,3学期のスタートですね。
「3学期にくっつく『一番〜』ってなーんだ?」
というクイズに,勘のいい子はすぐに
「一番『短い』!」
「一番『最後』!」
と答えてくれます。
「だから,一番『大事』!」
なんて幅を広げてくれる子も。

そこから,
「じゃあ,その3学期を,どんなふうに過ごしたいですか?」
と投げ返すことで,子どもたちなりに先を見通して,この短いファイナルシーズンのポイントを考えようとしてくれます。

それに加えて,先生も所信表明をすることが必須です。
「先生には,この3学期にかける強い思いがあります。」
息を飲み,間をとって。
「それは,このクラスの全員,この子もこの子もこの子もこの子もみーんなを。」
ごくん。
「3学期の最後の日には,『りっっっぱな3年生になった!』と自信をもって言えるようになりたいんです。」
そして,付け加えるこの言葉にインパクトがあります。
「そうして,堂々と4年生へと送り出したいんです。」

ずっとべったりとくっついていた先生と子どもたちですが,初めて「送り出す」という言葉に触れ「お別れ」を連想させます。
これが子どもたちには新鮮に響き,(中には少し寂しくひびく子もいるでしょう)この学期は今までとは違うんだと気持ちを引きしめる効果を上げます。

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