このブログの中で紹介したことがあるか,私も忘れてしまいましたが,私の母も教師をしています。
小学校ではなく,私立中高の講師です。
もう年なんですけど,いくつかの学校を転々としては,途切れることなく,この仕事を継続しています。
たまに実家に帰ると,授業づくりのためのいろんなものが机に広がっていたりして,
「ほ~がんばってるじゃん」
って感心させられます。
家では一切仕事をしない私からすれば,頭が下がる思いです。
よく
「今度ね ・・・の授業をするのよ。そのときね・・・・」
「こないだ,授業態度の悪い高校生がいたんだけど,その子にこう言ってあげたのよ!・・・」
みたいな話もうれしそうに教えてくれます。
「おいおい,もう年なんだから,そんな悪い高校生と張り合うなよ…」
って言いたくなりますが,母にはまだそんな心配はいらないようです。
そんな母からの電話。
(どーせ,また孫の声聞きたさにかけてきたんだろ)
って思っていたら,
「今度ね,私テレビに出るのよ!」
「なに!?」
何をやらかしたんだ!?
「今度ね,私の授業をテレビが取材に来るのよ」
授業!?
「すっげ~!どんな授業!?」
「あのね,高校生の授業で・・・」
うちの母ちゃん,この年にしてテレビデビューです。
ほ~ 母ちゃん,あっぱれ。
テレビの目に留まるほどの授業をする,その創造力とか,エネルギーとか,行動力とか,度胸とか・・・
いろいろすごいです。
普通,年なおばちゃん先生は,なんとか授業が成り立つ程度のことを,ひっそりとやっているもんだとばかり思っていましたが…
母はまだまだ向上心たっぷりのようです。
地元のローカルテレビとは言え,授業の取材を受けるなんて,正直… うらやましい。
一歩先を行かれてしまった感じです。
うーん,意外なところに目標ができたような感じです。
H26年度の仕事では,母に負けないような活躍をしたいと思います!