小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

終業式後の靴箱にあるクラスごとの差はどこから

2018-07-26 08:27:28 | 学級生活の攻略法
一学期終業式の日,子どもたちが夏休みの開始を喜びながら学校を出て行きました。
あんなに賑やかだったのに,空っぽになった学校。
玄関で子どもたちを見送った後に,ふと靴箱に目をやると…

すっかり上履きや体育館シューズ,それに傘がなくなって,きれいに空っぽになっている靴箱もあれば,
まだそういったものがちらほら残されている靴箱も見られます。
ここに担任の先生の指導力の差を感じずにはいられません。
もちろん,この日は全て持ち帰らせて,学校には物を置かせないというのが鉄則です。

じゃあ,この靴箱の差はどこからくるのか。
①「何を持ち帰る」という指示を明確に出しているか。
②その指示が浸透するように,板書するなりの工夫をしているか。
③「グループ内でチェックさせる」「バッグに入れたことを先生に報告させる」など,持ち帰り忘れがいないような,システムを瞬時に築けるか。
④子どもを帰してしまう前に,「本当に空っぽになっているか」の見届けを先生がしているか。
加えて
⑤普段から持ち物管理に関する指導を徹底して行っているか。

こういったところだと思います。
①は多くの先生ができるはずです。
でも②や③をするか,できるかは先生によってセンスが違いますね。
④ができる先生には安心感を持てます。
しかし,やはり⑤ができている先生は強いです。

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