小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

冬休みのスケジュール管理,そして新年を!

2010-12-29 16:10:46 | 教師の仕事術の攻略法

28日の仕事納めも終わり,年末年始のお休みに入りましたね。

冬休み,(だけでなく夏休みもそうですが)

やっとの思いで辿り着いた長期休業です。

終業式で子どもたちを見送った瞬間から,先生たちは両手を広げて「やった~」って気分ですよね。

子どもたちが羽を広げて遊びまわるのと同様に,先生たちも羽を広げてゆっくりしたいところです。

この時期は,そんな時間もゆっくり味わって大切にしながら,でも,やっぱり忘れてはいけないのは… 来学期の準備。

聞き飽きた感もありますが,今こそ本当に「苦あれば楽あり」です。

「To Do リスト」を洗い出し,長期休業中のスケジュールをしっかり立てる!

ことをお勧めします。

…って,なかなかそんな気分にはならないのは,本当によく分かりますが(笑)

そこをぐっと踏ん張って,がんばりましょう。

「To Do リスト」 いわゆる来学期を迎える前にしなくちゃいけない仕事ですね。

3学期を迎える前にしておきたい,学級担任の仕事だけ考えても,かなりあります。

・全教科の指導計画

・最初の1~2単元の教材の準備

・各教科の成績シートの作成(評価計画)

・係活動,一人一役,掃除,給食当番,席替等の準備

・1週目の学級週報

・学期始めの学級PTA資料

・学期始めの授業参観の準備

・指導要録の作成

・学級設営の刷新

・冬休みの宿題のチェックの準備

・3学期にある大きな行事(学習発表会等)の構想

・始業式の日のあいさつ,子どもたちへのメッセージ

などなど。

担任の先生によって仕事の内容や進め方は違うと思いますが,ざっと洗い出してみてもかなりますねぇ。

そして忘れてはいけないのは,多くの先生は,担任の仕事だけでなく,+アルファの仕事を持っているということです。

そっちの方も,洗い出すと「To Do」がたくさん出てくるかもしれませんね。

3学期が始まってからでもできないこともない,というものもありますが,そこを我慢して今のうちにしておくと,3学期がずいぶんと楽になります。

こういった仕事をできるだけ細かく洗い出して,長期休業中の「いつするか」を,カレンダーに書きこむなどして,明確なスケジュールを立てておくといいでしょう。

子どもの冬休みの宿題と同じで(同じじゃないか 笑)早めに済ませれば,あとの休みはゆっくりできます!

私も,昨日は1日中寒い教室にポツンとこもって,できるだけ仕事を進めてきました。

1月が少しは楽になったかな?

さて,2010年も年の瀬を迎えました。

当ブログ「小学生攻略法」を見てくださっている皆様,今年一年,まことにありがとうございました。

「攻略法」の記事としては,初歩的なもの,独自的なもの,「そうかな?」と思うもの,いろいろとあって,すべてが皆様の納得をいただけるものではないと思いますが,それでもお付き合いいただき,感謝しております。

私にとってもこのブログが,自分の実践の足跡を残すものであると同時に,自分の経験を振り返り,新しい「攻略法」を生む必要性を感じる,いい刺激になっています。

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来年も継続させていただき,さらにブログも,私も,進化していきたいと思っています。

また応援のほどよろしくお願いします。

とりあえず,2010年はここで締めくくらせていただきます。

それではみなさま,また2011年に!

よいお年を!

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冬休み明けの宿題チェックに,ある攻略法を

2010-12-27 19:49:26 | 学級生活の攻略法

冬休みですね。

寒波のせいで,今日一日,教室でポツンと一人仕事をしていましたが,もう寒さのあまりに,心が折れてしまいそうになりました。(笑)

3学期の始業式が始まってすぐに、教師が追いこまれる仕事は,「冬休みの宿題チェック」です。

日記・漢字・算数プリント・作文・・・

夏休みと比べるとそれほど多くはないのですが,甘くみていると,あっという間に1月が過ぎようという時期になります。

できるだけ早めに,適切に処理したい仕事です。

そして,これらを全てしっかりとみるのにはかなりな時間と労力がいる。

しかし、冬の子どもたちのがんばりです。

てきとうにみて、あいまいな評価を返すようなことはしたくありません。

私は駆け出しのころ,すべてのページにしっかりと丸つけをし、必要なコメントを書き,スタンプを押しました。

結果、莫大な時間を要したことは言うまでもなく、おかげで学期スタート時に,他の重要な学級経営の仕事が大変遅れてしまっていました。

しかも、残念なことに、これだけの努力をしたにもかかわらず、子どもたちは(保護者も)あんまり一つ一つの丸つけやコメントを見ていない・・・

そりゃそうですよね。

わざわざ宿題を1ページずつ見返して,確認するほど感心な子なんて,そうはいないですもんね。

ついでに,これらの宿題はおうちに持って帰れば,きっと棚や箱の奥深くに眠ることになる…

となると,せっかくの担任の努力も虚しい!

あるときから、私は工夫しました。

今では,

丸つけはせず、すべての評価を一枚にまとめた「賞状」を一人一人に作ってあげる!

ということをしています。

作成は,もちろんパソコンで。

「賞状」とは言え、中味はしっかりとした文面で子どもたち一人一人に、一つ一つの宿題について評価を書いてあげています。

例えば,

①漢字の書き取り

・・・20ページの課題をすべてできましたね。よくがんばりました。きちんと読み仮名もつけているし、字も正しく書けています。冬休み後半に、少し丁寧さが欠けてしまったようですので、3学期には気をつけましょう。

②1行日記

・・・友だちと楽しく遊んだ日がたくさんありますね。とても楽しかったことでしょう。1月2日に親戚みんなともちつきをしたことは,すてきな思い出ですね。おいしかったでしょう。先生も食べたいなぁ!

③作文

④算数プリント

・・・

といった感じです。

これらの文面を,カットなどを入れて明るくレイアウトしたA4サイズの賞状に打ち込み,賞状の完成です。

「一人一人にそんな賞状をつくるなんて,大変すぎる!」と思われるでしょう。

しかし、これにはちょっとした裏技があります。

まず、漢字・計算 などは、決められた同じ課題をしてくるわけだから、ある程度、何通りかの評価に分類できます。

だから、その段階ごとに評価の文面を何通りか作っておくわけです。

「◎」の文面と「○」の文面と「△」の文面と。

そして、その子の宿題のできに応じて、その文面を「コピー&ペースト」すれば早いものです。

だから、あとは日記・作文・図工作品などの評価になります。

これらは,それぞれに個性のある宿題をしてきているから、個別に評価を書いてあげるしかありません。

このときのコツとしては、その作品全てをくまなくみるのではなく、印象に残る一部分について評価することです。

そうすることでみる時間も削れるし、子どもたちにとっても、分かりやすい具体的な評価ができます。

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この、「冬休み宿題賞状」のよさは

①何より、みる時間と労力が大幅に削減される。

②賞状をもらうのだから、子どもはとてもうれしい。

③評価が一枚の賞状にまとめて書いていると、子どもも読みやすい。

④賞状は、あとに残る。冬休みの指導が、3学期以降にも生かせる。

⑤全ての宿題を出さないと、賞状は作れないわけだから、子どもたちも必死になってやり遂げようとする。

私は、初めてこの賞状を作った年、(本心、どんなリアクションが返ってくるかドキドキしましたが)子どもたちが喜んだことに加えて、保護者の方々に大変感謝されました。

「こんなもの作っていただけるなんて、初めてです!飾っているんですよ。一人一人に作るなんて、大変でしたでしょー」

言っていただいて,「やってよかったぁー」と思いました。

実は、そこまで大変ではありません。

冬休みが終わるちょっと前から、賞状のレイアウトと、評価文面の雛型を作っておくと、始業式からの作業も楽になります。

ぜひお試しあれ。

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監査… 「あれ?前回こうするって決めませんでした?」

2010-12-26 13:15:08 | 教師の仕事術の攻略法

前回から引き続いて校内自主監査の話題。

学級会計の監査をしていると,気がついた点がありました。

「収入や支出の欄に書く日付は,領収書の日付に合わせるんですか?それとも,通帳の日付に合わせるんですか?」

「あぁ…,よく見ると,学級によってバラバラだね。そろえた方がいいかもね。」

ということで,監査後の全体報告会で話題にしてみると

「去年も同じ話題になりましたよね。そのとき領収書の日付に合わせるって決まったはずですよ。」

と,ある先生が思い出したように。

すると,別の先生が

「え?1学期の監査のときに,通帳の日付に合わせようって… 違いましたっけ?」

みんなうる覚えで,首をひねっています。

監査をしていると,こういう光景がよく見られます。

公簿や帳面には記載することがとても多くて,細かい点まで目を配ると,その書き方について「?」となるものも多いですよね。

じゃあ,本校ではどういう書き方で統一しようかと話題になり,そのときは「こうしよう」と,決定するのですが…

しばらくすると,また忘れられている。

徹底したいのは

監査に関する決定事項は,確実に記録して残す!

ことですね。

きっと,一般の会社では基本中の基本な作業でしょう。

学校の弱点は,職員が常に入れ替わるということです。

年度ごとにメンバーが多かれ少なかれ交代し,こういった決定事項も確実に引き継ぎがなされにくい状況にあります。

だから,そのときのメンバーで決めたことは,そのときに確実に記録に残す必要がります。

記録の仕方ですが,各先生方がメモしておく程度では物足りません。

教頭先生が日誌に記録しておくだけでは,共通理解が浸透しません。

となるとやはり,共通で保管する文書に記載することが一番ですね。

例えば

・次回の職員会議資料に「監査に関する共通理解事項」としてまとめる。

・次週の職員週報に,同様にまとめる。

・次回の監査前に,「前回の監査後に決定された事項」として資料を配布する。

・教育課程の1ページに「本校の校内自主監査の方法」というのを設け,毎年更新していく。

といった方法が考えられると思います。

いずれも,教頭先生か教務主任が係となってする作業になるでしょうか。

こういったシステムがしっかりなされている学校は,土台の安定している学校と言えるかもしれませんね。

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監査… 30人分の訂正はしたくない!

2010-12-25 11:48:31 | 教師の仕事術の攻略法

本校も,24日のクリスマスイブをもって,無事に2学期を終えることができました。

一年で一番長かった2学期。

でも,振り返ってみると,あっという間ですね。

さて,終業式の午後は,定例の校内自主監査がありました。

各学級の児童要録,出席簿,学級会計…

親和会会計,児童転出簿,それに職員勤務処理簿…

学校には適正に処理されなくてはいけない公簿や帳面がたくさんあるんですね。

初任の頃はそれぞれの存在や役割すら知りませんでしたが,何年も繰り返していると,「へぇ~こんなのがあるんだ」なんて,学校の仕組みを知る勉強になったりもしました。

また,この校内自主監査のやり方って,各学校によって様々ですね。

以前いた学校では「プライバシーを考慮」して,職員の勤務処理簿は自分のものをチェックしていました。

しかし今回の学校は「他者の目で客観的にチェックを」ということで,別の先生の勤務処理簿をチェックしました。

同時に,各公簿や帳面の書き方にも違いがあります。

例えば児童指導要録などは,様式は同じで,大まかな書き方についても冊子に説明があるのですが,細かな点については,学校裁量となっている部分も多くあります。

だから,転勤先で思わず自分なりの付け方をすると

「それ違うよ」

って指摘を受けたりします。

だから

監査を受ける公簿については,書く前に書き方を確認する!

ことが必要だと感じました。

○児童要録…総合的な学習の時間の「観点」の覧には,指定のゴム印があるのかもしれない!

○出席簿…欠席や遅刻が「0」の場合,「0」でなく「・」と記入するようになっているかもしれない!

○学級会計…領収書の並べ方に決まりがあるかもしれない!

○勤務処理簿…時間の訂正には,自分の訂正印だけでなく,校長の訂正印も必要なのかもしれない!

これらのように,学校ごとに違ってることって結構あります。

他にも細々とした部分で違いが考えられるので,特に初めての年は,公簿の書き方は確認しておくことですね。

自分の経験から「当たり前」なんて思っていた書き方が,ご法度だったときにはショックを受けます(笑)

面倒なのは,こういった公簿の訂正は時間がかかるということです。

いちいち訂正の線と訂正印が必要なのもそうですが,それがもし児童30人分の書類に必要だったりすると,「先に聞いておけばよかった~!」って後悔します(笑)

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だから書き方を確認する。

一番いいのは,別の学級の書いているを見せてもらうことでしょうね。

前年度の書き方を見るのもいいですが,それと今年では書き方に違いがある場合もあるから要注意です。

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子どもに荷物を持ち帰らせようとすると…

2010-12-21 20:12:27 | 学級生活の攻略法

2学期もあとわずかとなりました。

年末大掃除。

鍵盤ハーモニカや絵の具セットなど,子どものそれぞれの学習用具はもちろん持ち帰るように言います。

それに加えて,教室の棚の荷物も引っ張り出して,子どもの荷物が残っていないかチェックして,それらも持ち帰らせようとします。

すると,

「・・・あらら,あったね,こんなもの」

結構,いろいろと出てきちゃうものです。

学級PTAのために展示していた図工の作品。

続きを書かせようと思っていた植物の観察カード。

評価のためにとっておいた国語のワークシート。

クリップやファイルに挟まれて,いろいろと出てきました。

もう学校に置いておく必要はなくなったので,持ち帰らせようとしますが,なにか気が引けます。

子どもにとっては「わっ,古っ!」

家で見た保護者にとっては「なんなの今ごろ!?」

という印象を与えてしまうのではないでしょうか…(笑)

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反省するのは,

プリントや作品は,できるだけ即時に持ち帰らせる!

ことを心がけようということです。

「展示のために」

「あとから見るかもしれないから」

ということで学級に残しておこうとするものもありますが,極力,何でもその場で処理するべきですね。

残しておいても,学習はどんどんと進む中で,それを後から活用することは本当に少ないものです。

もし評価の材料にしたいのであれば,その評価自体を即時にするようにしましょう。

「後から評価」となると,見る目の意識も低くなります。

それに,子どものおうちの方も,取り組んだプリントや作品は,できたてのものを持ち帰って見たいものでしょう。

時間が経つと,一気にそれらの印象は薄れるものです。

「教室にとっておく」という癖がついてしまっているクラスは,一気にプリントや作品で棚がいっぱいになってしまいます。

学期末になって,それらを山のように持ち帰らせるはめになってしまうのは,やはり恥ずかしいことでしょうね。

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