575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

春そぞろ手にコンビニの新製品  郁子

2024年03月14日 | Weblog

「春そぞろ」は郁子さんの造語です。

「春到来を思わす日に目的もなくそぞろ歩きをしました。

ファミチキのタルタルソース発売の日で一緒にお酒も購入し公園でひとり飲んでました。」とのコメントがついていました。

いいですね!「そぞろ」は気持ちが落ち着かない様子も表しているようです。心のままに行動する様子が伺えます。次々出て来るコンビニの新商品。味もよくなり一人暮らしの高齢者にも欠かせないお店です。私もついつい寄ってしまいます。

容子さん:小さな幸せ”を積み重ねましょう。

須美さん:嬉しさが伝わる。小さな幸せ。

童子さん:コンビニのスイーツはホントに美味しいですね。

価格据え置き、47%増量ってのもローソンでやってますね。

 

     ★★★

奇しくも容子さん、須美さんが「小さな幸せ」とコメントして下さいました。ささやかな日常に新製品が味わえるという確かな小さな幸せですね。

そして、小さな幸せと言えば「おまけ」です。続いては佐保子さんの句。

   蕎麦を食べ豆のおまけや明日立春  

お昼時、どこかのお店でお蕎麦を召し上がったのでしょうか?すると豆のおまけがついて来ました。思えば今日は節分。明日からは暦の上では春。どこか心が軽くなった一瞬だったかも知れません。明るい俳句だと思いました。

郁子さん:老夫婦の昼餉の様子が浮かびます。蕎麦だけではちょっと寂しい。節分の豆をたんぱく源と笑い合う。 にぎやかな豆まきの思い出を語り合ったかもしれません。

能登さん:思いがけず、季節を知る。ちょっとした日常を詠む。これが難しい。 

泉さん:節分の日の次の日は立春、蕎麦を食べしみじみと春が来るのを待っている様子がわかる。

童子さん:リズム良く、縁起の良さが伝わってきます。当方、14日のランチにチョコのおまけが付いていました。

       ★★★

春はおなかの空く季節。今月は食べ物の句が多くなったことも印象的でした。さて、今日はホワイトデー。どんなおまけが待っているかしら?麗子

 

 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地中より沸くごと雪の乱舞し... | トップ | 穴だらけ托鉢の足袋春来る ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (郁子)
2024-03-14 13:48:19
取り上げていただきありがとうございます。ちょっとメランコリーになっていた時にできた句でした。後で「春愁」という季語があったなと思いました。新製品を手にして気持ちを上げていこうと思った時には、もう上向きの気分になってるものですね。すっかり元気です。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事