575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

歳時記を行きつ戻りつ秋灯下

2023年10月26日 | Weblog

作者の竹葉さん。「今月は外から見る秋の灯と、秋の夜長の灯下と二つの景色があるので色々作っては見た」とのことでした。この句は後者の秋の夜長の灯下を詠んだもの。中七の「行きつ戻りつ」に句作りに奮闘する様子が伺えてほほえましいです。

童子さん:考えても考えても、ひねくりまわしてもなんか違うぞと。推敲迷子になります。その心情がよくわかります。

容子さん:心落ち着く、ぜいたくな時間です。

遅足さん、千香子さんも採られています。

        さざなみやLEDの秋灯下  佐保子

こちらは琵琶湖畔でしょうか?さざなみの向こうに明るいLEDの灯りがみえたのでしょうか?それともLEDの灯りがさざなみのように揺れて見えたのでしょうか?思い出の景色かも知れませんね。秋の夜長。いろんな気持ちが揺れ動きます。心落ち着けてひとつひとつじっくり向かい合いたいと思いました。麗子

 

コメント (2)
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