作者の竹葉さん。「今月は外から見る秋の灯と、秋の夜長の灯下と二つの景色があるので色々作っては見た」とのことでした。この句は後者の秋の夜長の灯下を詠んだもの。中七の「行きつ戻りつ」に句作りに奮闘する様子が伺えてほほえましいです。
童子さん:考えても考えても、ひねくりまわしてもなんか違うぞと。推敲迷子になります。その心情がよくわかります。
容子さん:心落ち着く、ぜいたくな時間です。
遅足さん、千香子さんも採られています。
さざなみやLEDの秋灯下 佐保子
こちらは琵琶湖畔でしょうか?さざなみの向こうに明るいLEDの灯りがみえたのでしょうか?それともLEDの灯りがさざなみのように揺れて見えたのでしょうか?思い出の景色かも知れませんね。秋の夜長。いろんな気持ちが揺れ動きます。心落ち着けてひとつひとつじっくり向かい合いたいと思いました。麗子