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ノープロブレム・ダイアリー

何があっても気にしない。
ノープロブレムでお気楽にいきましょう。

アンとアンネは違うのよ!

2014年09月05日 | 読んだ本・観た映画

子どもの頃は、読書が大嫌いだった!というオット。

最近の小説はいろいろ幅広く読んでいますが

児童書といわれる類とは無縁できたため、

え~~知らなかったの?と驚くこともしばしば。

 

村岡花子さんが訳した『赤毛のアン』は、読書好きの女の子にとってはバイブルともいえる作品ですが

オットにとっては、題名は聞いたことあるけど・・・・状態なわけでして。

『赤毛のアン』と『アンネの日記』がごっちゃになっておりました。

 

アンはね、e がつくアンなの! 

Ann  じゃなくて  Anne なの! 

なんて、原作を読んだ人にしかわからないセリフなんだろうなぁ。。。

 

大学時代の友人が、とにかく『赤毛のアン』が好きでして

真剣に自分にとってのギルバートを探していました。

腹心の友を探すより難しかったわ。。。。。

 

そうそう当時は、日本からプリンス・エドワード島に行くのがとても大変でした。

卒業旅行に行きたかったのに、断念した友人もいましたっけ。

今は、少しは楽に行けるようになったのかしら???

 

 

私はどちらかというとアンよりも、『若草物語』のジョーや『小公女』のセーラの方が好きでした。

アニメになったり、映画になったりして、イメージが一般化されてしまったのは残念ですが

私なりのジョーやセーラの姿は、心の中にちゃんとあります。

『秘密の花園』や『あしながおじさん』にワクワクしたこともありましたっけ。

モンゴメリの作品としては、私はアンよりも“エミリー”シリーズの方が好きでした。

 

児童文学というジャンルにいれられる作品ですが

大人になった今も、また久々に読みたくなっています。

 

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国防は流行病・・・らしい。。。

2014年05月17日 | 読んだ本・観た映画

私の意見じゃなくて、今日見てきた映画『相棒』の中のセリフ。

拘置所の犯人と相棒の二人が面会して話すシーンなんだけど

民兵(元自衛隊)でもある犯人は、右京さん達を

友達の国が助けてくれると思っている、平和ボケ、悲しい病にかかってる・・・

それに対して、右京氏いわく

あなたは国防という流行病にかかってる・・・・

 

記憶だけなので、詳細間違ってたらごめんなさい。

でもね、結局、そういう結末。

まぁ、朝日系列だから反米・・・と言ってしまえばそれまでなんだけど

なかなかタイムリーでヘビーな話題を取り扱ってるなぁ。。。と感心しました。

 

昨日の安倍さんの記者会見もあったしね。

ちょっと考えたくもなりますが。

 

私としては、右京さんがあのジャングルの中でも

普通に朝、紅茶を飲んでたシーンが笑いのツボだったんですが、

周囲は誰一人クスッともしてなくて、ちょっと残念。

おまけに、誰もが、離島に行くのに相変わらずのスーツ姿で

それはないでしょ。。。。。と突っ込みたくなりました。

 

公開から日がたってることもあって、

劇場は100人も入らない小さいスクリーン。

おまけに年配が多くて(我らもですが

のんびり、ゆっくり鑑賞した感じです。

 

ま、スケールはアップしてますけど、

別に劇場でなくても2時間スペシャルでもよかったかな。

耳の不自由な人でも楽しめるように、日本語字幕が出てました。

ま、いいんだけど、ついつい活字が気になる私は、

俳優さんのセリフを聞くより、文章を読んでしまって、

いつも以上に疲れてしまった。。。。

 

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読み返す

2014年04月23日 | 読んだ本・観た映画

犬養道子著『マーチン街日記』を読み返す。

 

 

著者が43歳でハーバードに留学していた時の日記だ。

初めて読んだのは、大学生の頃。

犬養道子という人に憧れ、彼女の著作を片っ端から読んでいた。

この『マーチン街日記』は、何よりも影響を受けた本だ。

膨大な読書量や、学問に向かう真剣な姿勢に心を打たれた。

感動した文章も数多くあった。

 

社会人になってからも、何度も読み返して、その度に刺激を受けていたが、

そういえば、最近はご無沙汰だった。。。。

 

久しぶりに手に取ってみた。

 

当時は、向学心に燃えて留学した時の日記という面だけでとらえていたが、

今は、彼女の43歳という年齢や年老いた母を残しての渡米といった

彼女の生活や心情そのものにも、心が動く。

 

とにかく学ぼう、とにかく考えよう。

無駄ということは、仕事や勉強の途上では、何ひとつとしてないから。

 

勇気を与えてくれる本といっていいのかも知れない。

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清州会議

2013年11月09日 | 読んだ本・観た映画

オットと一緒に、映画『清州会議』を観てきました。

監督&脚本はあの三谷幸喜氏

予想通り、期待通り 楽しい映画でした。

 

ストーリーはお馴染み、

織田信長亡き後の織田家後継を決める宿老会議の様子(数日間)を描いたもの。

 

歴史的には、信長三男である信孝を推す柴田勝家と

信長の孫三法師(長男信忠の子)を推す豊臣秀吉との対立が起こり

最終的に三法師が世継ぎと決まります。

 その後、秀吉と勝家の対立が明らかになっていくわけですが、

事実を知っているだけに、それを三谷氏がどう描くのか、

ワクワク。。。。

 

わずかなシーンに大物俳優さんが出演しているあたり、

さすが三谷監督の人脈。

普通なら、こんな端役やらないでしょ・・・って役でも

それなりの俳優さんが演じているのは贅沢ですよね。

 

配役も、その俳優さんにピッタリの役どころばかりで

その役なのか、その俳優さんの地なのかわからなくなってしまうというのが、

三谷作品の面白いところ。

ちょっと間抜けで、単純な役所広司演じる柴田勝家

ハチャメチャで人間味あふれる大泉洋の秀吉

風見鶏的な佐藤浩一の池田恒興

実在の人物を、かなりデフォルメしているものの、

もしかしたら、本当にこんな人だったのかも・・・と思わせるところが、楽しくなります。

 

この時代の話は結構好きなので、余計に楽しめたのかも。

そうそう、素敵な金縛りに出ていた六兵衛さんの生前の姿もちゃんと描かれていました。

笑えるな~~

 

気楽な気分で、思いっきり楽しめる、そんな映画。

お気軽にどうぞ。

 

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映画館は空いてました・・・

2013年06月30日 | 読んだ本・観た映画

オットと二人で、映画をみてきました。

ガリレオ・シリーズ 『真夏の方程式』

 

ま、テレビでも人気シリーズだし、東野圭吾の作品だし。

なんたって福山サマ主演だし。

 

 

前回の映画『容疑者Xの献身』は

なかなか泣ける作品だったのですが、

今回は、う~~ん。。。。

面白かったんですが、どこまでも福山人気に頼ってる気がして。

地味にまとまってたとは思いますけどね。

 

 

大昔の東野圭吾は、ステキな作品を書くのに、最後がいつも悲しくて、

こんなラストだから、なかなか賞ももらえないのかなぁ。。。

なんて思っていたのですが、

人気作家になって以来、というかラストに悲壮感がなくなった頃から、

大きな賞を受賞したり、一般受けするようになった気がしています。

(かなり独断と偏見です)

 

 

 今回の作品も、なんだか平和に終わってしまって、

あら、そうなの~~と余韻があまり残らなかったというのが実感です。

私は原作を読んでないから、余計にそう思うのかもしれません。

 

 

原作を数年前に読んだオットの感想は、

今回の作品は、かなり原作に近い形にはなっていた・・・

やっぱり大きなスクリーンで見るのはいいね、たまには映画に行こう!

と、この作品の感想とはいえないもので、お茶を濁していたような。。。

 

 

映像化されたものがあまりにも人気になりすぎて、

このガリレオ先生は、もう福山サマ以外では考えられないし、

刑事・加賀恭一郎も、阿部ちゃん以外は考えられなくなりました。

映像の力って、スゴイなと単純に思います。

 それが本来の作品(本)にとって、本当にいいことなのか

私自身は、ちょっと疑問に思うところもあるのですが。。。。

 

 

驚いたのは、映画館が空いてたこと。

昨日、映画が公開されたばかりだというのに、

館内はガラガラで、ちょっと拍子抜けです。

 

 

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