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ノープロブレム・ダイアリー

何があっても気にしない。
ノープロブレムでお気楽にいきましょう。

祈りの幕が下りる時

2018年01月28日 | 読んだ本・観た映画

東野圭吾原作の新参者シリーズ最終作 

『祈りの幕が下りる時』の映画を観てきました。

もともとオットは20年ぐらい前から東野圭吾作品が大好き。

すべての本を文庫になるまえの大きな本で持ってます。

ほとんど初版じゃないかしら。。。。

新参者シリーズも大好きで、テレビも映画も何度も見ています。

だから、今回の映画も公開を楽しみにしてまして。

本日公開!だったので、初日に映画館に足を運んだというわけ。

 

期待も大きかったのですが、

その期待を裏切らない、本当に面白い作品でした。

阿部寛さん演じる加賀恭一郎の家族の物語でもあったわけで

長年の謎がやっと解けました。。。。

でもそれがちょっと哀しくて。

事件のことやストーリーもいろいろあるのですが

私としては、蘭ちゃん演じる加賀恭一郎の母の姿が一番泣けました。

母だもんねぇ。。。。。

 

ま、ネタバレはしたくないので、興味のある方は

ぜひとも映画館へ!

 

それにしても、オットと二人で夫婦割引で予約したはずが

何かの手違いでシニア割引2人となってました。

(私はまだ違うって!!)

なのに、年齢を証明するものを見せてください・・・と言われなかったのが

ちょっと腹立たしいところです。

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東野圭吾著『素敵な日本人』読了

2017年04月30日 | 読んだ本・観た映画

東野圭吾の短編集です。

277ページに9編  ま、読みやすい長さかも知れません。

じっくり読み込むとか気になって手が離せないというほどのことはないけれど

それなりに東野ワールドが楽しめます。

軽い読み物としては、やはり面白い作家さん

さすがだわ

 

初期のころは、救いのない気持ちにさせられた作品もありましたが

賞を取った頃から、はるかかなたに希望が見えるようになった・・・・というのが

私の個人的な感想

絶望の淵から立ち上がりそう・・・な気配が見えたころ、次々と受賞されるようになった気がします。

(あくまでも個人的見解ですが)

ファンも増えて、今じゃ押しも押されぬミステリーの大作家

次々と出版する作品がすべて売れるんですから、お見事としか言いようかありません。

どうやってストーリーを考えているんだろうなぁ。。。。

頭の中や思考回路をのぞいてみたい気がします。

 

仕事が終わったら、またまとまった読書の時間も持ちたいものです。

 

 

 

 

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『人魚の眠る家』 東野圭吾 読了

2015年11月22日 | 読んだ本・観た映画

久々に東野圭吾の新刊を一気読み。

買ったその日に勢いで読んでしまうから、

オットには1600円もったいない~~と笑われるのですが

読む手を休めることができず読み終えるのは

至福の時間。

 

東野圭吾氏の作家デビュー30周年を記念して発刊された

できたてほやほやの新刊本です。

 

 娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。

彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。

娘がプールで溺れた―。

病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。

そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。

過酷な運命に苦悩する母親。

その愛と狂気は成就するのか―。

 (「BOOK」データベースより)

 

 

あらすじからも想像できますが、ネタバレで書くと

娘は脳死状態(と推定される)

臓器移植の問題、特に子どもの移植のことや

脳の機能に関する話など

じっくり読み込むに充分な内容でした。

 

脳死=死 とは受け入れられない家族の心情。

特に母親は、そう簡単には考えられない。

本の帯にある

答えてください。娘を殺したのは私でしょうか。

と言う言葉は、脳死状態の娘に包丁を突きつける母親が発する言葉です。

圧巻のシーンで、文字を読むだけで映像が浮かんでくるようでした。

さすがは東野圭吾。

私だったら・・・と考えながら読み続けて、なんだか疲れたけど、

堪能しました。

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遅ればせながら『図書館戦争』

2015年11月09日 | 読んだ本・観た映画

ずっと観たいと思っていた映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』

ようやく観てきました。

う~~ん。。。。。

原作が大好きで、第一作の映画にも感動したので

ちょっと期待してたんですよね。。。。

 

決して悪い映画だとは思いませんが、

1作目と同様の期待は、見事に裏切られました。

思っていたのとは違ったかな。

これなら、1作目だけで終わってくれればよかったのになぁ。。。

残念

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マダム・イン・ニューヨーク

2014年09月10日 | 読んだ本・観た映画

ずっと気になっていたインド映画。

インド映画といっても、いつものような踊りと音楽・・・ではなく、

ちゃんと物語が紡がれていました。

 

マダム・イン・ニューヨーク

 

お料理上手な良妻賢母のインドの主婦シャシが、

英語が苦手・・・というコンプレックスをはねのけ、

一人の女性として、誇りと自身を取り戻していく様子が描かれています。

インドに住む主婦シャシは、英語ができないことで、夫や娘にからかわれたり馬鹿にされたり。

(思春期の女の子って、残酷です)

周囲から喜ばれているお菓子作りも、夫にはただの道楽程度にしか思ってもらえず

“妻は料理しかできない・・・・”なんて思いやりのない評価。

姪の結婚式の手伝いに、家族より一足先にニューヨークに着いたシャシは、

家族に内緒で、外国人のための英会話教室に通い始めます。

(4週間で話せる!という広告に惹かれて)

仲間とともに英語を学ぶうちに、少しずつ自信を取り戻していき

クラスメートの一人は、シャシに恋をした・・・

しかし家族がニューヨークに到着し、内緒で学校に行ってる間に幼い息子が怪我。

シャシは母親としての自覚や責任感を忘れていた自分を責め、

卒業を目前にした英会話教室に通うことを諦めてしまう。

それでも学校の仲間たちは一緒に卒業しようと協力するが

卒業試験の日(5分間のスピーチをすることになっていた)と姪の結婚式が重なることに。

頼まれていたお菓子を作り終え、何とか午前中に試験だけでも・・・・と思っていたら

幼い息子のいたずらで、せっかく作ったお菓子が全部ダメになってしまう。

これだけは自分の力でやり遂げたいと、もう一度お菓子作りを始めるシャシ。

卒業試験を諦めて。。。。

事情を知る姪の助けもあって、結婚式にはクラスメートたちがやってくる。

何も知らない夫に、クラスメートを紹介するシャシ。

(夫は初めて妻が学校へ行っていたことを知ります)

そして最後の新郎新婦へのスピーチ。

“妻は英語が話せないので・・・”という夫を止めて、シャシは英語でスピーチを始める。

 

結婚はステキな、対等の特別な友情・・・・

けれど、時には自分が相手より劣っていると思うこともある。

相手から尊重されていないと感じることもある。

相手のことがわからなくなることもある。

そんな時は相手を憎むのではなく、自分に自信をつけて、自分を好きになること。

自分で自分のことを愛することができれば、困難も乗り切れる。

 

そして、パートナーと子どもとで家族を作れ。

家族は素晴らしい・・・・

 

かなりいい加減というかうろ覚えなんですけどね。

 

そしてシャシのことを好きになってくれたクラスメートにも感謝します。

(彼女はヒンドゥー語で話すので、正確には伝わらないのですが、何となく。。。)

彼の存在があったから、シャシは自分自身をもう一度好きになることができたのです。

(恋ではなく尊重してくれたことが)

自分のことが好きになれれば、当たり前の日常も楽しくこなせるし

いつもの相手にも優しくなれる・・・・

いくつになっても、どんな状況でも、

新しい一歩は踏み出せる、

そんな気持ちにさせてくれた映画でした。

 

最後のスピーチのシーンは、不覚にも涙がこぼれました。

なんだかね、身につまされる・・・ってわけじゃないですが、

わかる、わかる!!って感じ。

 

2時間近い長い映画なんですが、一度も退屈せず、しっかり鑑賞できました。

英語も勉強しなきゃ!とまたまた思ってしまった。。。。

 

 

 

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