おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

JR金町駅北口徒歩8分。東京理科大学校舎建築現場、て長ったらしく再訪

2012-03-15 19:47:12 | 歴史・痕跡
 2年前に行って以来、久々にJR金町駅北口下車。元三菱製紙の跡地に行きました。東京理科大学の校舎の建設がどんどん進んでいました。
周囲も整地されて、公園工事等も盛んに行われ、工事車両の往来が激しくなっています。
 それでも、常磐線からの三菱製紙工場への貨物引込線の跡、イトーヨーカドーの裏手から広大な建設敷地に向かって、かつてのまま、曲線を描いて残されていました。2年前残っていたレンガ造りの建物2棟、そして、オブジェのような鉄の球体がそのまま残っていました。製紙工場時代に用いられた大型機械のようです。何だかホッとしました。
 レンガ造りの建物は、地震でレンガの壁が崩壊した箇所もあったので、保存されるかどうか。球体は、公園のなかに記念物として設置されるようです。貨物線路の跡も、駅からの緑道のような姿で残されるのでしょうか。理科大だけでなく、その他の土地もマンション建設予定地だったりして、このあたりは、大きく変貌することになりそうです。
常磐線から分岐した線路(分岐点は、自動車教習場の駐輪場の脇あたりで、本線上には、信号機等の痕跡が残っている。)はヨーカドーの建物(貨物線時代には自動車教習場。現在は、ヨーカドーの屋上にある。)沿いに進んだ線路は、ゆるく北西にカーブしながら工場に向かっていきます。
マンションや個人住宅の間を通り抜けていきます。
途中、道路で消失していますが、少し盛り上がったまま続いています。
葛飾区の境界を示す標識。線路跡は、JRの敷地、それとも三菱製紙のもの?
水元公園へ向かう道路から金町駅方向を望む。
線路は広い道路を横断して工場の中に入っていきました。昭和30年代には、この道路の真ん中に水元小合溜からの用水路があって、引き込み線は鉄橋で渡っていきました。
東京理科大学校舎建設現場。大きな建物が二棟以上出来る予定で、広大なキャンパスになりそうです。
敷地の南側、常磐線沿いに残っているレンガ造りの建物2棟。
かなり大きな亀裂が入っていました。それにしても、壁の大きなペイント描き、見事と言ってはいけないか。
大きな鉄製の球体。あちこち移動しながらやっと落ち着く先を見出したようです。
大きな公園の水辺のところに安置される予定。
三菱系では、「三菱ガス化学」のしゃれた建物が存在しています。
広大な敷地の東北の隅。こじんまりとした花の木稲荷神社奥の片隅に平成15年に建立された「三菱製紙工場跡」と記された黒御影石の小さな碑がありました。この場所では、誰も気づかないようですが。
その付近から工事現場を望む。

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1 コメント

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Unknown (たらこおにぎり)
2012-11-11 15:22:37
このキャンパスは来年の4月からスタートするようですね。
実家の近所ですので、近々帰省したときにほぼ完成しているであろう様子を見てきたいです。
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