おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

ねじりまんぽ。水力発電所。(琵琶湖疎水。その2。)

2014-05-03 21:23:16 | 歴史・痕跡

 「ねじりまんぽ」。アーチ部に煉瓦やコンクリートブロックを用いるとき、まっすぐに積まずに、斜めにねじって積んだ構造のトンネル。

上部のインクライン(水路)の下を通るためのトンネル。「ねじりまんぽ」の構造をしている。手前の通りは「三条通り」。旧東海道。江戸・日本橋からはるばる来た旅人が、京の終点・三条大橋に向かう道。

「雄観奇想」と刻まれた扁額。
「陽気発所」と刻まれた扁額。

トンネル内は暗くて、携帯ではうまく撮れませんでした。残念!


 琵琶湖疎水の流れは、水道水(浄水場)へ引き込まれるのみではなく、日本最初の水力発電所に用いられました。

太い導管。
かなり激しい水量。
煉瓦造りの現役の発電所の建物。


第1期蹴上発電所のようす。
第2期発電所のようす。

インクライン。下方(南禅寺船溜方向)を望む。そこそこの傾斜面(「今昔マップ」によれば、標高差約40㍍)。線路が保存されている。
上方(蹴上方向)を望む。新緑が美しい時期。雨にぬれていっそう緑が映える。

両側は桜の木。春はさぞかし賑わうだろう。その他の季節も自然と溶け合った、静かな散歩道に。
コメント
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