僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1003【 小説と演説 】

2016-08-06 09:50:08 | 
   小説と演説

        にのみや あきら


小説家は
哲学者では思わしくない
世の風情を
おもしろおかしく
描かなければならないから
小説には
論理は必要ない
大切なのは情感だ
読者を酔わせるには
情感がものを言う
論理を主張したいなら
演説か講習会を開けばいい
小説と演説は異なる
両方とも世の中には不可欠だから
小説は小説
演説は演説で
別々に役目を果たせばいい
二つは別物
それぞれ果たす役目が違う
そこをわきまえないと
変なことになる
他の領域を荒らさないで
それぞれ
良い仕事をして欲しい

おこがましいが言わせてもいました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする