僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.3292【 時 間 ( 10 ) 】

2024-10-05 04:20:55 | 
   時 間 ( 10 )

        にのみや あきら

時間は
止まることなく流れている
誰が決めたのか判らないが
時間の流れを区切った
カレンダーがある
その流れの上で
人間・生き物・万物が生きている

時間の流れは平明
常に黙々と雄大に流れている
でも頑固一徹
一直線で曲げることをしない
万物はその中で苦しみ生きている
そして
味気ない日常を繰り返すだけ
挙句の果て時間によって
万物は殺されてしまう

時間は
見ることも捕まえることも出来ない
でも、宇宙を制している
万物を強制的に従わせながら
静かに流れている
時間は偉大で不可思議な存在
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