僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1011【 短 詩 集 ( 49 ) 】

2016-08-12 12:21:34 | 
   短 詩 集 ( 49 )

           にのみや あきら


① 台風や、明日は晴れるか、祭りの日。

② 雨降れど、待ち人きたらず、夜の街。

③ 雨降れど、傘なき吾は、軒の下。

④ 雨上がり、人の歩行、あわただし。

⑤ バス着いて、パット飛び出す、客の波。

⑥ 間違い電話を、誰からと聞く、妻。

⑦ 人間の心、常に迷いさまよう。

⑧ いくつになっても、我が人生の花、咲かず。

⑨ 歩けども進めども、我が人生、見えず。

⑩ 人間は、虚構に生きている。
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僕の詩集No.1010【 回 顧 】

2016-08-12 09:50:07 | 
   回 顧

       にのみや あきら


僕の人生
これで終わるのか
なにもしないで
なにも成し遂げないで
終わりそうだ

これで良いのか
これで良かったのか
ここまで来てしまっては
反省しても仕方がない
今更なにが出来ると言うのだ

どうにもならない
生きてきた道を
よしとして
割り切るしかない

良いではないか
こんな人生でも
良かれと思って歩んだ人生
納得するしかない
諦めるしかない
僕の人生
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