百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

稚拙な言葉

2006年01月24日 | 千伝。
ホリエモンを見ていると、短期間に多くを得て、多くを失うという起伏の激しい運勢にもてはやされているように思えます。

人間は多くを得た時に歓喜し大事なモノを失ったり奪われたりした時に涙するようです。

改革、革命、戦争といったものは、世の中の構造を変えることです。

当然得るモノ、失うモノが大量に発生します。

昨年の選挙においても、自民党内でも新旧交代が目立ちました。

経済界でも、ライブドアーが経団連に入ることが決定していました。

武部幹事長などは、すでに金を握らされているのかと思ってしまいました。

今回の騒動の一因として、小泉構造改革が手助けし政治資金の調達も、行く先には、ライブドアーのようなIT関連にスイッチしようとしていたに違いありません。

何でも、ほどほどが善く、人間は、事が順調に進むと傲慢さが台頭するので困ります。

「金があれば、なんでも買える」という稚拙な言葉を吐くようになります。

偽装

2006年01月24日 | 千伝。
人の運命というものは・・。

六本木ヒルズの森タワーが2003年にオープンしてたったの足掛け3年。

ヒルズ族という名前も、世に定着した。

森タワーは子供が回転ドアーにはさまれて死亡するし、出足から縁起のよい建物ではなかったが、日本一注目されるビルには違いなかった。

ただ、急成長のほかのヒルズ族も、おそらくホリエモン同様の手法なので、たたけば埃でしょう。

おそらく、今は自主監査をやって、戦々恐々の時でしょう。

ホリエモンのように株を100分割までしたのは、そんなにいないかもしれないが、時価総額が高くて、実態の伴なわない錬金術では、30億のジェット機は購入出来ても、株主には配当できず。総会で泣いて侘びをするはめになった所以でしょう。

儲かっても無いのに、株価が上がるからお金ジャブジャブ。

これは、儲かる投資があるからといって出資させ、その金を見せ金に、新たな新規客を募る詐欺を、株式市場という大がかりな舞台でやったようなもので、規制緩和が一役買ったところも事実でしょう。

ライブドアの株券は、有価証券の価値はないと東証が決めたことで、現物株を担保に、信用取引をやっている人は、現金か他の有価証券で埋めねばいけません。

それが出来なければ、手仕舞いしなければいけません。

マンション偽装問題、ホリエモン。

ひょっとしたら小泉さんも偽装政権だったかも知れません。