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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

大文字五山送り火

2012年08月16日 | 百伝。
今日から、また京都に来ています。

朝から、目いっぱい学んで参りました。

33年前の今日、大学生4年生だった僕は、この京都に居ました。

甲子園では、箕島と星陵の延長18回の高校球史に残る試合をやっていました。

それとも知らず、鷹が峰から見える五山全部の送り火を眺めていました。

京都駅から、四条河原町と下鴨神社で休息経由で鷹が峰まで歩いたものですから、相当、若かったのでしょう。

今日の夕方、ホテルまでの帰り道、級友になった若い京都の方と下鴨神社まで久しぶりに行って参りました。



糺の森も薄暗くなっていました。

夜8時から点火まで、高野川と賀茂川の三角州合流地点で、時間を過ごしていたら、物凄い人出でした。



33年前の学生の時、本来ならば、こういう場所で見るべきだったと不思議な感傷が湧いてきました。

スマホで写真を撮りました。

ほとんどの人出の多くが、写真を撮っています。

写真を撮り終えたら、皆な一斉に動き出しました。

帰るためのバス停や地下鉄に向うのでしょう。

大混雑です。








ご先祖様の御霊の送り火を眺める神妙な面持ちよりも、無事に早く帰るための気持ちが優先するようです。

この京都五山の送り火は、いつから始まったのか、その起源は、不明のようです。

祇園祭りは、下京のもの。

送り火は、上京のもの。

・・そんな雰囲気がしました。

日本全国、今日は、送り火。

子供の頃に見た・・泊地区のお墓での送り火も美しかったです。

合掌


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