百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

サキどり 百島診療所。

2017年03月12日 | 百伝。
今朝のNHKの最先端情報番組「サキどり」は、百島診療所の次田先生を取り上げたものでした。

録画して、二度三度観終えました。

開所から、今年7年目に突入する百島診療所の現実問題・・このままでは駄目だと憂う医療経営です。



人口が減り続ける百島の現実・・そのために瀬戸内海の離島をカバーできるような機動力の必要性(水上飛行機、高速艇)を訴えておられました。

それにしても、次田先生が居られる御蔭様で、百島のお年寄りの患者さん皆さんの表情・・いい笑顔をされています。

「百島が好きで、このまま百島で死ねると好い」というお年寄りの言葉。

「もしも」を考えさせられる番組でした。

もしも、百島小学校も、百島アートベースも、そして、百島診療所が無くなったならば・・と。

百島診療所の存続が危ぶまれる医療経営の核心に触れるものでした。

・・あと3年後かな?

百島のような世界の片隅でも、笑顔で生きてゆける強さ、その意気込み・・そんな想いが、次田先生の言葉から伝わってきます。

いつのまにか、過疎の問題が時代の最先端に位置するようになりました。

百島のお年寄りの人生のフィナーレを一緒に寄り添い、彩りを添えたいという次田先生の言葉が、心に沁みました。

「もしも」ではなく、明日は、「きっと」よりよい方向に進むと確信します。


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