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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

AN  EARTH SHOCK

2024年04月18日 | 空木宝剣

葉桜や  揺する地震に  黄砂かな

令和6年早々、能登大地震。

年度変わりの4月早々、宮崎、鹿児島始め、台湾大地震。

そして、4月17日23時14分頃。

四国佐田岬から佐賀の関にかけての大分県や広島県に、震度4から6の大地震。

すわ、南海トラフ地震かと想わすほどの揺れだったが、プレート内地震という事で、能登や台湾のような大被害はなく、幸いだった。

只、今日は何処にいっても、深夜の寝込みを襲った地震話で持ち切りだった。

それに、車の屋根が黄色くなる程の黄砂で、広島の山や空は、春霞ならぬ、黄砂霞み。

ラジオ深夜便も、地震報道でお仕舞いと思いきや、団塊と同世代、和田アッコの「あの鐘を鳴らすのはあなた」で目が覚める。

そして、AM4時からは、宇宙飛行士、毛利 衛さん76歳の話。

1986年1月28日。

あのスペースシャトル チャレンジャー号の爆発事故の日が、毛利さんの母の命日であり、毛利さん38歳の誕生日だったという因縁を感じるお話。

まさに、雲の上の天上人が、地球を俯瞰してのお話だったが、誠に謙虚。

宇宙に浮かぶ、無数の星の、生命体としての地球。

宇宙船の無重力内の、作られた酸素や、電気分解の逆で出来たH2Oは味気なく、地球に帰還した時、最初に口にする水こそ、命の水と言った話だった。

地球を壊して、科学の力で、無機質な他の惑星に引っ越すより、人類は地球を壊さぬよう、人間以外の生命とも共存する事が、すなわち人類生き残りの条件の一つかも知れないとの事。

そういえば、最近、季節の変わり目に、大空を、Vの字の編隊を組んで飛ぶ、渡り鳥を見かけなくなった。

人間しか住めない地球は、やがて人間も住めない地球に様変わりって事か。

さまざまな天変地異は、生命体としての地球から、人間への警鐘かも知れない。

地震専門家は、活動期に入ったかも知れないと言うが、ガス抜けこそ平安。

日々、平穏なラジオ深夜便が流れるよう祈るばかりである。



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