百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

七夕🎋 (新暦)

2024年07月07日 | 空木宝剣
  • 七夕や 竹やぶ揺れて 仰ぐ空

七夕には、そうめんを食べるそうだが、流し素麺にちょうど良い竹が、青空にそよいでいる。

松竹梅。

松葉を喰えば仙人。

竹を食うのはパンダ。

梅を食えば健康というメデタサ。

新暦の七夕(平塚)から、旧暦の七夕祭(仙台)までの約1ヶ月。

青竹を割って作った、皿やカップで冷 やし素麺を、頬張れば、いにしえの味が蘇るかも知れない。

「自然に帰れ」と言ったジャンジャック  ルソー(1712~1778)生誕312年。

地球温暖化の現在。

ジャンジャンルスになった田舎は、過疎化からやがて人の住まない自然に帰ってしまった。

アイロニーをこめて300年後の人間が語るとすれば、「田舎人よ都会に帰れ」が、21世紀のフィロソフィーかも知れない。

天の川で隔てられ、年に一度の逢瀬しか許されなくなった織姫と彦星。

世界人口80億人から100億人になって、水不足食糧不足が懸念されつつ、一方日本では少子化が心配されている。

大体やねぇ「日本の常識は世界の非常識」と言って世相を切りまくった竹村健一(1930~2019)さん生誕94年の明日7月8日が命日。

自らを電波怪獣と形容し、テレビに映らない日がない程の人だったが、5年という時の流れを、笹舟のように下ったようだ。

一本の鉛筆があれば、私は短冊に「平和」と書く‼️