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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

蘇軾 (1036 ~1101)

2022年02月25日 | 空木宝剣

「去る者は追わず  来る者は拒まず」

北宋朝  四川省の詩人  蘇軾の諺である。

本朝は、平安末期  八幡太郎義家 (1041~1108)の時代。

武家が、院政時代に台頭し、勢力を広げ、やがて平安の世は終わり、末法の鎌倉時代へと突き進む頃である。

その後、南北朝 、室町、戦国、安土桃山時代と、国取り物語。

まさに、歴史は血で描かれた時代。

そして、江戸時代260年。

泰平の眠りを覚ます蒸気船がやって来て、明治の夜明け。

富国強兵を旗じるしに、近代戦争。

近代武器は儲かるか?の戦争資本主義。

「武士道と云うは、死ぬ事と見つけたり」の葉隠れ精神は、太平洋戦争の特攻隊、1億玉砕まで続いた。

2022年、広大なロシアの冬将軍は、平和の為の戦争となうってウクライナに侵攻。

「戦争と平和」の著者トルストイ(1828~1910)の、あのロシア。

香港 台湾 ウイグル問題の、大国中国。

900年前、宋の時代の蘇軾が、「去る者を追って、来るものを拒む」現代中国の度量をフォーカスすれば、何と思うやら。

ホッチキスは、戦時は、機関銃をカチャカチャ造る会社だったと言う。

ホッチキスと機関銃。

どっちが儲かるか、それが問題ではない。

どっちが、人間の役に立 つか、それが道具主義の問題である。

平和憲法を掲げる日本は、戦争の道具主義から、平和の道具主義、つまり、破壊から生ずる貧困の、どぶざらいを、新資本主義の大黒柱に据えて、世界に流布すれば良いのかも知れない。



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