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携帯の価値

2008年08月19日 | 千伝。
大人も子供も携帯電話を置き忘れて、そばにないと「不安」になると言います。

現代社会ニッポンでのコミュニケーションに必要不可欠な道具なのでしょう。

小生、携帯電話でのメールの送信は、難しく、よく判りません。

最近、誤解を生じさせるようなメールばかりになって、自己嫌悪に陥ってしまいました。(泣)

多くの人は、あの携帯の小さな画面に向かって、何を求めているのでしょう?

とりわけ、若者の携帯電話に依存する時間が多くなり、その分、日常の時間の配分が、大きく変わったとも言われます。

若者の携帯だけではなく・・インターネットという存在自体が、我々の日常生活、社会を大きく変えてしまったというのも自覚します。

インターネットというツールは、安心を求める生活やビジネスチャンスの仕事にとっても非常に都合がよいのですが、要注意しなければならないのは、心の歪みから生じる貧困と飢餓に陥ることなのかもしれません。

小生、繰り返して言うことがあります。

現代ニッポンの現状です。

・・企業の経営者側の最優先する仕事は、生き残るための利益の確保です。
圧倒的な多数を占める会社員という従業員、労働者の生活は、二の次、三の次です。
面倒見切れないという実態が、多くの企業側の価値観に変わっているのです。

これでは、日本の消費経済は、停滞どころか後退です。

日本の役人たちは、何故、未来統計学を重視しないのだろうかと考えます。

数年後、老人の一人暮らしの孤独死の爆発的な増加がクローズアップされると思います。
それにつられて、ニートやらフリーターやら鬱病患者やら生活保護者やら自殺者問題やら・・犯罪の増加やら・・内需縮小の原因となる問題点が連鎖して続くことでしょう。

日本の場合、欧州の先進国に較べて社会保障や福祉等のセーフティネットが、あまりにも遅れています。

どう考えても、暮らしやすい明るい未来のニッポンの全体像が見えてこないのです。

国民側での勝ち組、負け組という優勝劣敗という概念ではありません。

超高齢少子化という日本国全体が、貧困という未来に向かっている現状を憂い、その備えを案じているのです。

かつて、国際社会での一等国を目指したニッポン・・国民一人一人が「生活安心向上」の声を上げない限り、生活経済は勿論のこと、心まで貧困が拡がってしまいます。
それでも、目先の利益、ノルマばかり追い求めてる企業やその経営者、政治家、役人は、生き残るのでしょう。

ところで、小生・・外に出てジョギングする際、いつも迷うことがあります。
携帯電話を携えて走るかどうか・・迷うのです。
結局、汗をぬぐうタオルと小銭と携帯電話を携えて走ってしまう・・
いつのまにか、小生も携帯電話の依存症になってしまっています。(笑)

人間、ポジティブな言葉や考え方がないと、明るい生き方はできないと言います。
ネガティブな否定的な言葉や考え方だと、やはり、悲しく辛くなると言います。
・・自然の法則として「ポジティブな思考方法」を促して捉えるのも至極当然だと思います。

いつも笑顔で朗らかに元気で強い気持ちで・・
・・付け加えると、気持ちを伝えないといけません。
あの人もその人もこの人も・・声を上げて、ファイトです♪

それらを、心に携えて、身に帯びて・・。

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