百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

風の通り道。

2023年12月07日 | 百伝。

歯の痛みよりも鈍痛、鎮痛剤のアセトアミノフェンを服用、薬中毒の日々です。

昨日は、青汁を飲んでいると気道に入り、窒息死するかと思いました。

嫌な老化現象です。

余談ですが、入院した場合の要注意点は、夜間時にベッドの中で痰を喉に詰まらせない事。

孤立無縁、死因は誤嚥性肺炎となります。

しっかりとした病院、施設を探さないとね。

若返りの妙薬を探さないないとね。

若い頃、「取材探しの仕事は、病院と警察署に行けば、人間ドラマが凝縮して転がっている」と、よく上司から教えられたものです。

義父は警察官でした。

義父が書き遺した日誌を読んでいると、人間というものは、いとも哀しきもの。

僕自身も、50歳から医療法人の療養型病院に勤務、62歳からは、特養、ケアハウス、グループホーム等々の何でもありの福祉法人に勤務。

加えるならば、今は、ケア現場も人生終盤の人間ドラマの舞台になるようです。

人間というのは言葉が使えるから、「お金」を生み出したのでしょう。

それに伴い、感情も進化、深化したのでしょう。

心の振り子は、ベートーベンの歓喜、チャイコフスキーの悲愴。

最近の傾向として、高齢者施設に空室が目立つようになりました。

経済的に余裕がない年金受給の高齢者、その家族が多くて、毎月10万円以下の入居施設を探している傾向があります。

それでも無理ならば家庭内介護、されど訪問介護の担い手がいないのです。

賃金の問題かな?

日本の近未来社会、介護も問題だけど、食という農業の担い手不足も大問題。

介護も農業も教育も、そして幸福度も、日本の先進県である福井県。

北陸新幹線、福井延伸まで、あと100日。

今の福井県、来春には東京から新しい風が届くような期待と活気溢れる雰囲気です。

福井県が、東京都福井区のような存在にならないように。

今日は、二十四節季の大雪。

今年は、クリスマスイブが冬至。

日々、上機嫌、朗らかな顔をしていれば、いい風が吹いて来ます。

よき風の通り道は、若返りの妙薬。