百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

お母ちゃん、ありがとう❗

2021年04月07日 | 人生航海
  • 趣味は、親孝行でした。

ひとつ趣味を失った悲しみは、その有り難さが身に沁みます。

山よりも高い、海よりも深い、親の恩。

親孝行という趣味は、不完全燃焼。

桜の花が満開の今、とうとう母は逝きました。

「死ぬことは、人間にとって最後の仕事」

と、語っていた橋田壽賀子先生。

橋田先生は、対岸の愛媛県今治市のお墓で眠るとの事。

橋田作品のテレビドラマをよく観ていた母・・・奇しくも、命日も荼毘に付されて、旅立つ日も橋田壽賀子先生と同日となりました。

橋田先生が描くような辛口のホームドラマではなく、和気藹々と、極めて身内だけのこじんまりとしたお通夜、家族葬を執り行いました。

コロナ禍の今、尾道の長者原から、母を見送ることができました。

兄貴達に感謝。

甥、姪に感謝。

母の孫、曾孫に感謝。

家内、息子に感謝。

曹洞宗西林禅寺ご住職に感謝。

母を笑顔にしてくださった皆さん全員に感謝。

 

お別れというのは、感謝の念しか湧いてきません。

お母ちゃん、ありがとう❗

合掌。