百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島流おもてなし

2013年08月04日 | 百伝。
この頃、BBQ(バーベーキュウ)に関して、学んでいます。

百島で生まれ育ったならば、野外活動のキャンプやらBBQ料理など、得意な分野だと思うのでしょうが、実は、そうではないのです。

勿論、子供の頃から、七輪で何か焼いて食べたこともあるし、飯盒を使っての食事も体験したこともあります。

初めてのキャンプは、十代の頃、百島の海老地区で、テントを張ったことが始まりです。

でも、その後の野外活動も、蚊に刺される、虫の集団に襲われる、肌がかぶれた等々・・余り楽しい思い出が無いのです。

付け加えると、キャンプファイアーは、焚火文化とは、大違いの文化なのです。

レストランもホテル・旅館もコンビニも無い環境の百島・・。

超高齢化社会の最前線に位置する百島・・親が居なくなれば、空家も、どんどん増えるばかりです。

空家に帰省しても、親はいない・・料理も出来ない・・お風呂にも入れない。

ましてや、元気な親類もいない・・友人もいない・・。

そんな環境での「帰省」や「おもてなし」ならば、桟橋に近いグリーンヒルホテル尾道、もしくは、ベラビスタ境ガ浜に宿泊して、百島へ。

百島到着後は、常石の「かねと」で弁当を頼んで、食事をするというパターンしか考えていないのです。

でも、これでは、余りにも芸が無いのかなぁ・・?

離島チャンピオンの百島としての「おもてなし」を全面に押し出すのならば、地産地消のBBQ料理が賄える「パーティ・プロデューサーような予算案を含めた企画発案実行者」そんな人材が、今後、どうしても必要になるかな?

・・と考えるのです。

桃の香りがする蚊取り線香のような発想、簡単に用意・あと片づけの出来る百島BBQマジックも必要かもしれません。

「百島流おもてなし」が、未来の百島の浮沈を左右するような気がします。