ふらり

孤独のグルメ、とかじゃないけど
外を回ってるとお昼ご飯どうしよっかなーとなってたまたま見つけたお店にふらっと入ることがあります。

今日は福岡市内某所（中央区の小高い山の方）で、いままで怪しくて入ってなかった某うどん屋に入ってみた。

何が怪しいって、まずお客が入ってるのを見たことがほとんど無い。
場所の問題とか時間帯もあるだろうし、ものは試し。

暖簾をくぐり入ってみて不安は増した。

お店の人が高齢者だ。。。
そして店内に開け放たれた裏口から紐に繋がれた犬が居る。
うーん、流石に衛生面に寛容な私でもちょっと気になるとこだぞ。
外に冷房効いて〼とあったけど、窓全開だし。


しかし入った以上は、と覚悟を決めてメニューを、、、A4サイズの紙にざっくりと筆で書かれたメニューがクリアファイルに入ってるけど、順番にめくるもうどん→カキ氷→ザルうどん→あんみつと一貫性がなくてわかりずらい。

壁を指差しあれなんですか？とか聞きつつ、「五島うどん（おまかせトッピング）」に。
トッピング何にしましょうか？って言われたので、壁に貼ってあるメニューからそれっぽい煮玉子とお肉とごぼう天を選ぶ。ワカメとかは見当たらなかった。


おばあさんが隣の部屋で寝てたおじいさんを呼びに行く。
おじいさん、よっこらと起き上がりゆっくり準備。

うーん、これは時間かかるな。。。



待つこと20分くらい。
きた。



、、、なんだこの黒いの？麺？
五島うどんって普通に白いよね。


おばあさんとの会話の中で「黒田官兵衛うどんって何ですか？」と話したのを思い出した。

麺に炭が練りこんであるんですよ。


これだ


注文違うし。


けど、なんかこれ指摘したら作り直されても時間かかって困るし、如何せんだいぶ高齢者だし、そもそも覚悟はしてたよね。

ちなみにうどんはトッピング豊富で（脂多めだけど）スープは福岡らしく甘めで美味しかったけど、とにかくぬるい。

しかも黒うどん（黒田官兵衛うどん）はこしがありますよっていってたけど、やわやわだったし。




そっとお店を後にした。

もう行くことはないだろう。
さようなら。