Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

鹽竈神社(2012年1月28日参拝)

2012-02-25 | 神社
玉津島神社の横にこの神社がある。
神社といっても小さい岩穴に神様を祀ってる程度の小さな神社。

なるほど、由緒を見ると元々は玉津島神社の祓所だったようで、
訪れた時も祈祷中でした。


所在地:和歌山県和歌山市和歌浦中3-4-25
主祭神:塩槌翁尊
創建:1917年


【由緒】
元は輿ノ窟と呼ばれていた。
輿ノ窟と呼ばれていた理由はかつて浜降り神事の際に神輿が奉置される場所であったからである。
この窟に対する信仰は浜降り神事に限られたものではなく、
江戸時代後期には、「しおかま」の名で信仰の対象になっていた。
江戸時代の和歌山では「一に権現(紀州東照宮)、二に玉津島、三に下り松、四に塩竃よ」と歌われ、
塩田の塩を焼く釜からこの名が付けられたという。
また古くから安産の守神として祀られてきたことが考えられる。


【伽羅岩】


もの凄い岩肌です。
こんなのは初めて見ました。


【鳥居】


結晶片岩でできた鏡山に鎮座されています。


【祠】




屋根に落石防止の金属ネット。


祈祷中でしたので岩穴内に入らずに参拝は遠慮させていただきました。

御朱印は玉津島神社でいただけるのですが参拝していないので、
今回はいただきませんでした。

玉津島神社(2012年1月28日参拝)

2012-02-24 | 神社
所在地:和歌山県和歌山市和歌浦中3-4-26
主祭神:稚日女尊・息長足姫尊・衣通姫尊
社格:国史見在社・旧村社
創建:不詳


【由緒】
社傳によれば神代以前の創立にして天照大神の御妹稚日女尊を祀り
後此の大神をいたく尊崇せる神功皇后を併せ祀り其の後光孝天皇の御脳を
平癒せしめられし衣通姫を御勅命により合祀せらる。
小松天皇の勅願所として知られ又住吉神社人丸神社とともに和歌三神として
朝野の尊敬殊に厚く後西天皇以下八代の御製宸筆を奉献せられ古来京師より
春秋二季官人の差遣ありて祭祀を巖修あらせらる参拝人各々福録寿楽を
願ふとしてかなはざるなしと言ひ伝へらる大神なり。


【鳥居】



【稲荷神社】



【拝殿】



【屋形門】



【石灯篭】



【根上り松】


天然記念物。
今は根元しかありませんが迫力ありました。


【御朱印】




和歌浦天満宮(2012年1月28日参拝)

2012-02-23 | 神社
紀州東照宮の横を少し遠目に見ると何やら鳥居がある。
これは見に行ってみようと歩くこと3分。

やはり神社があって神社の名は和歌浦天満宮。

鳥居の前に無料駐車場がある。

しまったー!!!

紀州東照宮は有料なのに和歌浦天満宮は無料とは。

歩いて3分だったらここに駐車すれば良かったよ。(泣)

まったく、徳川はいつの世も年貢を取り立てやがるぜ。(苦笑)



所在地:和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-24
主祭神:菅原道真
創建:慶保年間(964~968)


【由緒】
延喜元年(901年)に菅原道真が大宰府に向かう途中、
海上の風波を避けるために和歌浦に船を停泊した。
その時、神社が鎮座する天神山から和歌の浦を望み2首の歌を詠んだ。
その後、村上天皇の康保年間(964 - 968年)に参議橘直幹が
大宰府から帰京する途中に和歌浦へ立ち寄りこの地に神殿を建て道真の神霊を勧進して
祀ったのが始まりとされる。

全国に天満宮と称する神社は数多くあるが江戸時代の朱子学者で、
徳川家康のブレーンも勤めた林羅山は元和7(1621)年、この地を訪れ、
和歌浦天満宮は太宰府天満宮、北野天満宮と共に由緒がある神社であると言っている。

社殿は豊臣秀吉の天正13年(1585)の兵火の後、桑山重晴、浅野幸長により再建された。
浅野幸長は慶長9年(1604)~同11年(1606)にかけて天神山の中腹を開墾して社地を造成し、
本殿、唐門、拝殿、楼門、東西廻廊などを再建。
これが現存する天満神社である。


【鳥居】



【石段】


ここの石段は東照宮より厳しい。
一段一段が高くて幅が狭いから結構怖いです。

紀三井寺、東照宮、和歌浦天満宮と急な石段三連発で足ガクガクです。(^^;


【楼門】






重要文化財。
慶長10年(1605年)の建立。


【本殿】




重要文化財。
慶長11年(1606年)の建立で紀伊藩主浅野幸長によって再興されたもの。

唐門の造りも素晴らしい。
京都の雅な造りとはまた違う感じがしますね。

境内は何とも言えぬ良い雰囲気です。


【回廊】



【筆塚】



【天満神社】




重要文化財。
多賀神社本殿、天照皇太神宮本殿、豊受大神宮本殿

こういう渋い雰囲気が好きです。


【末社】



【白鳥神社】



【住吉神社】



【和歌浦】


楼門の所から見る和歌浦の風景がめっちゃいいです。

それにしてもデジカメの性能の低さがうらめしい。(苦笑)


【御朱印】


紀州東照宮(2012年1月28日参拝)

2012-02-22 | 神社
本日の目的の紀三井寺参拝後、
この辺りは滅多に来れないからついでに紀州天満宮とか、
神社巡りを少ししてみることに。


所在地:和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20
主祭神:徳川家康、徳川頼宣
社格:県社
創建:元和7年(1621年)


【徳川頼宣】
徳川家康の十男で紀州徳川家の祖で8代将軍徳川吉宗の祖父にあたる。
常陸国水戸藩、駿河国駿府藩を経て紀伊国和歌山藩の藩主となった。
正室は瑤林院(父:加藤清正)


頼宣公は知らないのでちょっと調べてみたら、
あの暴れん坊将軍の祖父だったとは。


【鳥居】


有料駐車場に車を停めいざ参る。


【弁財天社】




ここは池だったのかヘドロ臭かったです。


【侍坂】




紀三井寺に続く紀州東照宮でも急な石段が待っていました。
日頃の運動不足が堪えますわ。(^^;


【稲荷神社】



【楼門】






重要文化財。
極彩色が美しいですね。


【唐門、本殿】


重要文化財。
本殿内部は500円支払うと巫女さんの説明付きで拝観出来ます。
狩野探幽の襖絵があるそうで参拝した時に知っていれば拝観したのにな。


【神輿舎】





【神輿】


駐車場横に置かれていました。


【御朱印】


神社では珍しく流れるような書体の「東照宮」の墨書きが美しい。
くずしつつも下品にならないのは意外と難しいんですよね。

紀三井寺(2012年1月28日参拝)

2012-02-21 | 西国三十三ヶ所
所在地:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
宗旨:救世観音宗
御本尊:十一面観音
創建:伝・宝亀元年(770年)
開基:伝・為光上人
札所:西国三十三箇所第2番


【楼門】




重要文化財。
室町時代・永正6年(1509)建立。


【普門院】


七鈴観音という十一面観音が祀られています。


【結縁坂】


ふぅ、なかなかキツイ坂です。


【清浄水地】



【穀屋寺】




地蔵菩薩と聖徳太子が祀られています。


【瀧本院】


浪切不動尊が祀られています。


【御朱印】


書置きでした。


【松樹院】




身代り大師が祀られています。


【御朱印】


こちらも書置きでした。


【宝蔵院】


大日如来、不動明王などが祀られています。

こちらはお守りなど売っていましたが御朱印は無かったです。


【還暦坂】


まだまだ登ります。


【六角堂】


江戸時代・寛延年間(1750頃)建立。
こちらに三十三カ所の御本尊が祀られています。


【鐘楼】


重要文化財。
安土桃山時代・天正16年(1588)建立。


【新仏殿】


11メートルの千手十一面観世音菩薩像が祀られています。
納骨檀もあるようなんで有料だし拝観しませんでした。

やっぱり他人の骨が納骨された場所には行きたくないんで。
2008年落慶法要された新しい仏像にも興味がわきませんし。


【大師堂】



【本堂】


江戸時代・宝歴9年(1759)建立。

西国さん特有の本堂で実に質実剛健な造りです。


【開山堂】


この辺りは寂しい感じがします。


【多宝塔】


重要文化財。
室町時代・文安6年(1449)建立。


【三社権現】


渋いです。


【御朱印】