Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

龍泉寺(2011年7月17日参拝)

2011-07-26 | 近畿三十六不動尊

今日は名水「ごろごろ水」を汲みに吉野郡天川村洞川に、
またまたやって来ました。(^^

三連休ということでメッチャ人が多かったぁ。(汗)

ごろごろ水の取水場まで車の渋滞の列が凄かったけど、
水は冷たくて本当に美味しかったです。


水を汲んだ後、龍泉寺を参拝。

前回ご紹介していますので今回は御朱印のみアップします。
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b40937ecf092fca2ece4d13f551b2f17


【御朱印】


実に達筆です。

正直、
神社でこれほどの達筆の御朱印をいただいたことがありません。(^^;


片埜神社(2011年7月16日参拝)

2011-07-25 | 神社
百済王神社参拝後、同じく枚方市にある片埜神社へ。


【由緒】
社伝によれば垂仁天皇の時代に出雲国の豪族である野見宿禰が、
当麻蹴速との相撲に勝った恩賞として当地を拝領し、
出雲の祖神である素盞嗚尊を祀って一族の鎮守としたのに始まる。

戦国時代の戦乱で荒廃したが豊臣秀吉によって復興され、
大坂城の鬼門の方角にあることから鬼門鎮護の社とされた。
慶長7年(1602年)には子の秀頼によって本殿、拝殿などの社殿が大造営された。
そのうち本殿と南門が現存し本殿は国の重要文化財に指定されている。

大坂城の鬼門除けの神社とされたことから、
現在でも方除・厄除の神として信仰されている。
また、これらのことにより鬼は片埜神社の象徴・守り神とされている。
絵馬や御朱印には鬼面が描かれており節分の豆まきでは「鬼は内」と唱える。





【鳥居】



【拝殿】


なかなか立派ですね。


【石造灯籠】


神社には珍しい灯篭と思っていたら、
かつて片埜神社に附属していた神宮寺にあったものと推定されているようです。

何気に鎌倉時代の作。


【稲荷大神】


保食神、武甕槌神、経津主神、天児屋根命、比大神、品陀和気命、久那戸神を祀る。


【玉依姫神社】




玉依姫命、大国主命、市寸島姫命が祀られています。


【東門】





【結界】



【御朱印】


まさか御朱印に鬼面が押されているとは知らず、
いただいた時に見た時はちょっと驚きました。(^^;


百済王神社(2011年7月16日参拝)

2011-07-24 | 神社
百済王神社は大阪府枚方市にあり百済王氏の祖霊を祭る神社。
現在の祭神は百済国王と進雄命(江戸時代までは牛頭天王)となっている。


【由緒】
歴史百済滅亡後、日本に残留した百済王族・善光(禅広)は朝廷から
百済王の姓を賜りその曾孫である百済王敬福は陸奥守に任ぜられ、
749年陸奥国小田郡で黄金900両を発見して朝廷に献じた。
功によって敬福は従三位宮内卿・河内守に任じられ、
百済王氏の居館を難波から河内に移した。
当地には氏寺として百済寺、氏神として百済王神社が造営された。


【鳥居】



【拝殿】


1836年建築の先代の拝殿で現在の拝殿の位置から移築されたもの。
こういうのは初めて見ます。




現在の拝殿になります。


【本殿】


奈良の春日大社の本殿を移築したものだそうです。


【浮島神社】



【稲荷神社】




神保食神、白鷹稲荷大神、高倉稲荷大神を祀る。


【相殿社】


春日神社、大神社、日吉神社、瘡神社、厳島神社、竈神社を祀る。


【若宮八幡神社】




明治時代に西方寺の境内にあったものを移築。

蜂が巣を作っていました。(汗)


【御朱印】



【百済寺跡】


隣には百済寺跡がありました。

百済寺は百済王の氏寺で金堂、講堂、東塔、西塔等立派な伽藍が建立されたが、
鎌倉時代に焼失し廃寺となったようです。

昭和初期の調査により伽藍跡が残されていることが分かり、
全国初の史跡公園として整備されたそうです。

日野誕生院(2011年7月10日参拝)

2011-07-21 | 仏閣
大満足の法界寺を後にし隣接する日野誕生院へ。

こちらは大谷本廟や角坊とともに宗教法人 本願寺が所有する飛地境内建物で、
親鸞聖人の誕生の地を記念して1931年(昭和6年)に建立。

言うまでもなく浄土真宗門徒の聖地の一つですが、
果たしてここまで来る熱心な門徒がどれぐらいいるんでしょうか。(^^;



宗派:浄土真宗本願寺派
本尊:阿弥陀如来
創建:1931年(昭和6年)








回廊式になっているようです。


【本堂】









【御影像】



【鐘楼】



無人でしたがさすがに聖地だけあって綺麗にされている寺院でした。

日野薬師 法界寺(2011年7月10日参拝)

2011-07-19 | 西国薬師四十九霊場
醍醐寺の帰路の途中に親鸞聖人誕生の地・法界寺という看板を発見。
知らないお寺ですがこれは行くしかないでしょ!


宗派:真言宗醍醐派
御本尊:薬師如来(重要文化財)
創建:永承6年(1051年)
開基:日野資業、最澄
札所:西国薬師四十九霊場38番、通称寺の会


浄土真宗の開祖である親鸞は承安3年(1173年)に日野有範の子として、
法界寺にて生まれたとされている、
いわば聖地のひとつですね。
(法界寺の近くには江戸時代に創建された日野誕生院がある)。




渋い、実に渋い山門です。
こういう山門好きやわ~。


【境内】


左が国宝の阿弥陀堂、右が本堂にあたる重文・薬師堂です。

広くない境内ですがまさか国宝のお堂が見れるとはツイてますね。


【阿弥陀堂】




阿弥陀堂は拝観料が必要です。
折角ですので拝観料を支払い中に入れてもらう。

中に入ると国宝の阿弥陀如来坐像が安置されていますが、
これがもう凄いのなんのって。

高さ2.8メートルの巨大さもさることながら、
その圧倒的な存在感と偉大さはさすが国宝だけあります。

見とれてしまいました。(^^


まさかこんな所で、と言えば失礼ですが、
こんなにも素晴らしい仏像が見れるとは思いもしませんでした。

これは見ないと本当に損します。

また、内陣の小壁に描かれた23面(飛天図10面、楽器・仏具図5面、
阿弥陀如来像8面)と、その上部の壁に描かれた宝相華文24面からなる
土壁に描かれた壁画も色褪せてはいましたが楽しめました。

堂内は全て撮影禁止です。


【薬師堂】




1904年(明治37年)奈良県斑鳩町竜田にあった伝燈寺の本堂を移築したもの。
室町時代の康正2年(1456年)建築。

御本尊薬師如来立像(重文)は平安時代後期の作。
この像に祈願すると女性の乳の出がよくなるとされ、
「乳薬師」として信仰を集めている。

薬師如来立像は秘仏ですので見れませんでした。


【鐘楼】



【御朱印】




この法界寺は何と言っても国宝の阿弥陀如来坐像が凄い。
品があり尚且つ渋い仏像はなかなかありません。

何度も来たくなりますね。


ただ、お寺によると檀家と観光客が少なく阿弥陀堂の修復もままならないとのこと。

もし京都に大きな地震があったら阿弥陀堂もろとも、
阿弥陀如来坐像が崩れ落ちそうな感じがしました。

これは何とかならんものかねぇ。。。

親鸞聖人の聖地なんだから東西本願寺も手助けしてやればいいのに。

あ、宗派が真言宗醍醐派だから醍醐寺が面倒みるのが筋ですね。
醍醐寺はめっちゃ儲かっているんだし。