龍眼寺（2012年11月25日参拝）

阪奈道路の信貴スカ入り口付近に大きな弘法大師像が見える。

前から気になっていたんですが、
こんな大きな仏像があるのはきっと新興宗教のお寺かと思い、
今まで参拝しなかった。

ネットで調べてみると新興宗教ではない。

が、他の方のブログを見てみると境内に西遊記、金太郎、桃太郎の像が
あちこちに飾られていて、怪しさMAXだったんですが、
やはり自分の目で確かめたい欲求が湧き、
思い切って参拝してみた。

そのお寺の名は龍眼寺という。


所在地：大阪府大東市龍間37-3
宗派：高野山真言宗
御本尊：両部虚空蔵菩薩
開基：妙久法尼
創建：不明



【由緒】
妙久法尼は四国巡錫の砌、虚空蔵菩薩様が現れ、
「生駒の山に龍の住む山あり。供養すべし」と霊示をうけ、
生駒の山に登りこの竜間の地にたどり着きました。

そこで一心に三七日（二十一日間）護摩供養を修していると不思議に水が湧き出て、
光明に包まれた八面六臂の三寳荒神様が現れ、
「龍の眼をもって世の中を見渡し、衆生の苦悩を救わん」と説かれました。

このことより寺号を龍眼寺と号し虚空蔵菩薩様をご本尊に、
また三寳荒神様を鎮守とするようになりました。

現在では「生駒の荒神さん」として親しまれ商売繁盛、厄難除に多数のご参詣を得ています。


【仁王門】


平成元年建立されたもの。


【仁王像】


正直、威厳を感じられません。（＾＾；


【七福神】



【菩薩像】



【紅葉】




紅葉を愛でて本堂へ参りましょう。


【内陣】


御本尊。

御本尊は全国でも珍しい金剛界、胎蔵界両部のお姿を現しています。
まだ新しいようで現代の大仏師松本明慶作。




弁財天。




不動明王。




日本画家満田犀法作の龍図。

有料の天龍寺のそれよりもずっと見応えある素晴らしい龍図でした。

そして本堂の内陣も立派なものでした。
お線香をあげさせていただきゆっくりと拝ませていただきました。


【三宝荒神堂】




秘仏三寳荒神が祀られています。

正月1日から8日まで開帳だそうです。


【鐘楼堂】


立派なものです。


【八大龍王】





【修行大師像】






でた～。

高さ17メートル。
奈良の大仏が18メートルというから、
いかに大きいか理解していただけよう。

何せ阪奈道路から見えるもん。


【不動堂】



【大師殿】



【荒神堂】







【酒大師像】



【智恵大師像】



【観音像】


こちらもなかなか巨大な像でした。


【御朱印】


御住職がちょっと不在で職員の女性の方に書いていただきました。

余り朱印を求める人が少ないようで、
印を必至に探しておられました。（＾＾；




御朱印と一緒に御札を無料でいただきました。

ありがたや　ありがたや