Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

沙沙貴神社(2012年6月8日参拝)

2012-07-16 | 神社
所在地:滋賀県近江八幡市安土町常楽寺1
主祭神:少彦名神 大毘古神 仁徳天皇 宇多天皇 敦實親王
社格:郷社、県社、延喜式内社
創建:不明


【由緒】
此国に住める佐々木氏の祖が、其祖神大彦命を祀りたるに起るは殆んど疑いがない。
醍醐天皇延喜の制小社に列る(延喜式)後朱雀天皇長暦元年、
宇多天皇の一世の孫源成頼初めて此地に住す、其孫源次大夫経方初めて此社の神主たり、
経方の嫡男兵庫助季定武士となる。

之れ佐々木氏の武祖なり次男行定神主となりて社事を掌る。
後醍醐天皇元応元年7月正二位の位記を授け奉り(伝宣草)尋いで
北朝光明天皇貞和5年正一位に叙し奉る(社記)往古は社領八百石を有し、
佐々木氏の氏神として世々同族の尊崇厚く、随って社頭も賑ひたりしが、
正親町天皇天正年中佐々木氏観音寺城を攻落して以来、社領が廃せられた。

慶長5年徳川家康上杉景勝を攻むるや、家康勝を当社に祈る。
又石田三成の徳川家康に背くや家康これを征して関ヶ原に勝ち東にかへる時、
伊庭の茶屋より遙拝す、又神主源安重を召して1万石の社領を奉納す、
後又、丸亀侯京極家よりも壱百石を奉納す、又慶長9年鰐口1個を納める
(佐々木社記、神官佐々木左京源重議記)(明治神社誌料(中)を参考)
明治9年郷社に列す、大正9年県社に加列。


【鳥居】



【参道】



【楼門】




延亨4年(1747)建立。

これこれ、この楼門が見たかったのよねぇ。
茅葺屋根に一階部分の組物と高欄が見事に調和した楼門は必見です。

実に素晴らしい。


【拝殿】






弘化5年(1848)建立。

広い境内に大きな舞殿形式の拝殿。
この拝殿も立派です。


【絵馬殿】



【弊殿】




弊殿も立派で格の高さを感じますね。


【本殿】






弘化5年(1848)建立。


【またげ石】





【一座】






少彦名神が祀られています。


【権殿】


乃木将軍など佐々木源氏所縁の人々が祀られています。


【乃木大将御手植松】


宇多源氏の子孫である乃木大将がお植えになられたそうです。

近くの石碑に乃木さんのお言葉が刻まれています。

「私は度々 沙沙貴神社に参詣するが 私のお祖父さん その又お祖父さん
 またずっと先のお祖父さんが祭ってある この村の方々 皆さんのお父さんやお兄さんは
 お宮の祭を盛んにしてくださるので 私は非常に喜んでいる
 吾々人間は祖先が本である その本を忘れてはならぬ
 本忘れて末治まるものではない 祖先の大恩を忘れるようではだめである
 是非 祖先をうやまうようにしてほしいと この爺が言ったと よく覚えてもらいたい」


【呑月の庭】





【境内社】













【干支之庭】





【御神木】



【御朱印】


社名はスタンプでした。
先にスタンプだと知っていたら印だけにしてもらったのに。


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