飛鳥坐神社（2014年7月20日参拝）

明日香には飛鳥寺、橘寺など有名どころもありますが、
そこまで有名ではないけど、良い寺社も結構あるんです。

飛鳥坐神社もその中のひとつ。



所在地：奈良県高市郡明日香村大字飛鳥字神奈備708
主祭神：事代主神、高皇産靈神、飛鳥神奈備三日女神、大物主神
創建：不明
社格：式内社、村社


【由緒】
創建の由緒は不詳であるが出雲國造神賀詞に
「賀夜奈流美命ノ御魂ヲ飛鳥ノ神奈備ニ坐テ皇孫命ノ近守神ト貢置」とあり、
大国主神が皇室の近き守護神として、
賀夜奈流美命の神霊を飛鳥の神奈備に奉斎したとある。

近世に元伊勢と称していたのは、現在地に遷座する以前に同地が、
天照大神を一時お祀りしていたとの伝承に由来するが、
この場所に関しては諸説あって判然としない。

室町初期の正平3年（1348）後村上天皇より金五十枚を賜り中ノ社を再建したが、
その後は足利氏にかなりの領地を没収され、明応期（1492-1501）には
嗣子が幼年のため越知氏に併呑されて現在の社地となった。

享保10年（1725）に里からの火災により、この時の社殿の大半を焼失、
安永10年（1781）年に高取藩8代藩主・植村家利によって再建された。

崇神天皇に初代太宗直比古命が「飛鳥直」姓を賜って以来、
飛鳥家が87代に亘りお護りしている。


【鳥居】


横に無料駐車場があります。


【払戸社】



【折口信夫歌碑】


「ほすすきに　夕雲ひくき　明日香のや　わがふるさとは　灯をともしけり　迢空」


【境内社】



【力石】


男は左手、女は右手で持ち上げられると願いが叶うとされていますが、
女性が持ち上げるのは北斗ぐらいじゃないと無理でしょう。（笑）


【拝殿】




美しい拝殿です。


【神楽殿・西良殿】



【陰陽石】





【中の社境内】



【境内社】





【白髭神社】



【八幡神社】







【陰陽石】



【境内社】



【金毘羅神社・八坂神社】



【陰陽石】


金毘羅神社と八坂神社の間にありました。（笑）


【奥の社】


元伊勢とされ天照大神・豊受大神が祀られています。


【マラ石】


奥にモロの石がありました。

下にはキン○マらしき石も配置するという念の入れようです。（笑）

いや、マラ石を立てる支えの為でしょう。


【飛鳥山口神社】



【むすびの木】



【百合】



【おんだ祭】
この神社には奇祭があります。

興味がある方は動画をご覧ください。（苦笑）




【御朱印】