Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

青岸渡寺(2013年7月6日参拝)

2013-08-22 | 西国三十三ヶ所
本日メインの青岸渡寺に到着。



所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
宗旨:天台宗
御本尊:如意輪観音菩薩
創建:伝・仁徳天皇治世(4世紀)
開基:伝・裸形上人
札所:西国三十三所第1番、東海白寿三十三観音、神仏霊場巡拝の道第2番



【由緒】
印度天竺の僧、裸形上人が那智大滝において修行を積み、
その暁に瀧壷で八寸の観音菩薩を感得し、ここに草庵を営んで安置したのが最初です。

その後、200年推古天皇の頃、大和の生佛上人が来山し、
前述の話を聞き一丈(3m)の如意輪観世音を彫み、
裸形上人が感得した八寸の観音菩薩を胸佛に納め
勅願所として正式に本堂が建立されたのです。

平安朝中期から鎌倉時代は、「蟻の熊野詣」といわれ、
熊野三山の信仰が盛んになり、この時、65代花山法皇が三年間山中に参籠され
那智山を一番にして近畿各地の三十三観音様を巡拝されましたので、
西国第一番礼所となりました。


【遠景】


駐車場から見た青岸渡寺です。

473段の石段を登りますが所々で平坦な道を歩くので思ったより軽い軽い。

暑い時、寒い時、大雨の時はしんどいでしょうけど。


【石碑】



【山門】





【本堂】


本堂外陣、内陣とも撮影禁止。
中の雰囲気はいかにもって感じです。

現在の本堂は織田信長南征の兵火にかかり天正18年(1590)豊臣秀吉によって再建。
桃山時代の建築をとどめた建築物で重要文化財に指定されています。


何と言うか信長が焼き払い秀吉が再建っていっぱいありますね。


【香炉】


煙じゃなく炎が立ってました。(^^;

寺の方が沢山のお線香を真ん中に集めたのかな。
こうしないとお線香を立て難いもんね。


【三重塔】




安いバスツアーの悲しい宿命で時間の都合で近くに行くことも叶わず。(泣)

三重塔から那智の滝を見たかったなぁ。


【宝篋印塔】


鎌倉時代の元享2年(1322年)に建立されたもので重要文化財。


【鐘楼堂】



【大黒堂】




悲しいかな、
本堂であれだけ居た参拝者も大黒堂を訪れたのは私だけでした。


【尊勝院】



【紫陽花】



【風景】



【御詠歌符】


西国霊場公認先達と同行していたのでいただきました。

正直要らないのですが。(^^;


【笈摺】


今回は御詠歌の笈摺を始めます。


【御朱印帳】


二回目の西国用御朱印帳です。

これは四天王寺近くのお店で買ったもので、
満願になったら次は掛け軸では無く額装にする予定です。


【御朱印】


三重塔の御朱印です。




西国の御朱印です。

あと御詠歌と大黒天の御朱印がありますが、
それはまたの機会に。