Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

吉備津彦神社(2011年12月25日参拝)

2012-01-15 | 神社
所在地:岡山県岡山市北区一宮1043
主祭神:大吉備津彦命、吉備津彦命、孝霊天皇、孝元天皇、開化天皇、崇神天皇、
彦刺肩別命、天足彦国押人命、大倭迹々日百襲比売命、大倭迹々日稚屋比売命
社格:備前国一宮・旧国幣小社・別表神社
創建:伝推古天皇朝(6世紀末 - 7世紀初)


【御由緒】
古代より背後の吉備の中山に巨大な天津磐座(神を祭る石)磐境(神域を示す列石)を有し、
山全体が神の山として崇敬されてきました。
第0代崇神天皇の御世に四道将軍として遣わされた大吉備津彦命も、
この山に祈り吉備の国を平定し現人神として崇められました。
諸民と国を深く愛し永住された吉備中山の麓の屋敷跡に社殿が建てられたのが、
当神社のはじまりとなります。


【鳥居】


今回の旅の楽しみのひとつである吉備津彦神社。
参道から早くも威厳を感じます。


【神池】



【鶴島神社】


神池に浮かぶ鶴島に鎮座されています。
海上安全の神様ですが境内におけるその方位から風の神とされています。


【随神門】


元禄10年(1697年)池田綱政公が造営したもので、
豊磐窓命と櫛磐窓命の門番の神様がお祀りされています。


【平安杉】


樹齢千年以上とされる御神木です。


【拝殿】




昭和5年の失火により焼失、昭和11年再建。

見事としか言いようがない。


【祭文殿】


祭典や御祈祷を斉行する御殿です。


【渡殿】




本殿と祭文殿の間に位置しており大祭時のお供物は渡殿にお供えされます。


【本殿】


現存の本殿は寛文8年(1668年)岡山藩主、池田光政公が造営に着手し、
綱政公の元禄10年(1697年)に完成。
古代の熱田神宮の社殿配置にならい、
本殿、渡殿、祭文殿、拝殿と大社殿が一直線に配置されているのも特徴的。


【神饌所】



【子安神社】







【七つの末社】


下宮(御祭神:倭比賣命)
伊勢宮(御祭神:天照大神)
幸神社(御祭神:猿田彦命)
鯉喰神社(御祭神:楽々森彦命荒魂)
矢喰神社(御祭神:吉備津彦命御矢)
坂樹神社(御祭神:句句廼馳神)
祓神社(御祭神:祓戸神)


【天満宮】





【元宮磐座道】




ちょっと登ってみたのですが道らしい道じゃなかったので引き返しましたが、
次回参拝した時には登ってみよう。


【稲荷神社】






御祭神倉稲魂命が祀られています。


【温羅神社と三つの末社】


<温羅神社>
御祭神は温羅の和魂。

童話桃太郎では吉備津彦命と戦った温羅は鬼とされていますが、
吉備の国に様々な文化をもたらし「吉備の冠者」の名を吉備津彦命に献上したとされる
温羅の和やかな御魂をお祀りしています。


<三つの末社>
十柱神社(御祭神:吉備海部直祖、山田日芸丸、和田叔奈麿針、間字自可直、夜目山主、
栗坂富玉臣、忍海直祖、片岡健命、八枝麿、夜目丸)
牛馬神社(御祭神:保食神)
祖霊社(御祭神:当神社社家の祖霊)


【御朱印】