Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

豊原北島神社(2011年12月24日参拝)

2012-01-02 | 神社
餘慶寺のすぐ隣にあるのが豊原北島神社。
神仏習合の形態が今も残っているようです。


所在地:岡山県瀬戸内市邑久町北島1186
主祭神:応神天皇、神功皇后、比大神
社格:郷社
創建:伝・舒明天皇6年(634年)


【由緒】
豊前国宇佐より勧請、神社東の鎮座石の上にわらをとき敷いて奉祀したことから、
「ときわら」が荘名の「とよはら」となったと社伝にいう。

北島は往古この地が島であったことを示し豊原荘北島に座す神社で延喜式外の古社、
従五位上豊原北嶋明神・上八幡大菩薩・正八幡宮ともいわれ、
平安時代には近衛天皇の勅願所・白河・後鳥羽院領の鎮守神でもあった。

社殿は兵火などによって焼失したといわれるが領家・領主・氏子により造営・神領の寄進が行われた。
現社殿は本殿を大正8年に、他を昭和14年に昔の様式によって鎮座1300年を記念して改築した。

神社を中心に両側に寺坊の建ち並ぶ形は平安時代の神仏習合(本地垂迹)の形をとどめている
今では珍しい古い形で神仏の分離は藩主池田光政により行われ、
寛文6年(1666年)餘慶寺・本乗院良庸が還俗して神職となり代々相続している。
明治3年豊原北嶋神社と社名を改め、明治4年郷社、明治41年神饌幣帛料供進神社となった。


【鳥居】



【拝殿】



【本殿】





【力石】





【東遥拝所】





【境内社】














御朱印の有無は不明ですが無さそうな雰囲気がしてました。