Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

南禅寺(2011年8月27日参拝)

2011-09-10 | 仏閣
日本最初の勅願禅寺であり、
京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、
日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつ南禅寺。


所在地:京都府京都市左京区南禅寺福地町86
宗派:臨済宗南禅寺派
御本尊:釈迦如来
創建:正応4 年(1291年)
開基:亀山法皇、無関普門(開山)



【勅使門】


重要文化財。

寛永18年(1641)明正天皇より拝領した御所「日の御門」。
勅使の来山か住持の晋山等に限って開かれる。


【三門】


重要文化財。

南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、
上層の楼を五鳳楼と呼び日本三大門の一つに数えられます。

現在の三門は藤堂高虎が寛永5年(1628)に、
大阪夏の陣に倒れた将士の菩提を弔うために再建したもの。




拝観料500円を支払えば上に登ることが可能です。
こちらは知恩院の山門と違っていつでも登ることが出来ます。




石川五右衛門が「絶景かな絶景かな……」と言った風景です。
ただし実際の山門は五右衛門の死後30年以上経った寛永5年(1628年)の建築。

まぁ、歴史や寺歴は創作がたくさんあるということです。

正直、東大寺二月堂から見る風景の方が好きですね。
ただこちらは360度ぐるっと回って見れるのが良いです。




右手奥に見えるのが蹴上にある都ホテルです。



向こうに見えるのが法堂です。



天授庵が見えます。


【法堂】




法堂は禅宗の生命とも云うべき問禅、開堂等法式行事の行なわれる場所であり、
公式の法要もみなこの法堂で勤められます。
応仁、文明の乱により焼失した伽藍の復興は文明11年頃には法堂が完成。

慶長11年に秀頼の寄進により改築された法堂は明治26年の火災によって焼失、
現在の法堂は明治42年に再建されたもの。




中央に釈迦如来像、獅子に騎った文殊菩薩、象王上の普賢菩薩の三体が
祀られています。



また見れませんでしたが禅宗寺院らしく天井には、
今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡竜が画かれています。
(画像はWikipediaより)


【水路閣】






これが有名な琵琶湖疏水の水道橋です。
現在も現役で琵琶湖疏水が流れています。


【鐘楼】



【高徳庵】


庭には余り興味が薄いので拝観料が有料の南禅院はスルーして、
南禅寺塔頭のひとつである高徳庵へ。

こちらは余り観光客も訪れることはないようです。

御朱印もいただけますが書置きで500円、
手書きで書いていただく場合は800円でしたので怒りのスルーしました。

ぼったくりや!


【方丈】




国宝。

今回は時間の都合でスルーしましたが、
次回南禅寺を参拝する時は探幽筆と伝えられる
《群虎図》(重要文化財)40枚を見たいと思う。


【御朱印】




御朱印帳が朱印料込みで1700円でした。
同じようなタイプの建仁寺の御朱印帳は1300円なのにね。

高いけど狩野探幽の筆による「群虎図」が余りにも素晴らしいので買いました。