詳しく書くとご迷惑になりそうなことなので、
詳細や背景は大いに省略させて頂くことにするが、
私の友人の家で、先日、だいたい半世紀前の、
興信所による調査報告書が発見されたそうだ。
それは、「友人父」の結婚の際に、「友人父」の家のほうで、
お嫁さんとなる「友人母」の身辺を調査させたものだった。
「友人母」の実家の出身地、両親(つまり「友人祖父母」)の経歴、
「友人母」の姉の嫁ぎ先のこと、一家の近所づきあいの様子、
「友人母」本人の学業成績および人となり、等々に関してだったが、
友人の話では、その調査書は驚くほど正確な内容だったとのことだ。
少なくとも、友人本人が親御さんから聞き及んでいた昔話と、
それらの調査結果は、全く矛盾しないものだったそうで、
かつ、単なる噂話のレベルでないデータ的な裏付けのある項目もあり、
一体どうやって調べたものかと友人はただただ驚いていた。
うぅむ、興信所も世間も、侮り難し、恐るべし。
個人情報の保護ということが徹底してきているので、
今だと、詳細な調査をするのは昔ほど容易ではあるまいと思うが、
地域によっては、やはり、「結婚の問い聞き」みたいな風習が、
未だに行われているところも、もしかしたらあるかもしれない。
私自身は、舅姑から結婚を反対されなかったところを見ると、
調べられたりはしなかったようだが(爆)
娘の将来のことを考えると、万が一、ということもあるから、
「おかーさんが、あっちゃこっちゃ、遊び歩いて、
見境なくって、そらもう、とんでもない人でねー」
などと証言されないよう、私は今後、
ちと身を慎まねばならないと思ったことだった。
もう遅いか(汗)。
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