Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

秋の修理祭り

2016-11-13 18:48:08 | よもやま話
秋になると気候も良く動き易くなります これは人間だけでは無く神様も同じなんでしょうか




朝出勤前に空気を入れると後ろのタイヤから
シューと言う音がするとの連絡が有りました
この日は違う自転車に乗って行ったとの事です






成る程後輪のタイヤに空気が入っていません
パンクの神様が降臨されたのかも分りません
でも空気を入れている時に音がしたのなら
他の事を疑ってみるべきかな?






パンク修理に必要な道具と材料を用意しました




多分ここかな・・ と思いながらバルブを外すと
当りです 劣化した虫ゴムが空気を入れた時に
抜け飛んだのでしょう パンクと言う症状の半分は
これが原因です パンクの神様はそう易々とは
近寄って来ません






しかし空気が少ない状態で乗っていた形跡は有ります
一旦チューブは出して全体の点検と確認は行います






虫ゴムは新しい物に交換して今回のパンク修理は完了です






チェーンには耐久性の有る Super Lube の潤滑剤と
変速機などの駆動部には ヴィプロスのグレザージュを
大盤振舞い






ちょっと前のクランクにガタを感じます少し BB小物の
増し締めをしておきましょう




触った所はウエスで綺麗にしておきます これは綺麗に
する目的以外にこれをする事で他の不具合を見付ける事も
有ります 一種の診断です





この様にしてパンク修理は完了しました 秋口の穏やかなお天気でした そして・・




パンクした 直してくれる? とメールを頂きました
どうも神様は近くにはいらっしゃるらしい






今回はその時の状況が分らないので観察しながら
進めましょう




やはりこれです・・・






それに加えてこのバルブの状態 中を見るのが楽しみです






いやいや 最初はチューブがどうなってるのか
解らなかったです バルブの所からチューブが
折り重なって 3本出て来ました
私の心の声: (ここまで無茶したら駄目だ・・・)




新しい虫ゴムに交換しパンクの水調べも行ってみます






チューブの何処かに不具合が有ってもおかしく無い
状態でしたが 空気の漏れる所は有りませんでした
しかし あれだけ伸びたチューブが上手く収まるの
だろうか・・ そっちが心配です






チューブの一ヶ所に大きな皺が出来ない様に
全体に伸びた分を入れてみました 最後に空気を
入れるのがちょっと怖かったです





タイヤの中でチューブに皺があれば十中八九破裂します それはうまく行った様です
秋の気候が良い時期のパンク祭り 本職の仕事でも同じですが良く似た仕事は続きます
皆さんの所にはパンクの神様は来ません様に・・・


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2 コメント

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大盛況 (Mueller)
2016-11-15 22:16:56
この日は虫ゴムの日でしたね.

でも釘や鋲でパンクしたまま乗り続けていると,ミシンで縫ったような跡がつき,これを見せれば次からは乗らないと思いますけども.

以前空気の甘いまま乗り続けていたら,チューブとタイヤが内部で擦れてパンクしたことがありました.適切な空気圧によってチューブがタイヤに押しつけられ安定していることを学びました.

自転車は身近で簡単なようですが,一つ一つの道理を理解するのはそれなりの時間がかかるようですね.

Kinoさんの丁寧なお仕事は飽きることなく見続けられます.いつも興味深いブログありがとうございます
返信する
Muellerさん (Kino)
2016-11-16 10:28:58
有難うございます
ミシン跡はまだ出会った事は有りません
この後、自分が乗っていたシティサイクルのバルブから空気が抜けてしんどい思いをしました(笑)

出先でパンクすれば押して歩くと言うのも実際は難しいですよね
この様な自転車の整備は本職の自転車屋さんには勝てないですね 見事な手捌きでされています
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