ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

13枚目「今、話したい」をMステなどで集中披露、映画と相俟って配信好調、有線は最速初登場 [28Oct15]

2015-10-28 22:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビ・ラジオ注目番組

[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。

明日!、日曜夜『らじらー!』に高山&能條が登場
[AM] 11月01日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務め、中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週にアシスタントを担当する生放送番組。今回の乃木坂ゲストは、高山一実と能條愛未。
中元日芽香の2015/10/30_23:24ブログ

明日!、日曜深夜『乃木坂工事中』で「大人への近道」のスタジオライブ
[地上] 11月01日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
13枚目「今、話したい誰かがいる」初回限定盤TypeBに収録されている「大人への近道」が、初めて、テレビ番組のスタジオライブとして披露されます。13thアンダーの堀未央奈、中元日芽香、北野日奈子、中田花奈、寺田蘭世によるユニット「サンクエトワール」のパフォーマンスを鑑賞出来ます。
乃木坂公式サイトの関連記事

明日!、日曜深夜のMJに乃木坂46出演
[地デ] 11月01日(日) 24 : 10 ~ NHK総合『MUSIC JAPAN
乃木坂46「今、話したたい誰かがいる」。10月7日(水)に「神奈川県・よこすか芸術劇場」で公開収録された、13th選抜によるステージライブが流れると思われます。

今週!、月曜深夜に13th選抜フロントが登場
[地デ] 11月02日(月) 23 : 55 ~ 24 : 40 TBS『Momm!!』
10月19日(月)からスタートした、中居正広がMCの音楽番組に、13th選抜フロントである衛藤美彩、白石麻衣、西野七瀬、深川麻衣が出演する模様。 4人はトークコーナーに参加するようですが、「今、話したい誰かがいる」のスタジオライブも流れる可能性あり。「Momm!」は、「The Museum of modern music」の略だそうです。

[地デ] 11月04日(水) 19 : 56 ~ テレビ朝日『ミラクル9
高山一実が出演。

[地デ] 11月05日(木) 23 : 15 ~ テレビ朝日『アメトーク
生駒里奈が出演。テーマは「世界野球プレミア12 侍ジャパン応援芸人」。

[地デ] 11月06日(金) 26 : 35 ~ 27 : 30 NHK総合『第13回NHKミニミニ映像大賞・ファイナリストへの道「ミニミニ映像大賞・予選会」
12月にグランプリが発表される『第13回NHKミニミニ映像大賞』の選考途中経過を紹介する番組。乃木坂が「ミニミニサポーター」となっていて、今回は、伊藤万理華と齋藤飛鳥が出演。

[地デ] 11月07日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR
乃木坂46が出演、「今、話したい誰かがいる」のスタジオライブを披露。

[AM] 11月07日(土) 27 : 00 ~ 29 : 00 ニッポン放送『乃木坂46 堀未央奈のオールナイトニッポンR』
6月に放送された『乃木坂46のオールナイトニッポンGOLD』の番組企画で、優勝した堀ちゃんがゲットした冠番組。放送時間が土曜超深夜、あるいは日曜早朝3時から5時なので、もの凄く遅くまで起きているか、もの凄く早起きするか、ご決断を(笑)。
乃木坂公式サイトの関連記事

[BS][CS] スカパーでは、乃木坂関連番組がかなりの頻度で放送されているので、視聴可能な方は、以下のページをチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ


乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月28日(水) 13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」CD発売

10月31日(土)『日テレ HALLOWEEN LIVE 2015』夜ハロウィン(開演18:00) in 武道館 に乃木坂46が出演

11月12日(木) ミュージカル『リボンの騎士』 in 赤坂ACTシアター [東京公演初日] 第1公演(18:30)。生田絵梨花がサファイア役で主演、桜井玲香はヘケート役で出演

11月17日(火) ミュージカル『リボンの騎士』[東京公演6日目千秋楽] 第9公演(13:30)&第10公演(18:30)


注目される番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール


先週の金曜から日曜にかけて、乃木坂は13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」を、テレビ朝日『MUSIC STATION』、NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』、テレビ東京『乃木坂工事中』と相次いでテレビ番組で披露、加えて土曜は、『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』でライブステージがあり、そこでも曲をパフォーマンスしています。

「今、話したい誰かがいる」は、9月19日(土)から全国ロードショーの映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌であり、その上、天然水FromAQUAのCMキャンペーンソングにも採用されている。

100万人近い観客動員が見込める人気映画、さらに、鉄道の駅を介して、大規模な小売り網を持つJR東日本のドリンク系商品とタイアップし、CD発売直前に、テレビなどを通して、集中的に曲を披露する。

これまでの乃木坂シングルには例を見ないほど、大規模で密度の濃い、怒濤の宣伝攻勢を仕掛けていて、13枚目に賭ける運営の意気込みが伝わってきます。


ただ、いくら露出が多くても、楽曲パフォーマンスに魅力がなければ、折角のキャンペーンも、投入した費用に見合うだけの効果が上がらない危険がある。

ということで、今日はまず、『Mステ』『46SHOW!』『工事中』の3番組におけるスタジオライブの感想を、述べてみたいと思います。

まず、例によって、演奏時間を見ておきましょう。

(表1) 13枚目表題曲 「今、話したい誰かがいる」とアンダー曲「嫉妬の権利」が披露されたテレビ番組とその演奏時間

[凡例]
放送された日付とメディア名
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 「曲名」

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「3 : 10」は3分10秒を表す
#「Pf」は歌とダンスのパフォーマンスを担当したメンバー
# 青色はフルバージョンの披露

[CD]
4 : 17 =「今、話したい誰かがいる」
5 : 14 =「嫉妬の権利」

[テレビで放映された音楽番組]
8月31日(月) BSスカパー!
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2015 8.31明治神宮野球場』
3 : 10 =「今、話したい誰かがいる」
Pf : 13th選抜

10月18日(日)深夜 テレビ東京
『乃木坂工事中』
2 : 29 =「嫉妬の権利」
Pf : 13thアンダー

10月23日(金) テレビ朝日
『MUSIC STATION』
2 : 28 =「今、話したい誰かがいる」
Pf : 13th選抜

10月24日(土) NHK BSプレミアム
『乃木坂46SHOW!』
4 : 19 =「今、話したい誰かがいる」
Pf : 13th選抜
5 : 15 =「嫉妬の権利」
Pf : 13thアンダー

10月25日(日)深夜 テレビ東京
『乃木坂工事中』
2 : 28 =「今、話したい誰かがいる」
Pf : 橋本奈々未が不参加の15人による13th選抜
# 映画「ここさけ」舞台挨拶の情報が15秒と提供スポンサー画面が15秒割り込み


『Mステ』に13th選抜が登場したとき、衣装の美しさにハッとしました。

薄いピンクをベースに、淡い青を散りばめたワンピースで、素朴な華やかさとシンプルな佇まいがメンバーの色白ビジュアルを引き立てている。

13th選抜ではフロントをお姉さんメンバーが占めていますが、この衣装ならば、むしろ、ある程度大人の方が似合う感じで、乃木坂の衣装部、また良い仕事をしましたよね(笑)。

正直、「太陽ノック」12th選抜の紺系ステージ衣装は、渡辺みり愛くらいが丁度良く、年長組にはちょっと厳しいものがあって(笑)、今回のジャストフィット感がより際立っています。


肝心のパフォーマンスですが、3番組とも、歌は口パクか「被せ」、あるいは何らかのサポートが入っていて、生歌ではないと思います。

映画『心が叫びたがってるんだ。』は、子どもの頃のトラウマによって、言葉をしゃべれなくなった少女が、クラスで上演する歌唱劇の主役に選ばれ、友人たちと一緒に困難を乗り越え、最後、大勢の観客を前に、自分の声で高らかに歌をうたい上げる物語です。

そのエンディングテーマが「今、話したい誰かがいる」なのに、楽曲披露のステージが生歌でないのは、主人公の成瀬順が口パクで歌っているようなもので(笑)、どうにも様にならないでしょう。

映画のテーマを考えても、2014年8月神宮ライブにおける「何度目の青空か?」のように、出だしの一部だけでも、生歌にして欲しかったですね。

ただ、3番組のライブを見ていると、衛藤美彩と深川麻衣という「歌える」メンバーをフロントに入れたのに、運営は生歌にするつもりは全くないようで、勿体ないし、とても残念です。

「今、話したい誰かがいる」はダンス曲というより、歌唱曲なので、今後、運営の気が変わることを願いながら(笑)、生歌の話は一旦置いて、ダンスの印象を書いていきます。


『Mステ』のパフォーマンスは2分半で、神宮ライブの3分強より短いんですが、全体フォーメーションの変化や個々人のフリがより分かり易く、どういうダンスをしたかったのか、ようやく理解しました。

間違いなく、神宮より、フリがよく入っていて、ターン、移動、腕の振りなどのキレが良く、だから意図が伝わるのだと思います。

もちろん、Mステのカメラワークは、業界屈指の上手さなので、その点で、神宮のステージと差が付いた部分はあるかもしれないけど、スタジアムで踊りを観ていても、今ひとつピンとこなかったので、メンバーが練習を重ねて上手くなったのだと思います。


確かに、皆で一斉に、右腕をまっすぐ上に挙げるシーンなどは、キレイな全体ダンスになっていて、神宮のステージに比べると、ずっと向上していると感じました。

また、X字型に並ぶフォーメーションや、縦二つに分かれてランウェイを作り、そこを若月佑美、生駒里奈、松村沙友理が歩くシーンは、ダイナミックで楽しかった。

しかし、見終わってから、どうしても、何か物足りなさを覚える部分がある。

3番組のステージを観て分かったのですが、物足りなさの原因は、全体ダンスにおいて、揃いの精度がまだ低いことだと思います。


Mステのカメラは、パフォーマンスを上手く見せることに関して、細心の注意を払っているようで、全体ダンスで、フリが今イチ揃ってないシーンは、個人のアップを映すなどして、正面から撮るのを回避している節がある。

そのため、Mステの映像では確認しずらいのだけど、それでも、気になる点がある。

例えば、全員でターンをしたとき、一緒に回転する腕の処理が、各人バラバラで、その辺が「あれ?」という違和感につながっていく。

この点に関しては、(表1)に載せた「嫉妬の権利」のパフォーマンスが、非常に優れていて、体軸だけでなく、腕などの動きも意識して揃えるダンスになっています。


「今、話したい誰かがいる」のパフォーマンスをチェックするには、フルバージョンを披露した『乃木坂46SHOW!』が分かり易いと思います。

全体ダンスが、まだ精度不足であることが明確に出るシーンは、

目の前にはいつもヒントがあり
紛れもない過去の答えがある

の後半部分です。

半身状態で、肩から右方向へ水平に突き出した右腕を、右手を頭の後ろに持っていく感じで曲げ、同時に顔を後ろに向け、その後、正面を向いて、右手を前に伸ばす。

全体ダンスとしては、右手を後頭部に持ってくるタイミングを、1列目と2列目3列目で少しズラしているようで、フロントメンバーが腕を曲げた後、ちょっと遅れて後ろのメンバーが曲げに入っていくフリだと思います。

かなりクイックな時間差ダンスなんですが、2列目3列目メンバー12人の腕を曲げるタイミングが、精度良く揃っていないため、意図してフロントとズラしているのか、単に全体的にバラバラなだけなのか、ちょっと観ただけでは分かりづらくなっています。


もし、1列目と2列目3列目で0.3秒のズレを付けるなら、フロント4人と後列12人は、個々人のフリの意図せぬズレを0.3秒未満に収めないと、全体として何をやっているのか分からなくなってしまいます。

つまり、クイックな時間差を入れるのであれば、合わせるフリの揃いの精度を、その時間差よりずっと小さくしないと、観ている側に違和感が生じるんですね。

フリを揃える精度が低いのは、この部分で顔を後ろに向けるとき、その向け方がメンバーごとに、かなり異なっている点にも表れています。

例えば、センターの西野七瀬は、軽く首をひねる程度なのに、衛藤美彩と深川麻衣は、より深く後ろを向く感じになっている。

後列を観ると、3列目の生駒里奈は、胸が後ろを向くほど振り返って、半回転ターンに近い感じで戻ってくる(笑)。

あるいは、後ろを振り向く度合いも列によって程度差を付けているのかもしれないけど、個々人でこれだけバラバラだと、何をどうしたいのか意図がさっぱり分かりません。


このクイック時間差は、歌が2番に入って、

今までならきっと逃げてただろう
君のことを失うのが怖い

の後半部分で、再度登場します。

さらに、終盤、

目の前にはいつもヒントがあり
紛れもない過去の答えがある

で、もう一度、同じフリを踊ることになる。

合計3回も繰り返すので、おそらくメインの振り付けじゃないでしょうか。

そして、メインダンスだからこそ、難しいクイックな時間差を、唯一、持ってきたのだと思いますが、揃いの精度が不十分で、まだ踊り切れていない印象を受けました。


神宮ライブに比べると、フリは入っているのだけど、自分の動きを表現するのが精一杯で、どの程度、周りと揃っているかにまで、意識が行ってない気がします。

原因は簡単で、全体で練習する時間が、まだまだ全然、足りないのだと思います。

それを端的に証明するのが、シーソーですね。

ハンディカメラで撮影しながら、その都度、映像を観て修正する全体練習を、ある程度の時間行えば、さすがに、もうちょっと上手く出来るんじゃないかと。

さゆりん!、背が高いので、もっと屈まないと、後ろのまりっかは、どうすることも出来ないから(笑)。


一方、アンダーが披露した「嫉妬の権利」のパフォーマンスは、個々人のキレがある上に、全体ダンスもよく揃っていて、見応えのある出来になっていました。

ダンスのレベルが向上したため、歌詞の内容を解釈して、顔の表情や身体の動きに、気持ちを乗せる余裕が出来ていて、観ていて心が揺さぶられるような、パッションが伝わってきました。

単にダンスを見せるだけでなく、パフォーマンスを通して、歌の心を伝える。

ワンランク上の踊りで、観ていて満足度の高いステージでした。


「嫉妬の権利」がここまで成功したのは、Wセンターである堀未央奈と中元日芽香がしっかり踊れていることが大きいですが、加えて、見逃せないのは、2列目センター裏に川村真洋、永島聖羅、能條愛未がいることです。

ろってぃとじょーさんのダンスは、さすがに秀逸で、どの角度からセンターを映しても、二人のどちらかが入って、フロントとその背後がレベルの高い踊りをしているという印象を強く与えています。

また、せいらりんは、Wセンターの間から、歌詞世界に沿った魅力的な表情を披露して、全体ダンスのイメージセンターになっている感がある。

『乃木坂って、どこ?』の写真企画で、モデルとして花魁に扮し、優勝したことがあるけど、永さんは表情が豊かで、本来、女優向きなんですね。

「嫉妬の権利」のパフォーマンスでは、持ち前の才能を遺憾なく発揮して、Wセンターの真後ろとして、大きな役割を果たしていると思います。


アンダーのダンスが優れているのは、幸か不幸か、同じメンバーで、踊ってきたことが、少なからず影響しているかもしれません。

ほぼ同じメンバーで練習を続け、アンダーライブを積み重ねてきたことで、結束が固まり、「チーム」として機能し始めている気がします。

グループダンスを成功させる秘訣は、何と言っても、チームとしてのまとまりで、「嫉妬の権利」のパフォーマンスには、それを感じさせるものがありました。


まあ、2期メンバーだけで踊っているシーンを観ると、まだまだスキルが未熟な面はあって(笑)、練習をさらに重ねる必要があるけど、1列目2列目だけを比較すると、現時点では、アンダーの方が、選抜より、完成度が高いダンスを披露していると思います。

その理由は、もちろん才能の差ではなく、練習量と結束力の差じゃないでしょうか。

テレビ3番組のステージを観て痛感したのは、選抜も、アンダーのように、定期ライブを行うべきだということです。

パフォーマンスは、明らかに、アンダーの方が上手くなっていて、さらに差が広がりつつある印象を受けました。

シングル表題曲は、乃木坂を代表する歌で、もっとも優れたパフォーマンスを披露して欲しいのですが、最近、選抜メンバーが忙しく練習時間が取れないようで、明らかにダンスのクオリティが以前より下がっています

「今、話したい誰かがいる」も、現時点では、まだまだ踊り込みが足りず、年末に向け次々開催されるテレビ系音楽祭において、実力のある他のアーティストに負けないほどの存在感を示し、観客や視聴者を惹き付ける域には達していないと思います。

最新表題曲のステージが、歌はほぼ口パク、ダンスは今ひとつ、なんてことになると、特典商法でCDが何枚売れようが、乃木坂の音楽的発信力は地に落ちてしまうので、選抜のパフォーマンス向上のため、運営は早急に手を打つべきじゃないでしょうか。


さて、13枚目「今、話したい誰かいる」のCDが今日から発売され、オリコンデイリーの結果が出始めています。

(速報)「今、話したい」オリコン初日は53万4千枚、初動50万台後半確実も前作越えは店頭分次第か [28Oct15]

売り上げに関する詳しい分析は、サウンドスキャン第1週の数字が出る来週以降に行なうつもりですが、現時点で、ネット配信や有線リクエストがどうなっているのか、ちょっとだけ見ておきましょう。

まずは、iTunes Store のランキング。

(表2) 13枚目シングル収録曲のiTunes Store 最新ランキング

# 乃木坂以外の曲はオレンジ色で示している

iTunes Store トップソング (2015年10月28日13 : 00)
002位「新宝島」サカナクション [09/30発売]
004位「オトナチック」ゲスの極み乙女。 [10/14発売]
005位「今、話したい誰かがいる」13枚目表題曲 [10/28発売]
007位「トリセツ」西野カナ [09/09発売]
033位「君がくれた夏」家入レオ [08/19発売]
044位「悲しみの忘れ方」13枚目TypeC限定曲
071位「ハロウィン・ナイト」AKB48 [08/26発売]
079位「ポピパッパパー」13枚目TypeA限定曲
092位「隙間」13枚目通常盤限定曲
129位「嫉妬の権利」13枚目共通カップリング曲
149位「大人への近道」13枚目TypeB限定曲

iTunes Store トップアルバム (2015年10月28日13 : 00)
1位「今、話したい誰かがいる (Special Edition)」


はっきり言って、13枚目、配信は絶好調です(笑)。

「トップソング」では、13枚目収録の全6曲がすべて200位以内にランクイン。

過去のシングルでも、配信スタート直後は、全曲ランクインはありましたが、13枚目収録曲のダウンロードが開始されたのは、1週間前である10月21日(水)のお昼なんですね。

実は、この1週間、「大人への近道」や「隙間」は圏外に去った時期があったのですが、発売日が近づくにつれ復活しています。

こういった復活は、これまで見たことがなく、『Mステ』『乃木坂46SHOW!』『乃木坂工事中』『Girls Award』の効果が大きいとは思うけど、なかなか勢いがあります。

とくに、アルバム部門では、一時、3位まで落ちた順位が、再び、1位に帰り咲いていて、セールスが再上昇したことを示しています。

表題曲「今、話したい誰かがいる」は、トップソングで13:00現在5位(17:40では4位)ですが、これまでの最高順位は3位で、「何度目の青空か?」「命は美しい」と同じく、ベスト3入りを果たしています。


ところで、(表2)に、2位「新宝島」と4位「オトナチック」を載せましたが、この二つは、乃木坂が出演した先週金曜の『Mステ』で、サカナクションとゲスの極み乙女。がそれぞれ披露した曲です。

まあ、どちらも人気のあるグループで、間違いなく楽曲の魅力でファンを惹き付けている部分が大きいので、「今、話したい誰かがいる」が、今後、この2曲をどこまで追走出来るのか、その辺が、楽曲人気を測るバロメーターになると思います。

ちなみに、AKB48の41枚目表題曲「ハロウィン・ナイト」は71位で、今まさにハロウィンの季節なんですが、配信に関しては、やや苦戦している印象があります。


次に、有線ランキングを。

(表3) 13枚目シングル収録曲の最新有線ランキング

有線ランキング (2015年10月23日付)
004位「トリセツ」西野カナ [09/09発売]
017位「ハロウィン・ナイト」AKB48 [08/26発売]
034位「君がくれた夏」家入レオ [08/19発売]
051位「Must be now」NMB48 [10/07発売]
066位「ロマンスがありあまる」ゲスの極み乙女。 [06/17発売]
077位「新宝島」サカナクション [09/30発売]
101位「今、話したい誰かがいる」 [10/28発売]

「今、話したい誰かがいる」
ランクイン2週(2回)
発売3週前 : 118位 10月16日付 (10/03~10/09 集計) [初登場]
発売2週前 : 101位 10月23日付 (10/10~10/16 集計) [最新チャート]

「Must be now」NMB48
ランクイン2週(2回)
発売1週目 : 54位 10月16日付 (10/03~10/09 集計) [初登場]
発売2週目 : 51位 10月23日付 (10/10~10/16 集計) [最新チャート]

「ハロウィン・ナイト」AKB48
ランクイン9週(8回)、最高順位1位
発売1週前 : 15位 08月28日付 (08/15~08/21 集計) [初登場]
発売1週目 : 01位 09月04日付 (08/22~08/28 集計) [最高順位]
発売8週目 : 17位 10月23日付 (10/10~10/16 集計) [最新チャート]


「今、話したい誰かがいる」は、発売3週前に、118位で初登場しています。

実は、発売3週前からのランクインは、歴代初のことで、映画『心が叫びたがってるんだ。』の公開が9月19日(土)だったことが、早めの登場を引き起こした可能性があります。

ただ、118位、101位という推移は、低調なイメージで、今後、どこまで上昇するのか、注目されます。


10月7日(水)に発売されたNMB48の13枚目表題曲「Must be now」は、54位、51位と、「今、話したい誰かがいる」より好調な形でランクインしています。

NMB48は、前作「ドリアン少年」が、ランクイン10回、最高19位と、かなりの成績を収めており、このところ調子が良いんですね。

まあ、有線リクエストを伸ばすタイプの宣伝を仕掛けるかどうかでも、大きく順位は変わるだろうから、ランキング成績だけで楽曲人気は判断出来ませんが、2作続けて結果を出すとなると、関心を集めている可能性は高いんじゃないでしょうか。


AKB48の「ハロウィン・ナイト」は、ランクイン9週(8回)、最高1位と、有線は好調で、現在も17位に付けています。

ネット配信が今ひとつで、有線が好調というのは、あるいは、この曲が、比較的、大人の年齢層に受けていることを示すのかもしれません。

ダウンロードして音楽を手に入れるのは、ネットと親和性の高い、若い世代が中心で、一方、有線をリクエストするのは、より大人の世代というイメージがあります。

もちろん、あくまで「イメージ」なんだけど、「ハロウィン・ナイト」が、昔のディスコを想起させるような雰囲気があることを考えると、大人に受ける曲という見方は、結構、当たっている気もします。

映画『サタデー・ナイト・フィーバー』でジョン・トラボルタが踊っていてもおかしくない(笑)、そんな風情があるので。


もし、この考察が正しければ、映画『心が叫びたがってるんだ。』は高校生を中心とするかなり若い世代をターゲット中心にしている節があるので、主題歌である「今、話したい誰かがいる」は「ハロウィン・ナイト」と逆に、配信好調、有線今イチになるのかもしれません。

まあ、発売週を迎えて、いきなりジャンプアップすることも十分あり得るので、現時点では、何とも言えませんが。

ただ、西野カナ「トリセツ」のように、iTunes Store トップソング7位、有線ランキング4位と、両方ともに図抜けた順位を示す歌もあって、こういう成績を収めて初めて、ヒット曲の候補に入るのだと思います。

乃木坂の歌に関して、このブログで、配信と有線の両方を注視してきたのは、二つ揃わないと、ヒットかどうか検討するところまで行かないからで、加えて、出来ればカラオケの人気も欲しい。

実際、本当のヒット曲は、複数の指標で好成績を残していると思います。

ああ、CDセールスは別ですよ、特典商法があるので、楽曲人気の参考にはなりません(笑)。

iTunes Store ランキングと有線ランキングについては、後日、順位の推移を載せて、「今、話したい誰かがいる」のヒット度合いを考えるつもりです。


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// 過去の記事を読みたい方へ

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 乃木坂メンバーが関わる映画・舞台・テレビ番組

[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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(速報)「今、話したい」オリコン初日は53万4千枚、初動50万台後半確実も前作越えは店頭分次第か [28Oct15]

2015-10-28 19:53:57 | 芸能
先ほど、2015年10月27日付オリコンデイリーランキングにおいて、13枚目「今、話したい誰かがいる」が53万4千枚で初登場1位を獲得したことが判明しました。

オリコン週間ランキングの売り上げ枚数、つまり「初動」は、来週発表ですが、歴代シングルのデータを使うと、初日の数字から第1週をある程度推測することが出来ます。

以下の表は、6枚目「ガールズルール」から12枚目「命は美しい」までの7シングルにおける、初日から初動への積み上げ枚数を示しています。

(表1) 6枚目から12枚目までのオリコン初日と初動の売り上げ枚数差

凡例
[シングル番号] 初日売り上げ枚数 =(+初動と初日の差)=> 初動売り上げ枚数(サウンドスキャンによる店頭売り上げ枚数)

# 売り上げ枚数はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「*」は、通常盤とアニメ盤がサウンドスキャンのTOP20にランクインしなかったため、初回限定盤3種類合計のそれぞれ4%と4.5%として枚数を推定し、合算して求めた店頭売り上げ枚数の意。8枚目以降は、すべての種類の盤がランクイン
# 12枚目の店頭販売分とSE盤(セブンイレブン限定盤)販売分は、オリオンとサウンドスキャンからの推定

[06] 28.6 =(+5.1)=> 33.7(店頭09.7*)「ガールズルール」
[07] 34.7 =(+4.8)=> 39.5(店頭09.0*)「バレッタ」
[08] 38.7 =(+7.1)=> 45.8(店頭11.8)「気づいたら片想い」
[09] 37.5 =(+4.7)=> 42.2(店頭11.0)「夏のFree&Easy」
[10] 41.2 =(+6.6)=> 47.9(店頭11.7)「何度目の青空か?」
[11] 42.2 =(+7.8)=> 50.0(店頭15.0)「命は美しい」
[12] 48.2 =(+12.8)=> 60.9(店頭15.5+SE盤4.0)「太陽ノック」
[13] 53.4 =(+??)=> ??「今、話したい誰かがいる」


12枚目「太陽ノック」は、セブンイレブン限定盤など、従来とは異なる特典と販路を備えたCDが含まれ、発売6日目のオリコンデイリーがいきなり8万枚に跳ね上がるなど、初日から初動への積み上げとしては、あまり参考になりません。

そこで、6枚目から11枚目までを対象にすると、差(初動-初日)は、最低で4.7万枚、最高が7.8万枚、平均は6.0万枚となります。

これらのデータから、「今、話したい誰かがいる」の初動売り上げ枚数を予測してみましょう。

(表2) 13枚目「今、話したい誰かがいる」初日の数字から推定した初動売り上げ枚数

# (括弧)内は6枚目から11枚目までの差(初動-初日)の最低値、平均値、最高値で、13枚目初動推定枚数は、初日の数字にこれらを加えて計算している

最低(+4.7万枚) : 初動 58.0万枚
平均(+6.0万枚) : 初動 59.4万枚
最高(+7.8万枚) : 初動 61.2万枚


まず、過去6シングルの初日から初動への最低積み上げを適用しても、58.0万枚となるので、13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動が50万台後半に入るのは確実です。

そして、平均積み上げだと59.4万枚、最高積み上げでは61.2万枚。

前作「太陽のノック」は60.9万枚なので、(表2)からは、初動前作割れかほぼ同程度という見通しになります。


差(初週-初日)が店頭売り上げと、大まかながらもリンクしていることから、初日から初週への積み上げの大部分は店頭販売だとする見方があります。

乃木坂のシングルは、CD発売日に、それまで募集した個別握手会の支払いが終わっているので、握手会分の売り上げはほとんど初日に吸収される傾向があるので、こういう見方が出来るわけです。

これが正しいとすれば、11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」は、明らかに店頭販売がそれ以前より伸びている上に、13枚目には、初回限定盤3種と通常盤に加え、「ここさけ」盤が発売されている。

従って、店頭販売はかなり伸びると見るのが妥当で、58.0万枚~61.2万枚という(表2)の予想範囲で、前作と同程度の60万枚+アルファあたりの可能性が高いかなと思っています。


ちなみに、前回記事では、初動売り上げを、以下のように、56.0万枚から63.0万枚の範囲で、もっとも確率が高いのは61.0万枚くらいと予想しました。

(表3) 13枚目初動の予想

予測
13枚目 : 初動61.0万枚 [56.0~63.0] (店頭17.0万枚+個別44.0万枚)


初日の数字を見る限り、今のところ、前作のように、大慌てで、予想の大幅下方修正を考え始めるなんて、悲しい事態は避けられそうです(笑)。

とにもかくにも、オリコンデイリー初登場1位、おめでとうございます。

以上、速報的にお伝えしました。


関連記事

13枚目「今、話したい」初動予想は前作並み61万枚も、店頭17万枚以上なら歴代最高が視野に [23Oct15]

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// 過去の記事を読みたい方へ

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
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2013年11月 ~ 2014年6月
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2013年4月 ~ 2013年10月
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// 乃木坂メンバーが関わる映画・舞台・テレビ番組

[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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13枚目「今、話したい」初動予想は前作並み61万枚も、店頭17万枚以上なら歴代最高が視野に [23Oct15]

2015-10-23 19:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビラジオ注目番組

[地デ] 10月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION
乃木坂46が出演、「今、話したい誰かがいる」を地上波でステージ初披露。

[地デ] 10月24日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
星野みなみと北野日奈子が出演。

[BS] 10月24日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!
10月25日(日) 10 : 00 ~ 同チャンネルで再放送
『今、話したい誰かがいる』『嫉妬の権利』のスタジオライブあり。

[BS] 10月25日(日) 22 : 00 ~ BSスカパー『舞台「ヴァンパイア騎士」』
若月佑美主演の舞台をBSスカパーが放送。

今週!火曜午後6時57分から、新番組に真夏さん登場
[地デ] 10月27日(火) 18 : 57 ~ テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV
秋元真夏がレポーターとして、初回スペシャルに出演。

今週!火曜午後7時56分から、あの老舗お笑い番組に生駒ちゃん!!
[地デ] 10月27日(火) 19 : 56 ~ 日テレ『踊る!さんま御殿
生駒里奈が単独で出演。女性アイドルとしては、他にモーニング娘。'15の飯窪春菜が出演。

今週!土曜早朝4時半から、みなみ&きいちゃん再び!!
[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。


乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。

10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)

10月28日(水) 13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」CD発売

10月31日(土)『日テレ HALLOWEEN LIVE 2015』夜ハロウィン(開演18:00) in 武道館 に乃木坂46が出演



昨日から今日に掛けて、13枚目「今、話したい誰かがいる」の個別握手会第11次応募受付が行なわれ、それに伴って、第10次応募終了後の完売状況が判明しました。

個別握手会によるCDセールスで、オリコン第1週売り上げに算入されるのは、今回の第11次応募分までと考えられますが、その完売状況が分かるのは、来週、シングルが発売された翌日木曜で、すでに初日、二日目のデイリーが発表された時点です。

フラゲ分と発売日分の売り上げ枚数が分かれば、初動の数字は自ずと見えてくるので、予想するならば、タイミングは「今でしょ」となります(笑)。

従って、今日は、第10次応募分までの完売状況から、第11次応募分を含む個別握手会セールスを考え、さらに、初回限定盤など店頭販売CDのセールスを推測し、両者の合計を計算して、オリコン第1週の売り上げ枚数を予想してみます。

まあ、このブログの恒例行事ですね(笑)。


最初に、用語の説明をしておきます。

「初動」という言葉は、シングル発売後、最初に発表されるオリコン週間ランキングにおける売り上げという意味で使っています。

一方、発売日に発表されるオリコンデイリーの売り上げは「初日」という言葉で表していて、「初動」とは異なります。

デイリー初登場が「初日」であれば、ウィークリー初登場は「初動」ではなく、「初週」とした方が座りは良いのですが、「初週」より「初動」の方がよく見かける言葉なので、このブログでも、多くの場合、「初動」を使っています。


オリコンの歴史に詳しくないのですが、おそらく以前は週間ランキングしかなかったので、最初に出てくる数字が文字通りの「初動」であって、発売第1週売り上げが「初動」と呼ばれるようになったのだと思います。

その後、デイリーランキングが登場したため、最初に出てくる数字は「初日」となり、これを「初動」と勘違いする人がいて、やや混乱しているのでしょう。

「初週」と「初動」、どちらを使うかは難しいところで、このブログでも、「初週」で統一している記事もあります。

ただ、「初週」は、国語辞書に載っていない熟語で、パソコンの漢字変換でもしつこく「初秋」と出るので(笑)、やはり、オリコン第1週を「初動」という言葉で表すことにします。


握手会スターは、新たに高山一実、星野みなみ、伊藤万理華が加わって、11人から14人へ拡大

では、個別握手会によるCDセールスから見ていきましょう。

(表1) 13枚目個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」のシミュレーション計算は、個別握手会における、CD1枚あたりの平均割り振り時間を8.8秒として行なっている。この場合、完売1部は614枚となる
# メンバー名の色は、13th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「uc」はアンダーセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

[01] 30部/30部 (1.00; 03次, 1.84万枚) 白石麻衣(c) 西野七瀬(c)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次, 1.84万枚) 秋元真夏 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未
[01] 30部/30部 (1.00; 06次, 1.84万枚) 齋藤飛鳥 深川麻衣 若月佑美
[01] 30部/30部 (1.00; 07次, 1.84万枚) 桜井玲香
[11] 29部/30部 (0.97, 1.84万枚) 高山一実 星野みなみ
[13] 28部/30部 (0.93, 1.84万枚) 伊藤万理華
[14] 26部/30部 (0.87, 1.84万枚) 松村沙友理
[15] 26部/26部 (1.00; 10次, 1.6万枚) 堀未央奈*(uc)
[16] 22部/25部 (0.88, 1.53万枚) 井上小百合
[17] 23部/23部 (1.00; 10次, 1.41万枚) 中元日芽香(uc)
[18] 13部/21部 (0.62, 1.25万枚) 新内眞衣*
[19] 10部/19部 (0.53, 1.11万枚) 生駒里奈
[20] 13部/18部 (0.72, 1.09万枚) 北野日奈子*
[21] 11部/18部 (0.61, 1.07万枚) 中田花奈
[22] 08部/18部 (0.44, 1.03万枚) 寺田蘭世* 永島聖羅
[24] 06部/18部 (0.33, 1.00万枚) 斉藤優里
[25] 07部/13部 (0.54, 0.76万枚) 樋口日奈
[26] 02部/12部 (0.17, 0.63万枚) 能條愛未
[27] 05部/10部 (0.50, 0.58万枚) 渡辺みり愛*
[28] 00部/12部 (0.00, 0.58万枚) 山崎怜奈*
[29] 01部/11部 (0.09, 0.56万枚) 鈴木絢音*
[30] 05部/07部 (0.71, 0.42万枚) 川後陽菜
[31] 01部/08部 (0.13, 0.41万枚) 相楽伊織*
[32] 00部/08部 (0.00, 0.39万枚) 佐々木琴子*
[33] 00部/07部 (0.00, 0.34万枚) 斎藤ちはる
[34] 02部/06部 (0.33, 0.33万枚) 伊藤かりん
[35] 01部/06部 (0.17, 0.31万枚) 伊藤純奈*
[36] 00部/06部 (0.00, 0.29万枚) 川村真洋
[37] 01部/05部 (0.20, 0.26万枚) 和田まあや

(シミュレーション計算の方法)
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明


注目したいのは、30部全完売の経験がない高山一実、星野みなみ、伊藤万理華の3人が、ソールドアウトまであと1部又は2部に迫っていて、推定枚数上では、全完売と言っていいレベルに達していることです。

さらに 14位の松村沙友理も、30部中26部と前作を上回るスピードで完売部数を伸ばし、推定枚数では、全完売まであと70枚程度に迫っている(笑)。

つまり、13枚目個別握手会で30部を担当する14人のメンバーは、全員がシングル発売前に、全ての部数を売り切る人気を持ったことになります。

12枚目「太陽ノック」では、齋藤飛鳥が30部全完売グループに仲間入りを果たし、長らく10人だった握手会スターが、11人に増えましたが、13枚目では、さらに、かずみん、みなみ、まりっかの3人が加わり、一気に14人にまで拡大しました。


37人のグループで、14人が最高30部を全完売というだけでも凄いですが、その上に、15位の堀未央奈は26部を10次で全完売、16位の井上小百合は25部中22部完売でほぼ全完売、さらに、17位の中元日芽香は23部を10次で全完売。

もう全完売祭りです(笑)。

12枚目でトップギア宣言をした高山一実は(笑)、テレビドラマ『初森ベマーズ』で主要役として活躍、星野みなみは13枚目で5枚目「君の名は希望」以来の福神復帰、伊藤万理華と井上小百合は、舞台『すべての犬は天国へ行く』で素晴らしい演技を見せ、堀未央奈と中元日芽香は12枚目からアンダーの中心メンバーとして存在感を示した。

確かに、なるほど納得の人気上昇なんですが、10枚目「何度目の青空か?」あたりまでは、彼女たちも、なかなか、本当になかなか完売部数が伸びなかったわけで、乃木坂に入って4年、少なからぬメンバーが、何かを掴み始めたのかなという気がします。


2期メンバーの人気上昇が握手会セールスの伸びに大きく貢献

(表1)を見ると、18位に、21部中13部完売の新内眞衣が入っていて、まいちゅんの高い人気を裏付けています。

新たな握手会スターとその候補が次々に誕生した13枚目個別握手会セールス、もう一つの特徴は、堀未央奈を含む、2期メンバーの躍進です。

20位に、18部中13部完売の北野日奈子、22位に、18部中8部完売の寺田蘭世と、2期メンバーが、1期を越えて、上位に食い込み始めている。


新内眞衣は、『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』という個人の冠ラジオ番組を持ち、舞台『すべての犬は天国へ行く』でも、殺される娼婦と真実を暴露する新聞配達の娘という、難しい2役をこなし、確実に注目度を上げてきました。

また、北野日奈子は、『開運音楽堂』や『初森ベマーズ』への出演で爪痕を残し、『乃木坂の「の」』では現在MCを務めている。

さらに、寺田蘭世は、モバメやブログを積極的に活用してファンへアピールし、13thアンダーでは、北野さんとともに、初めてフロントに抜擢されています。

こういった活躍を通して、2期メンバーの握手会人気も上昇気流に乗り始め、その躍進は、前作12枚目から売り上げを伸ばす一つの原動力となっています。

(表2) 12枚目と13枚目のにおける個別握手会第10次応募終了時点の1期2期別売り上げ状況

凡例
完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数) : グループ名(人数)

# 表記法は(表1)と同じ

12枚目10次応募終了後
448部/598部 (0.75, 34.8万枚) : 1期(26人)
052部/133部 (0.39, 06.9万枚) : 2期(10人)
500部/731部 (0.68, 41.7万枚) : 全体(36人)

13枚目10次応募終了後
507部/591部 (0.86, 35.6万枚) : 1期(26人)
070部/144部 (0.49, 08.1万枚) : 2期(11人)
577部/735部 (0.79, 43.8万枚) : 全体(37人)

12枚目10次後から13枚目10次後への伸び
+59部/-07部 (+0.11, +0.8万枚) : 1期(±0人)
+18部/+11部 (+0.10, +1.2万枚) : 2期(+1人)
+77部/+04部 (+0.10, +2.1万枚) : 全体(+1人)


12枚目と13枚目を比べると、1期は完売部数を448部から507部と59部も伸ばし、完売率も75%から86%にアップしている。

驚異的な数字ですね(笑)。

一方、2期は、完売部数が52部から69部へ17部の積み上げで、完売率は39%から48%に上昇。

完売部数だけを眺めると、1期の人気が圧倒的なんですが、推定売り上げ枚数を見ると、ちょっと違ったことが分かります。

1期は、34.8万枚から35.6万枚へ0.8万枚のアップに対して、2期は、6.9万枚から8.1万枚へ1.2万枚の増加。

12枚目で一時休業した山崎怜奈の分は0.6万枚弱程度と推測されるので、前作握手会に参加したメンバーに絞ると、グループ全体としては、2期は1期とほぼ同じか、やや少ない増分になります。

しかし、2期の人数は1期の半分以下なので、2期メンバー1人当たりの躍進は、実は、かなり大きいと言えます。


(表3) 個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数を、13枚目と12枚目で比べたときの、伸びのトップ10メンバー

凡例
[順位] 完売部数の伸び(12thの部数→13thの部数)/担当部数の増加分(12thの部数→13thの部数) {推定売り上げ枚数の伸び} メンバー名

#「推定売り上げ枚数の伸び」は、13枚目第10次応募終了後の推定売り上げ枚数から、12枚目同次のそれを引いた枚数。万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# 「*」は2期メンバー
# 12枚目個別握手会に参加しなかった山崎怜奈は順位づけの対象から除いている

[01] +03部(19→22)/+6部(19→25) {+0.36万枚} 井上小百合
[02] -03部(11→08)/+7部(11→18) {+0.36万枚} 寺田蘭世*
[03] +09部(17→26)/+4部(22→26) {+0.27万枚} 堀未央奈*
[04] +16部(12→28)/+1部(29→30) {+0.25万枚} 伊藤万理華
[05] +15部(08→23)/+1部(22→23) {+0.23万枚} 中元日芽香
[06] +05部(02→07)/+2部(11→13) {+0.23万枚} 樋口日奈
[07] -03部(04→01)/+5部(06→11) {+0.20万枚} 鈴木絢音*
[08] +04部(09→13)/+2部(16→18) {+0.16万枚} 北野日奈子*
[09] +04部(09→13)/+1部(20→21) {+0.14万枚} 新内眞衣*
[10] +03部(26→29)/+2部(28→30) {+0.13万枚} 高山一実


ランクインした1期メンバーを見ると、次シングルで30部を全完売しそうな井上小百合が1位、予想を裏切るスピードでセールスを伸ばし握手会スターとなった伊藤万理華が4位、今もっとも選抜に近い1期と目される(笑)中元日芽香が5位で、なるほどなるほどの面子が揃っている。

また、樋口日奈が担当2部増加に対して、完売を5部伸ばし、6位に入っていて、切っ掛けを掴みかけている雰囲気があります。


一方、2期メンバーでは、担当が7部増えたにもかかわらず、3部減ながら8部完売を達成している寺田蘭世が、大きく売り上げ枚数を伸ばし、2位にランクイン。

さらに、次シングルの30部全完売が見えてきた堀未央奈が3位、担当5部アップにもめげず完売を出している鈴木絢音が7位、売り上げ順位で上位に食い込みかけている北野日奈子と新内眞衣がそれぞれ8位と9位。

伸びのベスト10に、11人しかいない2期メンバーが5人も入っていて、この表からも2期の躍進ぶりが窺えます。


1期は、新たな握手会スターが3人も誕生したのだけど、みなみとかずみんは、枚数的には、前作でも結構好調だったので、伸び自体はそんなにないんですね。

もちろん、井上、万理華、中元など、前作から大きくCDセールスを伸ばした人はいるけど、握手会人気が伸び悩んでいるメンバーが少なからずいる。

一方、2期は、13枚目でセールスを急速にアップさせたメンバーがグループの半分近くを占め、その高比率によって、担当部数減などで売り上げを下げてしまったメンバーの分を余裕で補うことが出来る。

こういった2期の上昇気流は、運営も分かっているのか、13thアンダーのフロント4人は、3人が2期メンバーで占められ、象徴的な抜擢になっています。

やはり、2期メンバーも、『プリンシパル deux』でのお披露目から2年半が経過して、徐々に芸能の世界に慣れてきて、頭角を現し始めるメンバーが出てきたんじゃないでしょうか。

2期として正式に乃木坂に入りながら、選抜に入れず、それどころか長らく研究生に据え置かれ、自分のブログすら持てなかったメンバーが多いので、もっとスポットライトを浴びたいという飢餓感は強いかもしれません。


オリコン初動に算入される個別握手会セールス分は44万枚あたりか

13枚目個別握手会の特徴は、新たな握手会スターとその候補が1期から何人も出現したこと、2期が1期を上回るCDセールスの伸びを見せたことの二つだと思います。

もし、今日の記事が、第10次応募終了後分析であれば、「1期の新スター誕生と2期の躍進」といったタイトルにしたと思います(笑)。

しかし、テーマは初動予想なので、「分析」はこの辺にして、売り上げ枚数を推測してみましょう。

(表4) 13枚目に関する個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。

13枚目「今、話したい誰かがいる」
発売日:2015年10月28日(水)
オリコン初動集計締切:2015年11月01日(日)
初動算入:第11次分まで

[01次] +000 {000/735(00.0%), 00.0万枚} (2015/08/13~08/14, -79d)
[02次] +129 {129/735(17.6%), 16.5万枚} (2015/08/20~08/21, -72d)
[03次] +149 {278/735(37.8%), 28.9万枚} (2015/08/27~08/28, -65d)
[04次] +25-37 {266/735(36.2%), 29.3万枚} (2015/09/03~09/04, -58d)
[05次] +081 {347/735(47.2%), 34.6万枚} (2015/09/10~09/11, -51d)
[06次] +067 {414/735(56.3%), 38.5万枚} (2015/09/17~09/18, -44d)
[07次] +059 {473/735(64.4%), 41.1万枚} (2015/09/24~09/25, -37d)
[08次] +045 {518/735(70.5%), 42.5万枚} (2015/10/01~10/02, -30d)
[09次] +039 {557/735(75.8%), 43.4万枚} (2015/10/08~10/09, -23d)
[10次] +020 {577/735(78.5%), 43.8万枚} (2015/10/15~10/16, -16d)
[11次] +??? (2015/10/22~10/23, -09d)
[12次] +??? (2015/10/29~10/30, -02d)

# [04次]の「-37」は、システムトラブルにより、完売表示されていた枠が、再度、非完売になったためのマイナス


(表2)にも示した通り、第10次応募終了後の推定枚数は43.8万枚です。

そして、初動算入分を計算するためには、まず第11次応募終了後の完売状況を予想する必要があります。

(表4)を見ると、前次からの積み上げ完売部数は、6次、7次、8次、9次、10次と減少し続けています。

そのため、11次応募での積み上げは20部を割り込むとするのが妥当でしょう。


こういった見通しに加えて、各メンバーの勢い、関東会場に非完売部があるかどうかなどを考慮して、以下のようなケースを予想してみました。

(表5) 13枚目個別握手会第11次応募分の予測

前次からの積み上げ完売部数
高山+1(全完売)、万理華+2(全完売)、みなみ+1(全完売)
松村+2、井上+1、生駒+1、中田+1、永島+1、樋口+1、川村+1
新内+1、寺田+1

[11次] +014 {591/735(80.4%), 44.0万枚} (2015/10/22~10/23, -09d)


全メンバーの具体的な完売部数がないと、シミュレーションが出来ないので、敢えてモデルケースを考えています。

ただ、14部の積み上げは、これまでの流れから見て、比較的妥当な見通しじゃないでしょうか。

10次応募終了後で、全体完売率はすでに78.5%に達し、人気のあるメンバー、会場、時間帯は、少なくなっているので、そんなに派手には伸びないという読みです。

ということで、第11次応募終了後の推定売り上げ枚数は、44.0万枚あたりとの予測が出てきました。

もちろん誤差はありますが、平均割り振り時間8.8秒での計算結果は、ここ数シングル、比較的良好に実値とマッチしているので、範囲としては、プラスマイナス1万枚で、43.0万枚から45.0万枚としておきます。


店頭販売CDのセールスは17万枚として、最低13万枚、最高18万枚と予想

次に初回限定盤など店頭販売CDの売り上げです。

13枚目「今、話したい誰かがいる」は、初回限定盤がTypeA、TypeB、TypeCの3種類、通常盤が1種類、さらに今回特別に映画『心が叫びたがっているんだ。』の主題歌採用を記念したアニメ『ここさけ』盤の合計5種類となっています。

こういった店頭販売CDのセールス予測するため、取り敢えず、過去のデータを見てみましょう。

(表6) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳

凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年10月26日付[10/12(月)~10/18(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。

01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0) [62.0] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4) [67.5] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : ?? (??+??) 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」


店頭販売CDの売り上げ枚数は、8枚目「気づいたら片想い」から10枚目「何度目の青空か?」まで11万台を推移していましたが、11枚目「命は美しい」で15.0万枚に跳ね上がます。

12枚目の15.5万枚は、サウンドスキャンがセブンイレブン販売分を算入してないと仮定して求めた数字で、従来より大きな誤差を見込む必要はありますが、11枚目で15万台に入った流れを考えると、それほど外していないと考えています。

「太陽ノック」初動再分析、SE販売分はSSに入らず、初回限定盤セールスが前作越えした可能性 [12Aug15]

この流れからすると、13枚目の店頭販売も、初回限定盤プラス通常盤で15万枚が考える目安になります。


「ここさけ」盤は、税込み価格が1404円で、初回限定盤1650円と通常盤1050円の中間に位置しています。

「心が叫びたがってるんだ。」キャラクターカードが1枚、全4種からランダム封入されています。

この映画は若い女性の共感を呼びやすい物語で、そういった層の購買行動が鍵を握ると思いますが、男性ファンが多いであろう「ラブライブ」ならともかく、「ここさけ」でキャラクターカードのコンプリートを目指すファンがどれくらいいるのか、ちょっと疑問を感じます(笑)。


ただ、「ここさけ」盤には、全国握手会券も入っていて、これは気になる特典です。

というのも、初回限定盤より価格が低いので、全国握手会券を安く手に入れることが出来、そこに、「ここさけ」のキャラクターカードが付いている。

転売目的で購入する場合、非常に売りやすい商品の筈で、大量購入を目論む人が出てくるかもしれない(笑)。

11枚目「命は美しい」通常盤のサウンドスキャン第1週は6千枚弱で、何の特典もなく、映像作品もなければ、5千枚程度という感じでしょうか。

「ここさけ」盤は通常盤より値段が高いけど、初回限定盤より安く全国握手会参加券が手に入り、キャラクターカードが付いて転売しやすいことから、5千枚を遥かに越えても不思議ではないと思います。


初回限定盤のアピールポイントは、12枚目の特典映像がペアPVだったものを、個人PVに戻したことで、「推し」の作品が収録されている盤は買うというファンは多いかもしれません。

一方、「ここさけ」ファンで、乃木坂の曲に興味を持った方は、CDを買うより、ダウンロードして手に入れる可能性が高く、アニメファンが、店頭販売セールスを押し上げるような形には、なりづらい気がします。

店頭販売の場合、完売表のような、セールスを予測する決定的な資料がないので、最終的には勘に頼らざるを得ないけど、以上の論点を踏まえて、初回限定盤プラス通常盤が16万枚、「ここさけ」盤が1万枚として、合計17万枚あたりでどうでしょう(笑)。


13枚目初回限定盤の個人PVに関して、運営は「素晴らしいクリエイターが腕によりをかけた傑作揃い」といった雰囲気を作ろうとしているけど(笑)、玉石混淆の作品群で、出来不出来は、観る人の好き嫌いに左右されることは、多くのファンがよく分かっていると思います。

また、舞台『すべての犬は天国へ行く』が初日を迎えながら、ソールドアウトせず、当日券を売っていたことからも、ライブならともかく、ドラマ系の作品に惹かれる乃木坂ファンがそれほど多いようには見えません。

過去のシングルを見ても、個人PVが初回限定盤のセールスを大きくアップしたと感じるケースは、あまり思い当たらない。

例えば、6枚目「ガールズルール」は、5枚目「君の名は希望」まで収録していた個人PVではなく、舞台『16人のプリンシパル』のダイジェストや「運動会」などを特典映像にしていますが、(表6)に示されるように、店頭販売は5枚目7.2万枚から6枚目9.7万枚と、大きく伸びています。

個人PV はファンからの評判は良いのだけど、CDセールスを押し上げる効果にはやや疑問符が付いて、売り上げとなると、やはり全国握手会とミニライブの魅力が中心になるんじゃないでしょうか。

ただ、一線のクリエーターと仕事をすることで、メンバーが大きく成長するので、CDセールスへの効果云々にこだわらず、個人PVは、今後もぜひ続けて欲しいですね。


一方、売り上げを左右すると考えられる全国握手会ですが、13枚目は、以下のように、かなり先の開催なので、発売後すぐにCDを買って、参加券を用意する必要はない。

2015年10月28日(水) 13枚目シングルのCD発売
2015年12月26日(土) 13枚目第1回全国握手会 in ポートメッセなごや
2016年01月10日(日) 13枚目第2回全国握手会 in 幕張メッセ
2016年02月27日(土) 13枚目第3回全国握手会 in 京都パルスプラザ

こういったマイナス要素を考慮すると、初回限定盤プラス通常盤は11枚目、12枚目とあまり変わらない16万枚あたりかなと。


さて、店頭販売セールスは読み切れない部分が多いので、下限と上限を考えた方がいい。

まあ、どんなに低調でも、店頭販売5種の合計が13万枚を割り込むなんてことは、ちょっと考えられない、というか考えたくない(笑)。

逆に上限は、18万枚を越えるとなると、(表6)から考えて、1段階上の店頭販売に入って、AKB48の41枚目「ハロウィン・ナイト」の店頭第1週16.1万枚を完全に抜き去ることになります。

ヒット曲のない乃木坂に関して、ヒット曲を多数持っている国民的アイドル、しかも公式ライバルの売り上げを越えるなんて予想は、まだまだおこがましい話なので、大人しく18万枚くらいにしておきましょう(笑)。

つまり、17万枚を本命に、下限が13万枚、上限が18万枚ということです。

オリコン初動に流し込む個別握手会分は、44万枚を中心に43万枚から45万枚の間なので、店頭販売分と併せると、もっとも確率の高い初動は61万枚で、56万枚から63万枚の範囲という予想になります。

予測
13枚目 : 61.0 [56.0~63.0] (17.0+44.0) 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」


前作12枚目初動は60.9万枚なので、前作と同じレベルになる可能性が高いという読みですね。

個別握手会は12枚目でも、飽和状態だったので、枚数的にあまり伸びる余地がない。

加えて、ライブ券を付けて売ったセブンイレブン限定盤の4万枚が、13枚目ではなくなるので、前作越えを目指すには、実は、もともと厳しい条件なんですね。

そういった状況の中、もし前作並みの初動61万枚を達成出来れば、乃木坂のCDセールスは、非常に強力だと考えていいんじゃないでしょうか。


個別握手会分の44万枚は、比較的に堅い数字だと思うので、前作を越えるためには、店頭販売分として17万枚以上が必要になります。

つまり、店頭販売で17万枚を突破すれば、前作を上回り、歴代最高初動を達成する可能性が高くなる。

そして、それは、AKB48が2ヶ月前に発売したシングルの店頭販売を上回ることを意味します。

13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動、そして乃木坂46が、どこまで行くのか。

答えは来週後半に判明するでしょう。


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// 過去の記事を読みたい方へ

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
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// 乃木坂メンバーが関わる映画・舞台・テレビ番組

[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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1月発売は14thシングル?それとも2ndアルバム?紅白選抜の中核は白石西野生駒生田橋本+松村か [20Oct15]

2015-10-20 17:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビラジオ注目番組

[AM] 10月21日(水) 22 : 00 ~ 25:00 文化放送『レコメン!
生駒里奈と若月佑美が出演。二人の登場は22 : 45頃の予定。

今日!金曜午後7時から再放送
[CS] 10月23日(金) 19 : 00 ~ 21 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『M-ON! SPECIAL 「乃木坂46」 ~太陽ノック!!!~ Vol.2』(リピート放送)
9月に放送された個人PV特集の続編。
伊藤万理華の2015/09/06_22:54ブログ

今日!金曜午後8時から
[地デ] 10月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION
乃木坂46が出演、「今、話したい誰かがいる」を地上波でステージ初披露。

明日!土曜早朝4時30分から、録画予約は今夜までに!!笑
[地デ] 10月24日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
星野みなみと北野日奈子が出演。

明日!土曜午後11時15分から
[BS] 10月24日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!
10月25日(日) 10 : 00 ~ 同チャンネルで再放送
「今、話したい誰かがいる」「嫉妬の権利」のスタジオライブあり。

[BS] 10月25日(日) 22 : 00 ~ BSスカパー『舞台「ヴァンパイア騎士」』
若月佑美主演の舞台をBSスカパーが放送。

[地デ] 10月27日(火) 18 : 57 ~ テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV
秋元真夏がレポーターとして、初回スペシャルに出演。

[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。


乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。
10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)
10月28日(水) 13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」CD発売
10月31日(土)『日テレ HALLOWEEN LIVE 2015』夜ハロウィン(開演18:00) in 武道館 に乃木坂46が出演



この前の『乃木坂工事中』で、13枚目アンダー曲『嫉妬の権利』のスタジオライブが放送されましたが、ダンスが良かったですね。

一人一人、フリがしっかり入っていて、全体での動きも、よく揃っていました。

ステージの終盤、全員が動きを止めて、右手を、人差し指を突き出した状態で真上に挙げ、ゆっくり前に下ろしながら、3列目、2列目、1列目が一斉にステップを開始する部分は、列ごとの動きがよく合っている上に、時間差のタイミングもキレイで、観ていてゾクゾクしました(笑)。

個人ダンスと全体ダンスが絶妙に噛み合って、スタジオ披露のダンスとしては、近年、一番の出来と言って良いんじゃないでしょうか。


とくに目についたのは、フロント左端の北野日奈子。

筋力があるんだと思うけど、腕の振りがシャープで格好いい。

ちょっと前まで、そんなに上手い印象はなかったけど(笑)、急速にスキルが向上している気がします。

もともと、ステージ上での存在感は抜群なので、ダンス技術が上がってくれば、もの凄く魅力的になる筈で、今後が楽しみです。


ただ、半回転ターンが、後ろのメンバーと比べ、やや遅れていて、下半身の動きがこれからの課題かなと思ったんですが、よく観ると、後ろに映っていたのは、川村真洋でした(笑)。

北野さんの位置は、左からのカメラで撮ると、背景にろってぃが入る構図になって、しっかりしたダンスをしないと、対照効果で下手に見えがちなんですが、それでも全体としてカッコ良く踊れていたので、随分上手くなったと思います。

ターンをろってぃと比べるのは、あまりに酷で、彼女をお手本にして、焦らずコツコツ練習を続けて欲しいです。


アンダーがこれほどのパフォーマンスを披露出来たのは、十分な時間を取って、練習した成果だと思います、何と言っても、練習以外ないですから(笑)。

もちろん、プロのダンサーが観れば、全然、甘い部分があるのかもしれないけど、私のような素人が、ちゃんと揃っていると感じるなら、お茶の間から、「下手」という声はあまり出て来ないかと思います。

E-girlsやフェアリーズは、おそらく10分の1秒以下の精度で、フリを揃えるダンスを追求しているようで、そこまで行くと、本格的ダンスグループというイメージになっていきます。

一方、乃木坂の場合は、可愛らしさや華やかさなど、アイドルとしての魅力がメインだと、個人的には思っているので、今回の「嫉妬の権利」くらいのレベルであれば、十分に勝負出来るんじゃないでしょうか。


ただ、さすがに、1秒に近いレベルでフリが揃っていないと、多くの人が「下手」という印象を持ってしまい、がっかりして、乃木坂のビジュアルにまで目が行かないので、そこはクリアする必要がある。

このブログによく書いている「クオリティ」は、素人が観て分かるような不揃いをなくして欲しいということで、決して、ダンスグループを目指せと主張しているわけではありません。

次の『乃木坂工事中』では、いよいよ表題曲「今、話したい誰かがいる」のステージライブを流すようで、楽しみにしています。

ああ、その前に、今週金曜日に『MUSIC STATION』、土曜日は『乃木坂46SHOW!』があって、これが地上波初披露ですね。

生放送であるMステは、現時点でのレベルが分かるので、とくに注目しています。

メンバーの外仕事が忙しくても、音楽番組で一定レベル以上のパフォーマンスを見せないと、乃木坂に対する音楽的評価は上がってこないので、頑張って欲しいです。


さて、最近、MV集の12月発売や13枚目全国握手会の日程など、重要情報が相次いで発表され、年末年始のスケジュールが、徐々に明らかになってきました。

しかし、14枚目をいつ始めるのか、紅白選抜と歌唱楽曲はどうなるのか、アルバムは出るのか、よく分からない点もまだまだ多い。

そこで、今日は、現時点で判明しているスケジュールを眺めながら、乃木坂の運営が、今後、何をやろうとしているのか考えてみます。


まず、重要イベントの日程です。

(表1) 今後の重要イベントスケジュール

======10月 (Oct) =====

10月28日(水) 13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」CD発売
10月29日(木)~30日(金) 13枚目個別握手会第12次応募受付

======11月 (Nov) =====

11月03日(火祝) 13枚目第1回個別握手会 in パシフィコ横浜
11月05日(木)~06日(金) 13枚目個別握手会第13次応募受付

11月12日(木) ミュージカル『リボンの騎士』 in 赤坂ACTシアター [東京公演初日]
11月12日(木)~13日(金) 13枚目個別握手会第14次応募受付

11月17日(火) ミュージカル『リボンの騎士』[東京公演千秋楽]
11月19日(木)~20日(金) 13枚目個別握手会第15次応募受付

11月22日(日) 12枚目第6回最終個別握手会 in パシフィコ横浜
11月24日(火)~27日(金)のどれかで『第66回NHK紅白歌合戦』出場歌手発表会見
11月26日(土)~27日(金) 13枚目個別握手会第16次応募受付

11月29日(日) 13枚目第2回個別握手会 in 幕張メッセ

======12月 (Dec) =====

12月02日(水) MV集発売の候補日
12月03日(木) ミュージカル『リボンの騎士』 in シアターBRAVA! [大阪公演初日]
12月03日(木)~04日(金) 13枚目個別握手会第17次応募受付

12月06日(日) ミュージカル『リボンの騎士』[大阪公演4日目千秋楽]
12月09日(水) MV集発売の候補日
12月10日(木)~11日(金) 13枚目個別握手会第18次応募受付

12月16日(水) MV集発売の候補日
12月17日(木)『乃木坂46 アンダーライブ at 日本武道館』[初日] 第1公演(18:30~)
12月17日(木)~18日(金) 13枚目個別握手会第19次応募受付
12月18日(金)『乃木坂46 アンダーライブ at 日本武道館』[2日目] 第2公演(18:30~)

12月20日(日)『乃木坂46 Merry X'mas Show 2015』[初日] 第1公演(18:30~)
12月21日(月)『乃木坂46 Merry X'mas Show 2015』[2日目] 第2公演(18:30~)
12月23日(水) MV集発売の候補日

12月26日(土) 13枚目第1回全国握手会 in ポートメッセなごや
12月27日(日) 13枚目第3回個別握手会 in ポートメッセなごや
12月31日(木)『第66回NHK紅白歌合戦』in 渋谷 NHKホール

====== 2016年 =====

01月09日(土) 13枚目第4回個別握手会 in 幕張メッセ
01月10日(日) 13枚目第2回全国握手会 in 幕張メッセ

01月30日(土) 13枚目第5回個別握手会 in 東京ビッグサイト

02月27日(土) 13枚目第3回全国握手会 in 京都パルスプラザ
02月28日(日) 13枚目第6回最終個別握手会 in 京都パルスプラザ


MV集の特典は何か?

12月に発売されるMV集ですが、どういう特典が付くんでしょう?

発売記念握手会を特典とするなら、上表に示されるように、11月前半の13枚目第14次応募受付あたりから、第1次受付を開始するのが通例です。

しかし、MV集の特典として握手会を開催するかどうか、ちょっと疑問符を付けたくなる。


というのは、何本のMVを収録するのか分かりませんが、映像作品である以上、それなりに値段の張る商品になる可能性が高い。

そして、千円を遥かに越える額になった場合、通常ならその値段で手に入る握手会券を、わざわざ求める人は少ない。

1stアルバム「透明な色」は、まさにその典型例で、もっとも安いType-Cでも、シングル通常盤の3倍近い価格であったため、握手会の完売部数がなかなか伸びませんでした。

非完売部の多い完売表というのは、売れている乃木坂というイメージを損ね、グループの勢いに水を差しかねません。

MV集の価格を思い切って低く設定出来れば、話は別だけど、そうでなければ、握手会券を付けるのは、運営も躊躇うんじゃないでしょうか。


実際、12月に発売というのは、ボーナス狙いの可能性があって、それなりの値段であると考えたくなります。

乃木坂が大晦日に、NHK紅白歌合戦に出場するなら、知名度や注目度が一気にアップする1月に、一般向けの音楽コンテンツを発売するのが、ベストの流れです。

それを敢えて、12月にしているわけで、MV集は、それなりのお金を出してくれる一部のコアファンをターゲットにしている気がします。

この推測が正しければ、特典は、豪華クルージングのような、少数のファンとメンバーが長い時間やりとりするイベント、つまり「神」イベント(笑)になるんじゃないでしょうか。

MV集の値段はいくらで、特典は何か?

この辺が明らかになると、運営が何を考えているのか、もう少し高い精度で分かると思います。


紅白に出場するメンバーと歌唱楽曲

紅白出場が決まった場合、大晦日のNHKホールに中心となって立つメンバーは誰で、そこで何を歌うのか、非常に気になるところです。

この点に関しては、1月に発売する音楽コンテンツが一つのポイントになると思います。

上述のように、紅白初出場で乃木坂への関心度を上げ、それが冷めないうちに、比較的低価格の音楽コンテンツを発売する。

2015年1月7日(水)にリリースされた「透明な色」は、こういった目論見で企画されたアルバムだったと思いますが、肝心の紅白出場がポシャってしまった。

今回の年末年始こそ、リベンジしたいという発想があっても不思議ではなく、新年1発目に何をリリースするのかは、重要なポイントになります。


まず考えられるのは、14枚目シングルです。

11月の半ばに14th選抜を発表すれば、1月中にCDをリリースすることは可能です。

紅白のステージに14th選抜が中心となって登場、14枚目表題曲を歌うのが、乃木坂側にとっては良い流れですが、発売前の新曲なので、NHKが首を縦に振るかどうかは分かりません。

まあ、前回の紅白では、中森明菜が、今年1月21日(水)発売の「Rojo -Tierra-」を、ニューヨークのレコーディングスタジオから歌い、まさにそういうことをやっていますが、乃木坂とは格が違い過ぎて、参考になりません(笑)。


ただ、紅白で何を歌うかは、現時点では、運営にも分からないと思います。

出場歌手が正式発表された後、NHK側と交渉しながら決めていく筈で、かりに運営の希望する曲があっても、相手が難色を示せば、それとは別の曲になることはあり得るでしょう。

例えば、「何度目の青空か?」を乃木坂側が歌いたくても、紅白のトップバッターとしては、もっとノリの良いダンス曲が望ましいとNHK側が言えば、「太陽ノック」になるかもしれない。

乃木坂は何番目に登場するのか、今年の紅白はどんなコンセプトなのか、様々な事情が絡みながら歌唱楽曲が決まるんじゃないでしょうか。

ただ、過去の表題曲をオリジナル選抜が歌う場合でも、それが14th選抜に近い構成であれば、紅白のステージに立ったとほぼ同じメンバーが、14枚目を担当するわけで、一般の人にも分かりやすい流れになります。


従って、紅白で何を歌うかより、どんなメンバーが中心になるかを考える方が、状況の見通しが良くなる。

(表2) 10枚目から13枚目の4選抜における白石西野生駒生田橋本の位置

# 配置を分かり易くするため、スペース用の線「_」を入れている
# メンバー名を漢字2文字にするため、伊藤万理華は「万理」、堀未央奈は「堀未」と表記している
# 白石、西野、生駒、生田、橋本の5人は青色、松村はオレンジで示している

10th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「何度目の青空か?」
(3列目) 衛藤_若月_堀未_星野_高山_斎藤
(2列目) __松村_秋元_生駒_桜井_深川__
(1列目) __松井_白石_生田_西野_橋本__

11th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「命は美しい」
(3列目) 松村_相楽_飛鳥_万理_堀未_星野_衛藤_高山
(2列目) _______若月_秋元_生駒_桜井_深川________
(1列目) _______松井_白石_西野_橋本_生田________

12th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「太陽ノック」
(3列目) 松村_優里_星野_飛鳥_万理_井上_新内_衛藤
(2列目) _______高山_若月_桜井_秋元_深川________
(1列目) _______白石_西野_生駒_生田_橋本________

13th選抜 [4-6-6(16), 10福神]「今、話したい誰かがいる」
(3列目) 桜井_若月_生駒_松村_万理_井上
(2列目) 飛鳥_高山_橋本_生田_秋元_星野
(1列目) _____衛藤_西野_白石_深川_____


13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」MVのドラマでは、初めてフロントに抜擢された衛藤美彩と深川麻衣、そして2列目の福神となった齋藤飛鳥と星野みなみがあまり目立たず、その代わり、橋本奈々未、生田絵梨花、生駒里奈が、重要な役を貰っています。

13th選抜のフロントは誰なのか、クリエイターが知らないわけないので(笑)、この3人の重用には、運営の意向が反映していると考えられます。

実は、(表2)のように、10枚目から13枚目まで、生駒、生田、橋本の3人は、2列目、3列目に下がってもセンター裏やセンターラインに配置されていて、重要なポジションを与えられている。

つまり、乃木坂の選抜はこの1年、白石、西野、生駒、生田、橋本の5人が、常に中心にいる形で構成されてきました。

運営がこの5人を中核メンバーと見ているのは間違いなく、紅白のステージも、彼女たちを前面に出す可能性が高いと思います。


もし、NHK側から紅組トップバッターとして、元気の良い曲をという要望があれば、「太陽ノック」を選択する。

12th選抜では、もっとも一般知名度の高い生駒里奈がセンターにおり、残り4人は全員、フロントに入っている。

「何度目の青空か?」であれば、10th選抜において、松井玲奈のところに誰を入れるかはともかく、センター生田のピアノで始めて、白石、西野、橋本がフロントにおり、生駒もセンター裏で重要な役割を担っている。

「命は美しい」ならば、11th選抜で、生駒を松井ポジに入れれば、やはり5人が揃うことになる。


この1年に出した表題曲は、5人が常に中核を担っているので、どの曲を選んでも、5人がフィーチャーされる格好になります。

そして、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』も5人の物語が中心。

運営は、乃木坂の「顔」を、握手会成績とは関係なく、かなり前から決めていた節がある。

乃木坂が紅白に出場する場合、14th選抜がその時点でスタートしているかどうかに関わらず、発表記者会見では、5人が並ぶ形になるんじゃないでしょうか。


面白いのは、おそらく文春スキャンダルの影響を考慮して、11枚目と12枚目で、3列目端に配置された松村沙友理が、13枚目では、生駒里奈と並んでセンターラインに入っていることです。

また、映画『悲しみの忘れ方』でも、さゆりんはヒール的な役ながら、重要な出番があり、さらに、最近は、NHK『MUSIC JAPAN』に単独で出演、『ラブライブ』の声優グループμ'sと絡むなど、活躍が目立っています。

運営が松村さんの「復権」を図りつつあるようで、この流れから考えると、さゆりんごも紅白へ向けて、より重要なポジションに抜擢される可能性がある。

もし、14th選抜が年内に発表されるなら、2列目に復帰しても全然不思議ではないと思います。


2ndアルバムは発売されるか

11月半ば、紅白出場歌手の発表記者会見の直前に、14th選抜を発表するのは、なかなか刺激的な展開ですが、その場合でも、過去1年の選抜構成の変遷を考えると、白石、西野、生駒、生田、橋本に松村を加えた6人が、中核に配置される「手堅い」選抜になる可能性が高い。

ただ、(表1)のスケジュールを眺めると、一つ気になることがある。

13枚目の京都における最終全国握手会が、2月27日(土)に設定されていることです。

11月に14th選抜を発表するならば、14枚目のCDリリースは1月ですが、そうなると、新シングルを発売した1ヶ月近く後に、前シングルの全国握手会を開催することになる。


最近の乃木坂は、以前と比べて、こういった順番に対して、かなり柔軟になっているので、気にしないという考え方はあります。

下手をすると、AKB48のように、2月27日の全国握手会を、13枚目と14枚目の「合同」開催なんてことが、あるかもしれない(笑)。

京都であれば、関東ほどは混まないので、物理的に可能という話はある。

ただ、通常の発想で行けば、新シングルの発売後に、前シングルの全国握手会を開催するスケジュールは避け、14枚目のCDリリースは3月に入ってからというのが、真っ当な進め方です。


そうなると、11月、12月、1月、2月、3月と、5ヶ月間、つまり半年近く、MV集以外の音楽コンテンツの発売がないことになる。

とくに、紅白に出場して乃木坂に注目が集まる来年1月に、何も出さないなんて、あまりに勿体ない(笑)。

14thシングル以外で、可能性を考えたくなるのは、2ndアルバムのリリースを1月に持ってくることです。

11枚目以降の楽曲を中心に、新曲を幾つか加える形で、比較的小さなアルバムを作り、価格を抑えて発売する。

例えば、紅白において、「何度目の青空か?」を、生田絵梨花のピアノ前奏で披露した場合、その特別アレンジバージョンをアルバムに収録すると面白いかもしれしれない。


既存ファンだけでなく、紅白を観て乃木坂に興味を持った人も、手を伸ばしたくなるようなアルバムを1月に売り出す。

そして、握手会を特典に付けて、13枚目第14次から第16次あたりに重ねて、応募をスタートさせる。

昨年とほぼ同じスケジュールですが、考えやすい推測ではあると思います。


来年1月に発売する音楽コンテンツは、14枚目シングルなのか、それとも2ndアルバムなのか、あるいは、何も出さすに、12月リリースのMV集で勝負するのか。

現時点で、私は、シングルとアルバムの可能性が五分五分で、何も売り出さないケースは、ちょっとあり得ないかなと思っています。

14枚目の1月発売に関して一番気になるのは、13枚目握手会の半分以上が新年に持ち越されていることです。

しかし、11月、12月に舞台とライブがあり、時間がないため、そうなってしまった感がある。

とくに、Birthday Live があるだろう来年2月22日以降に、13枚目の握手会イベントが残っているのは、やむを得ずのことであって、14枚目を考えて、計画的に先延ばししたようには見えません。

また、12枚目の最終個別握手会は11月22日(日)のパシフィコ横浜で、13枚目が発売される10月28日(水)の1ヶ月近く後。

最近の乃木坂は、新シングルのリリース前に、前シングルの関連イベントを全部終わらせるという意識が希薄になっていて、13枚目の個別と全国が来年2月末だからといって、14枚目発売がその後だとは断定出来なくなっています。


紅白では、歌う曲のオリジナル選抜が中心になってステージに立つのが、まあ妥当なやり方です。

ただ、白石、西野、生駒、生田、橋本の5人をフロントに置き、中元日芽香と堀未央奈を入れた14th選抜を、出場歌手の発表直前にスタートさせることは、紅白へ向けた宣伝効果を期待出来ます。

10枚目以降の表題曲であれば、どの選抜であれ、この5人が大晦日のステージを中心となって担うのだから、彼女たちを前面に出した選抜を大々的に発表して、お披露目した方が、注目を集めやすいんじゃないかと。

ただ、逆に言えば、年内に新選抜を発表する場合は、星野みなみと齋藤飛鳥をフロントに起用するような、大変革はないかもしれません。


一方、1年に1枚アルバムをリリースするのはアーティストの王道で、こちらも十分に考え得る選択肢です。

この場合、重要なのは価格で、どこまで低く抑えられるかが勝負になる。

あまり高いと、既存ファンの出足すら鈍るので(笑)、紅白初出場を受け、一般層を視野に入れた音楽コンテンツとしては、妥当さを欠いてしまいます。

まあ、私のような長年のファンからすれば、新曲をたくさん入れて欲しいけど、それなら、シングルで良いわけで(笑)。

選りすぐりの楽曲をまとめたベスト盤的なアルバムを、低価格で作ることが出来れば、新規ファンの心をくすぐる筈で、この辺は、運営の腕次第じゃないでしょうか。


毎年恒例のプリンシパルを止めて、乃木坂の従来イメージとは程遠い舞台『すべての犬は天国へ行く』を企画したように、最近、以前とは違うことをどんどん行なっていて、今後の展開が、読みづらくなっています。

あるいは、運営自体、走りながら考えている可能性がある。

実際、欅坂46は、グループコンセプトを決めていないそうで、確かに、乃木坂と「姉妹」なのか、「ライバル」なのか、「無関係」なのか、今になっても、何のアナウンスもありません(笑)。

MV集の特典内容、14枚目シングルあるいは2ndアルバムのリリースは、こちらが驚くほど直前になって、決定されるのかもしれません。


忙しさと、慌ただしさに、体と心を崩さないよう、メンバーには気をしっかり持って、年末年始を無事に乗り越えて欲しいです。

そうそう、なんか紅白出場が前提みたいな感じで書いてきたけど、今年は絶対大丈夫と断言する根拠はどこにもないので、メンバーもファンも、来るべき紅白出場歌手の発表に対しては、その辺の流動性を忘れず、心の準備をした方が良いかも(笑)。

この1年で、乃木坂のメディア露出が増えたことは間違いないけど、紅白の限られた枠を誰がゲットするかは、昨年同様、大物アーティストから新人アイドルまで、さまざまな思惑がぶつかった末に決まるのでしょう。

もし、今年もダメだった場合、紅白に出演しないこと自体より、メンタル面での落ち込みの方が怖いので、過度の期待は禁物だと思います。


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// 過去の記事を読みたい方へ

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 乃木坂メンバーが関わる映画・舞台・テレビ番組

[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

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さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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13th新福神の憂鬱、出番の少ない表題曲MV、舞台で注目の3列目、武道館と新ユニットのアンダー [17Oct15]

2015-10-17 17:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月17日(土) 映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌CD発売を記念する、メンバー登壇の舞台挨拶
お台場シネマメディアージュ 14:20の回(上映後)/17:30の回(上映前)
ユナイテッド・シネマ豊洲 17:05の回(上映後)/20:15の回(上映前)
秋元真夏、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理が参加

10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。

10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)


乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビラジオ注目番組

[CS] 10月18日(日) 21 : 00 ~ 23 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『M-ON! SPECIAL 「乃木坂46」 ~太陽ノック!!!~ Vol.2』
10月23日(金) 19 : 00 ~ 21 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD リピート放送
9月に放送された個人PV特集の続編。
伊藤万理華の2015/09/06_22:54ブログ

[AM] 10月21日(水) 22 : 00 ~ 25:00 文化放送『レコメン!
生駒里奈と若月佑美が出演。二人の登場は22 : 45頃の予定。

[地デ] 10月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION
乃木坂46が出演、「今、話したい誰かがいる」を地上波でステージ初披露。

[地デ] 10月24日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
星野みなみと北野日奈子が出演。

[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。



舞台『すべての犬は天国へ行く』の千秋楽を受けて、出演メンバーの何人かが、ブログに感想を書いています。

各人各様の想いがあって、いつになく熱量の大きな文章になっていて、12日間18公演に渡るこの舞台と、メンバーが真剣に取り組んだことが、ひしひしと伝わってきます。

伊藤万理華は、

でも、見て見ぬ振りで
つくられた平和な世界、
住人がずっともやもやしながら
過ごしているこの村の掟を
自分の感情で壊しにいきました。
最期までとても純粋でした。

と述べていて、まりっかというより、クレメンタインが書いているかのようです(笑)。

芝居が終わっても、まだ役が残っている風で、クレメンタインというキャラへの没入が如何に徹底していたかが分かります。

伊藤万理華の2015/10/13_21:54ブログ


斉藤優里は、「尖っているヤンキー娘」なのに「とっても心優しくてビビリ」という二面性のあるガス役を演じる難しさに触れていて、

私にとって人生二度目の舞台。
とってもとっても楽しかったです!
って言いたいのですが
自分が未熟、過ぎて正直
悔しいことばかりでした。

と、苦労した様子を率直に語っています。

周りからのアドバイスとして、

声を低く出す意識を持つことから大切

と教わったことを明かしていて、やはり、女性が男性的な役に挑む際、低音でしゃべることが、乗り越えるべき一つのハードルになることが分かります。

ただ、厳しい挑戦を通して、多くの女優さんと出会い、仲良くなったようで、グルーバッハ夫人山下裕子さん、不良仲間の甚古萌さんと音華花さんら共演者と、一緒に映ったショットがブログに載せられています。

こういう出会いが次の仕事にも生きてくる可能性があって、舞台に参加した、貴重な収穫じゃないでしょうか。

斉藤優里の2015/10/15_22:00ブログ


『2LDK』『生きてるものはいないのか』『ヴァンパイア騎士』と、すでに何本もの舞台に出演経験のある若月佑美に至っては、『すべての犬は天国へ行く』を観劇した、かつての共演者やクリエーターが、楽屋に続々と陣中見舞いに来てくれたようで、彼女のつながりの広さがブログの写真に反映されています。

今回も新しい知り合いが何人も出来た筈で、若様が芸能の世界に、着実に根を下ろし始めていることが窺えます。

知り合いを増やすことは、優れた演技を披露する以上に重要な面があって(笑)、デザイン画の才能もあるので、若月さんは、1人でやっていく力を本格的に身につけつつあるんじゃないでしょうか。

若月佑美の2015/10/13_21:36ブログ
若月佑美の2015/10/13_07:36ブログ


私がとくに引き込まれたのは、新内眞衣のブログです。

まったくの演劇初心者だったまいちゅんが、台詞が頭に入らず、台本を放せず、ゲネプロでは頭が真っ白になって、最初の台詞をすっ飛ばしてしまう。

慣れない仕事に、一人で悪戦苦闘しながらも、周りの女優さんからアドバイスを貰えるようになり、台詞がしゃべれるようになり、次はこうしてみようと、工夫する余裕が出てきて、徐々に芝居が楽しくなっていた。

稽古から千秋楽まで、彼女が辿った心の軌跡が、簡潔で、生き生きとした文章で表現されていて、胸を打つものがあります。

舞台に参加することが、どれほど人を成長させるのか、しみじみと分かる感想です。

新内眞衣の2015/10/14_23:18ブログ


舞台『すべての犬は天国へ行く』は、演技力を向上させるだけでなく、タレントとして困難を乗り越える自信を持たせたり、数多くの女優さんやスタッフと出会って、この世界に知り合いを増やす効果もあって、8人のメンバーは、参加して、本当に良かったんじゃないでしょうか。

逆に言えば、出演しなかったメンバーの中に、羨ましいと感じる人がいても不思議ではない。

個人的には、最年少ながら、『プリンシパル trois』で主役ポリン姫を好演するほどの実力を持っている、渡辺みり愛に出て欲しかった。

みり愛さんは、舞台『じょしらく』にも参加していなくて、学業の関係もあるのかもしれないけど、ファンとして正直残念という気持ちはあって、本人も、状況が許すなら、ぜひ出たかったんじゃないかと思います。

まあ、かなり大人の演劇なので(笑)、高校生メンバーは年齢で候補に入れなかった可能性があるけど、新内眞衣のように、出番が少なくても、確実に得るものがあるので、運営は、今後、みり愛さんが演技出来るようなステージを考えて欲しいですね。


ただ、渡辺みり愛以上に、13th選抜で初めてフロントに入った衛藤美彩と深川麻衣、さらに3列目から福神へ昇格した星野みなみと齋藤飛鳥は、いろいろと複雑な感情を抱いてもおかしくない。

3列目メンバーが12日間18公演の本格舞台で活躍し、アンダーには、武道館2DAYSがフィナーレに設定された11日間12公演のライブがある。

しかも、表題曲「今、話したい誰かがいる」MVでは、ドラマ系作品の場合、フロントや2列目のメンバーが重要な役を演じるという、これまでのルールが適用されていない。

W主役である西野七瀬と白石麻衣以外に目立ったのは、まいやんと行動を共にする生田絵梨花と橋本奈々未、さらに、ダンス練習で、ろう者であるななせまるに、指でリズムを教える生駒里奈の3人です。

この3人は12th選抜のフロントメンバーで、13thで昇格した、みさ先輩とまいまいは、グループの一員として時々映り込むだけ、みなみとあしゅに至っては、最後のダンスシーン以外、ほとんど登場しません。


星野みなみは、トークアプリへの投稿をしばらく休止するそうですが、直前のやりとりを読むと、学校が忙しいからというより、メンタル面でテンションが下がっているようにも思えます。

もちろん、本当の理由は分からないけど、折角、努力して握手会人気を伸ばし、福神に戻ってきたのに、3列目やアンダーの方が、仕事が多く、スポットライトの当たり方が断然良いような気がしても、無理からぬ面はあるでしょう。

とくに、13枚目に収録される4本のMVは、選抜が担当するのが表題曲「今、話したい誰かがいる」とTypeA限定曲「ポピパッパパー」の2本で、共通カップリング曲「嫉妬の権利」はアンダー、TypeB限定曲はアンダーの5人ユニットが歌うことになっている。

以下の表から分かるように、選抜メンバーが1人も入っていない、アンダーオンリーによるMVが2本というのは、実は、乃木坂史上初めてのことで、13枚目は、かつてないほどアンダー参加度の高いシングルと言えます。

その結果、本来であれば、新フロント、新福神となったメンバーがフィーチャーされる可能性のあった選抜中心MVの3本目がない。

表題曲MVで出番が少なく、「ポピパッパパー」はダンス系MVで、ショートバージョンを見る限り、今度は、3列目を含めて、比較的均等に出演機会が割り振られている(笑)。

「今、話したい誰かがいる」MVに関して、なぜこのシーンで衛藤深川を使わないのか、あるいは、星野みなみをもっと出して欲しいというコメントが少なからずあって、ファンの間にも不満があるようです。

(表1) 乃木坂歴代シングルの歌唱メンバー構成

凡例
[シングル番号]「表題曲」「共通カップリング曲」「TypeA限定曲」「TypeB限定曲」「TypeC限定曲」「通常盤限定曲」の順番に並べた歌唱メンバー構成

# 歌唱メンバー構成による分類記号
「S」型 = 選抜全員が参加
「Sa」型 = 選抜全員とアンダーの一部が参加
「T」型 = 選抜全員とアンダー全員が参加
「A」型 = アンダー全員が参加
「Us」型 = 選抜の一部が参加
「Usa」型 = 選抜の一部とアンダーの一部が参加
「Ua」型 = アンダーの一部が参加
「K」型 = 研究生全員が参加
# 青色はMVあり、オレンジ色はMVなし
#「(AN)」はアニメ盤 (4枚目と7枚目)のみの収録曲、「(SE)」はセブンイレブン限定盤 (12枚目)のみの収録曲

[01] SATSaSaSa「ぐるぐるカーテン」
[02] SSaUsUsASa「おいでシャンプー」
[03] SUsASaSaUa「走れ!Bicycle」
[04] SSUsUsAUs[(AN)Sa]「制服のマネキン」
[05] SSSAUsUs「君の名は希望」
[06] SSUsaAUsT「ガールズルール」
[07] SSUsaSaAUsa[(AN)S]「バレッタ」
[08] SSSaUsAUs「気づいたら片想い」
[09] SSUsUsAUsa「夏のFree&Easy」
[10] SUsaSUsaAUs「何度目の青空か?」
[11] SUsUsUsAK(→Ua)「命は美しい」
[12] SUsUsUsAUs[(SE)S]「太陽ノック」
[13] SASUaUsaUsa「今、話したい誰かがいる」


ちなみに、アンダーの参加度がもっとも低かったシングルは、5枚目「君の名は希望」です。

上表のように、収録6曲のうち、アンダーメンバーが担当したのは、アンダー曲「13日の金曜日」だけ。

また、4枚目「制服のマネキン」も、アンダー数人が参加したアニメ盤がなければ、5枚目と同じ状況です。

この2枚を境に、乃木坂のシングルは、圧倒的選抜優位の時代に入り、それと軌を一にして、握手会人気で選抜を決める方式が徐々に強化されていきます。

13枚目におけるアンダーの復権は、握手会主義で窒息しかけている乃木坂に、少しだけ息をつかせる試み、ガス抜きとも言いますが(笑)、なのかもしれません。


しかし、今回のシングルが特徴的なのは、握手会人気を上昇させて、選抜内序列を上げたメンバーの活躍する場が少なくなってしまったことです。

これは乃木坂選抜制度の崩壊を意味する出来事で、そういったメンバーを「推す」コアファンのモチベーションが低下しかねないことを考えると、大規模なファン構造の変化につながる可能性もある。

今後、欅坂メンバーのメディア露出が増え、握手会イベントなどが始まると、「推し」の握手会券をいくら買っても、結局、特定メンバーのみが優遇され続ける乃木坂に不満を募らせ、「推し」グループを変える人が続出しても不思議ではない。

間違いなく、乃木坂は今、一つの分岐点に立っていると思います。


乃木坂は歌詞が優れている、乃木坂は映像作品が素晴らしい。

最近、盛んに言われているフレーズですが、ファンの間から出てきたというより、神宮ライブでの企画のように、運営側がそういうイメージを作ろうとしている節がある。

確かに、私も、「制服のマネキン」や「君の名は希望」など、乃木坂の歌は、魅力的な詞を備えているものが多く、MVもよく作り込んでいる作品が少なくないと思います。

まあ、歌詞以上に、メロディが良いと感じてますが(笑)、質の高い楽曲とMVが乃木坂の特徴であり、だからこそファンになったと言ってもいい。


しかし、それは昔の話で、最近、時間を掛けて作っているように思えないMVが、ちょくちょく出てくる印象がある。

12枚目表題曲「太陽ノック」MVは、ドラマ系MVと言っていいと思いますが、初回限定盤を買って、テレビの大画面で観ても、どこか物足りない。

さらに、現在YouTubeで公開されている13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」MVも、これまで乃木坂のMVが誇ってきた質の高さに照らして、歯ごたえを感じない。

最近のMVに関して、こういったクオリティの低下を感じるのは、ドラマ部分の出来不出来以上に、ダンスパートに問題があるように思えます。

そこで、以前と比べて何か変わった点はないのか、ドラマ系MVにおけるダンスパートの時間を調べてみました。

(表2) ドラマ系表題曲MVにおけるダンス部分の時間とその内訳

#「[01] 02:11~02:16 (05秒)」は、1回目の分割パートが、MVのスタート時刻をゼロ時点として、2分11秒から始まり、2分16秒までの5秒間続いたことを示す

06枚目「ガールズルール」MV
ダンス 36秒 / ドラマ 6分21秒 (全体 6分57秒)
(ダンスパート内訳)
[01] 02:11~02:16 (05秒)
[02] 02:22~02:26 (04秒)
[03] 03:20~03:22 (02秒)
[04] 03:37~03:44 (07秒)
[05] 03:53~03:59 (06秒)
[06] 04:05~04:08 (03秒)
[07] 04:12~04:13 (01秒)
[08] 05:30~05:38 (08秒)

07枚目「バレッタ」MV
ダンス 2分18秒 / ドラマ 7分7秒 (全体 9分25秒)
(ダンスパート内訳)
[01] 03:50~04:24 (34秒)
[02] 04:48~04:52 (04秒)
[03] 05:12~05:41 (29秒)
[04] 06:07~06:10 (03秒)
[05] 06:26~06:32 (06秒)
[06] 06:36~06:57 (21秒)
[07] 07:03~07:09 (06秒)
[08] 07:17~07:27 (10秒)
[09] 07:29~07:41 (12秒)
[10] 07:52~08:05 (13秒)

08枚目「気づいたら片想い」MV
ダンス 49秒 / ドラマ 8分08秒 (全体 8分57秒)
(ダンスパート内訳)
[01] 07:04~07:53 (49秒)

10枚目「何度目の青空か?」MV
ダンス 1分22秒 / ドラマ 4分25秒 (全体 5分47秒)
(ダンスパート内訳)
[01] 00:34~00:49 (15秒)
[02] 01:28~01:43 (15秒)
[03] 03:19~03:24 (05秒)
[04] 03:39~04:03 (24秒)
[05] 04:11~04:21 (10秒)
[06] 04:39~04:44 (05秒)
[07] 04:56~04:59 (03秒)
[08] 05:04~05:09 (05秒)

12枚目「太陽ノック」MV
ダンス 58秒 / ドラマ 4分16秒 (全体 5分14秒)
(ダンスパート内訳)
[01] 03:40~04:38 (58秒)

13枚目「今、話したい誰かがいる」MV
ダンス 24秒 / ドラマ 4分42秒 (全体 5分06秒)
(ダンスパート内訳)
[01] 03:54~04:18 (24秒)


驚いたことに、「ガールズルール」MVは、ダンスが8箇所に分けて挿入され、2秒、1秒という短いシーンすらある。

ドラマの流れと、ダンスの流れを、緻密に摺り合わせ、両方が生きるよう、繊細な編集作業をしたのだと思います。

その結果、ダンスの全体時間は36秒と決して長くはないけど、疾走感のある作品となっていて、ドラマもダンスも堪能したという読後感がある。

ダンスパートを分割してドラマに挟み込む手法は、7枚目「バレッタ」と10枚目「何度目の青空か?」でも使われ、作品全体にスピード感と緊張感を与えています。


一方、西野七瀬が初めてセンターに抜擢された8枚目「気づいたら片想い」では、ドラマ部分の終盤に、分割なしでダンスが披露されます。

それまでの作品では、衣装や背景から考えて、ドラマ部分とダンス部分が完全に分けられ、別世界の話として扱われていたのに対して、8枚目表題曲MVは、ダンスがドラマと地続きになっている。

さらに、ダンスを練習するレッスン場が、多くのメンバーが絡む、物語の主な舞台となっていて、それ以外のシーンは、ごく少数のメンバーだけで作られている。

レッスン場でダンスを練習する前半と、そのダンスを一気に披露する後半。

こういった特徴は、12枚目「太陽ノック」と13枚目「今、話したい誰かがいる」で、さらに明確になります。


毎回、メンバーがレッスン場に集まってダンスを練習する理由ですが、出来事の多くを一箇所で発生させた方が、撮影時間を短縮出来る上に、ダンスを本当に練習出来るからじゃないでしょうか(笑)。

NHK「Rの法則」の乃木坂特集で、「命は美しい」MVが、練習1日、撮影1日という超ハードスケジュールで作られていることが分かりました。

表題曲MVにも関わらず、制作期間がそこまで短く制限されていることにショックを受けましたが、ドラマ系MVも同じような条件であれば、撮影しながら練習するしか方法はないわけで、レッスン場として使える大きな部屋があれば、ドラマのシーンも撮れるので一挙両得になる(笑)。


制作期間の短さが理由でなければ、8枚目、12枚目、13枚目と、3作にも渡って、全体ダンスの披露を目指して皆で努力する、同じような構成の筋立てにはならないと思います。

「ガールズルール」「バレッタ」「何度目の青空か?」のように、クリエーターは、時間さえ許せば、自分独自の物語を作りたい筈で、オリジナリティを出したいのは当然じゃないでしょうか。

ただ、「気づいたら片想い」MVは、レッスン場の内外で、様々な出来事が起こり、起伏があって、それなりに分厚い物語という印象はある。

ダンス部分も、観客入りのステージという設定で、フリの習熟や揃いに関して違和感はなかった。

ところが、「太陽ノック」MVは、ドラマ部分がサラッとしている上に、終盤に披露されるダンスが、まだ精度が低いように見える。

決定的なのは、明らかにフリを間違えているメンバーがいるのに、撮り直しをせず、そのまま映像作品として出していることで、制作スケジュールが極めてタイトで、撮影時間を十分確保出来ていないことが分かります。


そして、「今、話したい誰かがいる」MVでは、13th選抜で福神となった星野みなみと齋藤飛鳥が、ドラマ部分で、ほとんど出番がない。

学校の関係で参加するタイミングが、撮影時刻に間に合わなかったのかもしれません。

みなみとあしゅのように、ドラマ部分に出演すべきメンバーが、スケジュールの都合で参加出来ないのであれば、参加可能なように、撮影期間を伸ばすのが当然ですが、それを行なわず、新福神を抜いてそのまま撮影している。

ファンが望むドラマを作ることより、撮影スケジュールを優先しているように見えます。

さらに、新フロントの衛藤美彩と深川麻衣は、ちょこちょこ映っているにも関わらず、主要役には抜擢されておらず、制作側が、どういうわけか、13枚目表題曲MVのドラマを、意図的に、12th選抜フロントで作ってしまっている。

この辺は、理由が分かりませんが、みなみとあしゅのドラマ不参加と同様、楽しみにしていた二人のファンが、がっかりしたことは確かでしょう。


しかも、新フロントと新福神の4人だけでなく、「役」として出番のあった生田、橋本、生駒の3人も、存在感はさほど大きくなく、西野白石の二人でドラマ全部を回す形になっている。

その結果、登場人物が少な過ぎて、ろうの人がグループダンスに挑戦するのを、聴者の仲間がみんなで支えるという物語を、十分に描き切れていないと感じました。

多くの仲間の思いを表現してこそ、旅立つ主人公に会うため、駅に向かってみんなで走っていくシーンが感動を呼ぶわけで、それが不十分であれば、リーダーのまいやんにただ引っ張られて走っているだけのシーンになってしまいます。


そして「今、話したい誰かがいる」MVは、ダンスシーンが過去最短の24秒に抑えられています。

また、ステージ衣装を着ずに踊ったのも、乃木坂表題曲MV史上、初めてです。

ドラマの流れから、主人公のななせまるがデザインしたTシャツになっているのだけど、やはり華やかさは乏しくなる。

何と言っても、乃木坂の衣装担当は、アイドル界最強のセンスを誇っていて、外れがないですから(笑)。


しかし、一番の問題は、時間の短さや衣装以上に、ダンスが簡単過ぎることです。

立ち位置が変わるようなフォーメーション変化がなく、フリも比較的、シンプルなものだけ。

いわゆる、大技がないので、見せ場がなく、あっという間に終わってしまう。

乃木坂の表題曲MVで、これほどあっさりしたダンスを観たのは初めてで、正直、寂しい気分になった。


物語の流れからも、難聴の主人公とまいやんを始めとする仲間が、懸命に練習してきた成果を披露する場面なのだから、質、量、ともにボリュームのある、見とれるほど魅力的なダンスシーンに仕上げて欲しかった。

舞台『すべての犬は天国へ行く』のエンディングダンスは、素晴らしい出来で、実際、劇を観て、最後のダンスが良かったというコメントは数多く見かけます。

高評価を得た理由は、一にも二にも、時間を取って、しっかり練習したからだと思います(笑)。

フリがシンプルであっても、練習で踊り込んでいれば、伝わってくる筈だけど、「今、話したい誰かがいる」MVのダンスには、どうしても物足りなさを感じます。

福神の高校生メンバー2人が、ほとんど出ていないことを考え併せると、制作スケジュールがタイトで、ダンスの練習時間や撮影時間が十分に取れなかったと推測せざるを得ません。


こういった意見は、運営も気にしているのか、公式サイトに載った、「ポピパッパパー」MV(Short Ver.)公開を知らせる記事には、リップシンクの撮影だけで5時間もかかったと、わざわざ数字を挙げています(笑)。

乃木坂公式サイトの「ポピパッパパー」MV公開に関する記事

フルバージョンを観ないと最終的な感想は述べられないけど、さすがは「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」を撮影した丸山健志監督という感じで、良い作品に仕上がっているんじゃないかという印象を受けました。

「撮影に5時間もかかった」と説明を入れなくても、本当に時間を掛けて作り込んだのであれば、完成した映像から、クオリティの高さが伝わってくると思います。

ただ、一つ気になったのは、音楽を聴いていると、「スキャットマン」という言葉がなぜか頭から離れないけど(笑)、きっとオマージュかリスペクトの範囲に入っているのでしょう。


作り手は作品を通して表現し、受け手は作品から判断する。

それ以外の説明は、基本的に蛇足であって、ましてや、歌詞が良いとか、クオリティが高いといった、評価に関わる言葉が、受け手からではなく、制作側周辺から出て来るのは、かえって作品鑑賞の妨げになると、私は思っています。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が素晴らしいクリエーターだと思ったのは、舞台『すべての犬は天国へ行く』に関して、何よりもまず、稽古時間のことを心配していたことです。

撮影が5時間であっても、ダンスの練習は何時間、何日、行なったのでしょう?

KERA氏は、本当に良いエンターテイメントを披露するためには、何が一番大事かをよく知っている。

こういった、クリエーターの凛とした姿勢は、お金を払って鑑賞する受け手にとって、非常に心強い限りで、そして、実際にも、この舞台は大きな成功を収め、ネットには称賛のコメントが溢れました。

良いものを作れば、わざわざ解説しなくとも、自然と、評価は付いて来るということじゃないでしょうか。

ましてや、私を含めた多くの乃木坂ファンは、メンバーが関わる作品を出来るだけ褒めたがっているので、基本的にハードルは低いと思いますよ(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~ 30Nov16)

2015-10-14 23:21:04 | 芸能

ジャン・アレチボルトの冒険には、乃木坂46について、2013年4月19日から現在まで、以下のような記事があります。

ファイル容量の問題から、記事のリストは分割して投稿しています。

分割された各ページには、新しいものから時系列順に、記事タイトルをリンク付きで並べていますので、よろしかったらご覧下さい。

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

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2013年11月 ~ 2014年6月
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2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


「乃木坂の風」は日記風、「乃木坂総論」は評論風、「乃木坂各論」は客観風100%主観応援記事です(笑)。


[目次]

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

橋本奈々未と衛藤美彩の役割分担、「サヨナラの意味」でイメージと生歌を両立させた演出戦略 [30Nov16#2]

軸は生田衛藤中元か、『ベストアーティスト』の「サヨナラの意味」は生歌指向の秀逸なステージ [30Nov16]

発売週「ルックアップ」が示す2014年大組閣の爪痕、乃木坂はなぜファン層崩壊を防げたのか [29Nov16]

祝!乃木坂と欅坂の紅白出場が決定!いつもと少し違う大晦日、NHKは「変化」を求めたのか? [24Nov16]

「サヨナラの意味」MVの再生数上昇に失速感、テレビ出演の効果薄く前作を下回るペースで推移 [22Nov16]

紅白歌合戦の出場予想、AKB48と乃木坂46の2枠堅く、3枠目は欅坂有利も存在そのものが流動的 [21Nov16]

有線大賞とレコード大賞の各賞が決定、AKB48の選出と乃木坂・欅坂の選外は「順当」なのか [18Nov16]

「サヨナラの意味」初動は10万枚以上の前作大幅増が確実、橋本奈々未卒業に「演出」はあるのか [15Nov16]

「ミリオン」達成の拭いきれない茶番感、「サヨナラの意味」初動は80万枚の攻防へ [11Nov16]

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

なぜ「孤独な青空」にMVがないのか、選抜共通曲の楽曲指標が示す乃木坂の憂鬱な未来予想図 [08Nov16]

乃木坂「サヨナラの意味」初動予想は前作大幅越えの77万枚、iTunesランクは最高3位を記録 [05Nov16]

欅坂のハロウィン衣装騒動が投げかけるもの、「サヨナラの意味」が iTunes ランクでトップ10入り [02Nov16]

「あの教室」MVはダンスで綴る少女の心象風景ドラマ、欅「サイマジョ」の凄まじいCDセールス [29Oct16]

橋本奈々未「卒業」発表で公開MVの再生数が一斉上昇、16th表題曲の追加ロケは9月26、27日か [25Oct16]

「サヨナラの意味」MVの再生数が爆発的な伸び、絵画的な映像美と交錯する幻想の物語 [22Oct16]

橋本奈々未が「卒業」を発表、「サヨナラの意味」が問われる乃木坂の中軸交代戦略 [20Oct16]

橋本センターの16thは、30部全抜擢、2期3枠、総勢19人の各位配慮型選抜も、続く沈黙が重い [17Oct16]

16th選抜予想、変わらぬメンバー構成と増員によるアンダー抜擢か、センター本命は西野単独 [16Oct16]

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岐路に立つ48&46の有線人気、知名度が鍵のAKB、失速したHKT、乃木坂の復調と欅坂の快進撃 [30Aug16]

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10月発売なら16th握手会応募開始は9月始めリミットも、メンバーの体調が心配なタイト日程に [07Aug16]

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

変化する「1位」の中味、「裸足でSummer」ラジオ・動画好調も、配信最高順位に低落傾向 [03Aug16]

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13枚目「今、話したい」初動予想は前作並み61万枚も、店頭17万枚以上なら歴代最高が視野に [23Oct15]

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 07Oct15 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック

若月万理華が秀逸な演技を披露、舞台『すべての犬』は「乃木坂らしさ」が詰まった大人の演劇作品 [06Oct15]

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桜井玲香はなぜ歌詞を褒めてメロディや歌声に触れないのか、映画『ここさけ』と「秋の歌詞祭り」[26Sep15]

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過密日程&音声技術の全国ツアー神宮千秋楽、白眉は「別れ際」のダンスと生田絵梨花の物語 [02Sep15]


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天国なき世界で煩悩が止まらない、舞台『すべての犬は天国へ行く』は「愛」が招く破滅の物語か [13Oct15]

2015-10-13 17:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月15日(木)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』in AiiA 2.5 Theater Tokyo [初日] 第1公演(18:00)

10月17日(土) 映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌CD発売を記念する、メンバー登壇の舞台挨拶
お台場シネマメディアージュ 14:20の回(上映後)/17:30の回(上映前)
ユナイテッド・シネマ豊洲 17:05の回(上映後)/20:15の回(上映前)
秋元真夏、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理が参加

10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。

10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)


乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビラジオ注目番組

[CS] 10月18日(日) 21 : 00 ~ 23 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『M-ON! SPECIAL 「乃木坂46」 ~太陽ノック!!!~ Vol.2』
10月23日(金) 19 : 00 ~ 21 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD リピート放送
9月に放送された個人PV特集の続編。
伊藤万理華の2015/09/06_22:54ブログ

[地デ] 10月24日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
星野みなみと北野日奈子が出演。

[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。



舞台『すべての犬は天国へ行く』に出演した皆さん、全公演の無事終了、おめでとうございます。

半数以上が舞台初心者のメンバー8人で12日間18公演と聞いたときは、目眩がしましたが(笑)、怪我や病気がなく、本当にお疲れさまです。

いや~、楽しく見応えのある舞台でした。


公演が始まって間もない頃は、初日と千秋楽以外の全公演で、当日券が発売されるなど、ファンの反応が鈍いのかなと心配したけど、日程が進むにつれ、徐々に反響が大きくなり、終盤は、連日、感想コメントが次々とアップされ、大きな話題を呼ぶ舞台になりました。

緻密で面白い脚本、客演女優陣のハイレベルな演技、絶妙な配役、そして乃木坂メンバーの努力。

さまざまな要素が上手く噛み合ったことが、舞台の成功につながったのだと思います。


さて、公演終了ということで、今日は、ネタバレを気にせず、あれこれ感想を書いてみます。

まあ、公演期間中に書いた以下の記事でも、ハザードランプさえ点ければ、どこに止めてもいいかの如く、「ネタバレ注意」の一言で、あれこれ、かなり詳しくストーリーに触れていて、今さら「いよいよネタ解禁」って感じではないですが(笑)。

若月万理華が秀逸な演技を披露、舞台『すべての犬』は「乃木坂らしさ」が詰まった大人の演劇作品 [06Oct15]

ただ、今回は、物語の背後にあるテーマのようなものを考えてみるつもりで、芝居の醍醐味となるシーンに触れる必要があり、ネタバレ中のネタバレになる可能性があります。

これから観劇しようかというときに、個々の台詞ならともかく、他人のサマリーが頭に入るのは、不幸以外のなにものでもないので(笑)、この手の記事は千秋楽の後にと思っていました。


まず、最初に、各メンバーの演技への感想から。

千秋楽の日は、誰の演技が一番良かった云々というコメントがネットに多数投稿され、盛り上がっていたので、私もちょっと、お相伴にあずかろうかなと(笑)。

公演中は、万が一にも、メンバーが読んでテンションが下がっては申し訳ないので、問題点の指摘など、ネガティブなことは書きませんでした。

そんなにシビアではないけど、やや辛口な評も入っているので、ご了承下さい。


マリネ役の若月佑美は、舞台に慣れてきたなあ、という印象を受けました。

自分が観客の目にどう映っているかを頭に置いて、落ち着いて演技をしている感じでした。

とくに圧巻だったのは、婚約して村を出ようとした娼婦を撃って、虫の息の彼女に、酒場でとどめを刺そうとするシーン。

相手はゾンビ化していて、しぶとく逃げ回り、それをマリネがビビりながら追いかけ回すんですが、ゾンビは一切言葉をしゃべらないので(笑)、若様が1人で台詞を発して、場面を作っている。

1人で芝居を成立させるのは、大変な力量が必要だと思うけど、「お前だけ幸せになんてさせないからな」と、鬼気迫る形相で、ゾンビ娼婦を殺そうとするシーンは、迫力満点だった。


しかも、ひたすら演技にのめり込んでいるというより、観客の反応をどこかで意識しながら、より効果的な間合いを見極めようとしている節がある。

これほど芝居全体を「見渡している」演技を観たのは、『虹のプレリュード』の生田絵梨花以来で、乃木坂でもっとも舞台経験の豊富な若月佑美が、今回、さらにステップを一段上がったんじゃないかと思いました。

斉藤優里のガスが仲間に刺し殺されるシーン、公の場で起こる最初の殺人ですが、その前に、若月佑美が一人突出した狂気を見せることで、観客に異常な世界なんじゃないのかここは?という、不安と覚悟を引き起こす。

誰にも頼れない1人芝居、しかも普段は愛想の良い店の看板娘が、突如、執拗に娼婦の命を狙う殺人鬼に豹変する。

これだけ難しい役を上手くこなせるのは、さすが若月と言いたくなりました。


しかし、演技面で物足りなさも感じました。

若月佑美だけではなく、出演したほとんどのメンバーに言えることなんだけど、発声ですね。

舞台『生きてるものはいないのか』で、女子大生役の若様が、他の女の子たちとぺちゃくちゃしゃべるシーンがあって、このトークが聴き取りづらかった。

声が小さいというのではなく、滑舌が甘くて、言葉に明瞭さがない。


同じ舞台上、もう一方の端では、「妊娠したんだけど、私生むから、絶対生むから」と、男1人と女2人が喫茶店で訳ありな話をしている(笑)。

3人の声は決して大きくなく、ひそひそ話に近いくらいなんだけど、はっきりと客席に届いて、内容がよく分かりました。

調べてみると、この方たちは劇団の役者さんのようで、なるほど、これがプロの発声スキルなんだと納得しました。

青山円形劇場は小さいので、おそらくマイクなしで芝居を行なっていて、ダイレクトに役者の発声力が反映されるのだと思います。


当時に比べると、ずっと発声が向上した印象はあるけど、一番奥の客席まで響き渡る声が出せれば、マリネの行動はさらに鬼気迫るものになるでしょう。

発声は、コツコツ練習を積み重ねるしかないと思うので、若月佑美には、今後も、あまり間を置かず、舞台に立ち続けて欲しい。

この辺のスキルが身に付けば、若様は、幅広い役をこなせる女優として、十分に、やっていけるんじゃないでしょうか。


声に関しては、桜井玲香が素晴らしかったですね。

よく通る高い声を存分に生かして、酒場でみんなを振り回すキキを好演していました。

さらに、目鼻立ちのはっきりした派手な美人なので、舞台栄えがして、ブルーのリボンが鮮やかな、ピンクの優雅な衣装に身を包み、初めて酒場に登場するシーンは、息をのむほど美しく、ステージにパッと花が咲いたかのような、華やかさがあった。

何と言っても、姿勢が良いです、すらっと背筋が伸びて。

桜井玲香のキキは、上品で超絶美人のお嬢様という、乃木坂ならではのテイストを舞台に与える存在で、大成功だったんじゃないでしょうか。

ちょとウザイ、キキの天然っぷりも、キャプテンのキャラと絶妙にマッチしてて、良かったです(笑)。


ただ、個人的には、第2幕のボレーロ先生が、演技力を問われる役かなと思います。

キキが死んだ夫に成り済まして、酒場に現れ、女を買うシーンで、本当の桜井玲香とは程遠い役です。

とくに、男性役なので、低い声を出さねばならず、持ち前の高音が使えない。

こういった束縛の中で、どう足掻いて、どう表現するのか、その辺が見どころだったんじゃないかと。

私の印象では、桜井ボレーロは、まとまっていたけど、逆に、小さくまとめすぎて、インパクトに乏しかった気がします。

松村沙友理とのラブシーンでも、もっと踏み込んで、16歳の少女をおっさんが買うという状況のエゲツナさを、見せて欲しかった。


若い女性が中年男を演じるのは、非常に難しい筈で、上手く行かないのが当たり前だと思います。

従って、どこまで自分を投げ出して、どう役に立ち向かうかがポイントになってくる。

エロオヤジなら、エロさをどう見せるか。

そうではなく、ボレーロの中味は、キキであるという点を強調するなら、どうするのか。

少なくとも私が観た公演では、桜井玲香がボレーロをどう理解しているのか、伝わってこなかった。

この辺が、明快な演技を見せたキキに比べ、物足りなさを感じるところでした。


斉藤優里のガスは、暴力性と繊細さの二面性を持ち、男性ではないものの、男性的と女性的の両方を要求される役です。

演劇初心者のゆったんにとって、あまりに難しい役で、台詞も多い。

芝居を観ながら、とんでもない無茶ぶり配役だと思ったけど(笑)、何とかガスを表現しようと、懸命に足掻いていました。

どうしても、攻撃性と優しさのメリハリが付けられず、両者が混在して、どういうわけか、志村けんみたいなテイストになっていて、逆に、なかなか味があった(笑)。


斉藤優里の演技に対しては、批判的なコメントもあるけど、私は、自分の引き出しを全部開けて、何とか、それなりにゆったんのガスを編み出していて、むしろ感心しました。

私が観劇したのは、4日目第6公演ですが、まだ3分の1を過ぎた段階で、ここまで役への理解が進んでいるなら、後半は格段に洗練されたガスになるんじゃないかと思いました。

実際、ネットに、ゆったんが色々工夫して、ガスが良くなっていたというコメントが出てきて、やはり、連続公演は、役者、とくに演劇初心者を大きく成長させるようです。


メリハリと言えば、井上小百合のエルザも、あと一歩、メリハリが欲しかった。

酒場の扉を壊して、「そんなに強く押してないんですけど」と弱気になったあと、急に声音を低くして「ウイスキー(バーボン?)を貰おうか」というシーン。

低音の発声にパンチがあれば、ギャップが際立って、より面白いと思います。

エルザは表裏のない役なので、自分で工夫しないと、一本調子になってしまう危険があります。

ドスの利いた低音というのは、女性にとって、難しい発声スキルですが、それが可能になれば、段違いに演技の幅が広がる筈で、練習を重ねて、テクニックを磨いて欲しいですね。


井上さんは、間合いが素晴らしく、芝居がよく見えている印象を受けました。

エルザは、唯一、外からやってきた流れ者で、村で起こる狂気のドタバタ劇を冷静に眺め、常識的なツッコミを入れる、説明役のような存在でもある。

さゆにゃんの落ち着いた演技が、エルザ役によくマッチして、舞台全体がスムーズに回っていたと思います。

若月、桜井、井上の3人は、これまでの実績から考えても、抜群の演技センスを持っているのは間違いなく、今後の活躍を大いに期待させる舞台でした。


伊藤万理華のクレメンタインには、正直、面食らいました(笑)。

非常に攻撃的で、台詞回しが食い気味で、芝居がせわしなく、とっ散らかっている印象がある。

そのため、観劇直後は、彼女の演技を評価する気になりませんでした。


ところが、時間が経つにつれ、この舞台を思い出すと、まりっかのシーンや台詞ばかりが、頭に浮かんでくる。

後味の悪い話ばかりなんだけど(笑)、どうにも忘れられない。

そこで気づいたのは、伊藤万理華の演技は、観る者の心に、強烈に入ってくるということです。


その理由は、度を越した役への没入だと思います。

まりっかは、台本を渡されてから、千秋楽まで、稽古場でも、家でも、24時間、クレメンタインなんじゃないかと思いたくなるくらい、役に入り込んでいる。

そして、クレメンタインが抱える心の闇を、これでもかというくらい激しく、観客に向かって、叩き付けてくる。

舞台にいるのは、伊藤万理華ではなく、完全にクレメンタインで、その鬼気迫る姿を思い返すと、発声がどう、間合いがどう、演技のまとまりがどうなど、細かいスキルの話をする気持ちが吹き飛んでしまう。

もはや伊藤万理華の役というより、クレメンタインの実物がそこにいるかのようで、演技ということを忘れるほどのリアル感がある。

そのため、生々しい本物の感情として、観客の心に強烈な印象を残して、時間が経っても、長く覚えているのだと思います。


役に対する透徹した理解と、怖くなるくらい深い、そこへの没入。

伊藤万理華は、台詞回しや発声云々を越えた、桁違いの表現力を持っていて、とんでもないスケールの素質だと思います。

正直、かなり疲れたんじゃないでしょうか、万理華さん(笑)。

出来るだけゆっくり休んで、脱クレメンタインをして下さい。


表現力という点で、今回、もっとも驚いたのは、生駒里奈です。

メリィという可愛さと間抜けさと残酷さを併せ持つ、非常に難しい役を、見事に捉えて、生駒メリィを作り上げていました。

揃えた前髪と外はねの横髪は、カツラではなく、地毛だそうで、その方が役に近づけるのだと、初日に投稿したブログで述べています。

生駒里奈の2015/10/01_22:54ブログ


このブログに、ちょっと悪い顔をした(笑)、生駒メリィの写真が載っていて、観劇後、再度目にして、感心しました。

まさに、舞台に現れたメリィそのものが、そこに映っている。

生駒里奈は、メリィを演じるに際して、その役を理解し、表現すべき基本イメージを作った。

それが、まさにこの写真で、その表情に、可愛さ、無邪気さ、攻撃性など、メリィを構成する要素がすべて入っている。

素晴らしい役作りで、生駒って、只者ではないですね。


乃木坂のセンターを一番多く務めたように、もともと傑出したスター性を持っているのだけど、その背景には、桁違いの表現力があるようで、提示された役の本質を見抜く理解力が抜群です。

メリィが、たまたま生駒のイメージに合っただけという声もあるけど、私は、この人は、相当に幅広い役をこなせるんじゃないかと思います。

もちろん、滑舌など向上させるべき点は少なくないけど、これだけの感受性と表現力を持っている人は、そんなにいない筈で、個性的で、スケールの大きな素質を感じさせます。

生駒里奈の女優としての可能性は、今回の舞台がもたらした、最大のサプライズで、乃木坂にとって、非常に良い知らせじゃないでしょうか。


若月佑美、桜井玲香、井上小百合が経験を重ねて、一歩一歩成長していく努力型の演技だとすれば、伊藤万理華と生駒里奈は、役の本質を一気に掴んで内部に取り込んでしまう、天才肌の演技だと感じました。

また、斉藤優里は、いきなり難しい役と格闘して、厳しかったと思うけど、何とか乗り切ったことで、自信になったんじゃないでしょうか。

さらに、松村沙友理と新内眞衣は、ビューティ&セクシー担当で(笑)、出番は少なかったけど、魅力を存分に発揮していました。

演劇経験者となったことで、次の機会には、さらに突っ込んだ役が回ってくる可能性があるでしょう。


一つのアイドルグループに、これほどの素質を持ったメンバーが何人も揃っているなんて、凄いことです。

今後、乃木坂は、こういった演劇活動を、ぜひ続けていくべきだと思います。

これだけの才能がひしめいているんだから、勿体ないですよ、芝居をやらないと。

もちろん、今度こそ、稽古時間を十分に確保するスケジュールで(笑)。



さて、演技の話が長くなりましたが、ここからは、物語そのものに関しての感想です。

舞台『すべての犬は天国へ行く』を観て、私が、心に引っ掛かったのは、なぜクレメンタインはメリィまで殺したのか、という点です。

母親のエバは自分を殺そうとした相手なので、分かるのだけど、まだ子どもであるメリィまで殺した理由は何でしょう?


「狂気」を描いた物語なので、理由なんてないという見方はあるけど、考えてみると、エバは姉のマリネを撃ち、メリィはシャベルでとどめを刺している。

もし、クレメンタインがその事実を知っているならば、これは殺された姉の復讐になる。

気の強いクレメンタインだけど、姉と違って、人間を殺すようなタイプではなく、実際、メリィを撃ったあと、「おわ~」と後味の悪さに悶絶している。

自ら手を下して、無抵抗の子どもを撃つほど強い殺意となると、やはり、姉の復讐だったのかなと思いたくなります。


こんなことを考えていると、一見理不尽で狂気に満ちた殺人が、その背後に、子ども、姉妹、夫に対する愛情が隠れているようにも見える。

早撃ちエルザは、アイアンビリーの格好に扮したカミーラと、決闘ごっこの最中、撃たれます。

しかし、カミーラが引き金を引いたのは、エルザが自分はビリーの娘で、父さんに本当に会いたかったと、熱く語った直後です。


カミーラは、夫ビリーが、二人で星を観に行くくらい、自分に優しかったと、酒場で、しみじみ思い出を述べていて、ビリーへの愛情が未だに続いていることが分かります。

美しい思い出の中で生きている筈の夫が、外で隠し子を作り、その子が「父親」に会うため、はるばるやって来て、目の前にいる。

単なる決闘ごっこでの、偶発的な撃ち合いというより、妻として、女としての感情が、激しい怒りを引き起こし、エルザを殺そうとしたのかもしれません。

そうなると、エルザの目的は復讐ではなく、実の父への愛情であって、亡きビリーを未だに愛する妻カミーラと出会うことで、愛憎の中、二人とも命を落としたことになる。


エバが容赦なく村人を殺すのは、使用人として低く扱われ、安い賃金で働かされてきた社会への怨嗟と同時に、娘であるメリィを育てあげたいという、強い母親としての感情があると思います。

ボレーロに扮したキキを撃つことは、自分や子どもの立場を危うくする行為だけど、娘への性的ないたずらを許せず、逆上してしまい、前後見境なく、皆殺しに走ってしまう。

そもそも、本物のボレーロは、すでに他界してるんですが(笑)、娘への攻撃に対する怒りを、母として、どうしても抑えきれなかった。


マリネは、1階が居酒屋、2階が売春宿という、パンチの効いた環境で育ってきた。

年頃になったとき、娼婦に対して、反発や嫌悪だけでなく、羨望や嫉妬の入り混ざった、複雑な感情を持つのは無理からぬことです。

何と言っても、店の収入の大半は、娼婦が稼いでいる筈で、思春期になって仕事の内容を蔑んでも、彼女たちに頭が上がらない(笑)。

こういった鬱屈した感情が、娼婦が村を出ようとするとき、自分だけ都合良く幸せになるなんて絶対許さないぞと爆発、マリネを稀代の殺人鬼にしてしまった可能性がある。


メリィを殺したクレメンタインは、エバに撃たれて死んだボレーロ先生の手を握りしめながら、自ら命を絶ったようです。

ボレーロ氏を好きだったのは分かるけど、もう彼はこの世にいないわけで、その遺体も、妻であるキキのもので、壮絶な愛の執着としか言いようがない。

こうやって考えると、これは「狂気」の物語ではなく、「愛」の物語と解釈することも出来る。

誰かを愛するが故に、その執着から離れることが出来ず、それを失ったとき、行き場をなくした感情が激しい憎悪に変わり、殺人が起こってしまう。

愛が引き起こす破滅の物語なのかもしれません。


面白いのは、アメリカ開拓時代に設定されながら、「神」という存在が、一切出て来ないことです。

これほど魂の救済を必要とする状況が発生したら、キリスト教社会では、神に助けを求める人が現れないわけがない。

しかし、教会や牧師が登場しないだけでなく、お祈りを捧げる場面もない。

アメリカなので、プロテスタントであり、バプテストやメソジストということになるようですが、西部開拓時代といえども、無神論者の荒くれ者が支配する世界の筈はありません。

もちろん、日本の演劇ということで、そういった宗教的設定を入れなかったのだと思いますが、一方で、「神」なしで、どうやって心を支えていくかという、興味深いテーマが必然的に出てくることになる。


この舞台では、愛する人を失った悲しみを癒すために、彼はまだ死んでなんかいない、という驚くべき幻想を維持して、しかも、それを村全体の共同幻想にしてしまっている。

魂は天国に召されたのだという発想すら受け入れず、まだ生きていることにして、その人物の生前の格好に扮装してまで、誤摩化しを続けていく。

これこそ一番の「狂気」ですね。


愛する対象を奪われたとき、まだ残る感情を、どうやって忘れていくのか。

多くの宗教は、その辛い作業で心が折れないように、救いのプロトコールを備えている。

仏教は、「煩悩」を克服することが重要だと説き、キリスト教では、魂は天国に召されたのだと説く。

しかし、現実の死を直視せず、穏やかに忘れていくべき愛情に、いつまでもしがみついていると、この物語のように、嘘と復讐と憎悪に満ちた、破滅が待っている。


舞台『すべての犬は天国へ行く』では、人が狂気に駆られて殺し合うのだけど、結局、愛することの恐ろしさを描いた物語なのかもしれません。

誰かを深く愛しても、その人が亡くなってしまったら、それを受け入れ、次のステップへ進むことこそ大事というテーマです。

登場人物の中で、カトリーヌやデボアのような娼婦が一番まともに見えるのは、愛の儚さを身にしみて知っているからでしょうか(笑)。


最後に、一つ疑問が残ります。

エリセンダは、なぜリトルチビを殺したんでしょう?

リトルチビは確か7歳だと分かっているだけで、誰の子どもかなのか、全然、情報がない。

すべての狂気が愛に裏打ちされているのなら、エリセンダの殺意にも、それなりの理由がある筈なんだけど、私が、伏線を聞き逃したのか、二人の関係を示す台詞が思い当たりません。

旦那と同じく、リトルチビも蛇に見えたのか、あるいは、大人の女に成長して背負わなければならない苦しみを哀れんだのか。

何れにしても、少なくとも表面的には「愛」と言い難い感情で、これだけは純粋な狂気による殺人なんでしょうか。

それとも、他のケースも、一見、愛が原因に見えるけど、ほとんどが理不尽な殺人という作者のメッセージなんでしょうか(笑)。

どちらにも解釈可能な点こそが、この舞台の醍醐味なのかもしれません。


ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、堤泰之さん、

楽しい舞台、ありがとうございました。


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[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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「今、話したい誰かがいる」MVはベタな切ない系物語、登場人物の少なさは撮影時間不足が原因か [11Oct15]

2015-10-11 19:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月12日(月祝) 舞台『すべての犬は天国へ行く』in AiiA 2.5 Theater Tokyo [10日目千秋楽] 第16公演(13:00)&第17公演(19:00)
乃木坂46から、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美が出演

10月15日(木)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』in AiiA 2.5 Theater Tokyo [初日] 第1公演(18:00)

10月17日(土) 映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌CD発売を記念する、メンバー登壇の舞台挨拶
お台場シネマメディアージュ 14:20の回(上映後)/17:30の回(上映前)
ユナイテッド・シネマ豊洲 17:05の回(上映後)/20:15の回(上映前)
秋元真夏、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理が参加

10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。

10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)


乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビラジオ注目番組

[地デ] 10月11日(日) 23 : 00 ~ NHK総合『MUSIC JAPAN SPECIAL
「ラブライブ」の声優グループ「μ's」の出演に際して、松村沙友理がアニメ好きとして、その魅力を語るようで、おそらく、さゆりんの単独出演。

[地デ] 10月12日(月祝) 14:00~17:00 NHK Eテレ『第82回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール 中学校の部』
生田絵梨花がSEKAI NO OWARI と共に出演。『小学校の部』と同じく、いくちゃんが司会を務める模様。


舞台『すべての犬は天国へ行く』は、いよいよ明日、千秋楽ですね。

今のところ、出演者に関して、怪我や病気の情報は流れてないので、どうやら18公演を全員が無事完走して、全日程を終えられそうで、本当に何よりです。

公演が進むにつれ、誰の演技が良かった、このシーンは迫力があったなど、ネットでさまざなに感想が語られ、大いに盛り上がった気がします。

これだけの反響があったこと自体が、すでに舞台が成功してる証で、乃木坂にとって、非常に意義のあるイベントだったんじゃないでしょうか。


メンバーの演技を批評する色々なコメントを読んでいると、井上小百合と桜井玲香を評価する人が多く、次いで、伊藤万理華、若月佑美、生駒里奈の名前が挙がる感じでしょうか。

さゆにゃんの早撃ちエルザとキャプテンのキキは、無慈悲に人を殺すようなことをしない、観客が共感しやすいキレイな役どころなので、人気を集めやすい面はあると思います。

しかも、コメディタッチの掛け合いでは、「受け」というより、「攻め」の側なので、派手で目立ちやすく、いわば、「全部持ってっちゃう」的な効果があるんじゃないでしょうか(笑)。


一方、まりっかのクレメンタイン、若様のマリネ、生駒ちゃんのメリィは、「狂気」を求められる役で、観客の心の中に、「何だこいつ?トンデモナイやつだな」という感情を、どれだけ惹起出来るかが勝負なので、迫真の演技すればするほど、無意識に反発を覚える人が増え、名前があまり上がらなくなってしまう傾向があるかもしれません。

しかし、「狂気」を通して、心の奥底にある赤裸々な感情をあぶり出すのが、この舞台の一つの醍醐味で、観客がショックを受けるほどインパクトのある舞台になったのだとすれば、いわば「憎まれ役」であるクレメンタインやマリネ、あるいは不気味すぎるメリィが(笑)、生々しい存在感を発揮したことが大きいわけで、それを演じた3人は、お見事だったという見方も出来ると思います。

また、クレメンタインとマリネは、多くの掛け合いに参加しているけど、「攻め」ではなく、場面をお膳立てする「受け」がほとんどで、お笑いの面で強い印象を与えづらい役回りになっている。

ただ、7枚目表題曲「バレッタ」MVに出てくる銃撃シーンのように、撃たれて吹っ飛ぶ人の演技が上手ければ、撃つ方は殺陣の素人でも、何とか様になるわけで、素地を作る「受け」は極めて重要です。

若月佑美と伊藤万理華は、客演女優陣と同じく、芝居の軸を作るという難しい役を任され、それをあるレベル以上にこなしたと感じました。


観客がドン引きするくらいの、突き抜けた「狂気」を演じられたこと、掛け合い場面でオチを効果的に見せるベースを作ったこと。

私が、先の記事において、若月&万理華を評価したのは、二人がこの2点をクリアしたことが、舞台『すべての犬は天国へ行く』の成功につながっていると思ったからです。

若月万理華が秀逸な演技を披露、舞台『すべての犬』は「乃木坂らしさ」が詰まった大人の演劇作品 [06Oct15]

もちろん、井上小百合と桜井玲香の演技も素晴らしく、若月佑美や伊藤万理華と同じくらい、鮮烈な印象を受けました。

ただ、「狂気」を演じ切って、舞台を方向づけ、軸となって芝居を成立させた点で、若様とまりっかに感動したということです。


今回の舞台は、各メンバーの演劇経験や本来のキャラをよく考えて、唸りたくなるほど巧妙な配役がなされていると感じました。

この稀に見る適材適所キャスティングが、稽古期間の短さを乗り越え、舞台を成功に導いた一番の原動力じゃないでしょうか。

そういう意味では、MVPは、演出の堤泰之氏と言っていいかもしれません。

少なくとも、私の中で、堤氏への評価は爆上げ状態になっています(笑)。


数々の殺人は、なぜ起きたのか?

ただ無意味に理不尽に女たちは殺し合っただけなのか?

「狂気」の中に何が潜んでいるのか?

こういったテーマについて、あらためて記事を書くつもりです。

ただ、今度は、ネタバレ中のネタバレになるので(笑)、千秋楽が終わってからにします。


さて、今日は、13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」のMVについて、感想を述べたいと思います。

予想外だったのは、『心が叫びたがってるんだ。』のエンディングテーマなので、映画のイメージを優先して、「羽根の記憶」のような物語性の薄いMVにするのかと思いきや、明確にドラマの入った作品に仕上げてきたことです。

西野七瀬扮する、聴覚に障害のある少女が、ダンススクールに入り、白石麻衣らに教わりながら、コンテストを目指すも、急遽決まった父親の転勤によって参加することが出来ず、仲間の元を去っていく。


率直に感じたことを言うと、主要登場人物が少なく、物語に起伏がなさ過ぎて、心に残らないということです。

難聴の少女が、聴者と一緒にグループダンスに挑戦するテーマは興味深いと思います。

公園のブランコに座っている西野七瀬に、白石麻衣が後ろから近づいて、いきなり肩に手を置いて、ななせまるがびっくりする最初の出会い。

一方、後半、スクールに姿を見せなくなった主人公に会うため、数人で家を訪れる場面では、彼女がデザインしたTシャツを長い棒に掲げ、部屋にいるななせまるに合図を送る。

また、西野七瀬のダンスが周囲と合わないのを見て、生駒里奈が指でリズムを取ってサポートし、ななせまるが徐々に踊れるようになる。

彼女がろうであることが分かり、仲間がその立場になって考え始め、理解を深めていく様子は、引き込まれるものがあります。


ただ、テイストが甘過ぎて、物語に緊迫感がない。

なぜ白石麻衣はそこまで西野七瀬にこだわり、ダンススクールの仲間も、ひたすら優しく彼女を応援するんでしょう。

乃木坂を観れば一目瞭然ですが、グループダンスとなると、誰が目立つポジションに立つかなど、競争がある筈で、メンバーは仲間である以上に、ライバルでもある。

新たなメンバーが入ると、それだけ競争が激しくなる上に、聴覚に問題があることによって、他のメンバーの負担が増えてしまう危険もある。

当然、西野七瀬の加入を疑問視するメンバーも出てくるだろうし、むしろ、そういった反対をどうやって乗り越え、彼女がグループにとって、なくてはならない存在になったかこそが、視聴者が観たいと期待する部分じゃないでしょうか。


しかし、MVでは、そういったグループ内の軋轢やメンバーの葛藤は一切描かれていない。

全員が西野七瀬を快く迎え入れ、練習ではひたすら優しく接し、最後は、コンテスト会場を抜け出して、街を離れるため、家族と駅で電車を待つななせまるに、全員で会いに行くほど、みんなが彼女を慕っている。

仲間割れするシーンや、ななせまるがひどく落ち込むような場面がないので、何かを乗り越えた感が乏しく、観ていて、胸に迫るものがない。

非常にサラサラした、起伏のない物語になっていて、正直、感想を書く意欲すら、あまり湧いて来ないほど薄味に仕上がっている。


西野七瀬が、グループのセンターとして、新曲お披露目のステージを目指しながら、交通事故で命を落とす主人公を演じた「気づいたら片想い」MVは、今回と似たような切ない物語ですが、生駒里奈が白石麻衣の態度を批判するなど、メンバー間の対立感情を描いたシーンがある。

こういった誰もが切ないと思う設定の物語系MVは、よほど上手く作らないと、お涙頂戴の紋切り型になりがちなので、個人的にあまり好きではないのですが、せめて、緊迫感のある場面を入れて欲しい。

でないと、ウルトラ「ベタ」になってしまって(笑)、再び観る気を喪失するほど、興醒めする危険があります。

「今、話したい誰かがいる」MVは、ろう者である少女が聴者のダンスグループに入ることで起こる、軋轢や葛藤、そして、その克服に触れていないので、「気づいたら片想い」と比べても、「友情」や「結束」が見えてこず、「仲間」が描けていない気がします。


その一番の原因は、主要登場人物の少なさだと思います。

「今、話したい誰かがいる」MVは、西野七瀬と白石麻衣の二人芝居かと思うくらい、それ以外のメンバーの陰が薄い。

舞台『すべての犬は天国へ行く』の稽古と本番にガッツリ重なった3列目メンバーは、生駒里奈以外、非常に陰が薄いのは仕方ないとしても、福神である齋藤飛鳥、高山一実、星野みなみも、どこに出ているのか、目を凝らさないと、見逃してしまうほど出演シーンが短い。

また、秋元真夏はそもそも出てます?、なかなか見つけられないんですが。

さらに、驚いたことに、13th選抜で初めてフロントに入った深川麻衣と衛藤美彩ですら、チラチラ映る程度で、キャラ設定のない脇役扱いになっている。

「ガールズルール」MVは、6th選抜のフロントである松村沙友理、白石麻衣、橋本奈々未はもちろん、2列目の生田絵梨花、生駒里奈、高山一実、西野七瀬、桜井玲香にも明確なキャラと出番を与えて、物語に青春群像劇のような膨らみを持たせています。

ところが、「今、話したい誰かがいる」MVは、キャラを与えられた主要登場人物が西野白石の二人だけで、他のメンバーは脇役かエキストラになってしまっている。

これでは、画面が寂しい上に、物語に広がりが出ません。

そして、「仲間」がテーマの筈なのに、登場人物が二人では、グループにおける「友情」や「結束」が視聴者に伝わると思えない。


では、なぜこれほど主要役が少ないのでしょう。

思うに、ドラマ撮影に許された時間があまりに少なく、西野白石の都合を優先すると、他のメンバーがスケジュール的に参加出来なくなったんじゃないでしょうか。

例えば、齋藤飛鳥と星野みなみは学校があるので、平日昼の1日撮影だと、参加しようがありません。

また、衛藤美彩や深川麻衣も、雑誌のグラビア撮影などが入っていて、制作時間の一部しか参加出来ないのであれば、かっちりしたキャラを設定することが出来ず、脇役的なワンシーンでの出演にならざるを得ないでしょう。


福神メンバーを2泊3日でフル拘束するような撮影スケジュールを組めば、同じテーマで、多彩で印象的なキャラが何人も登場する、分厚いドラマを作れた可能性がある。

このMVを手掛けた澤本嘉光氏は、ソフトバンクモバイル「ホワイト家族」や東京ガス「ガス・パッ・チョ!」などのCMを生み出した方で、映画の脚本を書かれたこともあるようです。

せっかく実績のあるクリエイターに制作を依頼したのに、タイト過ぎる撮影日程のため、その実力がほとんど発揮出来なかったとすれば、あまりに勿体ない。


「今、話したい誰かがいる」MVは、映画『心が叫びたがってるんだ。』を観て、そこからこのMVに辿り着いた人に対して、乃木坂を紹介する作品になると思いますが、実際には、福神メンバーですら、出番が僅かなので、グループに魅力的なメンバーが数多くいることをアピール出来ません。

私はMVのクオリティを落としたら、乃木坂は終わりだと思っていて、13枚目表題曲のMVを観て、やはり「ピークアウト」しているんじゃないかと、不安を掻き立てられました。

AKB48が典型例ですが、主要メンバーの外仕事が忙しくなるにつれ、全体ダンスの練習時間が削られ、MVの撮影時間が減り、ステージやシングルの魅力が徐々に落ちていく。

まあ、AKB48の場合は、もともと高い知名度があるので、こういった一般アピール力が減少しても、すぐに人気がなくなることはない。

しかし、一般知名度の遥かに低い乃木坂46が、同じようにダンス練習やMV制作に、「忙しい」からと言って、時間を掛けなくなったら、人気が急降下する危険がある。

さらに、もし、「忙しくない」欅坂46が、時間を掛けて、じっくり作り込んだMVを引っさげて、CDデビューを果たしたら、乃木坂ファンが一気にそちらに流れる可能性は少なくない。


ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は、自身が脚本を書いた舞台『すべての犬は天国へ行く』に、乃木坂が参加することに関して、「忙しい」メンバーが十分な稽古時間を確保出来るかどうかを、一番に心配されていました。

良い作品を生み出すためには、十分に準備する時間が絶対に必要である。

当たり前のことだけど、稽古時間を真っ先に気にした発言をするのは、KERA氏が、観客に素晴らしいものを披露したいという、クリエイターとして、極めて真摯な姿勢を持っていることを示すものだと思います。

さらに言えば、「忙しい」からという理由で、十分な時間、稽古が出来ないケースがあるということです。

運営は、マネージメントを担当するので、放っておくと、個々の作品の出来栄えより、より稼げる方向に舵を切って、スケジュールを組みがちです。

『すべての犬は天国へ行く』の世界を生み出したKERA氏が、稽古時間に釘を刺したことで、運営も舞台の合間に、チョロチョロ、外仕事を入れるなんて発想を諦めたかもしれません(笑)。


ただ、残念ながら、肝心の表題曲MVに関しては、削ってはいけない時間まで、削り込んでしまったようで、誰がフロントかすら分からない作品になってしまった。

CD購入者に素晴らしい作品を届けるという姿勢を失い、握手会人気にだけ頼ったセールスを続けていると、ヒット曲のない乃木坂は、あっという間に、脱落していくでしょう。

NHK紅白歌合戦に出場して、乃木坂のCDを手に取ってくれる人が一時的に増えても、短い時間で突貫工事的に作ったMVでは、そこからファンになる確率は低い。

「乃木坂らしさ」の原点である楽曲の良さを、運営は、もう一度、見つめ直して欲しい。

外仕事が「忙しい」メンバーでは時間が取れないのなら、「忙しくない」メンバーをシングル選抜に抜擢すれば良い。

乃木坂は選抜アンダーを問わず、一様にポテンシャルが高いので、十分に可能だと思いますよ。


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// 乃木坂メンバーが出演する映画・舞台・テレビ番組

[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

2015-10-09 14:15:00 | 芸能
乃木坂46がこれまで出したシングルCDについて、曲名、歌唱メンバー、収録CDタイプ、YouTube公開MVへのリンクなどを「ハンドブック」としてまとめました。

文字数が多く、単独ページに全部を入れられなかったので、以下のように分割しています。

1枚目~10枚目シングル + 1stアルバム
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)
11枚目以降シングル
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)


凡例によって表の見方を説明した後、CD発売日の順に、11枚目以降のシングルに収録されている曲のデータが並んでいます。

(凡例1)
シングル番号「タイトル」
選抜発表日
CD発売日
オリオン第1週 : 順位, 売り上げ枚数
#「売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

収録タイプ記号 曲名
作曲者名 編曲者名
パフォーマンス(Pf)担当メンバーの構成
MV監督名

# 作詞はすべて秋元康
# 収録タイプ記号の意味
H:表題曲
W:共通カップリング曲
A:初回限定盤TypeAのみの収録曲
B:初回限定盤TypeBのみの収録曲
C:初回限定盤TypeCのみの収録曲
D:通常盤のみの収録曲
AN : アニメ盤 (4枚目と7枚目)のみの収録曲
SE : セブンイレブン限定盤 (12枚目)のみの収録曲
# 曲名が青色のものはMVが作られていて、クリックするとYouTubeで観ることができオレンジ色はMVがないことを示している
#「c」はセンター、「uc」はアンダーセンター
# 収録タイプ記号に「*」が付いているのは「アンダー曲」
# MVの収録先は、原則として、表題曲(H)はすべてのDVD、共通カップリング曲(W)はType-AのDVD、それ以外の曲は収録CDと同じTypeのDVD。この原則に従わない場合のみ、収録先DVDを表記している。

(凡例2)
選抜
[1] フロントメンバー名
[2] 二列目メンバー名
[3] 三列目メンバー名
アンダー
アンダーメンバー名
研究生
研究生メンバー名

# 選抜メンバー名は、前から見ての左からの順に並べている
# メンバー名の後ろに参加楽曲の収録タイプ記号を示している
#「"」は2期を表す

(凡例3)
乃木坂メンバー構成:その時点で乃木坂を構成する1期2期などの人数。一時休業メンバーもカウントする
シングル参加人数:シングル制作に参加したメンバーの人数
シングル構成:以下のような、収録曲の歌唱メンバー構成による分類記号をH、W、A、B、C、Dの順に並べたもの。青色、オレンジ色はMVのあるなしを示す

# 歌唱メンバー構成による分類記号
「S」型 = 選抜全員が参加
「Sa」型 = 選抜全員とアンダーの一部が参加
「T」型 = 選抜全員とアンダー全員が参加
「A」型 = アンダー全員が参加
「Us」型 = 選抜の一部が参加
「Usa」型 = 選抜の一部とアンダーの一部が参加
「Ua」型 = アンダーの一部が参加
「K」型 = 研究生全員が参加


MV付きの曲名をクリックすると、すぐにYouTubeの動画が始まりますので、音量などには十分ご注意下さい



===== 11枚目「命は美しい」 =====
選抜発表 : 2015/01/18深夜(日) テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2015年03月18日(水)
オリコン第1週 : 1位, 50.0万枚

H 命は美しい
作曲:Hiroki Sagawa 編曲:Hiroki Sagawa
Pf:選抜 (c西野七瀬)
MV監督:井上強

W あらかじめ語られるロマンス
作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:SoichiroK、Nozomu.S
Pf:選抜の一部 (生田絵梨花 生駒里奈 伊藤万理華 齋藤飛鳥 星野みなみ 堀未央奈")

A 立ち直り中
作曲:福田貴史 編曲:TATOO 
Pf:選抜の一部 (秋元真夏 衛藤美彩 白石麻衣 高山一実 橋本奈々未 深川麻衣 松村沙友理)
MV監督:湯浅弘章
# 公開MVは予告編のみ

B ごめんね ずっと…
作曲:山田智和 編曲:住谷翔平
Pf:選抜の一部 (西野七瀬) [ソロ曲]
MV監督:山戸結希

C* 君は僕と会わない方がよかったのかな
作曲:Akira Sunset、ha-j 編曲:Akira Sunset、ha-j 
Pf:アンダー全員 ([フロント] 能條愛未 斉藤優里 uc中元日芽香 井上小百合 新内眞衣")
MV監督:山田篤宏
# 公開MVは予告編のみ

D ボーダー
作曲:中士智博 編曲:中士智博
Pf:研究生全員 (伊藤純奈" 佐々木琴子" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 山崎怜奈" 渡辺みり愛")
# 2014年2月22日に西武ドームで行なわれた『3rd Birthday Live』において、研究生6人全員のアンダーに入りが発表された

選抜(18人, 5-5-8)
[1] 松井玲奈[SKE48兼任] 白石麻衣(A) c西野七瀬(B) 橋本奈々未(A) 生田絵梨花(W)
[2] 若月佑美 秋元真夏(A) 生駒里奈(W) 桜井玲香 深川麻衣(A)
[3] 松村沙友理(A) 相楽伊織" 齋藤飛鳥(W) 伊藤万理華(W) 堀未央奈(W) 星野みなみ(W) 衛藤美彩(A) 高山一実(A)
(Hは全員参加)
# 1列目2列目の10人が福神

アンダー(14人)
伊藤かりん" 井上小百合 川後陽菜 川村真洋 北野日奈子" 斎藤ちはる 斉藤優里 新内眞衣" 中田花奈 uc中元日芽香 永島聖羅 能條愛未 樋口日奈 和田まあや
(C*は全員参加)

研究生(6人) 途中から全員アンダーに編入
伊藤純奈" 佐々木琴子" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 山崎怜奈" 渡辺みり愛"
(Dは全員参加)

乃木坂メンバー構成:1期27人+2期10人+兼任1人
畠中清羅が卒業
シングル参加人数:38人 = 選抜18人(1期16人2期1人兼任1人)+アンダー14人(1期11人2期3人)+研究生6人(2期)
シングル構成:SUsUsUsAK(→Ua)

(参考記事)
11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]


===== 12枚目「太陽ノック」 =====
選抜発表 : 2015年05月10日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年07月22日(水)
オリコン第1週 : 1位, 60.9万枚

H 太陽ノック
作曲:黒須克彦 編曲:長田直之
Pf:選抜全員 (c生駒里奈)
MV監督:三石直和

W もう少しの夢
作曲:丸谷マナブ 編曲:野中"まさ"雄一
Pf:選抜の一部 (西野七瀬) [ソロ曲]

A 魚たちのLOVE SONG
作曲:渡辺拓也 編曲:渡辺拓也 
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 高山一実 橋本奈々未 深川麻衣)
MV監督:中村太洸
# 公開MVは予告編のみ

B 無表情
作曲:Akira Sunset 編曲:Akira Sunset
Pf:選抜の一部 (生田絵梨花 松村沙友理) [デュエット曲]
MV監督:月田茂 山本篤彦 柴谷麻以
# 公開MVは予告編のみ

C* 別れ際、もっと好きになる
作曲:Akira Sunset、ha-j 編曲:Akira Sunset、ha-j 
Pf:アンダー全員 ([フロント] 川村真洋 中元日芽香 uc堀未央奈" 北野日奈子" 中田花奈)
MV監督:山岸聖太
# 公開MVは予告編のみ

D 制服を脱いでサヨナラを…
作曲:古川貴浩 編曲:古川貴浩
Pf:選抜の一部 (齋藤飛鳥 星野みなみ) [デュエット曲]

SE 羽根の記憶
作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦 有木竜郎
Pf:選抜全員
MV監督:岡川太郎

選抜(18人, 5-5-8)
[1] 白石麻衣(A) 西野七瀬(W) c生駒里奈 生田絵梨花(B) 橋本奈々未(A)
[2] 高山一実(A) 若月佑美 桜井玲香 秋元真夏 深川麻衣(A)
[3] 松村沙友理(B) 斉藤優里 星野みなみ(D) 齋藤飛鳥(D) 伊藤万理華 井上小百合 新内眞衣" 衛藤美彩
(H, SEは全員参加)
# 1列目2列目の10人が福神

アンダー(18人)
伊藤かりん" 伊藤純奈" 川後陽菜 川村真洋 北野日奈子" 斎藤ちはる 相楽伊織" 佐々木琴子" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 中田花奈 中元日芽香 永島聖羅 能條愛未 樋口日奈 uc堀未央奈" 渡辺みり愛" 和田まあや
(C*は全員参加)

一時休業(1人)
山崎怜奈"

乃木坂メンバー構成:1期27人+2期10人
松井玲奈兼任終了、山崎怜奈"一時休業
シングル参加人数:36人 = 選抜18人(1期17人2期1人)+アンダー18人(1期9人2期9人)
# 山崎怜奈"がシングル不参加
シングル構成:SUsUsUsAUs[(SE)S]

(参考記事)
乃木坂12枚目は全国ツアー&メディア対策選抜、しゃべる生駒高山、舞台栄えの井上優里新内 [11May15]


===== 13枚目「今、話したい誰かがいる」 =====
選抜発表 : 2015年08月30日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年10月28日(水)
オリコン第1週 : 1位, 62.7万枚

H 今、話したい誰かがいる
作曲:Akira Sunset、APAZZI
編曲:Akira Sunset、APAZZI
Pf:選抜全員 (c西野七瀬 c白石麻衣)
[MV]
Type-A収録
Creative Director:澤本嘉光
Director : 萩原健太郎
Producer : 早坂匡裕、横山秀光(Greek Pictures)
Production : North River Inc.
無料公開MV : 『今、話したい誰かがいる』
# フルバージョンMVの無料公開は2015年10月28日AM0:00まで
# それ以後は、上記リンク先で、Short Ver. を無料公開

W* 嫉妬の権利
作曲:丸山真由子
編曲:丸山真由子
Pf:アンダー全員 ([フロント] 北野日奈子" uc堀未央奈" uc中元日芽香 寺田蘭世")
[MV]
Type-C収録
Director : 井上強
Producer : 南広志(SEP, inc.)
Production : North River Inc.
無料公開MV : 『嫉妬の権利』Short Ver.

A ポピパッパパー
作曲:Akira Sunset、ha-j
編曲:Akira Sunset、ha-j
Pf:選抜全員
[MV]
Type-A収録
Director : 丸山健志
Producer : 渡辺洋朗(PARADE TOKYO CO., LTD.)
Production : North River Inc.
無料公開MV : 『ポピパッパパー』Short Ver.

B 大人への近道
作曲:古川貴浩
編曲:古川貴浩
Pf:アンダーの一部 (北野日奈子" 寺田蘭世" 中田花奈 中元日芽香 堀未央奈")
# この5人ユニットを「サンクエトワール」と名付けることが正式決定している
[MV]
Type-B収録
Director : 湯浅弘章
Producer : 諏澤大助(P.I.C.S.)
Production : North River Inc.
無料公開MV : 「大人への近道」予告編

C 悲しみの忘れ方
作曲:近藤圭一
編曲:久下真音
Pf:12th選抜 = 13th選抜全員 + 13thアンダーの一部 (斉藤優里 新内眞衣")

D 隙間
作曲:Akira Sunset、Carlos K.
編曲:Akira Sunset、Carlos K.
Pf:選抜の一部 (伊藤万理華 井上小百合 桜井玲香 西野七瀬 若月佑美) + アンダーの一部 (斉藤優里 中田花奈)
# 6thC「他の星から」を歌ったのと同じメンバー。9thD「僕が行かなきゃ誰が行くんだ?」に続き、チームとして3曲目。ユニット名はまだない(と思う)

選抜(16人, 4-6-6)
[1] 衛藤美彩 c西野七瀬 c白石麻衣 深川麻衣
[2] 齋藤飛鳥 高山一実 橋本奈々未 生田絵梨花 秋元真夏 星野みなみ
[3] 桜井玲香 若月佑美 生駒里奈 松村沙友理 伊藤万理華 井上小百合
(Hは全員参加)
# 1列目2列目の10人が福神

アンダー(21人)
伊藤かりん" 伊藤純奈" 川後陽菜 川村真洋 北野日奈子" 斎藤ちはる 斉藤優里 相楽伊織" 佐々木琴子" 新内眞衣" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 中田花奈 uc中元日芽香 永島聖羅 能條愛未 樋口日奈 uc堀未央奈" 山崎怜奈" 渡辺みり愛" 和田まあや
(C*は全員参加)

乃木坂メンバー構成:1期27人+2期10人
シングル参加人数:37人 = 選抜16人(1期16人)+アンダー21人(1期11人2期10人)
シングル構成:SASUaUsaUsa

(参考記事)
2期枠なし、新規抜擢ゼロ、13枚目は握手会主義厳密適用の「設定部数であらかじめ語られる選抜」[31Aug15]


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2014年7月 ~ 2015年8月
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2013年11月 ~ 2014年6月
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2013年4月 ~ 2013年10月
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)

2015-10-09 14:00:00 | 芸能
乃木坂46がこれまで出したシングルCDについて、曲名、歌唱メンバー、収録CDタイプ、YouTube公開MVへのリンクなどを「ハンドブック」としてまとめました。

文字数が多く、単独ページに全部を入れられなかったので、以下のように分割しています。

1枚目~10枚目シングル + 1stアルバム
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)
11枚目以降シングル
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)


凡例によって表の見方を説明した後、CD発売日の順に、1枚目から10枚目のシングルと1stアルバムに収録されている曲のデータが並んでいます。

(凡例1)
シングル番号「タイトル」
選抜発表日
CD発売日
オリオン第1週 : 順位, 売り上げ枚数
#「売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

収録タイプ記号 曲名
作曲者名 編曲者名
パフォーマンス(Pf)担当メンバーの構成
MV監督名

# 作詞はすべて秋元康
# 収録タイプ記号の意味
H:表題曲
W:共通カップリング曲
A:初回限定盤TypeAのみの収録曲
B:初回限定盤TypeBのみの収録曲
C:初回限定盤TypeCのみの収録曲
D:通常盤のみの収録曲
AN : アニメ盤 (4枚目と7枚目)のみの収録曲
SE : セブンイレブン限定盤 (12枚目)のみの収録曲
# 曲名が青色のものはMVが作られていて、クリックするとYouTubeで観ることができオレンジ色はMVがないことを示している
#「c」はセンター、「uc」はアンダーセンター
# 収録タイプ記号に「*」が付いているのは「アンダー曲」
# MVの収録先は、原則として、表題曲(H)はすべてのDVD、共通カップリング曲(W)はType-AのDVD、それ以外の曲は収録CDと同じTypeのDVD。この原則に従わない場合のみ、収録先DVDを表記している。

(凡例2)
選抜
[1] フロントメンバー名
[2] 二列目メンバー名
[3] 三列目メンバー名
アンダー
アンダーメンバー名
研究生
研究生メンバー名

# 選抜メンバー名は、前から見ての左からの順に並べている
# メンバー名の後ろに参加楽曲の収録タイプ記号を示している
#「"」は2期を表す

(凡例3)
乃木坂メンバー構成:その時点で乃木坂を構成する1期2期などの人数。一時休業メンバーもカウントする
シングル参加人数:シングル制作に参加したメンバーの人数
シングル構成:以下のような、収録曲の歌唱メンバー構成による分類記号をH、W、A、B、C、Dの順に並べたもの。青色、オレンジ色はMVのあるなしを示す

# 歌唱メンバー構成による分類記号
「S」型 = 選抜全員が参加
「Sa」型 = 選抜全員とアンダーの一部が参加
「T」型 = 選抜全員とアンダー全員が参加
「A」型 = アンダー全員が参加
「Us」型 = 選抜の一部が参加
「Usa」型 = 選抜の一部とアンダーの一部が参加
「Ua」型 = アンダーの一部が参加
「K」型 = 研究生全員が参加


MV付きの曲名をクリックすると、すぐにYouTubeの動画が始まりますので、音量などには十分ご注意下さい


===== 1枚目「ぐるぐるカーテン」 =====
選抜発表 : 2012年01月08日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年02月22(水)
オリコン第1週 : 2位, 13.6万枚

H ぐるぐるカーテン
作曲:黒須克彦 編曲:湯浅篤
Pf:選抜全員 (c生駒里奈)
MV監督:操上和美

W* 左胸の勇気
作曲:小内喜文 編曲:佐々木裕
Pf:アンダー全員 (uc畠中清羅)

A 乃木坂の詩
作曲: 井手コウジ 編曲:井手コウジ
Pf:乃木坂全員
MV監督:南流石

B 会いたかったかもしれない
作曲:(Original Composer) BOUNCEBACK、(Additional Composer) MIKOTO 編曲:野中 "まさ" 雄一
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (伊藤寧々 伊藤万理華 衛藤美彩 宮澤成良)
MV監督:久保茂昭

C 失いたくないから
作曲:蛯原ランス 編曲:塩川満己
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (中元日芽香 永島聖羅 畠中清羅 深川麻衣)
MV監督:丸山健志

D 白い雲にのって
作曲:太田美知彦 編曲:太田美知彦
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (安藤美雲 岩瀬佑美子 川後陽菜 斎藤ちはる)

選抜(16人, 3-4-9)
[1] 生田絵梨花 c生駒里奈 星野みなみ
[2] 橋本奈々未 松村沙友理 白石麻衣 高山一実
[3] 川村真洋 能條愛未 西野七瀬 齋藤飛鳥 斉藤優里 桜井玲香 井上小百合 中田花奈 市來玲奈
(H、A、B、C、Dは全員参加)
# 1列目2列目の7人が福神

アンダー(17人)
安藤美雲(D) 伊藤寧々(B) 伊藤万理華(B) 岩瀬佑美子(D) 衛藤美彩(B) 柏幸奈 川後陽菜(D) 斎藤ちはる(D) 中元日芽香(C) 永島聖羅(C) uc畠中清羅(C) 樋口日奈 深川麻衣(C) 宮澤成良(B) 大和里菜 若月佑美 和田まあや
(W*、Aは全員参加)

乃木坂メンバー構成:1期33人
シングル参加人数:33人 {選抜16人(1期)+アンダー17人(1期)}
シングル構成:SATSaSaSa


===== 2枚目「おいでシャンプー」 =====
選抜発表 : 2012年03月18日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年05月02(水)
オリコン第1週 : 1位, 15.6万枚

H おいでシャンプー
作曲:小田切大 編曲:TATOO
Pf:選抜全員 (c生駒里奈)
MV監督:高橋栄樹

W 心の薬
作曲:MIKOTO 編曲:木之下慶行
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (伊藤万理華 永島聖羅 深川麻衣 大和里菜)

A 偶然を言い訳にして
作曲:坂部大介 編曲:中土智博
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 高山一実 橋本奈々未 松村沙友理)
MV監督:中村太洸

B 水玉模様
作曲:若田部誠 編曲:若田部誠
Pf:選抜の一部 (生駒里奈) [ソロ曲]
MV監督:丸山健志

C* 狼に口笛を
作曲:Akira Sunset 編曲:シライシ紗トリ
Pf:アンダー全員 (uc伊藤万理華)
MV監督:福居英晃

D ハウス!
作曲:y@suo ohtani 編曲:y@suo ohtani
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (衛藤美彩 川村真洋 能條愛未 若月佑美)

選抜(16人, 3-4-9)
[1] 桜井玲香 c生駒里奈(B) 中田花奈
[2] 橋本奈々未(A) 松村沙友理(A) 白石麻衣(A) 高山一実(A)
[3] 岩瀬祐美子 市來玲奈 斉藤優里 生田絵梨花 井上小百合 星野みなみ 西野七瀬 畠中清羅 宮澤成良
(H、W、Dは全員参加)
# 1列目2列目の7人が福神

アンダー(17人)
安藤美雲 uc伊藤万理華(W) 伊藤寧々 衛藤美彩(D) 柏幸奈 川後陽菜 川村真洋(D) 齋藤飛鳥 斎藤ちはる 永島聖羅(W) 中元日芽香 能條愛未(D) 樋口日奈 深川麻衣(W) 大和里菜(W) 若月佑美(D) 和田まあや
(C*は全員参加)

乃木坂メンバー構成:1期33人
シングル参加人数:33人 {選抜16人(1期)+アンダー17人(1期)}
シングル構成:SSaUsUsASa


===== 3枚目「走れ!Bicycle」 =====
選抜発表 : 2012年06月17日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年08月22(水)
オリコン第1週 : 1位, 18.7万枚

H 走れ!Bicycle
作曲:Shusui、伊藤涼、木村篤史、ヒロイズム 編曲:湯浅篤
Pf:選抜全員 (c生駒里奈)
MV監督:中島哲也

W せっかちなかたつむり
作曲:山本加津彦 編曲:湯浅篤
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 高山一実 中田花奈 西野七瀬 橋本奈々未 深川麻衣 松村沙友理)

A* 涙がまだ悲しみだった頃
作曲:内田智之 編曲:TATOO
Pf:アンダー全員 (uc伊藤寧々)
MV監督:関和亮

B 人はなぜ走るのか?
作曲:キタムラタケシ 編曲:田上陽一
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (柏幸奈 斎藤ちはる 永島聖羅 宮澤成良 大和里菜)
MV監督:久保茂昭

C 音が出ないギター
作曲:JAM9、Army Slick 編曲:シライシ紗トリ
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (伊藤寧々 岩瀬佑美子 衛藤美彩 川村真洋 能條愛未)
MV監督:丸山健志

D 海流の島よ
作曲:Akira Sunset 編曲:京田誠一
Pf:アンダーの一部 (安藤美雲 川後陽菜 齋藤飛鳥 中元日芽香 畠中清羅 樋口日奈 和田まあや)

選抜(16人, 4-6-6)
[1] 生田絵梨花 c生駒里奈 星野みなみ 桜井玲香
[2] 中田花奈(W) 橋本奈々未(W) 白石麻衣(W) 松村沙友理(W) 西野七瀬(W) 高山一実(W)
[3] 斉藤優里 若月佑美 井上小百合 市來玲奈 伊藤万理華 深川麻衣(W)
(H、B、Cは全員参加)
# 1列目生田生駒星野、2列目橋本白石松村西野の7人が福神

アンダー(17人)
安藤美雲(D) uc伊藤寧々(C) 岩瀬佑美子(C) 衛藤美彩(C) 柏幸奈(B) 川後陽菜(D) 川村真洋(C) 齋藤飛鳥(D) 斎藤ちはる(B) 中元日芽香(D) 永島聖羅(B) 能條愛未(C) 畠中清羅(D) 樋口日奈(D) 宮澤成良(B) 大和里菜(B) 和田まあや(D)
(A*は全員参加)

乃木坂メンバー構成:1期33人
シングル参加人数:33人 {選抜16人(1期)+アンダー17人(1期)}
シングル構成:SUsASaSaUa


===== 4枚目「制服のマネキン」 =====
選抜発表 : 2012年10月07日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年12月19(水)
オリコン第1週 : 1位, 23.3万枚

H 制服のマネキン
作曲:杉山勝彦 編曲:百石元
Pf:選抜全員 (c生駒里奈)
MV監督:池田一真

W 指望遠鏡
作曲:北室龍馬 編曲:木村有希
Pf:選抜全員
MV監督:丸山健志

A やさしさなら間に合ってる
作曲:松田純一 編曲:清水武仁
Pf:選抜の一部 (市來玲奈 井上小百合 齋藤飛鳥 高山一実 西野七瀬 能條愛未 深川麻衣 若月佑美)

B ここじゃないどこか
作曲:大藤史 編曲:京田誠一
Pf:選抜の一部 (生駒里奈 生田絵梨花 星野みなみ)
MV監督:岡川太郎

C* 春のメロディー
作曲:フジノタカフミ 編曲:湯浅篤
Pf:アンダー全員 ([フロント] 斉藤優里 uc中田花奈 衛藤美彩)
MV監督:柿本ケンサク

D 渋谷ブルース
作曲:佐藤嘉風 編曲:佐藤嘉風
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 高山一実) [デュエット曲]

AN 指望遠鏡 ~アニメ版~
作曲:北室龍馬 編曲:木村有希
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (伊藤万理華 斉藤優里 中田花奈)

選抜(16人, 3-5-8)
[1] 生田絵梨花(B) c生駒里奈(B) 星野みなみ(B)
[2] 桜井玲香 橋本奈々未 白石麻衣(D) 松村沙友理 秋元真夏
[3] 能條愛未(A) 齋藤飛鳥(A) 若月佑美(A) 井上小百合(A) 深川麻衣(A) 市來玲奈(A) 西野七瀬(A) 高山一実(A、D)
(H、Wは全員参加)
# 1列目2列目の8人が福神

アンダー(16人)
安藤美雲 伊藤寧々 伊藤万理華 衛藤美彩 川後陽菜 川村真洋 斎藤ちはる 斉藤優里 uc中田花奈 中元日芽香 永島聖羅 畠中清羅 樋口日奈 宮澤成良 大和里菜 和田まあや
(C*は全員参加)

一時休業(1人)
柏幸奈

乃木坂メンバー構成:1期33人
岩瀬佑美子卒業、柏幸奈一時休業、秋元真夏復帰加入
シングル参加人数:32人 {選抜16人(1期)+アンダー16人(1期)}
# 柏幸奈がシングル不参加
シングル構成:SSUsUsAUs[(AN)Sa]


===== 5枚目「君の名は希望」 =====
選抜発表 : 2013年01月06日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2013年03月13(水)
オリコン第1週 : 1位, 24.2万枚

H 君の名は希望
作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦、有木竜郎
Pf:選抜全員 (c生駒里奈)
MV監督:山下敦弘
[別バージョンのMV]
君の名は希望-DANCE&LIP ver.- (監督 : 丸山健志)
君の名は希望-short ver.-

W シャキイズム
作曲:岡本健介 編曲:岡本健介
Pf:選抜全員
MV監督:柳沢翔

A ロマンティックいか焼き
作曲:横健介 編曲:重永亮介
Pf:選抜全員

B* 13日の金曜日
作曲:網元ナオノブ 編曲:湯浅篤
Pf:アンダー全員 ([フロント] 伊藤万理華 uc斉藤優里 齋藤飛鳥)
MV監督:山田篤宏

C でこぴん
作曲:中土智博 編曲:中土智博
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 高山一実 橋本奈々未 深川麻衣 松村沙友理)
MV監督:中村太洸

D サイコキネシスの可能性
作曲:杉山勝彦、小倉しんこう 編曲:京田誠一
Pf:選抜の一部 (秋元真夏 伊藤寧々 井上小百合 桜井玲香 中田花奈 永島聖羅 西野七瀬 若月佑美)

選抜(16人, 3-5-8)
[1] 生田絵梨花 c生駒里奈 星野みなみ
[2] 桜井玲香(D) 橋本奈々未(C) 白石麻衣(C) 松村沙友理(C) 秋元真夏(D)
[3] 伊藤寧々(D) 中田花奈(D) 井上小百合(D) 西野七瀬(D) 若月佑美(D) 深川麻衣(C) 永島聖羅(D) 高山一実(C)
(H、W、Aは全員参加)
# 1列目2列目の8人が福神

アンダー(17人)
安藤美雲 市來玲奈 伊藤万理華 衛藤美彩 柏幸奈 川後陽菜 川村真洋 齋藤飛鳥 斎藤ちはる uc斉藤優里 中元日芽香 能條愛未 畠中清羅 樋口日奈 宮澤成良 大和里菜 和田まあや
(B*は全員参加)

乃木坂メンバー構成:1期33人
柏幸奈復帰
シングル参加人数:33人 {選抜16人(1期)+アンダー17人(1期)}
シングル構成:SSSAUsUs


===== 6枚目「ガールズルール」 =====
選抜発表 : 2013年04月21日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
# 前日、京都全国握手会で先行発表
CD発売 : 2013年07月03(水)
オリコン第1週 : 1位, 33.7万枚

H ガールズルール
作曲:後藤康二 編曲:後藤康二
Pf:選抜全員 (c白石麻衣)
MV監督:柳沢翔

W 世界で一番 孤独なLover
作曲:河原嶺旭 編曲:百石元
Pf:選抜全員
MV監督:丸山健志

A コウモリよ
作曲:南田健吾 編曲:高梨康治
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 若月佑美) + アンダーの一部 (中元日芽香 能條愛未)

B* 扇風機
作曲:角野寿和 編曲:野村陽一郎
Pf:アンダー全員 ([フロント] 樋口日奈 uc齋藤飛鳥 中元日芽香)
MV監督:池田一真

C 他の星から
作曲:Sugaya Bros.、松村 PONY 編曲:Sugaya Bros.
Pf:選抜の一部 (伊藤万理華 井上小百合 斉藤優里 桜井玲香 中田花奈 西野七瀬 若月佑美)
MV監督:岡川太郎

D 人間という楽器
作曲:鐘撞行孝 編曲:TATOO
Pf:乃木坂全員

選抜(16人, 3-5-8)
[1] 松村沙友理 c白石麻衣(A) 橋本奈々未
[2] 桜井玲香(C) 生田絵梨花 生駒里奈 西野七瀬(C) 高山一実
[3] 伊藤万理華(C) 井上小百合(C) 中田花奈(C) 若月佑美(A、C) 星野みなみ 秋元真夏 深川麻衣 斉藤優里(C)
(H、W、Dは全員参加)
# 1列目2列目の8人が福神

アンダー(16人)
市來玲奈 伊藤寧々 衛藤美彩 柏幸奈 川後陽菜 川村真洋 uc齋藤飛鳥 斎藤ちはる 中元日芽香(A) 永島聖羅 能條愛未(A) 畠中清羅 樋口日奈 宮澤成良 大和里菜 和田まあや
(B*、Dは全員参加)

研究生(13人)
伊藤かりん" 伊藤純奈" 北野日奈子" 佐々木琴子" 新内眞衣" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 西川七海" 堀未央奈" 矢田里沙子" 山崎怜奈" 米徳京花" 渡辺みり愛"
# 研究生は全員2期で、選抜あるいはアンダーに入っている2期メンバーはいない

乃木坂メンバー構成:1期32人+2期13人
安藤美雲卒業、2期メンバー13人加入
シングル参加人数:32人 {選抜16人(1期)+アンダー16人(1期)}
# 2期13人はシングル不参加
シングル構成:SSUsaAUsT

(参考記事)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報


===== 7枚目「バレッタ」 =====
選抜発表 : 2013年10月06日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
# 同日、代々木ライブ夜公演にて先行発表
CD発売 : 2013年11月27(水)
オリコン第1週 : 1位, 39.5万枚

H バレッタ
作曲: サイトウヨシヒロ 編曲:若田部誠
Pf:選抜全員 (c堀未央奈")
クリエイティブディレクター/プランナー : 権八成裕
演出:江湖広二

W 月の大きさ
作曲:古川貴浩 編曲:古川貴浩
Pf:選抜全員
MV監督:大久保拓朗

A 私のために 誰かのために
作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦、有木竜郎
Pf:選抜の一部 (桜井玲香 白石麻衣 高山一実) + アンダーの一部 (衛藤美彩 川村真洋)

B そんなバカな…
作曲:Akira Sunset 編曲:Akira Sunset
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (井上小百合 斉藤優里 中田花奈 樋口日奈 星野みなみ)
MV監督:丸山健志

C* 初恋の人を今でも
作曲:Hiroki Sagawa from Asiatic Orchestra 編曲:Hiroki Sagawa
Pf:アンダー全員 ([フロント] 井上小百合 uc星野みなみ 斉藤優里)
MV監督:田所貴司

D やさしさとは
作曲:古川貴浩 編曲:古川貴浩
Pf:選抜の一部 (生田絵梨花 西野七瀬 橋本奈々未 松村沙友理 若月佑美) + アンダーの一部 (中元日芽香 能條愛未)

AN 月の大きさ ~アニメ版~
作曲:古川貴浩 編曲:古川貴浩
Pf:選抜全員

選抜(17人, 5-4-8)
[1] 西野七瀬(D) 白石麻衣(A) c堀未央奈" 橋本奈々未(D) 松村沙友理(D)
[2] 桜井玲香(A) 生田絵梨花(D) 生駒里奈 若月佑美(D)
[3] 伊藤万理華 衛藤美彩(A) 齋藤飛鳥 秋元真夏 深川麻衣 中元日芽香(D) 川後陽菜 高山一実(A)
(H、W、Bは全員参加)
# 1列目2列目の中で、センターの堀未央奈を除く8人が福神

アンダー(14人)
市來玲奈 伊藤寧々 井上小百合(B) 川村真洋(A) 斎藤ちはる 斉藤優里(B) 永島聖羅 中田花奈(B) 能條愛未(D) 畠中清羅 樋口日奈(B) uc星野みなみ(B) 大和里菜 和田まあや
(C*は全員参加)

研究生(12人)
伊藤かりん" 伊藤純奈" 北野日奈子" 佐々木琴子" 新内眞衣" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 西川七海" 矢田里沙子" 山崎怜奈" 米徳京花" 渡辺みり愛"

乃木坂メンバー構成:1期30人+2期13人
柏幸奈と宮澤成良が卒業
シングル参加人数:31人 {選抜17人(1期16人2期1人)+アンダー14人(1期)}
# 研究生12人がシングル不参加
シングル構成:SSUsaSaAUsa[(AN)S]

(参考記事)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報


===== 8枚目「気づいたら片想い」 =====
選抜発表 : 2014年01月26日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年04月02(水)
オリコン第1週 : 1位, 45.8万枚

H 気づいたら片想い
作曲:Akira Sunset 編曲:湯浅篤
Pf:選抜全員 (c西野七瀬)
MV監督:柳沢翔

W ロマンスのスタート
作曲:押田誠 編曲:佐々木聡作、押田誠
Pf:選抜全員
MV監督:丸山健志

A 吐息のメソッド
作曲:田中明仁 編曲:TATOO
Pf:選抜全員 + アンダーの一部 (伊藤万理華 井上小百合 齋藤飛鳥 星野みなみ)

B 孤独兄弟
作曲:Soulife 編曲:Soulife
Pf:選抜の一部 (白石麻衣 橋本奈々未) [デュエット曲]
MV監督:池田一真

C* 生まれたままで
作曲:田中俊亮 編曲:鈴木裕明
Pf:アンダー全員 ([フロント] 齋藤飛鳥 uc伊藤万理華 星野みなみ)
MV監督:久保茂昭

D ダンケシェーン
作曲:Akira Sunset、C# 編曲:Akira Sunset、C#
Pf:選抜の一部 (生田絵梨花 生駒里奈 桜井玲香 西野七瀬 深川麻衣 堀未央奈" 松村沙友理 若月佑美)
# 生田絵梨花のテーマ曲的なイメージ(笑)

選抜(16人, 5-5-6)
[1] 堀未央奈"(D) 白石麻衣(B) c西野七瀬(D) 橋本奈々未(B) 生駒里奈(D)
[2] 桜井玲香(D) 若月佑美(D) 生田絵梨花(D) 松村沙友理(D) 深川麻衣(D)
[3] 川村真洋 北野日奈子" 樋口日奈 秋元真夏 和田まあや 高山一実
(H、W、Aは全員参加)
# 1列目の5人が福神

アンダー(17人)
uc伊藤万理華(A) 星野みなみ(A) 井上小百合(A) 中田花奈 斉藤優里 市來玲奈 齋藤飛鳥(A) 能條愛未 永島聖羅 畠中清羅 伊藤寧々 中元日芽香 衛藤美彩 川後陽菜 斎藤ちはる 大和里菜 新内眞衣"
(C*は全員参加)

研究生(9人)
伊藤かりん" 伊藤純奈" 佐々木琴子" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 矢田里沙子" 山崎怜奈" 米徳京花" 渡辺みり愛"

乃木坂メンバー構成:1期30人+2期12人
西川七海"が卒業
シングル参加人数:33人 {選抜16人(1期14人2期2人)+アンダー17人(1期16人2期1人)}
# 研究生9人がシングル不参加
シングル構成:SSSaUsAUs

(参考記事)
乃木坂の風 27Jan14 ~ 落選続出、福神枠縮小、8枚目は欲求不満型握手会選抜


===== 9枚目「夏のFree&Easy」 =====
選抜発表 : 2014年05月11日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年07月09(水)
オリコン第1週 : 1位, 42.2万枚

H 夏のFree&Easy
作曲:井上トモノリ 編曲:橋本幸太
Pf:選抜全員 (c西野七瀬)
MV監督:丸山健志

W 何もできずにそばにいる
作曲:角野寿和 編曲:京田誠一
Pf:選抜全員

A その先の出口
作曲:Carlos K. 編曲:Carlos K.
Pf:選抜の一部 (秋元真夏 衛藤美彩 白石麻衣 高山一実 橋本奈々未 深川麻衣 松井玲奈 松村沙友理 大和里菜)
MV監督:中村太洸

B 無口なライオン
作曲:Shusui、ヒロイズム 編曲:Shusui、ヒロイズム
Pf:選抜の一部 (生駒里奈 井上小百合 斉藤優里 桜井玲香 西野七瀬 星野みなみ 堀未央奈" 若月佑美)
MV監督:湯浅弘章

C * ここにいる理由
作曲:長谷川湊 編曲:Carlos K.
Pf:アンダー全員 ([フロント] 齋藤飛鳥 uc伊藤万理華 樋口日奈)
MV監督:近藤大介
[別バージョンのMV]
ここにいる理由(Dance ver.)

D 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
作曲:中土智博 編曲:中土智博
Pf: 選抜の一部 (井上小百合 斉藤優里 桜井玲香 西野七瀬 若月佑美) + アンダーの一部 (伊藤万理華 中田花奈)
# 6thC「他の星から」を歌ったのと同じメンバー

選抜(17人, 5-5-7)
[1] 松井玲奈[SKE48兼任](A) 白石麻衣(A) 西野七瀬(B, D) 橋本奈々未(A) 松村沙友理(A)
[2] 若月佑美(B, D) 秋元真夏(A) 桜井玲香(B, D) 深川麻衣(A) 生駒里奈(B)
[3] 衛藤美彩(A) 井上小百合(B, D) 斉藤優里(B, D) 星野みなみ(B) 大和里菜(A) 堀未央奈"(B) 高山一実(A)
(H、Wは全員参加)
# 1列目2列目の10人が福神

アンダー(16人)
市來玲奈 伊藤寧々 uc伊藤万理華(D) 川後陽菜 川村真洋 北野日奈子" 齋藤飛鳥 斎藤ちはる 新内眞衣" 中田花奈(D) 中元日芽香 永島聖羅 能條愛未 畠中清羅 樋口日奈 和田まあや
((C*は全員参加)

研究生(10人)
伊藤かりん" 伊藤純奈" 相楽伊織" 佐々木琴子" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 矢田里沙子" 山崎怜奈" 米徳京花" 渡辺みり愛"

一時休業(1人)
生田絵梨花

乃木坂メンバー構成:1期30人+2期13人+兼任1人
生田絵梨花一時休業、2期相楽伊織復帰加入、SKE48松井玲奈兼任加入
シングル参加人数:33人 {選抜17人(1期15人2期1人兼任1人)+アンダー16人(1期14人2期2人)}
# 生田絵梨花と研究生10人がシングル不参加
シングル構成:SSUsUsAUsa

(参考記事)
乃木坂9枚目は過酷日程対応選抜、平日可&ダンス力で井上優里星野抜擢、大和初選抜、研究生ゼロ [12May14]


===== 10枚目「何度目の青空か?」 =====
選抜発表 : 2014年08月03日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年10月08(水)
オリコン第1週 : 1位, 47.9万枚

H 何度目の青空か?
作曲:川浦正大 編曲:百石元
Pf:選抜全員 (c生田絵梨花)
MV監督:内田けんじ

W 遠回りの愛情
作曲:Noda Akiko 編曲:野中"まさ"雄一
Pf:選抜の一部 (桜井玲香 西野七瀬 若月佑美) + アンダーの一部 (井上小百合 中田花奈 永島聖羅 能條愛未 大和里菜)

A 転がった鐘を鳴らせ!
作曲:中山英二 編曲:田上陽一 
Pf:選抜全員
MV監督:丸山健志

B 私、起きる。
作曲:Akira Sunset、ZERO 編曲:Akira Sunset、ZERO
Pf:選抜の一部 (生田絵梨花 斎藤ちはる 星野みなみ 堀未央奈") + アンダーの一部 (川後陽菜 北野日奈子" 齋藤飛鳥 中元日芽香 樋口日奈 和田まあや)
# 現役高校生の正規メンバー10人
MV監督:柳沢翔

C* あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
作曲:三輪智也 編曲:京田誠一 
Pf:アンダー ([フロント] 齋藤飛鳥 uc井上小百合 伊藤万理華)
MV監督:湯浅弘章

D Tender days
作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife
Pf:選抜の一部 (秋元真夏 生田絵梨花 生駒里奈 桜井玲香 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 深川麻衣 松村沙友理)

選抜(16人, 5-5-8)
[1]松井玲奈[SKE48兼任] 白石麻衣(D) c生田絵梨花(B、D) 西野七瀬(W、D) 橋本奈々未(D)
[2] 松村沙友理(D) 秋元真夏(D) 生駒里奈(D) 桜井玲香(W、D) 深川麻衣(D)
[3] 衛藤美彩 若月佑美(W) 堀未央奈"(B) 星野みなみ(B) 高山一実 斎藤ちはる(B)
(H、Aは全員参加)
# 1列目2列目の10人が福神

アンダー(17人)
伊藤かりん" 伊藤万理華 uc井上小百合(W) 川後陽菜(B) 川村真洋 北野日奈子"(B) 齋藤飛鳥(B) 斉藤優里 新内眞衣" 中田花奈(W) 中元日芽香(B) 永島聖羅(W) 能條愛未(W) 畠中清羅 樋口日奈(B) 大和里菜(W) 和田まあや(B)
(C*は全員参加)

研究生(7人)
伊藤純奈" 相楽伊織" 佐々木琴子" 鈴木絢音" 寺田蘭世" 山崎怜奈" 渡辺みり愛"

乃木坂メンバー構成:1期28人+2期11人+兼任1人
市來玲奈、伊藤寧々、矢田里沙子"、米徳京花"が卒業
シングル参加人数:33人 = 選抜16人(1期14人2期1人兼任1人)+アンダー17人(1期14人2期3人)
# 研究生7人がシングル不参加
シングル構成:SUsaSUsaAUs

(参考記事)
10th選抜は一般アピール力を意識した歌ダンス志向センターも、厳然と貫かれた握手会主義 [04Aug14]


===== 1stアルバム「透明な色」 =====
選抜発表 : 10th選抜が新しい収録曲を中心に担当
CD発売 : 2015年01月07(水)
オリコン第1週 : 1位, 22.2万枚

以下は最上級バージョンであるTypeAの収録曲

[disc1]

(01) OVERTURE
作曲:京田誠一 編曲:京田誠一

それまでにリリースされた全表題曲
(02) 1stH ぐるぐるカーテン
(03) 2ndH おいでシャンプー
(04) 3rdH 走れ!Bicycle
(05) 4thH 制服のマネキン
(06) 5thH 君の名は希望
(07) 6thH ガールズルール
(08) 7thH バレッタ
(09) 8thH 気づいたら片想い
(10) 9thH 夏のFree&Easy
(11) 10thH 何度目の青空か?

新しい収録曲
# 以下の「選抜」はすべて10th選抜を表している

(12) 誰かは味方
作曲:宮坂聡彦 編曲:佐々木裕
Pf:選抜の一部 (衛藤美彩 桜井玲香 若月佑美)

(13) 革命の馬
作曲:伊勢佳史 編曲:伊勢佳史 
Pf:選抜の一部 (秋元真夏 白石麻衣 高山一実 橋本奈々未 深川麻衣 松村沙友理)

(14) 僕がいる場所
作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦、有木竜郎 
Pf:選抜全員 (c生田絵梨花)
# 多くの歌番組で披露された1stアルバムの代表曲

(15) あなたのために弾きたい
作曲:近藤圭一 編曲:樫原伸彦 
Pf:選抜の一部 (生田絵梨花) [ソロ曲]

[disc2]

それまでにリリースされた全カップリング曲から人気投票によって選ばれた10曲
(01) 6thC他の星から
(02) 7thA 私のために 誰かのために
(03) 3rdW せっかちなかたつむり
(04) 3rdA* 涙がまだ悲しみだった頃
(05) 9thB 無口なライオン
(06) 6thW 世界で一番 孤独なLover
(07) 10thC* あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
(08) 5thB* 13日の金曜日
(09) 1stC 失いたくないから
(10) 8thD ダンケシェーン

新しい収録曲
# 以下の「選抜」「アンダー」「研究生」はすべて10枚目のそれを表している

(11) 傾斜する
作曲:須藤哲平、長谷川湊 編曲:佐々木裕
Pf:小嶋陽菜 from AKB48 + 選抜の一部 (生駒里奈) + アンダーの一部 (川後陽菜 斉藤優里 中田花奈 永島聖羅 和田まあや) + 研究生全員
#「こじ坂46」

(12) なぞの落書き
作曲:片桐周太郎 編曲:野中 "まさ" 雄一
Pf:選抜の一部 (星野みなみ 堀未央奈") + アンダーの一部 (齋藤飛鳥)

(13)* 自由の彼方
作曲:山田智和 編曲:住谷翔平 
Pf:アンダー全員 + 研究生全員
# 1stアルバムのアンダー曲

(14) ひとりよがり
作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦、有木竜郎 
Pf:選抜の一部 (西野七瀬)

アルバム参加人数:40人 = 選抜16人(1期14人2期1人兼任1人)+アンダー17人(1期14人2期3人)+研究生7人
アルバム構成:
[disc1] SSSSSSSSSS{新曲}UsUsSUs
[disc2] UsUsaUsAUsSAASaUs{新曲}KsaUsa(A+K)Us
#「Ksa」は研究生全員に選抜とアンダーの一部が参加の意。「(A+K)」はアンダー全員と研究生全員


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