乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
03月10日(木) 24 : 25 ~ [地デ] UHB(北海道文化放送)『乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学』。取り上げる小説は、桜木紫乃「ラブレス」。
03月10日(木) 『初森ベマーズ』Blu-ray/DVD BOX の発売記念イベント in 都内某所。西野七瀬、高山一実、生田絵梨花、若月佑美、生駒里奈、桜井玲香、松村沙友理、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、白石麻衣、衛藤美彩が参加予定。乃木坂公式サイトの関連記事
03月11日(金)『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』in 国立代々木競技場第二体育館の2日目(19:00開演)に乃木坂が出演。
03月12日(土) 17 : 05 ~ 18 : 50 [AM_生放送] NHKラジオ第1『キャンパスライブ@福島SP』に、斎藤ちはる、中田花奈、中元日芽香が出演。乃木坂公式サイトの関連記事
03月12日(土) 19 : 30 ~ 21 : 00 [地デ_生放送] NHK総合『震災から5年"明日へ"コンサート』。福島県會津風雅堂で行われる震災復興コンサートに乃木坂46が出演。
03月12日(土) 24 : 05 ~ [地デ] NHK総合「着信御礼!ケータイ大喜利」。秋元真夏と北野日奈子が前園真聖と共に出演。
03月12日(土) 25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加え、衛藤美彩、生駒里奈、秋元真夏が参加する、恒例の「競馬ウソのような本当の話」が放送されるとの情報あり。
03月13日(日) 24 : 23 ~ [地デ] NHK総合『MUSIC JAPAN』。乃木坂46が「ハルジオンが咲く頃』を披露。
03月13日(日) MV集『ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~』特典イベント、プレミアム抽選第一弾のA賞「お茶会」と第二弾のA賞「似顔絵会」、そして第三弾のA賞「録音会」を開催。乃木坂公式サイトの関連記事。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
TBSラジオが、3月4日(金)にグアムから生放送された金曜JUNK「バナナムーンGOLD」について、公式サイトにコメントを掲載しました。
「TBSラジオからのお詫び」のページ
「一日遅れのひなまつりSP」企画の中で、20歳3ヶ月の乃木坂メンバーが飲酒したこと、さらに、番組スタッフが21歳未満飲酒禁止という現地法規を知らなかったことを認め、その結果、メンバー、バナナマン、所属事務所に迷惑をかけ、リスナーとファンを心配させてしまったと、「お詫び」する内容です。
多くの視聴者やリスナーがいるテレビやラジオは、大きな影響力を持つので、放送する番組において、より高度な遵法精神が求められる。
例えば、制限速度が80キロの道路を、周りの車の流れにのるため、95キロで走行するなんてことは、明らかに道路交通法違反だけど、多くのドライバーが日常的に経験することだと思います。
しかし、テレビのバラエティ番組で、出演タレントが車を運転して、「ここは80キロ制限だけど、流れにのった方が楽なので、今、95キロで走ってます。15キロオーバーくらいなら問題ないでしょう」と発言したら、完全にアウトでしょう(笑)。
実際、番組が用意した車が公道を走る企画では、一般の車に、次々と、抜かれているシーンをよく見かけるので、テレビ局は、制限速度の遵守に気を使っていることが分かります、少なくともカメラが回っている間は(笑)。
飲酒についても、日本では、19歳の大学生が、コンパで酒を飲むのは、珍しいことではなく、社会も黙認している雰囲気がある。
しかし、テレビの番組で、19歳の人気アイドルがビールを飲んだら、大騒ぎになります。
20歳未満の飲酒禁止というルールは、守る必要がないと、テレビを通じて大々的に宣伝しているようなもので、その「メッセージ」を正面から受け取った高校生や中学生が、学校行事の打ち上げで、酒を飲むなんてことが頻発するかもしれない。
グアムにおける生駒里奈のケースは、21歳未満がビールを飲んだこと以上に、その行為を「バナナムーンGOLD」というAMラジオの番組で放送してしまったことに、問題があります。
法律を守ることに敏感であるべき放送メディアが、飲酒年齢という基本的な現地のルールに違反する企画を、生放送で流してしまった。
TBSラジオという放送局の姿勢が問われかねない番組内容なので、直ぐに反応して、「お詫び」を公式サイトに載せたのだと思います。
個人的には、こういった「お詫び」は、どこからも出て来ず、完全にスルーされるんじゃないかと思っていました。
深夜のラジオ番組であり、何十分も酒盛りしていたわけではない(笑)。
また、誰かが謝罪すると、謝罪したことがニュースになって、他のメディアが取り上げ始め、より多くの人に「違法飲酒」の話が広まってしまう。
それは、乃木坂とバナナマンにとって、宜しくないという判断から、関係者全員が黙りを決め込んで、ネットでの騒ぎが収まり、ほとぼりが冷めるのを待つのかなと(笑)。
実際、TBSラジオの謝罪は、ネットメディアやスポーツ紙など、多くの記事で取り上げられ、Yahoo!JAPANのヘッドラインニュースにもなった。
こういった展開を十分予想出来たのに、敢えて、「お詫び」を発表したのは、放送内容から、生駒ちゃんがビールを飲んでいることが、誰が聴いても明らかだったことが理由かもしれません。
2014年11月における大和里菜の「未成年飲酒疑惑」が、あくまで「疑惑」の域に留まったのは、週刊文春の記事に、本人の発言が載っていないことが大きいと思います。
例えば、トマトさんが、「この赤ワイン美味しい」と話していたとあれば、文春記者の聞き取りであっても、かなり有力な証拠になって、「疑惑」が「確定」になってしまった可能性がある。
ところが、そういった発言は、記事に載っていなかった。
一方、今回の「バナナムーンGOLD」では、生駒里奈本人が「甘い!」といった発言をしていて、飲んでいるのがマンゴービールということまで分かる内容になっています。
とくに生駒ちゃんは、声がよく通って、聴きやすい上に、ぽんぽんと小気味良く感想や情報を入れてくるので、リアルに現場の状況が伝わってくる(笑)。
ラジオのバラエティとして、秀逸なレポートに仕上がっていて、年齢の問題さえなけえば、むしろ褒められたと思います。
そのため、逆に、ビールを飲んだことを明確に示すシーンになっていて、飲酒という事実に関しては、議論の余地がほとんどない。
これほどはっきりした証拠がある以上、TBSラジオとしては、後から指摘されたとき、局として事実を把握してなかったと返すと、厳しい立場に追い込まれる危険があるので、先手を打って、早い段階で、自ら真相を明らかにし、「お詫び」した方が良いという判断になった気がします。
第二次安倍内閣の発足以来、放送法を拠り所にして、政府の放送メディアに対する態度が、従来より大胆になっています。
さらに、基幹放送事業者であるTBSラジオは2013年の免許更新において、総務大臣からの「要請」を受けている筈で、その中の一項目に、「放送番組については、その制作過程を含め、人権及び児童・青少年に与える影響に十分配慮するとともに、関係法令を遵守すること。」とある。
現地の飲酒年齢を無視した今回の企画は、「児童・青少年に与える影響に十分配慮」したとは到底言えない上に、海外ではあるものの、「関係法令を遵守する」姿勢を欠いています。
対応が後手後手になって、騒ぎが大きくなり、万が一、政府や自民党が介入し始めたら、乃木坂どころの話ではなくなってくる。
現政権の放送メディアに対する姿勢もあって、危機管理のお手本のような、真摯で、素早い対応となったのかもしれません。
ただ、グアムでの「20歳飲酒」を、放送局が公に認めたことで、この情報は、グアム当局の知るところになるでしょう。
番組スタッフが、生放送の後、現地の飲酒年齢に気づいて、自らグアム警察に届け出たなら話は別ですが、本社の方針が決定される前に、そういった行動を起こす可能性は低い。
何ごともなく、そのまま帰国したと考えるのが普通で、そうであれば、グアム警察は、TBSラジオによる「お詫び」の掲載によって、初めて事態を把握することになる。
グアムで番組を制作するに際して、許可を貰うため、責任者だけでなく、スタッフや出演者のリストを提出していると思うのですが、乃木坂メンバーを含めて、その人々が、再度、グアムに入国するとき、現地警察から、当時の事情を聴かせて欲しいと、要請されるかもしれません。
また、今回の件を、法律違反の「1回目」と見なされると、グアムのロケで、再び問題を起こしたとき、通常よりも厳しい措置が取られるかもしれない。
その場合、「1回目」を起こしたのが、「バナナムーンGOLD」の関係者に限定されるのか、それともTBSラジオ全体に適用されるのか、その辺はさっぱり検討がつきません。
もちろん、グアム当局が、何らの関心を持たず、これらはすべて杞憂であるかもしれない。
海外において、その国の法律を厳密に守った方が良いのは、違反したとき、何が起こるか分からないからです。
先月下旬、ドミニカ共和国から来たロッテのナバーロ選手は、沖縄でのオープン戦を終え、宮崎に向かうため、那覇空港で荷物検査を受けたとき、ショルダーバックに実弾が1発入っていることが判明して、その場で、銃刀法違反の現行犯で逮捕されてしまいました。
どこの国にも、銃や実弾の所持を規制する法律はあるけど、条文の内容だけでなく、それらが、どこまで厳密に守られているのか千差万別です。
現在の日本は、世界でもトップクラスに厳しい銃の規制を行っていて、社会的な認識としても、誰かのカバンの中から、実弾が1個出て来たら、その場にいる全員が息を飲むくらい(笑)、銃を排除する空気が漲っている。
アメリカのように、普通のスーパーで実弾が買えるような社会から来た人は、徹底してシビアな日本の状況を知らなければ、実弾1個で逮捕され、大々的にニュースとして報じられることに、驚くでしょう。
同じように、日本人が海外に行った場合、15キロオーバーくらい良いだろうと、車を走らせていたら、捕まって、想像を遥かに越える厳しい処分を受ける可能性だってある。
未成年の飲酒についても、日本のように、18歳以上大学生のケースは事実上見ないフリといった国がある一方、法律の条文を例外なく絶対に守らされる国や地域もあるでしょう。
何を厳しく処分し、何に対して寛容かは、その国や地域が辿った歴史、あるいは現在の社会状況に左右されるので、外からやって来た人間には分からないことが多い。
そういった、さじ加減の分からない場所では、守るべきルールを、しっかり頭に入れて、法律の字句通り、厳密に従うのが一番です。
グアムでの「バナナムーンGOLD」は、一般旅行者にとってすら常識である、そういった海外での鉄則を、放送メディアが番組制作を目的に渡航したにもかかわらず、十分に守らなかったわけで、「お詫び」の最後にある「今後、細心の注意を払い番組制作に臨んでまいります」というのは、「とくに海外では」と付け足したくなる、心に滲みる一文です(笑)。
ところで、TBSラジオによる「お詫び」では、番組スタッフの不手際によって、乃木坂の所属事務所に多大なるご迷惑をかけたとあり、番組側が責任をすべて負う形になっています。
しかし、未成年メンバーを多数含む乃木坂が、全員で海外ロケに行っている以上、同行しているマネージャーに責任がないなんて、あり得ない話です。
20歳前後のメンバーに、まあ、ほぼ全員ですが(笑)、グアムで飲酒が出来る年齢、さらに出入り可能な店や時間帯といった、基本的なルールを伝えておくのはマストの仕事で、もし、生駒里奈が、21歳飲酒ルールを事前に知っていたら、焼き鳥ビール企画を自分から断っていた筈で、そうすれば、スポーツ紙に、現地の法規に反して飲酒なんて悲しい記事が載ることもなかったでしょう。
生駒里奈は20歳の社会人なので、自分から飲酒年齢を調べるべきだったという声があります。
しかし、日本のタレントは、空港に連れて行かれて、その場で行き先はグアムなんて知らされるケースがごまんとある。
それどころか、かなり以前、バラエティ番組で、あるアイドルが「パスポートは局持ち」と発言したことがあって、確か、くりーむしちゅーの上田晋也だったと思いますが、「君、訴えたら勝つと思う」と突っ込んでました(笑)。
朝から晩まで激しく働かされる一方、細かい実務手続きは所属事務所が行うというのが、日本における、売れっ子タレントの現状で、とくに、中学高校時代から、芸能活動を行っているメンバーが多い乃木坂では、その傾向が顕著な筈です。
毎日疲れてクタクタになっている上に、高校から乃木坂一筋で、友人との国内旅行すら、経験があるのかないのか怪しい生駒ちゃんに、グアム政府観光局のサイトを隅から隅まで読んで、自分に関係することを頭に入れておけというのは、酷というのものです。
そもそも、国によって、飲酒可能年齢が異なるという認識すら、彼女にあったかどうか疑わしい。
家族旅行であれば、親などが一緒なので、周りの大人が気を付けてあげることが出来る。
しかし、仕事で行ってるのだから、同行するマネージャーが配慮してあげなければ、事情のよく分からない子どもたちだけで、グアムに行っているような危険な状況になってしまう。
今回の件は、詳しい事情が分かった時点で、運営に対して、はらわたが煮えくりかえるほど、本当に腹が立ちました。
現地での飲酒年齢という最低限の知識、しかも、アイドルにとって一歩間違えると命取りになりかねない情報を、なぜ、事前に、きちんと伝えておかなかったのか。
乃木坂の運営が、当たり前の仕事していれば、生駒も、こんな展開に苦しむことはなかった。
大和里菜のケースで、運営は、一体、何を学んだのでしょう?
今心配なのは、番組側がすべて悪くて、所属事務所は「被害者」という着地点になると、生駒ちゃんは、ファンに対して、何か説明したいことや、言いたいことがあっても、周りの大人がそれを止めて、黙っているしかない状況になることです。
人一倍責任感の強い人なので、それが大きな重荷になるんじゃないかと。
だから、「お詫び」する必要はサラサラないけど、自分の気持ちは、素直に外に吐き出して欲しい。
言いたいことを言えないのは、おそらく、一番辛いことだと思うので。
少なくとも私は、今回のことで、生駒里奈を責める気持ちは1ミリもありません。
そもそも違法性が高いのは「飲酒」ではなく、「提供」であり、生駒本人がストアやバーに行ってアルコールを買うことが不可能な中、番組企画として、スタッフが用意したビールを飲むことになったのだから、彼女こそ被害者と言っていい。
また、ネット上に、酷いことをあれこれ書かれながら、それでも歯を食いしばって、乃木坂のため、未来のため、懸命に働いている生駒里奈を批判するなんて、ファンとして出来るわけがない。
ただ、同時に、この問題をスルーして、騒ぎを大きくしないよう、息を潜めているべきだという意見には、同意出来ない。
現地の法規に反したことを、乃木坂メンバーが出演者として行ったのは動かせない事実で、それが公共の電波に乗って、広く流れてしまったことは、深刻な問題として受け止めるべきだと思います。
生駒ちゃんには、今回の出来事を、しっかり正面から見つめて、今後の活動に生かして欲しい。
むしろ、ことの重大性を理解せず、些細なことだと、うやむやにすることの方が、乃木坂の将来にとって、マイナスになるんじゃないでしょうか。
結局、アイドルグループを窮地に落とすのは、メンバーではなく、運営だと思います。
企業からのCMオファーの流れが、AKB48から、乃木坂に移ってしまったのは、週刊文春の記事やそれらに起因する裁判を通して、社長がメンバーと不適切な関係を持っていたとか、危険ドラッグを吸ってたとか、AKB48運営の驚くべき杜撰な実態が、次々と明るみに出てしまったことが大きい。
イケメンタレントと合コンしたとか、二人でデートしていたとか、19歳なのに飲んでいたとか、そういったメンバーのスキャンダルは、一時的なダメージにはなっても、そのメンバーが卒業するなり、謹慎するなりすれば、大所帯グループなので、やがてイメージを回復させることは十分に可能です。
しかし、運営そのものが無責任なスキャンダルを連発したら、そんな大人たちが仕切るグループに、自社商品のイメージを託そうと考える企業が減っていくのは、当たり前です。
乃木坂の運営は、都合の悪いことが起きると、自分たちは何も説明せず、メンバーに謝罪させ、正面から責任を負うことを、避ける傾向がある。
象徴的なケースが、大和里菜の「解雇」です。
19歳のときにスクープされた文春記事が発端となって、20歳になったと同時に、「契約終了」となってしまいます。
しかし、なぜ、解雇同然の措置が取られたのか、何が問題だったのか、運営から何も説明はなかった。
さらに、17歳の少女をオーディションに合格させ、3年以上に渡って、乃木坂メンバーとして預かった運営の責任は、誰も問われた形跡がなく、文春スキャンダルの責任をすべて、トマトさんに背負わせる形で、幕引きを図ったようにしか見えなかった。
3年間、乃木坂で頑張ったメンバーであり、未成年でもあるのだから、かりにスキャンダルが原因であっても、「卒業」という形で収めるのが、最低限の責任だと思いますが、まるで怒りに任せるかのように、「解雇」してしまった。
その結果、今でも彼女は、少なからぬ乃木坂ファンから、ヒール的なイメージで見られている節がある。
しかし、未成年メンバーである以上、運営の管理責任はゼロではない筈で、ファンに対して、一切理由を説明することなく「解雇」するほど、100%、彼女に責任を負わせることが、妥当だとは思えません。
グアムでの「20歳飲酒」は、大和里菜のケースと同様、運営からは何も説明がないまま、スルーされそうです。
しかも、箝口令を敷いて、生駒里奈にも言いたいことを言わせない危険がある。
未成年者をがっつり働かせて、儲けているのに、自分たちの監督責任を、ここまで負わない組織や大人は、見たことがない。
都合の良いときには頻繁に出てくる、今野義雄氏は、なぜ今、出て来ないんでしょう?
今こそ、運営の大人が表に出て、事情を説明し、生駒里奈やメンバーに批判が行かないよう、彼女たちを守ってあげるべきじゃないでしょうか。
管理責任者として、当たり前のことだと思うのですが、やはり「そんなに簡単じゃない」ことなのでしょうか(笑)。
説明責任を果たさない乃木坂運営ですが、今回のグアム飲酒騒動で、メンバーを適宜サポートして、グループイメージを守る、管理能力そのものまで、乏しいことが露呈してしまいました。
こういった運営の杜撰で無責任な仕事ぶりは、第2、第3の騒動を引き起こす危険を孕んでいて、現在の乃木坂に来ているCMオファーを、徐々に減らすことになりかねません。
AKB48が辿ったのと同じ道を、乃木坂が歩むのを防ぐためにも、グアムで何が起こったのか、何が問題だったのか、正面から取り組んで、真摯な反省材料にすべきじゃないでしょうか。
AKB48運営のスキャンダルは、グループが人気の絶頂にあり、多くのメディアが賛美記事しか書かなかった時期に起こっています。
飛ぶ鳥を落とす勢いの中、少々マズいことがあっても、誰も取り上げない、誰も批判しない。
それがグループを危機に追いやる引き金となってしまった。
乃木坂46も、今、絶頂期に差し掛かっている可能性がある。
そして、マズいことには目をつむって、蓋をしようという空気が流れ始めている。
おごれる者は久しからず。
この罰則規定は、どこの国の、どの時代の、誰であっても、逃れられない普遍の法なんでしょうか。
関連サイト
スポーツ報知の乃木坂グアム「違法」飲酒に関する記事
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)
2013年11月 ~ 2014年6月
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2013年4月 ~ 2013年10月
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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03月12日(土) 24 : 05 ~ [地デ] NHK総合「着信御礼!ケータイ大喜利」。秋元真夏と北野日奈子が前園真聖と共に出演。
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乃木坂公式サイトの「スケジュール」
TBSラジオが、3月4日(金)にグアムから生放送された金曜JUNK「バナナムーンGOLD」について、公式サイトにコメントを掲載しました。
「TBSラジオからのお詫び」のページ
「一日遅れのひなまつりSP」企画の中で、20歳3ヶ月の乃木坂メンバーが飲酒したこと、さらに、番組スタッフが21歳未満飲酒禁止という現地法規を知らなかったことを認め、その結果、メンバー、バナナマン、所属事務所に迷惑をかけ、リスナーとファンを心配させてしまったと、「お詫び」する内容です。
多くの視聴者やリスナーがいるテレビやラジオは、大きな影響力を持つので、放送する番組において、より高度な遵法精神が求められる。
例えば、制限速度が80キロの道路を、周りの車の流れにのるため、95キロで走行するなんてことは、明らかに道路交通法違反だけど、多くのドライバーが日常的に経験することだと思います。
しかし、テレビのバラエティ番組で、出演タレントが車を運転して、「ここは80キロ制限だけど、流れにのった方が楽なので、今、95キロで走ってます。15キロオーバーくらいなら問題ないでしょう」と発言したら、完全にアウトでしょう(笑)。
実際、番組が用意した車が公道を走る企画では、一般の車に、次々と、抜かれているシーンをよく見かけるので、テレビ局は、制限速度の遵守に気を使っていることが分かります、少なくともカメラが回っている間は(笑)。
飲酒についても、日本では、19歳の大学生が、コンパで酒を飲むのは、珍しいことではなく、社会も黙認している雰囲気がある。
しかし、テレビの番組で、19歳の人気アイドルがビールを飲んだら、大騒ぎになります。
20歳未満の飲酒禁止というルールは、守る必要がないと、テレビを通じて大々的に宣伝しているようなもので、その「メッセージ」を正面から受け取った高校生や中学生が、学校行事の打ち上げで、酒を飲むなんてことが頻発するかもしれない。
グアムにおける生駒里奈のケースは、21歳未満がビールを飲んだこと以上に、その行為を「バナナムーンGOLD」というAMラジオの番組で放送してしまったことに、問題があります。
法律を守ることに敏感であるべき放送メディアが、飲酒年齢という基本的な現地のルールに違反する企画を、生放送で流してしまった。
TBSラジオという放送局の姿勢が問われかねない番組内容なので、直ぐに反応して、「お詫び」を公式サイトに載せたのだと思います。
個人的には、こういった「お詫び」は、どこからも出て来ず、完全にスルーされるんじゃないかと思っていました。
深夜のラジオ番組であり、何十分も酒盛りしていたわけではない(笑)。
また、誰かが謝罪すると、謝罪したことがニュースになって、他のメディアが取り上げ始め、より多くの人に「違法飲酒」の話が広まってしまう。
それは、乃木坂とバナナマンにとって、宜しくないという判断から、関係者全員が黙りを決め込んで、ネットでの騒ぎが収まり、ほとぼりが冷めるのを待つのかなと(笑)。
実際、TBSラジオの謝罪は、ネットメディアやスポーツ紙など、多くの記事で取り上げられ、Yahoo!JAPANのヘッドラインニュースにもなった。
こういった展開を十分予想出来たのに、敢えて、「お詫び」を発表したのは、放送内容から、生駒ちゃんがビールを飲んでいることが、誰が聴いても明らかだったことが理由かもしれません。
2014年11月における大和里菜の「未成年飲酒疑惑」が、あくまで「疑惑」の域に留まったのは、週刊文春の記事に、本人の発言が載っていないことが大きいと思います。
例えば、トマトさんが、「この赤ワイン美味しい」と話していたとあれば、文春記者の聞き取りであっても、かなり有力な証拠になって、「疑惑」が「確定」になってしまった可能性がある。
ところが、そういった発言は、記事に載っていなかった。
一方、今回の「バナナムーンGOLD」では、生駒里奈本人が「甘い!」といった発言をしていて、飲んでいるのがマンゴービールということまで分かる内容になっています。
とくに生駒ちゃんは、声がよく通って、聴きやすい上に、ぽんぽんと小気味良く感想や情報を入れてくるので、リアルに現場の状況が伝わってくる(笑)。
ラジオのバラエティとして、秀逸なレポートに仕上がっていて、年齢の問題さえなけえば、むしろ褒められたと思います。
そのため、逆に、ビールを飲んだことを明確に示すシーンになっていて、飲酒という事実に関しては、議論の余地がほとんどない。
これほどはっきりした証拠がある以上、TBSラジオとしては、後から指摘されたとき、局として事実を把握してなかったと返すと、厳しい立場に追い込まれる危険があるので、先手を打って、早い段階で、自ら真相を明らかにし、「お詫び」した方が良いという判断になった気がします。
第二次安倍内閣の発足以来、放送法を拠り所にして、政府の放送メディアに対する態度が、従来より大胆になっています。
さらに、基幹放送事業者であるTBSラジオは2013年の免許更新において、総務大臣からの「要請」を受けている筈で、その中の一項目に、「放送番組については、その制作過程を含め、人権及び児童・青少年に与える影響に十分配慮するとともに、関係法令を遵守すること。」とある。
現地の飲酒年齢を無視した今回の企画は、「児童・青少年に与える影響に十分配慮」したとは到底言えない上に、海外ではあるものの、「関係法令を遵守する」姿勢を欠いています。
対応が後手後手になって、騒ぎが大きくなり、万が一、政府や自民党が介入し始めたら、乃木坂どころの話ではなくなってくる。
現政権の放送メディアに対する姿勢もあって、危機管理のお手本のような、真摯で、素早い対応となったのかもしれません。
ただ、グアムでの「20歳飲酒」を、放送局が公に認めたことで、この情報は、グアム当局の知るところになるでしょう。
番組スタッフが、生放送の後、現地の飲酒年齢に気づいて、自らグアム警察に届け出たなら話は別ですが、本社の方針が決定される前に、そういった行動を起こす可能性は低い。
何ごともなく、そのまま帰国したと考えるのが普通で、そうであれば、グアム警察は、TBSラジオによる「お詫び」の掲載によって、初めて事態を把握することになる。
グアムで番組を制作するに際して、許可を貰うため、責任者だけでなく、スタッフや出演者のリストを提出していると思うのですが、乃木坂メンバーを含めて、その人々が、再度、グアムに入国するとき、現地警察から、当時の事情を聴かせて欲しいと、要請されるかもしれません。
また、今回の件を、法律違反の「1回目」と見なされると、グアムのロケで、再び問題を起こしたとき、通常よりも厳しい措置が取られるかもしれない。
その場合、「1回目」を起こしたのが、「バナナムーンGOLD」の関係者に限定されるのか、それともTBSラジオ全体に適用されるのか、その辺はさっぱり検討がつきません。
もちろん、グアム当局が、何らの関心を持たず、これらはすべて杞憂であるかもしれない。
海外において、その国の法律を厳密に守った方が良いのは、違反したとき、何が起こるか分からないからです。
先月下旬、ドミニカ共和国から来たロッテのナバーロ選手は、沖縄でのオープン戦を終え、宮崎に向かうため、那覇空港で荷物検査を受けたとき、ショルダーバックに実弾が1発入っていることが判明して、その場で、銃刀法違反の現行犯で逮捕されてしまいました。
どこの国にも、銃や実弾の所持を規制する法律はあるけど、条文の内容だけでなく、それらが、どこまで厳密に守られているのか千差万別です。
現在の日本は、世界でもトップクラスに厳しい銃の規制を行っていて、社会的な認識としても、誰かのカバンの中から、実弾が1個出て来たら、その場にいる全員が息を飲むくらい(笑)、銃を排除する空気が漲っている。
アメリカのように、普通のスーパーで実弾が買えるような社会から来た人は、徹底してシビアな日本の状況を知らなければ、実弾1個で逮捕され、大々的にニュースとして報じられることに、驚くでしょう。
同じように、日本人が海外に行った場合、15キロオーバーくらい良いだろうと、車を走らせていたら、捕まって、想像を遥かに越える厳しい処分を受ける可能性だってある。
未成年の飲酒についても、日本のように、18歳以上大学生のケースは事実上見ないフリといった国がある一方、法律の条文を例外なく絶対に守らされる国や地域もあるでしょう。
何を厳しく処分し、何に対して寛容かは、その国や地域が辿った歴史、あるいは現在の社会状況に左右されるので、外からやって来た人間には分からないことが多い。
そういった、さじ加減の分からない場所では、守るべきルールを、しっかり頭に入れて、法律の字句通り、厳密に従うのが一番です。
グアムでの「バナナムーンGOLD」は、一般旅行者にとってすら常識である、そういった海外での鉄則を、放送メディアが番組制作を目的に渡航したにもかかわらず、十分に守らなかったわけで、「お詫び」の最後にある「今後、細心の注意を払い番組制作に臨んでまいります」というのは、「とくに海外では」と付け足したくなる、心に滲みる一文です(笑)。
ところで、TBSラジオによる「お詫び」では、番組スタッフの不手際によって、乃木坂の所属事務所に多大なるご迷惑をかけたとあり、番組側が責任をすべて負う形になっています。
しかし、未成年メンバーを多数含む乃木坂が、全員で海外ロケに行っている以上、同行しているマネージャーに責任がないなんて、あり得ない話です。
20歳前後のメンバーに、まあ、ほぼ全員ですが(笑)、グアムで飲酒が出来る年齢、さらに出入り可能な店や時間帯といった、基本的なルールを伝えておくのはマストの仕事で、もし、生駒里奈が、21歳飲酒ルールを事前に知っていたら、焼き鳥ビール企画を自分から断っていた筈で、そうすれば、スポーツ紙に、現地の法規に反して飲酒なんて悲しい記事が載ることもなかったでしょう。
生駒里奈は20歳の社会人なので、自分から飲酒年齢を調べるべきだったという声があります。
しかし、日本のタレントは、空港に連れて行かれて、その場で行き先はグアムなんて知らされるケースがごまんとある。
それどころか、かなり以前、バラエティ番組で、あるアイドルが「パスポートは局持ち」と発言したことがあって、確か、くりーむしちゅーの上田晋也だったと思いますが、「君、訴えたら勝つと思う」と突っ込んでました(笑)。
朝から晩まで激しく働かされる一方、細かい実務手続きは所属事務所が行うというのが、日本における、売れっ子タレントの現状で、とくに、中学高校時代から、芸能活動を行っているメンバーが多い乃木坂では、その傾向が顕著な筈です。
毎日疲れてクタクタになっている上に、高校から乃木坂一筋で、友人との国内旅行すら、経験があるのかないのか怪しい生駒ちゃんに、グアム政府観光局のサイトを隅から隅まで読んで、自分に関係することを頭に入れておけというのは、酷というのものです。
そもそも、国によって、飲酒可能年齢が異なるという認識すら、彼女にあったかどうか疑わしい。
家族旅行であれば、親などが一緒なので、周りの大人が気を付けてあげることが出来る。
しかし、仕事で行ってるのだから、同行するマネージャーが配慮してあげなければ、事情のよく分からない子どもたちだけで、グアムに行っているような危険な状況になってしまう。
今回の件は、詳しい事情が分かった時点で、運営に対して、はらわたが煮えくりかえるほど、本当に腹が立ちました。
現地での飲酒年齢という最低限の知識、しかも、アイドルにとって一歩間違えると命取りになりかねない情報を、なぜ、事前に、きちんと伝えておかなかったのか。
乃木坂の運営が、当たり前の仕事していれば、生駒も、こんな展開に苦しむことはなかった。
大和里菜のケースで、運営は、一体、何を学んだのでしょう?
今心配なのは、番組側がすべて悪くて、所属事務所は「被害者」という着地点になると、生駒ちゃんは、ファンに対して、何か説明したいことや、言いたいことがあっても、周りの大人がそれを止めて、黙っているしかない状況になることです。
人一倍責任感の強い人なので、それが大きな重荷になるんじゃないかと。
だから、「お詫び」する必要はサラサラないけど、自分の気持ちは、素直に外に吐き出して欲しい。
言いたいことを言えないのは、おそらく、一番辛いことだと思うので。
少なくとも私は、今回のことで、生駒里奈を責める気持ちは1ミリもありません。
そもそも違法性が高いのは「飲酒」ではなく、「提供」であり、生駒本人がストアやバーに行ってアルコールを買うことが不可能な中、番組企画として、スタッフが用意したビールを飲むことになったのだから、彼女こそ被害者と言っていい。
また、ネット上に、酷いことをあれこれ書かれながら、それでも歯を食いしばって、乃木坂のため、未来のため、懸命に働いている生駒里奈を批判するなんて、ファンとして出来るわけがない。
ただ、同時に、この問題をスルーして、騒ぎを大きくしないよう、息を潜めているべきだという意見には、同意出来ない。
現地の法規に反したことを、乃木坂メンバーが出演者として行ったのは動かせない事実で、それが公共の電波に乗って、広く流れてしまったことは、深刻な問題として受け止めるべきだと思います。
生駒ちゃんには、今回の出来事を、しっかり正面から見つめて、今後の活動に生かして欲しい。
むしろ、ことの重大性を理解せず、些細なことだと、うやむやにすることの方が、乃木坂の将来にとって、マイナスになるんじゃないでしょうか。
結局、アイドルグループを窮地に落とすのは、メンバーではなく、運営だと思います。
企業からのCMオファーの流れが、AKB48から、乃木坂に移ってしまったのは、週刊文春の記事やそれらに起因する裁判を通して、社長がメンバーと不適切な関係を持っていたとか、危険ドラッグを吸ってたとか、AKB48運営の驚くべき杜撰な実態が、次々と明るみに出てしまったことが大きい。
イケメンタレントと合コンしたとか、二人でデートしていたとか、19歳なのに飲んでいたとか、そういったメンバーのスキャンダルは、一時的なダメージにはなっても、そのメンバーが卒業するなり、謹慎するなりすれば、大所帯グループなので、やがてイメージを回復させることは十分に可能です。
しかし、運営そのものが無責任なスキャンダルを連発したら、そんな大人たちが仕切るグループに、自社商品のイメージを託そうと考える企業が減っていくのは、当たり前です。
乃木坂の運営は、都合の悪いことが起きると、自分たちは何も説明せず、メンバーに謝罪させ、正面から責任を負うことを、避ける傾向がある。
象徴的なケースが、大和里菜の「解雇」です。
19歳のときにスクープされた文春記事が発端となって、20歳になったと同時に、「契約終了」となってしまいます。
しかし、なぜ、解雇同然の措置が取られたのか、何が問題だったのか、運営から何も説明はなかった。
さらに、17歳の少女をオーディションに合格させ、3年以上に渡って、乃木坂メンバーとして預かった運営の責任は、誰も問われた形跡がなく、文春スキャンダルの責任をすべて、トマトさんに背負わせる形で、幕引きを図ったようにしか見えなかった。
3年間、乃木坂で頑張ったメンバーであり、未成年でもあるのだから、かりにスキャンダルが原因であっても、「卒業」という形で収めるのが、最低限の責任だと思いますが、まるで怒りに任せるかのように、「解雇」してしまった。
その結果、今でも彼女は、少なからぬ乃木坂ファンから、ヒール的なイメージで見られている節がある。
しかし、未成年メンバーである以上、運営の管理責任はゼロではない筈で、ファンに対して、一切理由を説明することなく「解雇」するほど、100%、彼女に責任を負わせることが、妥当だとは思えません。
グアムでの「20歳飲酒」は、大和里菜のケースと同様、運営からは何も説明がないまま、スルーされそうです。
しかも、箝口令を敷いて、生駒里奈にも言いたいことを言わせない危険がある。
未成年者をがっつり働かせて、儲けているのに、自分たちの監督責任を、ここまで負わない組織や大人は、見たことがない。
都合の良いときには頻繁に出てくる、今野義雄氏は、なぜ今、出て来ないんでしょう?
今こそ、運営の大人が表に出て、事情を説明し、生駒里奈やメンバーに批判が行かないよう、彼女たちを守ってあげるべきじゃないでしょうか。
管理責任者として、当たり前のことだと思うのですが、やはり「そんなに簡単じゃない」ことなのでしょうか(笑)。
説明責任を果たさない乃木坂運営ですが、今回のグアム飲酒騒動で、メンバーを適宜サポートして、グループイメージを守る、管理能力そのものまで、乏しいことが露呈してしまいました。
こういった運営の杜撰で無責任な仕事ぶりは、第2、第3の騒動を引き起こす危険を孕んでいて、現在の乃木坂に来ているCMオファーを、徐々に減らすことになりかねません。
AKB48が辿ったのと同じ道を、乃木坂が歩むのを防ぐためにも、グアムで何が起こったのか、何が問題だったのか、正面から取り組んで、真摯な反省材料にすべきじゃないでしょうか。
AKB48運営のスキャンダルは、グループが人気の絶頂にあり、多くのメディアが賛美記事しか書かなかった時期に起こっています。
飛ぶ鳥を落とす勢いの中、少々マズいことがあっても、誰も取り上げない、誰も批判しない。
それがグループを危機に追いやる引き金となってしまった。
乃木坂46も、今、絶頂期に差し掛かっている可能性がある。
そして、マズいことには目をつむって、蓋をしようという空気が流れ始めている。
おごれる者は久しからず。
この罰則規定は、どこの国の、どの時代の、誰であっても、逃れられない普遍の法なんでしょうか。
関連サイト
スポーツ報知の乃木坂グアム「違法」飲酒に関する記事
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