乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCSチャンネル、ONE、TWO、NEXTで放送される『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。直近の予定は、以下の通り。
04/15(金) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/15(金) 29 : 40 ~ 30 : 00 [TWO] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/16(土) 09 : 00 ~ 09 : 20 [ONE] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/16(土) 29 : 40 ~ 30 : 00 [NEXT] #129 永福町「Bonito Soup Noodle RAIK」伊藤かりん
04/18(月) 29 : 40 ~ 30:00 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 11 : 50 ~ 12 : 10 [ONE] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04月15日(金) 19 : 30 ~ 20 : 43 [地デ] NHK総合『金曜eye「若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~」』で、橋本奈々未がオードリーと共に司会を担当。
04月16日(土)14枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月16日(土) 11 : 45 ~ 11 : 50 [地デ] 岩手めんこいテレビ『8見!』に、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香が出演。
04月16日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』。レギュラー番組としての初回放送に、乃木坂から、生田絵梨花、生駒里奈、高山一実の3人が出演。
04月16日(土) 23 : 15 ~ [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。桜井玲香の「お説教部屋」に深川麻衣登場、永島聖羅の「卒業コンサート」密着。スタジオライブは「ハルジオンが咲く頃」 と欅坂46の「サイレントマジョリティー」「渋谷川」をすべてフルバージョン披露。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
4月18日付のBillboard JAPAN 総合ランキング「Hot100」が発表され、4月6日(水)にリリースされた欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」が1位を獲得しました。
今日は、「サイレントマジョリティー」がどのように評価され、首位となったのか、あれこれ分析したいと思います。
以下の表に「サイレントマジョリティー」のランキング推移を、「ハルジオンが咲く頃」などと併せて載せましたが、文句の付けようのない成績です(笑)。
発売週を見ると、オリコン調べで初動26.2万枚を売り上げた好調なCDセールスによって、「ストリーミング数」(A)と「ルックアップ」(C)で確実に1位を取っている。
さらに、新グループの登場に関心を寄せる、多数の乃木坂ファン、AKB48Gファンを背景に、「ツイート数」(D)を伸ばし、2位にランクイン。
「ストリーミング」「ルックアップ」「ツイート」での好成績は、AKB48と乃木坂46が「Hot100」で1位を獲得する原動力で、同系既存グループのパターンを上手く踏襲しています。
(表1) Billboard JAPAN Hot100 における欅坂46「サイレントマジョリティー」のランキング推移
凡例
「曲名」アーティスト (CD発売日)
発表の日付(実際の集計時期) (Hot100の総合順位) 項目別順位 (OC) オリコン週間ランキング; 売り上げ枚数
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)31位 [A]00位 [B]28位 [C]00位 [D]05位 [E]08位 (3回)
04月18日付(04/04~04/10) (総合)01位 [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
(OC) 01位; 26.2万枚
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月15日から
「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
(OC) 01位; 75.0万枚
04月11日付(03/28~04/03) (総合)04位 [A]02位 [B]18位 [C]01位 [D]09位 [E]00位 (6回)
(OC) 02位; 02.2万枚
04月18日付(04/04~04/10) (総合)04位 [A]08位 [B]27位 [C]02位 [D]12位 [E]00位 (7回)
(OC) 07位; 01.4万枚
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月1日から、3月23日からはショートバージョンに切り替え
「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
(OC) 01位; 62.7万枚
「君はメロディー」AKB48 (2016/03/09発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)01位 [A]01位 [B]14位 [C]01位 [D]03位 [E]00位 (4回)
(OC) 01位; 123.8万枚
しかし、「サイレントマジョリティー」が、これまでと異なるのは、「動画再生回数」(E)が、なんと3位に入っていることです。
AKB48や乃木坂46が、CDの発売週に「動画再生回数」で100位以内にランクインするのは、少なくとも最近、かなり珍しいことで、「君はメロディー」と「ハルジオンが咲く頃」は圏外、「今、話したい誰かがいる」は97位と、苦戦が続いています。
「ハルジオンが咲く頃」の「動画再生回数」が典型例ですが、MVの公開は、CD発売の1ヶ月前くらいから始めるので、フルバージョンがYouTubeにアップされた直後は、03月14日付のように、項目Eは27位という高い順位を見せるけど、その後、03月21日付は32位、03月28日付は47位と続落し、発売週である04月04日付は、ショートバージョンへの切り替えも影響して、圏外となっています。
ところが、「サイレントマジョリティー」は、発売週に、3位という、桁外れに高い位置に入っている。
MVの公開日を含む、03月28日付で項目Eは12位を記録したあと、翌週の04月04日付で4位に上昇、04月11日付で8位に下がったものの、発売週である04月18日付で、最高となる3位を叩き出しています。
公開後、長い期間に渡って、MVが高い人気を維持しているのは明らかで、既存ファンが一度見て終わるのではなく、新規の視聴者を絶えず生み出しながら、何度も繰り返し鑑賞する人が常に多数存在していることが推測されます。
「動画再生回数」3位の意味を探るため、項目[E]の上位に、どんな曲が入っているのか、YouTubeでの再生回数と一緒に、調べてみました。
(表2) 04月18日付(04/04~04/10)付 Billboard JAPAN Hot100 における「動画再生回数」トップ10
凡例
[順位] YouTubeでの累計再生回数 (MV公開日, CD発売日)「曲名」アーティスト
#「曲名」をクリックすると、YouTube公開のMV を観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい。
[01] 00197万回 (2014/12/02公開, 2011/09/17リリース)「千本桜」WhiteFlame feat. 初音ミク
[02] 00806万回 (2016/03/08公開, 2016/03/30発売)「Feel So Alive」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
[03] 00481万回 (2016/03/15公開, 2016/04/06発売)「サイレントマジョリティー」欅坂46
[04] 21822万回 (2012/03/06公開, 2012/03/28発売)「FANTASTIC BABY」BIGBANG
[05] 08776万回 (2014/05/15公開, 2014/06/25発売)「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
[06] 13002万回 (2015/06/01公開, 2016/02/03発売)「BANG BANG BANG」BIGBANG
[07] 01171万回 (2013/05/29公開, 2010/06/09発売)「Wherever you are」 ONE OK ROCK
[08] 00584万回 (2016/03/17公開, 2016/04/01発売)「KARATE」BABYMETAL
[09] 00096万回 (2015/10/05公開, 2015/11/11発売)「はなまるぴっぴはよいこだけ」A応P
[10] 00196万回 (2016/03/24公開, 2016/04/06発売)「FLASH」(short ver.) Perfume
#「千本桜」の「CD発売日」は、ネットリリースした日付
#「Wherever you are」は Live映像
#「はなまるぴっぴはよいこだけ」はアニメではなく、A応P出演の公式MV
# 「FLASH」はショートバージョン。4月6日から公開されているフルバージョンはこちら。
上表に記した再生回数は、累計であって、項目[E]のランキングでは、04月04日から10日までの1週間における再生がカウント対象になっているのだと思います。
ただ、それでも、三代目 J Soul Brothers、ONE OK ROCK、BABYMETALなど、500万回を優に越えるMVが目白押しで、「R.Y.U.S.E.I.」は、9千万回に迫る数字になっている。
さらに、BIGBANG に至っては、「BANG BANG BANG」が1億3千万回、「FANTASTIC BABY」は2億2千万回と、目眩がするような数字です(笑)。
ちなみに、このグループは、韓国のK-POPで、世界的な人気を博しているようです。
WhiteFlame feat. 初音ミクの「千本桜」や、A応Pの「はなまるぴっぴはよいこだけ」は、累計再生回数が少ないですが、YouTube以外のサイトに動画をアップしている可能性があり、また、対象となっているMVが、これ1種類とは限らないので、週間再生回数が大きな数字になっているのだと思います。
まあ、Billboard JAPAN が、アニメの主題歌などに関して、どういうMVまでをカウントしているのか分からないので、憶測に過ぎませんが、確かに、「千本桜」にせよ、「おそ松さん」にせよ、人気のある曲のMVがトップ10に入っていて、なるほどと納得するものがあります。
そんな中、「サイレントマジョリティー」は、「千本桜」と「Feel So Alive」に次いで3位にランクインしているわけで、純粋なアイドルソングが、ここまで順位を上げたのは、もう、快挙と言っていいんじゃないでしょうか(笑)。
(表2)において、個人的に、とくに注目したのは、「サイレントマジョリティー」の順位が「KARATE」のそれを上回っていることです。
YouTubeの再生回数を追跡して気づいたのですが、ここ数日で、「サイレントマジョリティー」MVの再生数上昇が、さらに勢いを増している印象がある。
そこで、この2曲について、1日当たり平均再生回数を比べてみました。
(表3) 欅坂「サイレントマジョリティー」とBABYMETAL「KARATE」のYouTube公開MVの平均再生回数
凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「累計再生回数」の計測は、その日の午後行っている
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの。時間単位まで考慮せず、日数で割った、ざっくりした値
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。
「KARATE」MV(full ver.) BABYMETAL
20.2万回/日 {585万回 for 29日; 03/17~04/14}
15.2万回/日 {076万回 for 05日; 04/10~04/14}
CD発売 04/01; アルバム「METAL RESISTANCE」
「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46
15.5万回/日 {481万回 for 31日; 03/15~04/14}
19.0万回/日 {095万回 for 05日; 04/10~04/14}
CD発売 04/06; 01枚目同名シングル
累計再生回数は、「KARATE」の585万回に対して、「サイレントマジョリティー」は481万回で、まだ100万回ほどの開きがあります。
また、公開全期間に渡る1日の平均再生回数も、それぞれ20.2万回/日と15.5万回/日で、前者が後者を上回っている。
しかし、ここ5日間で平均再生回数を比べると、「KARATE」が15.2万回/日、「サイレントマジョリティー」は19.0万回/日で、なんと、欅坂がBABYMETALより速いスピードで、再生回数が伸びている。
MV公開から時間が経っているのに、再生数の積み上げ速度が上がっていて、全期間の平均より、最近の方が大きいという、アイドルソングとしては、信じられない展開になっています。
こういった、後になるほど勢いを増してくMVの人気が、項目[E]を3位に押し上げているのだと思います。
一方、ダウンロード数も、iTunes Store トップソングで、未だに5位以内に留まり、シングルCDを26.2万枚も売った曲とは思えない(笑)、力強いランキング推移を見せています。
(表4)「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数
「サイレントマジョリティー」配信開始後8日経過時点
[05位以内] 08日 {最高1位}
04/06水 : 1位
04/07木 : 1位
04/08金 : 1位
04/09土 : 3位
04/10日 : 3位
04/11月 : 4位
04/12火 : 2位
04/13水 : 3位
「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[05位以内] 02日 {最高4位}
[10位以内] 09日
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日
「ハルジオンが咲く頃」配信開始後22日経過時点
[05位以内] 01日 {最高3位}
[10位以内] 02日
[20位以内] 05日
[30位以内] 09日
# その日の順位は、24:00前後1時間に一度計測して決定
#「最高」順位は、上記の定時計測ではなく、一瞬でもランクインを確認出来たもの
Perfume、三代目 J Soul Brothers、ONE OK ROCK などのケースを見ると、ネット配信とMV再生の勢いは、連動している節があり、「サイレントマジョリティー」MVが、ここにきて再生速度を上昇させていることから、トップソング上位への長期ランクインが、次第に現実味を帯びてきました。
こうなると、乃木坂の悲願であるカラオケランキングでの、上位入りも夢ではなくなってきます。
CDセールス、ネット配信、MV再生、カラオケと、高い順位に入ったことがあるのは、アイドルソングでは、AKB48の一部楽曲だけで、それさえも、徐々に、昔の話になりつつある。
「サイレントマジョリティー」が、しばらくの期間、今の勢いを保ち、カラオケでも盛んに歌われ始めるなんてことが起こると、欅坂46は、斜陽傾向にあるアイドル界に、もう一度、熱い風を吹き込む新人になり得るかもしれません。
ただ、Perfume や BABYMETAL が、独自の音楽スタイルを確立して、安定した、高い人気を博しているように、欅坂も、「サイレントマジョリティー」を足がかりとして、自分たちのオリジナルな音楽を打ち立てられるかどうかが、今後の成否を分けるポイントだと思います。
もし、それが実現出来れば、Perfume や BABYMETAL を、もはや「アイドル」とは呼ばない雰囲気が漂っているように、欅坂46は、「アイドル」ではあるけど、「欅坂」というジャンルに属する音楽グループと見なされていくでしょう。
結局、出発点はアイドルであっても、本格的なヒットを飛ばし、ブレイクするためには、その範疇を越える何かが必要で、そこまで到達すれば、その音楽スタイルを「アイドル」と呼ぶかどうかは、あまり問題にならないと思います。
さて、Perfume の話が出ましたが、実は、「サイレントマジョリティー」が1位となった4月18日付の「Hot100」で、2位は、「FLASH」でした。
(表5) 04月18日付(04/04~04/10)付 Billboard JAPAN Hot100 の1位と2位
Hot100順位「曲名」アーティスト
(BL) Billboard JAPAN による項目別ランキング
(iTu) iTunes Store トプソングにおける、4月14日(木)18:00現在の順位 (配信開始日)
(OC) オリコン週間ランキング {売り上げ枚数} 曲が収録されたシングル又はアルバムのタイトル
# (BL) 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は100位圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# (iTu)での「00位は」トップソング200位圏外か未配信の意
01位「サイレントマジョリティー」欅坂46
(BL) [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
(iTu) 03位 (配信開始 04/06)
(OC) 01位 {26.2万枚} 同名シングル (04/06発売)
02位「FLASH」Perfume
(BL) [A]05位 [B]01位 [C]00位 [D]05位 [E]10位 (6回)
(iTu) 01位 (配信開始 03/15)
(OC) 01位 {12.3万枚} 収録アルバム「COSMIC EXPLORER」 (04/06発売)
# オリコンの数字は週間アルバムランキングでの成績
# 主題歌に採用されている映画「ちはやふる」は03/19(土)より「上の句」、04/29(金)より「下の句」が全国ロードショー
iTunes Store のランキングをよく見る方は、ご存知だと思いますが、Perfume「FLASH」は、めちゃめちゃ配信が強くて、ずーっと上位に留まり続けています。
さらに、曲を収録したアルバム「COSMIC EXPLORER」は、「サイレントマジョリティー」と同日発売で、12.3万枚を売り上げ、オリコン週間ランキングの1位を獲得しています。
もちろん、アルバムランキングですよ、シングルランキングの1位は欅坂なので(笑)。
ダウンロード数とCDセールスのダブルで高い成績を収め、「ストリーミング数」(A)を5位に入れ、さらに、ラジオ放送回数では、なんと1位を取っている。
乃木坂の曲は、エアプレイの順位が今ひとつなので、いつも、一体、どんな人が首位になるんだろうと思ってましたが、なるほど、『ちはやふる』という人気漫画が原作で、広瀬すずという若手人気女優が主演する、もう半分くらいはヒットが約束されたような映画で(笑)、Perfume という人気アーティストが主題歌を担当すると、ラジオでばんばん流れるということですね。
音楽的実績を重ね、大手スポンサーがバックアップする大型のタイアップを呼び込むことが、重要なようで、それには、まず Perfume クラスの音楽的人気を得ることが必要なわけで、そりゃ、なかなか難しいでしょう。
ん~、もの凄く、納得しました(笑)。
ただ、「サイレントマジョリティー」も、ソニーがプロモーションを頑張ったのでしょうか(笑)、知名度の高くない新人ながら、項目[B]が7位で、乃木坂に比べて高いランキングを見せています。
「FLASH」は、CDセールス、ダウンロード、エアプレイ、ツイート、動画において、ことごとく高いランキングを達成し、総合1位獲得へ、万全の態勢を整えていたと思います。
面白いのは、「ルックアップ」(C)が圏外であることで、おそらく、映画の公開に合わせて、アルバム発売の3週間前からネット配信を始め、しかも、絶好調だったので、CDリリースの頃には、ほとんどのファンがPCに入れてしまった可能性がある。
アルバムには、映像コンテンツと、ライブツアーのチケット関連特典が入っているようで、それが10万枚を越えるCDセールスの原動力になったのかもしれません。
ただ、他の項目がこれほど充実していれば、「ルックアップ」が影響を与えるとは思えないので、「FLASH」が1位を占める確率は、極めて高かった筈です。
しかし、欅坂の「サイレントマジョリティー」が、乃木坂ファンですら、目を疑うたくなるほど、ダウンロードと動画で躍進し、CDセールスは、乃木坂直伝の握手会商法で、25万枚を越える売り上げとなった。
高いフィジカルに加えて、もともと脆弱だったネット配信とMV再生が跳ねたため、全項目で、新人アイドルとは思えない成績を挙げ、欅坂が1位を獲得したのだと思います。
逆に言えば、乃木坂の新人「妹グループ」から想定される範疇の楽曲セールスであれば、人気映画の主題歌が収録された、Perfume のアルバム発売週に1位を取るのは、まず無理だったでしょう。
欅坂46が、今回、Billboard JAPAN の総合ランキングで1位を獲得したことは、それ自体、すでに想定された枠を越えてしまった証拠で、ごく稀に、こういった不測の事態が起こることが(笑)、「アイドル」のそら恐ろしい点で、そのどっちに転ぶか分からないギャンブル性が、少なからぬ人を惹きつけ、アイドル産業を維持させているのかもしれません。
ただ、今の欅坂が、まだ、音楽的スキルをほとんど持たない、新人グループであるのは、厳然たる事実なので、Billboard JAPAN の総合1位を、出来過ぎたビギナーズラックだと捉えて、レッスンに打ち込んで欲しいなと(笑)。
さて、HKT48の7枚目「74億分の1の君へ」が、昨日、CDリリースされ、オリコンデイリーで、初日火曜の売り上げが、18.1万枚と判明しました。
過去のシングルを調べると、ほとんどのケースで、初日から初動への積み上げは5~6万枚あたりなので、オリコン週間ランキングは、23~24万枚というのが、現時点での見通しでしょうか。
今までの初動に比べると、少し低めかなという数字ですが、まあ、いきなりドーンと枚数が入ることもあるので(笑)、最終的な初動は分かりません。
一方、iTunes Store でのダウンロードも、CD発売日に始まったようで、昨日深夜のトップソングでは33位、現時点では、37位くらいに位置しています。
それから、Billboard JAPAN の「Hot100」には、まだ入っていませんが、「ツイート数」(D)が15位となっています。
発売直前週にランクインせず、「ツイート数」が15位というのは、「チキンLINE」と同じで、競合するアーティストの顔ぶれにも依りますが、高いCDセールスによって、総合1位を狙うことは可能じゃないでしょうか。
ただ、2015年11月25日(水)発売の前作「しぇからしか」は、オリコン初動28.1万枚だったものの、Billboard JAPAN の「Hot100」は3位で、1位は back number「クリスマスソング」、2位が浜田ぱみゅぱみゅ「なんでやねんねん」。
項目別の順位は、「ストリーミング」2位、「ラジオ」圏外、「ルックアップ」5位、「ツイート」3位、「動画」圏外でした。
CDセールスが30万枚に近い数字でも、ストリーミングで1位を取れない場合があるようで、「Hot100」の1位は、当たり前ではあるけど、簡単じゃないってことですね。
最後に、乃木坂46とAKB48G「支店」の最新曲に関して、YouTube公開MVの再生回数の状況を載せておきます。
(表6) 乃木坂46、SKE48、HKT48、NMB48 の最新曲のYouTube公開MVの平均再生回数
凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。
「ハルジオンが咲く頃」MV(full ver.) 乃木坂46
06.7万回/日 {147万回 for 22日; 03/01~03/22}
CD発売 03/23; 14枚目同名シングル
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から
「チキンLINE」MV(special edit ver.) SKE48
00.7万回/日 {028万回 for 40日; 03/06~04/14}
CD発売 03/30; 19枚目同名シングル
「74億分の1の君へ」MV(short ver.) HKT48
02.7万回/日 {021万回 for 08日; 04/04~04/14}
CD発売 04/13; 07枚目同名シングル
「甘噛み姫」MV(full ver.) NMB48
05.9万回/日 {059万回 for 10日; 04/02~04/14}
CD発売 04/27; 14枚目同名シングル
そうですね、ネット配信が始まったら、スマートフォンにダウンロードし、CDが発売されたらPCに取り込み、曲の感想をツイッターに投稿して、YouTubeでMVを毎日鑑賞しつつ、ラジオ番組に、メールでリクエストを送る。
東にCD売り上げで喧嘩するファンがいれば、ツマラナイからからやめろと言い、西にヲタ卒を考えて不安になっている人がいれば、あと1シングルだけ一緒に夢を見ようと励ます。
そういうアイドルファンこそが、これから求められる理想像なんでしょうか(笑)。
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欅坂「サイレントマジョリティー」がBillboardでツイート数19位、MVは乃木坂3作抜きの勢い [17Mar16]
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// 永島聖羅が2016年3月に乃木坂を卒業
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「永島聖羅」
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCSチャンネル、ONE、TWO、NEXTで放送される『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。直近の予定は、以下の通り。
04/15(金) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/15(金) 29 : 40 ~ 30 : 00 [TWO] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/16(土) 09 : 00 ~ 09 : 20 [ONE] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/16(土) 29 : 40 ~ 30 : 00 [NEXT] #129 永福町「Bonito Soup Noodle RAIK」伊藤かりん
04/18(月) 29 : 40 ~ 30:00 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 11 : 50 ~ 12 : 10 [ONE] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04月15日(金) 19 : 30 ~ 20 : 43 [地デ] NHK総合『金曜eye「若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~」』で、橋本奈々未がオードリーと共に司会を担当。
04月16日(土)14枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月16日(土) 11 : 45 ~ 11 : 50 [地デ] 岩手めんこいテレビ『8見!』に、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香が出演。
04月16日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』。レギュラー番組としての初回放送に、乃木坂から、生田絵梨花、生駒里奈、高山一実の3人が出演。
04月16日(土) 23 : 15 ~ [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。桜井玲香の「お説教部屋」に深川麻衣登場、永島聖羅の「卒業コンサート」密着。スタジオライブは「ハルジオンが咲く頃」 と欅坂46の「サイレントマジョリティー」「渋谷川」をすべてフルバージョン披露。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
4月18日付のBillboard JAPAN 総合ランキング「Hot100」が発表され、4月6日(水)にリリースされた欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」が1位を獲得しました。
今日は、「サイレントマジョリティー」がどのように評価され、首位となったのか、あれこれ分析したいと思います。
以下の表に「サイレントマジョリティー」のランキング推移を、「ハルジオンが咲く頃」などと併せて載せましたが、文句の付けようのない成績です(笑)。
発売週を見ると、オリコン調べで初動26.2万枚を売り上げた好調なCDセールスによって、「ストリーミング数」(A)と「ルックアップ」(C)で確実に1位を取っている。
さらに、新グループの登場に関心を寄せる、多数の乃木坂ファン、AKB48Gファンを背景に、「ツイート数」(D)を伸ばし、2位にランクイン。
「ストリーミング」「ルックアップ」「ツイート」での好成績は、AKB48と乃木坂46が「Hot100」で1位を獲得する原動力で、同系既存グループのパターンを上手く踏襲しています。
(表1) Billboard JAPAN Hot100 における欅坂46「サイレントマジョリティー」のランキング推移
凡例
「曲名」アーティスト (CD発売日)
発表の日付(実際の集計時期) (Hot100の総合順位) 項目別順位 (OC) オリコン週間ランキング; 売り上げ枚数
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)31位 [A]00位 [B]28位 [C]00位 [D]05位 [E]08位 (3回)
04月18日付(04/04~04/10) (総合)01位 [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
(OC) 01位; 26.2万枚
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月15日から
「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
(OC) 01位; 75.0万枚
04月11日付(03/28~04/03) (総合)04位 [A]02位 [B]18位 [C]01位 [D]09位 [E]00位 (6回)
(OC) 02位; 02.2万枚
04月18日付(04/04~04/10) (総合)04位 [A]08位 [B]27位 [C]02位 [D]12位 [E]00位 (7回)
(OC) 07位; 01.4万枚
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月1日から、3月23日からはショートバージョンに切り替え
「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
(OC) 01位; 62.7万枚
「君はメロディー」AKB48 (2016/03/09発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)01位 [A]01位 [B]14位 [C]01位 [D]03位 [E]00位 (4回)
(OC) 01位; 123.8万枚
しかし、「サイレントマジョリティー」が、これまでと異なるのは、「動画再生回数」(E)が、なんと3位に入っていることです。
AKB48や乃木坂46が、CDの発売週に「動画再生回数」で100位以内にランクインするのは、少なくとも最近、かなり珍しいことで、「君はメロディー」と「ハルジオンが咲く頃」は圏外、「今、話したい誰かがいる」は97位と、苦戦が続いています。
「ハルジオンが咲く頃」の「動画再生回数」が典型例ですが、MVの公開は、CD発売の1ヶ月前くらいから始めるので、フルバージョンがYouTubeにアップされた直後は、03月14日付のように、項目Eは27位という高い順位を見せるけど、その後、03月21日付は32位、03月28日付は47位と続落し、発売週である04月04日付は、ショートバージョンへの切り替えも影響して、圏外となっています。
ところが、「サイレントマジョリティー」は、発売週に、3位という、桁外れに高い位置に入っている。
MVの公開日を含む、03月28日付で項目Eは12位を記録したあと、翌週の04月04日付で4位に上昇、04月11日付で8位に下がったものの、発売週である04月18日付で、最高となる3位を叩き出しています。
公開後、長い期間に渡って、MVが高い人気を維持しているのは明らかで、既存ファンが一度見て終わるのではなく、新規の視聴者を絶えず生み出しながら、何度も繰り返し鑑賞する人が常に多数存在していることが推測されます。
「動画再生回数」3位の意味を探るため、項目[E]の上位に、どんな曲が入っているのか、YouTubeでの再生回数と一緒に、調べてみました。
(表2) 04月18日付(04/04~04/10)付 Billboard JAPAN Hot100 における「動画再生回数」トップ10
凡例
[順位] YouTubeでの累計再生回数 (MV公開日, CD発売日)「曲名」アーティスト
#「曲名」をクリックすると、YouTube公開のMV を観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい。
[01] 00197万回 (2014/12/02公開, 2011/09/17リリース)「千本桜」WhiteFlame feat. 初音ミク
[02] 00806万回 (2016/03/08公開, 2016/03/30発売)「Feel So Alive」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
[03] 00481万回 (2016/03/15公開, 2016/04/06発売)「サイレントマジョリティー」欅坂46
[04] 21822万回 (2012/03/06公開, 2012/03/28発売)「FANTASTIC BABY」BIGBANG
[05] 08776万回 (2014/05/15公開, 2014/06/25発売)「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
[06] 13002万回 (2015/06/01公開, 2016/02/03発売)「BANG BANG BANG」BIGBANG
[07] 01171万回 (2013/05/29公開, 2010/06/09発売)「Wherever you are」 ONE OK ROCK
[08] 00584万回 (2016/03/17公開, 2016/04/01発売)「KARATE」BABYMETAL
[09] 00096万回 (2015/10/05公開, 2015/11/11発売)「はなまるぴっぴはよいこだけ」A応P
[10] 00196万回 (2016/03/24公開, 2016/04/06発売)「FLASH」(short ver.) Perfume
#「千本桜」の「CD発売日」は、ネットリリースした日付
#「Wherever you are」は Live映像
#「はなまるぴっぴはよいこだけ」はアニメではなく、A応P出演の公式MV
# 「FLASH」はショートバージョン。4月6日から公開されているフルバージョンはこちら。
上表に記した再生回数は、累計であって、項目[E]のランキングでは、04月04日から10日までの1週間における再生がカウント対象になっているのだと思います。
ただ、それでも、三代目 J Soul Brothers、ONE OK ROCK、BABYMETALなど、500万回を優に越えるMVが目白押しで、「R.Y.U.S.E.I.」は、9千万回に迫る数字になっている。
さらに、BIGBANG に至っては、「BANG BANG BANG」が1億3千万回、「FANTASTIC BABY」は2億2千万回と、目眩がするような数字です(笑)。
ちなみに、このグループは、韓国のK-POPで、世界的な人気を博しているようです。
WhiteFlame feat. 初音ミクの「千本桜」や、A応Pの「はなまるぴっぴはよいこだけ」は、累計再生回数が少ないですが、YouTube以外のサイトに動画をアップしている可能性があり、また、対象となっているMVが、これ1種類とは限らないので、週間再生回数が大きな数字になっているのだと思います。
まあ、Billboard JAPAN が、アニメの主題歌などに関して、どういうMVまでをカウントしているのか分からないので、憶測に過ぎませんが、確かに、「千本桜」にせよ、「おそ松さん」にせよ、人気のある曲のMVがトップ10に入っていて、なるほどと納得するものがあります。
そんな中、「サイレントマジョリティー」は、「千本桜」と「Feel So Alive」に次いで3位にランクインしているわけで、純粋なアイドルソングが、ここまで順位を上げたのは、もう、快挙と言っていいんじゃないでしょうか(笑)。
(表2)において、個人的に、とくに注目したのは、「サイレントマジョリティー」の順位が「KARATE」のそれを上回っていることです。
YouTubeの再生回数を追跡して気づいたのですが、ここ数日で、「サイレントマジョリティー」MVの再生数上昇が、さらに勢いを増している印象がある。
そこで、この2曲について、1日当たり平均再生回数を比べてみました。
(表3) 欅坂「サイレントマジョリティー」とBABYMETAL「KARATE」のYouTube公開MVの平均再生回数
凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「累計再生回数」の計測は、その日の午後行っている
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの。時間単位まで考慮せず、日数で割った、ざっくりした値
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。
「KARATE」MV(full ver.) BABYMETAL
20.2万回/日 {585万回 for 29日; 03/17~04/14}
15.2万回/日 {076万回 for 05日; 04/10~04/14}
CD発売 04/01; アルバム「METAL RESISTANCE」
「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46
15.5万回/日 {481万回 for 31日; 03/15~04/14}
19.0万回/日 {095万回 for 05日; 04/10~04/14}
CD発売 04/06; 01枚目同名シングル
累計再生回数は、「KARATE」の585万回に対して、「サイレントマジョリティー」は481万回で、まだ100万回ほどの開きがあります。
また、公開全期間に渡る1日の平均再生回数も、それぞれ20.2万回/日と15.5万回/日で、前者が後者を上回っている。
しかし、ここ5日間で平均再生回数を比べると、「KARATE」が15.2万回/日、「サイレントマジョリティー」は19.0万回/日で、なんと、欅坂がBABYMETALより速いスピードで、再生回数が伸びている。
MV公開から時間が経っているのに、再生数の積み上げ速度が上がっていて、全期間の平均より、最近の方が大きいという、アイドルソングとしては、信じられない展開になっています。
こういった、後になるほど勢いを増してくMVの人気が、項目[E]を3位に押し上げているのだと思います。
一方、ダウンロード数も、iTunes Store トップソングで、未だに5位以内に留まり、シングルCDを26.2万枚も売った曲とは思えない(笑)、力強いランキング推移を見せています。
(表4)「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数
「サイレントマジョリティー」配信開始後8日経過時点
[05位以内] 08日 {最高1位}
04/06水 : 1位
04/07木 : 1位
04/08金 : 1位
04/09土 : 3位
04/10日 : 3位
04/11月 : 4位
04/12火 : 2位
04/13水 : 3位
「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[05位以内] 02日 {最高4位}
[10位以内] 09日
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日
「ハルジオンが咲く頃」配信開始後22日経過時点
[05位以内] 01日 {最高3位}
[10位以内] 02日
[20位以内] 05日
[30位以内] 09日
# その日の順位は、24:00前後1時間に一度計測して決定
#「最高」順位は、上記の定時計測ではなく、一瞬でもランクインを確認出来たもの
Perfume、三代目 J Soul Brothers、ONE OK ROCK などのケースを見ると、ネット配信とMV再生の勢いは、連動している節があり、「サイレントマジョリティー」MVが、ここにきて再生速度を上昇させていることから、トップソング上位への長期ランクインが、次第に現実味を帯びてきました。
こうなると、乃木坂の悲願であるカラオケランキングでの、上位入りも夢ではなくなってきます。
CDセールス、ネット配信、MV再生、カラオケと、高い順位に入ったことがあるのは、アイドルソングでは、AKB48の一部楽曲だけで、それさえも、徐々に、昔の話になりつつある。
「サイレントマジョリティー」が、しばらくの期間、今の勢いを保ち、カラオケでも盛んに歌われ始めるなんてことが起こると、欅坂46は、斜陽傾向にあるアイドル界に、もう一度、熱い風を吹き込む新人になり得るかもしれません。
ただ、Perfume や BABYMETAL が、独自の音楽スタイルを確立して、安定した、高い人気を博しているように、欅坂も、「サイレントマジョリティー」を足がかりとして、自分たちのオリジナルな音楽を打ち立てられるかどうかが、今後の成否を分けるポイントだと思います。
もし、それが実現出来れば、Perfume や BABYMETAL を、もはや「アイドル」とは呼ばない雰囲気が漂っているように、欅坂46は、「アイドル」ではあるけど、「欅坂」というジャンルに属する音楽グループと見なされていくでしょう。
結局、出発点はアイドルであっても、本格的なヒットを飛ばし、ブレイクするためには、その範疇を越える何かが必要で、そこまで到達すれば、その音楽スタイルを「アイドル」と呼ぶかどうかは、あまり問題にならないと思います。
さて、Perfume の話が出ましたが、実は、「サイレントマジョリティー」が1位となった4月18日付の「Hot100」で、2位は、「FLASH」でした。
(表5) 04月18日付(04/04~04/10)付 Billboard JAPAN Hot100 の1位と2位
Hot100順位「曲名」アーティスト
(BL) Billboard JAPAN による項目別ランキング
(iTu) iTunes Store トプソングにおける、4月14日(木)18:00現在の順位 (配信開始日)
(OC) オリコン週間ランキング {売り上げ枚数} 曲が収録されたシングル又はアルバムのタイトル
# (BL) 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は100位圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# (iTu)での「00位は」トップソング200位圏外か未配信の意
01位「サイレントマジョリティー」欅坂46
(BL) [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
(iTu) 03位 (配信開始 04/06)
(OC) 01位 {26.2万枚} 同名シングル (04/06発売)
02位「FLASH」Perfume
(BL) [A]05位 [B]01位 [C]00位 [D]05位 [E]10位 (6回)
(iTu) 01位 (配信開始 03/15)
(OC) 01位 {12.3万枚} 収録アルバム「COSMIC EXPLORER」 (04/06発売)
# オリコンの数字は週間アルバムランキングでの成績
# 主題歌に採用されている映画「ちはやふる」は03/19(土)より「上の句」、04/29(金)より「下の句」が全国ロードショー
iTunes Store のランキングをよく見る方は、ご存知だと思いますが、Perfume「FLASH」は、めちゃめちゃ配信が強くて、ずーっと上位に留まり続けています。
さらに、曲を収録したアルバム「COSMIC EXPLORER」は、「サイレントマジョリティー」と同日発売で、12.3万枚を売り上げ、オリコン週間ランキングの1位を獲得しています。
もちろん、アルバムランキングですよ、シングルランキングの1位は欅坂なので(笑)。
ダウンロード数とCDセールスのダブルで高い成績を収め、「ストリーミング数」(A)を5位に入れ、さらに、ラジオ放送回数では、なんと1位を取っている。
乃木坂の曲は、エアプレイの順位が今ひとつなので、いつも、一体、どんな人が首位になるんだろうと思ってましたが、なるほど、『ちはやふる』という人気漫画が原作で、広瀬すずという若手人気女優が主演する、もう半分くらいはヒットが約束されたような映画で(笑)、Perfume という人気アーティストが主題歌を担当すると、ラジオでばんばん流れるということですね。
音楽的実績を重ね、大手スポンサーがバックアップする大型のタイアップを呼び込むことが、重要なようで、それには、まず Perfume クラスの音楽的人気を得ることが必要なわけで、そりゃ、なかなか難しいでしょう。
ん~、もの凄く、納得しました(笑)。
ただ、「サイレントマジョリティー」も、ソニーがプロモーションを頑張ったのでしょうか(笑)、知名度の高くない新人ながら、項目[B]が7位で、乃木坂に比べて高いランキングを見せています。
「FLASH」は、CDセールス、ダウンロード、エアプレイ、ツイート、動画において、ことごとく高いランキングを達成し、総合1位獲得へ、万全の態勢を整えていたと思います。
面白いのは、「ルックアップ」(C)が圏外であることで、おそらく、映画の公開に合わせて、アルバム発売の3週間前からネット配信を始め、しかも、絶好調だったので、CDリリースの頃には、ほとんどのファンがPCに入れてしまった可能性がある。
アルバムには、映像コンテンツと、ライブツアーのチケット関連特典が入っているようで、それが10万枚を越えるCDセールスの原動力になったのかもしれません。
ただ、他の項目がこれほど充実していれば、「ルックアップ」が影響を与えるとは思えないので、「FLASH」が1位を占める確率は、極めて高かった筈です。
しかし、欅坂の「サイレントマジョリティー」が、乃木坂ファンですら、目を疑うたくなるほど、ダウンロードと動画で躍進し、CDセールスは、乃木坂直伝の握手会商法で、25万枚を越える売り上げとなった。
高いフィジカルに加えて、もともと脆弱だったネット配信とMV再生が跳ねたため、全項目で、新人アイドルとは思えない成績を挙げ、欅坂が1位を獲得したのだと思います。
逆に言えば、乃木坂の新人「妹グループ」から想定される範疇の楽曲セールスであれば、人気映画の主題歌が収録された、Perfume のアルバム発売週に1位を取るのは、まず無理だったでしょう。
欅坂46が、今回、Billboard JAPAN の総合ランキングで1位を獲得したことは、それ自体、すでに想定された枠を越えてしまった証拠で、ごく稀に、こういった不測の事態が起こることが(笑)、「アイドル」のそら恐ろしい点で、そのどっちに転ぶか分からないギャンブル性が、少なからぬ人を惹きつけ、アイドル産業を維持させているのかもしれません。
ただ、今の欅坂が、まだ、音楽的スキルをほとんど持たない、新人グループであるのは、厳然たる事実なので、Billboard JAPAN の総合1位を、出来過ぎたビギナーズラックだと捉えて、レッスンに打ち込んで欲しいなと(笑)。
さて、HKT48の7枚目「74億分の1の君へ」が、昨日、CDリリースされ、オリコンデイリーで、初日火曜の売り上げが、18.1万枚と判明しました。
過去のシングルを調べると、ほとんどのケースで、初日から初動への積み上げは5~6万枚あたりなので、オリコン週間ランキングは、23~24万枚というのが、現時点での見通しでしょうか。
今までの初動に比べると、少し低めかなという数字ですが、まあ、いきなりドーンと枚数が入ることもあるので(笑)、最終的な初動は分かりません。
一方、iTunes Store でのダウンロードも、CD発売日に始まったようで、昨日深夜のトップソングでは33位、現時点では、37位くらいに位置しています。
それから、Billboard JAPAN の「Hot100」には、まだ入っていませんが、「ツイート数」(D)が15位となっています。
発売直前週にランクインせず、「ツイート数」が15位というのは、「チキンLINE」と同じで、競合するアーティストの顔ぶれにも依りますが、高いCDセールスによって、総合1位を狙うことは可能じゃないでしょうか。
ただ、2015年11月25日(水)発売の前作「しぇからしか」は、オリコン初動28.1万枚だったものの、Billboard JAPAN の「Hot100」は3位で、1位は back number「クリスマスソング」、2位が浜田ぱみゅぱみゅ「なんでやねんねん」。
項目別の順位は、「ストリーミング」2位、「ラジオ」圏外、「ルックアップ」5位、「ツイート」3位、「動画」圏外でした。
CDセールスが30万枚に近い数字でも、ストリーミングで1位を取れない場合があるようで、「Hot100」の1位は、当たり前ではあるけど、簡単じゃないってことですね。
最後に、乃木坂46とAKB48G「支店」の最新曲に関して、YouTube公開MVの再生回数の状況を載せておきます。
(表6) 乃木坂46、SKE48、HKT48、NMB48 の最新曲のYouTube公開MVの平均再生回数
凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。
「ハルジオンが咲く頃」MV(full ver.) 乃木坂46
06.7万回/日 {147万回 for 22日; 03/01~03/22}
CD発売 03/23; 14枚目同名シングル
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から
「チキンLINE」MV(special edit ver.) SKE48
00.7万回/日 {028万回 for 40日; 03/06~04/14}
CD発売 03/30; 19枚目同名シングル
「74億分の1の君へ」MV(short ver.) HKT48
02.7万回/日 {021万回 for 08日; 04/04~04/14}
CD発売 04/13; 07枚目同名シングル
「甘噛み姫」MV(full ver.) NMB48
05.9万回/日 {059万回 for 10日; 04/02~04/14}
CD発売 04/27; 14枚目同名シングル
そうですね、ネット配信が始まったら、スマートフォンにダウンロードし、CDが発売されたらPCに取り込み、曲の感想をツイッターに投稿して、YouTubeでMVを毎日鑑賞しつつ、ラジオ番組に、メールでリクエストを送る。
東にCD売り上げで喧嘩するファンがいれば、ツマラナイからからやめろと言い、西にヲタ卒を考えて不安になっている人がいれば、あと1シングルだけ一緒に夢を見ようと励ます。
そういうアイドルファンこそが、これから求められる理想像なんでしょうか(笑)。
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