ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

深川麻衣卒業、握手会セールス「右肩上がり」の超優等生が直面する「聖母」の憂鬱 [16Jun16]

2016-06-16 20:45:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

06月15日(水)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』01日目 in 静岡・静岡エコパアリーナ(第01公演18:30〜)
06月16日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』02日目 in 静岡・静岡エコパアリーナ(第02公演18:30〜)
上記2公演は「深川麻衣卒業コンサート」

06月17日(金) 23 : 55 〜 24 : 25 [地デ] 日テレ『another sky-アナザースカイ-』に、西野七瀬が出演。旅行先はパリ。

06月18日(土) 2ndアルバム第1回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 05Jun16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Jun〜Jul]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr〜May]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov〜'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



14日火曜の夜は、記事が読めなくなったり、最新投稿分でリンクが機能しなかったり、いろいろとご不便をお掛けして、失礼しました。

14日の午前0時から午後2時までの14時間に渡り、システムを止めて行ったgooのメンテナンス直後、再開されたブログ全体においてトラブルが発生し、記事が読めない、投稿出来ないなど、不安定な状況に陥ったようです。

その後、深夜には、安定的なアクセスが回復し、現在では、以前と変わらず、ブログが読めるようになっています。


ただ、今回のメンテナンスによって、投稿記事に関するルールが、幾つか変更されたようで、読むには何ら問題ないんですが、記事を書く際、以前出来たことが、出来なくなってしまった部分があって、やや戸惑っています。

とくに気になっているのは、記事内リンクを作るとき、テキストにHTMLタグをコピペしたものは拒否され、goo側のエディタを使って、リンクを生成する方法しか、許容されなくなったらしいことです。

このブログでは、最新記事にこまめにリンクを貼って、すぐに関連サイトを参照出来るようにしてきました。

自分のエディタで書いたタグをそのまま使えたので、記事内に、多くのリンクを簡単に用意出来たんですが、今後は、かなり手間が掛かりそうで、リンク数を減らさざるを得ないと思います。

記事の最後に置いている特集ページなどへのリンクは、「ブックマーク」にまとめようかと考えています。

「ブックマーク」を使ったことがないので、どんな感じか、よく分からないんですが。


また、タイトルの文字数制限が、より厳しくなっており、これまでの長さでは弾かれるので、ブログの見出しが、ややシンプルになると思います。

すでにアップしている記事でも、内容を手直しする場合、新しい文字数制限が適用されるようで、「アレチの素敵な乃木坂業務連絡」を「アレチの業務連絡」に変えないと、中味を更新出来ないなんてことが起こりそうです。

まあ、齋藤飛鳥のブログじゃないので、さほどダメージはないですが(笑)、新システムに慣れるまで、しばらくの間、ブログ形式のマイナーチェンジを、ちょこちょこ行うかもしれません。


さて、静岡エコパアリーナで行われている乃木坂のライブ公演が2日目を迎え、いよいよ深川麻衣の卒業が近づいてきました。

選抜常連であり、かつフロントやセンターを経験したメンバーの卒業は初めてで、本人にとってだけでなく、グループにとっても、未知の経験と言えます。

中心メンバーとして、グループを長く支えてきた人なので、今後、どのような芸能活動を行うのか、あるいは、違う分野を目指すのかは、乃木坂とは何だったのかを考える上で、少なからぬ意味を持っており、他のメンバーも注目していると思います。

今日は、深川麻衣の「これまで」を振り返り、「これから」に思いを巡らせてみます。


現在、間違いなく乃木坂の中軸メンバーと言えるまいまいですが、彼女が、どうやってフロントやセンターにまで上がってきたのか、あれこれ思い返しても、これと言ったインパクトのあるターニングポイントが浮かんできません。

例えば、衛藤美彩は、7枚目「バレッタ」で悲願の選抜入りを果たし、8枚目「気づいたら片想い」では、まさかの選抜落ちを喫するも、それをバネにして、9枚目「夏のFree&Easy」で返り咲き、中心メンバーとしての道を歩み始めています。

ところが、深川麻衣には、みさみさの選抜入りがサプライズ発表された、2014年10月6日(日)夜公演のような、エポックメイキングなシーンがあまりなく、シングルの度、静々と、しかし着実に序列を上げ、いつの間にか、フロントメンバーになっていたような印象がある。


では、どういう変遷を経て、まいまいは、14th選抜のセンターに抜擢されたのでしょう。

(表1) 深川麻衣の選抜序列の変遷

凡例
シングル番号 : 1列目-2列目-3列目-アンダー [説明]

# その列に配されている場合は「1」、そうでない場合は「0」
#「3列目(6番/6人)」は、6人構成3列目の左から6番目にいるとの意
# ピンク色の「1」は、福神であることを示す

01枚目 : 0-0-0-1 [アンダー]
02枚目 : 0-0-0-1 [アンダー]
03枚目 : 0-0-1-0 [3列目(6番/6人)]
04枚目 : 0-0-1-0 [3列目(5番/8人)]
05枚目 : 0-0-1-0 [3列目(6番/8人)]
06枚目 : 0-0-1-0 [3列目(7番/8人)]
07枚目 : 0-0-1-0 [3列目(5番/8人)]
08枚目 : 0-1-0-0 [2列目(5番/5人)]
09枚目 : 0-1-0-0 [2列目(4番/5人) 福神]
10枚目 : 0-1-0-0 [2列目(5番/5人) 福神]
11枚目 : 0-1-0-0 [2列目(5番/5人) 福神]
12枚目 : 0-1-0-0 [2列目(5番/5人) 福神]
13枚目 : 1-0-0-0 [1列目(4番/4人) 福神]
14枚目 : 1-0-0-0 [1列目(3番/5人) 福神&センター]
15枚目 : 0-0-0-0 [卒業]


ん〜、深川さんは、時間を掛けながらも、着々と、堅実に、乃木坂内での位置を上げていったことが、よく分かります。

この表を見て、初めて気づいたんですが、まいまいは、一度も列を下げられたことがないんですね。

これは凄いことで、おそらく、乃木坂で列「降格」を経験していないメンバーは、深川麻衣以外だと、白石麻衣のみじゃないでしょうか。

西野七瀬ですら、2列目だった3枚目「走れ!Bicycle」から、4枚目「制服のマネキン」では、3列目に下げられている。

これこそが、秋元真夏に複雑な感情を抱くに至った原因なのだと思いますが(笑)、選抜内の列移動によって、「意外性」や「新鮮味」を演出したがる乃木坂においては、なーちゃんですら、降格対象になったことがある。


そんな中、深川麻衣は、前選抜の列を維持するか、そうでなければ列昇格し、さらに、福神になって以降、一度も、福神から外れたことがなく、最後には、センターになってしまった。

もちろん、14枚目をもって卒業するので、降格ゼロの記録が途切れることはありません。

何だか、豊臣秀吉ばりの出世伝説を目の当たりにしているようで、表を眺めていると、「まいまい、スゲー!」と叫びたくなります(笑)。


実は、星野みなみが、深川麻衣と同じく、福神を6回経験しているので、比較のために、序列の動きを調べてみました。

(表2) 星野みなみの選抜序列の変遷

凡例
シングル番号 : 1列目-2列目-3列目-アンダー [説明]

01枚目 : 1-0-0-0 [1列目(3番/3人) 福神]
02枚目 : 0-0-1-0 [3列目(6番/9人)]
03枚目 : 1-0-0-0 [1列目(3番/4人) 福神]
04枚目 : 1-0-0-0 [1列目(3番/3人) 福神]
05枚目 : 1-0-0-0 [1列目(3番/3人) 福神]
06枚目 : 0-0-1-0 [3列目(5番/8人)]
07枚目 : 0-0-0-1 [アンダー]
08枚目 : 0-0-0-1 [アンダー]
09枚目 : 0-0-1-0 [3列目(4番/7人)]
10枚目 : 0-0-1-0 [3列目(4番/6人)]
11枚目 : 0-0-1-0 [3列目(6番/8人)]
12枚目 : 0-0-1-0 [3列目(3番/8人)]
13枚目 : 0-1-0-0 [2列目(6番/6人) 福神]
14枚目 : 0-1-0-0 [2列目(5番/5人) 福神]
15枚目 : 0-0-1-0 [3列目(2番/6人)]


山あり谷あり、波瀾万丈で、これはこれで、「みなみ、スゲー!」と言いたくなります(笑)。

とくに、2枚目「おいでシャンプー」と6枚目「ガールズルール」では、フロントから3列目へ、一気に落とされている。

こういった2段階降格を、2回も食らったのは、おそらく全メンバー中、星野みなみだけで、台本片手の本番舞台や生放送MCの寝坊大遅刻と、何かと大騒ぎなみなみですが、序列の変遷も、まあ、超派手でございます(笑)。

福神の回数は同じでも、星野みなみは、深川麻衣とは真逆の序列移動を経験してきたわけで、いかに、まいまいが安定した「右肩上がり」の出世コースを実現してきたかが分かります。


なぜ、まいまいは序列をアップさせ続けることが出来たのか、その原因は、個別握手会での売り上げが、シングルごとにどう変わったかを調べると、一目瞭然です。

(表3) 各シングル個別握手会セールスにおける、深川麻衣の最終的な完売状況

凡例
シングル番号 [推定売り上げ枚数による順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売した次数_完売速度による順位)

# 個別握手会最終応募で判明する、その1つ前受付終了時点での完売状況を載せている
# 3枚目「走れ!Bicycle」」から14枚目「ハルジオンが咲く頃」までの成績を示している

03枚目 [9位] 03部/14部 (0.21)
04枚目 [7位] 07部/19部 (0.37)
05枚目 [6位] 09部/21部 (0.43)
06枚目 [7位] 21部/28部 (0.75)
07枚目 [8位] 25部/28部 (0.89)
08枚目 [5位] 29部/30部 (0.97)
09枚目 [1位] 30部/30部 (1.00; 8次_4位)
10枚目 [4位] 35部/35部 (1.00; 8次_2位)
11枚目 [1位] 30部/30部 (1.00; 5次_3位)
12枚目 [1位] 30部/30部 (1.00; 4次_2位)
13枚目 [1位] 30部/30部 (1.00; 6次_7位)
14枚目 [1位] 30部/30部 (1.00; 3次_3位)


3枚目「走れ!Bicycle」の個別握手会では、14部中3部完売が深川麻衣の、ほぼ最終的な成績で、今では考えられないほど、低い数字に留まっている。

ところが、ここからミラクルが始まります。

3枚目で21%だった完売率が、4枚目に37%、5枚目43%、6枚目75%、7枚目89%、8枚目97%と、シングルの度、気持ちが良いほど、数字が上がっていく。

そして、初めて最高30部を任された9枚目において、全完売を8次で達成します。


14枚目では、30部を全完売するメンバーが17人も出現しましたが、9枚目でそれを達成したのは、白石麻衣、西野七瀬、秋元真夏、橋本奈々未、深川麻衣、桜井玲香、松村沙友理、衛藤美彩の8人だけで、まいまいは、この時点で、乃木坂のトップ8に入ったと言えます。

(表1)の序列変遷でも、8枚目に初めて2列目に昇格、9枚目で初の福神となり、個別握手会セールスで明確な結果を叩き出した時期に、選抜内での扱いが、はっきりと良くなっていることが分かります。

隙のない、見事な握手会主義です(笑)。


その後、10枚目、11枚目、12枚目、13枚目、14枚目と、最高部数の全完売、しかも若い次数での売り切りを続け、13枚目で初のフロント入り、14枚目でセンター抜擢へと進んでいく。

これほど着実に握手会セールスを伸ばすのは、まいまいと一度握手した人が、次のシングルでも、かなりの確率で再びレーンを訪れてくれる、と考えざるを得ません。

つまり、リピーターを生み出す能力が極めて高いレーンなんじゃないでしょうか。


あるいは、深川麻衣の握手対応には気分のムラがなく、安定しているのかもしれません。

というのも、握手会を行うと、必ずと言っていいほど、1人2人のメンバーが体調不良に陥り、握手を急遽中止するアクシデントが発生しますが、6枚目以降、3年に渡り、50会場以上で7.5時間に及ぶ5部を担当してきたのに、まいまいのレーンが止まって、別日へ振り替えになったという話は記憶にない。

体力があり、精神が安定していて、変わらぬ笑顔で対応出来る。

ファンが安心して楽しめるレーンだからこそ、リピーターが増え続け、他に類を見ないほど、握手会人気の着実な「右肩上がり」が実現した、そんな風に考えたくなります。


深川麻衣は、握手会セールスと選抜選考を連動させた乃木坂システムにおいて、もっとも成功を収めたメンバーの一人と言えます。

しかし、卒業後も芸能活動を続けるとして、その「成功」を、生かすことが出来るかとなると、気掛かりな点は少なくない。

とくに心配なのは、これほどのトップメンバーでありながら、外仕事が物足りないことです。


一足先に乃木坂を巣立った永島聖羅は、ラジオのレギュラーを2本持っており、こういった実績は、次の仕事を探すときに、明らかに、自分自身を売り込むアピールポイントになる。

MCやアシスタントをやったことのないタレントより、少しでも経験のある人の方が、採用されやすいのは当然で、乃木坂時代にこなした外仕事は、有力な宣伝材料と言えます。

まいまいの場合は、「ACミラン」をフィーチャーするCS放送の『ミラノミラン』に、レギュラー出演していました。

ただ、それ以外となると、地方局制作のドラマやネット配信番組はあるけど、キー局のバラエティやラジオのレギュラーなど、より発信力の強いメディア露出は少ない印象がある。


さらに、舞台への出演が限られています。

『すべての犬は天国へ行く』は、「聖母」というイメージの殻を破るためにも、出演して存在感を発揮する絶好のチャンスだったと思うのですが、ステージに立つことはなかった。

15th選抜では、伊藤万理華と井上小百合がアンダーになりましたが、この二人は、『犬天』での演技が高い評価を受け、それ以外の舞台あるいは映画でも、目立った活躍を見せている。

卒業後のことを考えると、福神であったり、フロントである以上に、外仕事における実績が重要な筈で、まりっかとさゆにゃんは、将来につながる、充実した乃木坂ライフを送っているように見えます。


ここ数シングル、2列目と3列目を行ったり来たりしている桜井玲香は(笑)、『Mr. カミナリ』『すべての犬は天国へ行く』『リボンの騎士』など、演劇の外仕事で、圧倒的な実績を誇っていて、そこで培った人脈や磨いたスキルから、将来、乃木坂を離れてもやっていけそうな雰囲気が漂い始めている。

生田絵梨花に至っては、舞台、ピアノ、写真集、バラエティと、活躍の幅が広過ぎて(笑)、どの分野に的を絞るのか、選べなくて苦労するんじゃないかとさえ思います。

どんなに凄いピアニストでも、3万人の観衆を前に演奏した人は、滅多にいない筈で、その上、ミュージカルの主演を2度務め、ソロ写真集を10万部近く売ったとなると(笑)、日本広しといえど、いくちゃんオンリーになるわけで、それぞれのジャンルにおいて、経験と実績が半端ではない。

もちろん、前田敦子や大島優子が、なかなか結果を出せてない現状を見ると、そんな簡単なもんじゃないという意見はもっともですが、この人なら、卒業しても何とかやっていくんじゃないかと、周りに感じさせる実績や経験がなければ、やはり厳しいのは間違いないでしょう。


深川麻衣が、卒業してから、何をやりたいのか、今のところ、よく分かりません。

しかし、個人的には、ひょっとすると、まいまいは演技が好きなんじゃないかと感じたことがあります。

7枚目「バレッタ」初回限定盤に収録された「月の大きさ」MVで、彼女は、忍者数名を引き連れた小部隊の長を演じています。

駆け出し剣士の生駒里奈を、追いつめるシーンがあって、そこで見せる表情が、ちょっとイジワルで、かなり男前で、グッと来ました(笑)。


自分より弱い若輩者を、隠しきれない喜びをのぞかせながら、じりじり追いつめる忍者の隊長なんて、優しく慈愛に溢れた「聖母」からは程遠いイメージですが、いつもの深川麻衣から感じたことがないほど、Sっ気がたっぷり詰まった、小気味良い雰囲気が漂っていた。

こういう演技が出来るのであれば、「聖母」イメージなんて捨て去って、女優として、どんどん攻めていけば面白いし、本人も楽しそうに見えたので、手応えを感じているのではと思いました。

しかし、その後、この方向性の新しいイメージは開拓されず、『犬天』への出演など、女優として、イメージの幅を広げるチャンスもなかなか訪れなかった。


14枚目「ハルジオンが咲く頃」には、深川麻衣のソロ曲「強がる蕾」が収録され、MVも作られています。

このMVを見ましたが、心優しく、癒し系の「聖母」キャラから、ほとんど一歩も出ている節がなく、作品そのものの出来はともかく、まいまいから、新しい何かを引き出そうとするワクワク感は、ありませんでした。

永島聖羅は、乃木坂在籍時、明るく元気で、みんなを笑顔で引っ張っていく役割を求められ、バラエティ適性が高いからと、女優仕事が回ってこなかった節がある。

そして、乃木坂にいる限り、求められるキャラから抜け出せず、ドラマ『仮面ティーチャー』や『NOGIBINGO!』の花魁ショットで見せたような、シリアスで、陰のある、違うイメージを膨らませることが出来ないのであれば、乃木坂を出て行くしかないと、思ったのかもしれません。


深川麻衣が、握手会という世界で、大きな成功を収めたキャラではなく、もっと別のイメージを追求したかったが故に、乃木坂を離れる決心をしたのであれば、らりんと同じく、切ないものを感じざるを得ません。

グループの中にいながら、様々なイメージを試すことが出来、その中から、「使える」キャラを身につけ、やがて実績を引っさげて卒業していくのが、個人的には、一番望ましいと思っています。

しかし、まいまいは、卒業後、そういった模索を、一人で行わなければならない可能性があって、そうなると、良い事務所や良いマネージャーに出会わない限り、いばらの道になってしまう。

乃木坂での日々は、卒業するメンバーに、何をプレゼントしてあげられるのか。

今後、それが問われる場面が多くなるかもしれません。


最後に、まいまいが担当した楽曲を、以下に載せておきます。

(表4) 深川麻衣が参加した楽曲

凡例
シングル番号 : 参加楽曲数 [参加MV数]
曲名 {パフォーマンスした人の所属}

#「*」は、表題曲、アンダー曲、アルバムリード曲の意
# 選抜とアンダーの両方が参加しているときは、深川麻衣の所属をアンダーラインで示している

01枚目 : 3曲 [MV2]
左胸の勇気* {アンダー全員}
乃木坂の詩 {乃木坂全員}
失いたくないから {選抜全員 + アンダーの一部(4人)}

02枚目 : 2曲 [MV1]
狼に口笛を* {アンダー全員}
心の薬 {選抜全員 + アンダーの一部(4人)}

03枚目 : 4曲 [MV3]
走れ!Bicycle* {選抜全員}
人はなぜ走るのか? {選抜全員 + アンダーの一部}
音が出ないギター {選抜全員 + アンダーの一部}
せっかちなかたつむり {選抜の一部(7人)}

04枚目 : 3曲 [MV2]
制服のマネキン* {選抜全員}
指望遠鏡 {選抜全員}
やさしさなら間に合ってる {選抜の一部(8人)}

05枚目 : 4曲 [MV3]
君の名は希望* {選抜全員}
シャキイズム {選抜全員}
ロマンティックいか焼き {選抜全員}
でこぴん {選抜の一部(5人)}

06枚目 : 3曲 [MV2]
ガールズルール* {選抜全員}
世界で一番 孤独なLover {選抜全員}
人間という楽器 {乃木坂全員}

07枚目 : 3曲 [MV3]
バレッタ* {選抜全員}
月の大きさ {選抜全員}
そんなバカな… {選抜全員 + アンダーの一部}

08枚目 : 4曲 [MV2]
気づいたら片想い* {選抜全員}
ロマンスのスタート {選抜全員}
吐息のメソッド {選抜全員 + アンダーの一部}
ダンケシェーン {選抜の一部(8人)}

09枚目 : 3曲 [MV2]
夏のFree&Easy* {選抜全員}
何もできずにそばにいる {選抜全員}
その先の出口 {選抜の一部(9人)}

10枚目 : 3曲 [MV2]
何度目の青空か?* {選抜全員}
転がった鐘を鳴らせ! {選抜全員}
Tender days {選抜の一部(9人)}

1stアルバム : 2曲 [MV0]
僕がいる場所* {10th選抜全員}
革命の馬 {10th選抜の一部(6人)}

11枚目 : 2曲 [MV2]
命は美しい* {選抜全員}
立ち直り中 {選抜の一部(7人)}

12枚目 : 3曲 [MV3]
太陽ノック* {選抜全員}
魚たちのLOVE SONG {選抜の一部(4人)}
羽根の記憶 {選抜全員}

13枚目 : 3曲 [MV2]
今、話したい誰かがいる* {選抜全員}
ポピパッパパー {選抜全員}
悲しみの忘れ方 {12th選抜(= 選抜全員 + アンダーの一部)}

MV集 : [MV2]
新曲はないものの、深川麻衣参加楽曲の中、以下の2曲に新たにMVが作られた
せっかちなかたつむり (3枚目)
悲しみの忘れ方 (13枚目)

14枚目 : 2曲 [MV2]
ハルジオンが咲く頃* {選抜全員}
強がる蕾 {ソロ}

全作品 : 44曲 [MV33]


深川麻衣さん、乃木坂での5年間、本当にお疲れ様でした。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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