ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

『NOGIBINGO!』終了、「NEXT」の喪失が想起させる2015年乃木坂と2002年モー娘。の類似点 [30Sep15]

2015-09-30 16:30:00 | 芸能
乃木坂が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月01日(木) 舞台『すべての犬は天国へ行く』in AiiA 2.5 Theater Tokyo [初日] 第1公演(19:00)。乃木坂46から、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美が出演

10月02日(金)『NISSAN あ、安部礼司 史上最大のワクワク大作戦 ABE-GIG in 日本武道館~10年に一度の大家族会議』に橋本奈々未が出演して、生ラジオドラマに挑戦



『NOGIBINGO!5』が終わってしまいました。

単に「Season5」が終了というだけでなく、「Season6」以降は作らず、『NOGIBINGO!』シリーズそのものを打ち切るようです。

乃木坂の地上波冠番組は、これでテレビ東京『乃木坂工事中』1本になります。


運営もこの状況に危機感を持っているのか、10月10日(土)深夜から、テレビ埼玉で新番組「サガラとキヨトの乃木坂ぷぷぷ」(24:30~)がスタートすると発表されています。

乃木坂公式サイトの関連記事

しかし、テレビのローカル局というのは、放送法の関係なのか、他地域で観ることが出来ない。

実際、この新番組、私のような東京在住のファンは、真っ当なアプローチをする限り、目にすることが出来ません(笑)。

CSとか、ネット番組なら、契約さえ厭わなければ、何とでもなるんですが、ローカルテレビの視聴制限は結構シビアで、何ともならないんですね。


ただ、どういうわけか、以前、J:COMに加入していたときは、テレビ神奈川、テレビ千葉、テレビ埼玉が映っていて、あるいは、再加入は如何ですか?というJ:COMとのタイアップキャンペーンなのかと、考えて込んでしまいました(笑)。

『乃木坂工事中』は、関東圏だけでなく、北海道、愛知、大阪、岡山、香川、福岡で、同時ネットされ、その他に、やや遅れて放送される地域が少なからずあって、全国放送に近い体制です。

『サガラとキヨトの乃木坂ぷぷぷ』も、TOKYO MX など、他地域のローカル局が流し始めれば、『NOGIBINGO!』に匹敵する第二の冠番組となる可能性はあるんだけど、今のところは、埼玉限定の地域番組という位置付けのようです。


『NOGIBINGO!』シリーズの打ち切りを見ていると、後藤真希が在籍した頃のモーニング娘。を思い出します。

2001年4月からスタートした日テレ『モー。たいへんでした』は、ゴールデンタイムの冠番組でしたが、1年後の2002年3月に終了します。

理由は明確で、視聴率が取れなかったからです(笑)。

なぜそんなことが分かるかと言うと、2002年の年明けから、「視聴率が宜しくない」ことが番組内で言及され、20%以上取れなければ、3月一杯で打ち切り、かつスタッフが丸坊主になる(笑)という「企画」が行なわれました。

人気番組とコラボしたり、人気タレントをゲストに呼び、何とか視聴率アップを試みたのですが、結局、目標の数字に大きく届かず、チーフプロデューサーが坊主頭で登場する結果となってしまいます。

そして、当初の約束通り、番組も本当に終了します。


驚くべきことに、『モー。たいへんでした』が放送されていた期間、モー娘。は、12枚目「ザ☆ピ~ス!」、13枚目「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~」、14枚目「そうだ! We're ALIVE」と、3枚のシングルを発売して、いずれもオリコン1位を獲得しています。

当時、もちろん握手会商法はなく、オリコンの順位は、素直に楽曲のヒットとリンクしていて、モー娘。が3シングル連続で1位に輝いたのは、結成以来、初めてのことで、まさにグループの絶頂期だったと言えます。

最も勢いのあった時代なのに、冠番組が視聴率を思うように稼げず、打ち切りになってしまった。


テレビの視聴率と、楽曲の人気は関係ないという見方はあるけど、冠番組が打ち切られた数ヶ月後、モー娘。は、後藤真希の卒業と関連ユニットの大改変を発表、いわゆる「ハロマゲドン」が勃発します。

そして、ご存知のように、それを契機に、モー娘。の人気は、長期低落の軌道を歩み始めた。

視聴率不振による日テレ冠番組の打ち切りは、CDセールスが絶頂期を迎えていたモー娘。が、実は、その時点で、すでに「ピークアウト」していたと、暗示するかのような出来事になっています。


一方、『NOGIBINGO!』がスタートした2013年7月3日(水)は、6枚目「ガールズルール」の発売日です。

当時は、今と違い、火曜の深夜、正確には、水曜の午前1時半から、HKT48とのバトル企画として、放送されていました。

その後、7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」で、乃木坂はオリコン累計を50万台に載せ、さらに、10枚目「何度目の青空か?」、11枚目「命は美しい」、12枚目「太陽ノック」は、すべて60万枚を突破するビッグセールスとなっています。

つまり、CDセールスだけを見ると、乃木坂は絶頂期、あるいは順調な上り坂の途中としか思えない。

ところが、冠番組である『NOGIBINGO!』シリーズが、この時期に、おそらく視聴率の問題から、打ち切りとなってしまった。


思うに、日テレというテレビ局は、番組制作に対して、費用対効果の姿勢が非常にシビアなんだと思います。

これ以上お金を掛けても、数字は上がらないと判断すると、早い段階でスパッと方針転換する。

その見極めは的確かつ迅速で、「ハロマゲドン」の数ヶ月前に、人気の絶頂にあるモー娘。の冠番組を打ち切るという、思い切った判断を下すことになった。


日テレの『NOGIBINGO!』が終了すると聞いたとき、かつての『モー。たいへんでした』を思い出して、正直、かなりブルーな気分になりました。

もちろん、当時と今では、CDセールスを取り巻く環境も、テレビを巡る状況も、全然異なるので、乃木坂がすでに「ピークアウト」していて、これから人気低落傾向の時代に入り込んでいくと、単純に結論付けることは出来ません。

『NOGIBINGO!』シリーズは、乃木坂ファンの間でも人気が高く、今後、再開を願う声が大きくなれば、バラエティ系の冠番組が、キー局で復活する可能性がないとは言えない。


しかし、不安を増幅させているのが、テレビ東京『初森ベマーズ』です。

先日、最終回を迎えた乃木坂初の連続ドラマは、どうも視聴率が芳しくなかったようです。

出所不明ながら、第10話が1.6%という情報が流れていて、これが本当であれば、全体を通した平均は2%ギリギリくらいかもしれません。

当初、第1話3.2%、第2話2.3%と、どこからか流出していた視聴率の数字が、途中からパッタリ出て来なくなった。

理由として、1%台が混ざり始めたので、流出元が「不振」のイメージが付くのを嫌って、リークを止めたというのは、十分に考えられることで、平均が2%ギリギリとの推測は、結構、良いとこ突いている気がします。

そして、平均2.0%であれば、分厚い固定ファンを持っているアイドルグループの主演ドラマとしては、物足りなさを感じるものがあって、テレビ局やスポンサーから、「期待はずれ」と捉えられても文句が言えない数字だと思います。


ただ、視聴率が奮わなくとも、ドラマの評判が良く、満足度調査で高い数字が出ているなら、希望が持てます。

例えば、同じ枠で今週から始まる『孤独のグルメ Season5』は、「Season1」の視聴率は低かったそうですが、それでも続編が作られ、今回は5作目が放送される。

おそらく、視聴者からの評価が高かったのでしょう。

ちなみに、私も、釣り堀の食堂で、井之頭五郎が盛大な「炭水化物祭り」を敢行する頃からのファンで、とくに、主演の松重豊が素晴らしい。

今年の始めに、舞台「PLUTO」を観に行ったのは、彼が出演していたからで、松重さんの演技と背の高さをこの目で確認したかった(笑)。

舞台『PLUTO』は鉄腕アトムたちロボットの物語も、人間の心の光と闇を描いた秀逸なダンス演劇 [01Feb15]


『孤独のグルメ』のように、最初の数字が奮わなくとも、ドラマを面白いと思ってくれる視聴者が多ければ、「NEXT」があるかもしれない。

しかし、『初森ベマーズ』は、ファンですら、厳しい意見を述べる人が少なくない。

とくに試合における基本アイデアの作り込み不足は、観ていて、頭を抱えたくなるものがあった。

正直に言うと、荒唐無稽なシーンが思いのほかキツくて、中盤以降の回は、ビールを飲みながら、少し酒の入った状態で観ていました(笑)。


最終回こそ、ユウウツ役の松村沙友理が、得意の記憶力を生かし、キレイと対決する打席に向かう、ななまること西野七瀬に1球目のコースを教え、ベマーズの強さの具体的な理由が垣間見えるシーンが出てきました。

しかし、あまりに遅く、あまりに少ない、「肉付け」で、ドラマのほとんどは、よく分からない「魔球」と、よく分からないアクロバティックプレーで埋め尽くされ、本当にソフトボールの試合なのかすら疑わしくなるシーンのオンパレードだった。

作り込み不足を、何でもありのCGで覆い隠そうとするかのようなドラマ構成では、批判的な視聴者が多くなるのも当然でしょう。


さらに、最近、人気を急激に上げている齋藤飛鳥、伊藤万理華、星野みなみの出演を最終回まで引っ張ったことで、少なからぬファンが、苛立ちを覚えたと思います。

人気メンバーの出番を最後まで引き延ばして、連続ドラマの数字を稼ごうという発想ならば、完全に見当違いで、途中で視聴を止める人が増えるだけです。

漫画研究部の部員役であれば、毎回、1分ずつくらいの登場シーンを作れた筈で、ネットを盛り上げ、より多くのファンを惹き付ける、テクニックの面でも、残念なものを感じます。


結局、『初森ベマーズ』で一番面白かったのは、番組プロデューサーである濱谷晃一氏のツイッターじゃないでしょうか(笑)。

撮影の裏話、乃木坂メンバーの印象、さらには「ゴッドタン」プロデューサーが高山一実「推し」であることの暴露とその顛末など、ドラマ放映期間中、濱谷さんのツイートは、楽しく読んでました。

13th選抜のWセンターである西野七瀬と白石麻衣をそのまま主役に置き、レギュラー出演者を選抜常連メンバーで固めたことから、運営の意向がキャスティングに色濃く反映さているのは間違いなく、番組側に、ドラマ制作のプロがいても、手腕を発揮出来る余地は少なかったかもしれません。

出来れば、番組側がメンバー37人のオーディションを行ない、純粋にドラマが面白くなるかどうかの基準だけで、配役するのが一番良いのだけど、握手会人気という基準が入ってくるので、身動きが取れなくなっています。

能條愛未、北野日奈子、川村真洋、伊藤純奈、永島聖羅など、パンチのある演技を見せたメンバーがいるのだから、こういった人の誰かを、握手会成績に関係なく、主役級に大抜擢していれば、ドラマを巡る流れは変わっていた可能性があります。


明日から始まる舞台『すべての犬は天国へ行く』に関して、脚本を書いたケラリーノ・サンドロビィッチ氏が、ツイッターで以下のようなコメントを寄せています。

今年春のぬいぐるみハンターの同作上演は楽しかった。しっかり稽古してくれていた。
我々の初演だってみっちり1ヶ月以上稽古した。
彼女たちは忙しいだろうからそこが心配。稽古しなきゃ無理。
観に行けるかわからぬがどうか頑張ってほしい。

初日を迎える役者への言葉としては、かなり厳しい内容ですが、KERA氏の不安は、まったくもってその通りだと思います。

出演する8人のメンバーは、12th選抜と13th選抜の3列目和集合引く衛藤美彩ですが(笑)、稽古開始は、全国ツアーが終わってからになる。

ただ、9月の初めに、夏の超ハードスケジュールの疲れを癒すため、5日間ほどの休みがあったので、稽古期間は3週間ほどに限られます。

しかも、この期間は、13枚目「今、話たい誰かがいる」の制作とがっつり重なっていて、3週間をフルに使えるわけではない。

中元日芽香、北野日奈子、堀未央奈、中田花奈、寺田蘭世の13thアンダーフロント5人が、カップリング曲を担当し、MVまで作るそうですが、このアンダーユニットの結成は、シングル制作において、舞台出演メンバーの負担を減らす意図があるのかもしれません。

中元日芽香の2015/09/28_12:12ブログ


KERA氏が「1ヶ月以上稽古した」と書いているのは、舞台初心者の多い乃木坂が、1ヶ月にも満たない稽古で、芝居のクオリティを上げられるのか、作品のパンフレットに、名前が筆頭で載るものとして、大きな不安を感じているからで、当然の心配だと思います。

そして、さらには、舞台制作側が、オーディションを行なえず、乃木坂側の色んな都合で決まった選抜3列目の8人を任され、しかも練習時間すら十分に確保して貰えないことへの不満が、KERA氏のコメントの背景にある気がします。

8人の中には、舞台経験のある若月佑美、井上小百合、桜井玲香、映画主演を果たした伊藤万理華と生駒里奈がいるので、エルザやカミーラといった役を彼女たちに割り振れば、何とか芝居は成立するんじゃないかと期待しています。

私も観劇する予定なので、メンバーにはぜひ頑張って欲しいのだけど、この舞台でも、『初森ベマーズ』と同じく、出演者の人選と稽古時間の確保に関して、エンターテイメントに対する運営の姿勢に、大きな疑問を感じます。

まあ、ソフトボールを触ったことすらない人がほとんどなのに、ソフトボールのドラマを演じるなんていう、あり得ない無茶ぶりに比べれば、まだ何とかなる余地はあると思いますが(笑)。


今年もっとも悲惨だった外仕事は、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』への乃木坂出演です。

12th選抜の1列目2列目を、並びもそのままに、大奥のお座敷に、カツラと着物姿で出演させてしまった。

もし、番組側のオーディションが行なわれていれば、絶対に、こんな人選はありません。

時代劇は、特別なスキルを要求される芝居で、自分で着付けが出来るほど、着物に馴れていないと、座っているだけでも、すぐに着崩れてしまう。

さらに、立ち上がって動くとなると、時代劇特有の所作があるので、日本舞踊の経験がないと、視聴者が唖然とするような、場違いな動きになってしまいます。


元AKB48の秋元才加は、BSジャパンの時代劇『山本周五郎 人情時代劇』の第2話に、子持ちの遊女役で出演します。

出演決定に対する彼女のコメントを読むと、時代劇に出ることを夢見て、日本舞踏の稽古を積んできたそうで、それでも顔の「濃さ」に不安を感じているとのこと(笑)。

時代劇というのは、出演すること自体が大変な実績で、多くの役者が、地道な努力を続けて、そのチャンスを待っているんですね。

秋元さんほど真摯な態度で役に臨めば、きっと、印象的な芝居を見せられるんじゃないでしょうか。


乃木坂が大河ドラマに出るのであれば、みっちり着付けと日本舞踏の稽古を行なうべきだった。

その時間がないのであれば、そういった経験を持っているメンバーを抜擢して、前に出すのが筋道です。

ところが、さしたる準備もせず、福神メンバーを選抜の並び通りに、出演させてしまった。

当然、動きのあるシーンは撮れないので、座っただけになり、しかも、着物もカツラもフィット感が乏しい。

松坂慶子を筆頭に、着物とカツラを完全に自分のものにしている女優が、綺羅星のごとく勢揃いする前に、カツラと着物に「着られている」かのような、乃木坂の10人が座っているシーンを観て、運営に対して、メンバーになぜもっと準備させないんだと、本当に腹が立ちました。


その後、週刊文春に乃木坂大河出演への批判記事が載った。

私も読みましたが、内容云々の前に、こんな記事が出てしまうのは、番組制作側に、「乃木坂は、時代劇を何だと思っているんだ」と、怒りを感じた人がいたからだと思います。

しかも、時代劇に関わるスタッフは、専門職的なエキスパートが多いので、一度悪評が立ってしまうと、再び、乃木坂に声が掛かる確率が、大幅に下がってしまう危険がある。

頑張った上での失敗なら、再度のチャンスは期待出来るけど、準備不足というのは、芝居に取り組む姿勢の問題で、よりシビアなマイナス点を付けられてしまいます。

適切な人選を行い、着付けや日本舞踏などの基礎をしっかり積んで、『花燃ゆ』に出ていれば、プラスの評価を視聴者から、そして、何よりスタッフと共演者から得られた可能性があるのだけど、このままでは、深夜ドラマと同じく、時代劇も、「NEXT」は難しいでしょう。


日テレの『モー。たいへんでした』が終了したモー娘。は、テレビ東京に『ハロー!モーニング。』というもう一つの冠番組を持っていて、その後、5年間続きます。

『NOGIBINGO!』が終わった乃木坂も、テレビ東京の『乃木坂工事中』があって、しかも、ソニーがお金を出して、番組を維持しているので、どんなに視聴率が落ちても、冠番組を失うことは、しばらくはないと思います。

しかし、欅坂が出てきて、人気を集め始めると、『欅坂って、書けない?』と『乃木坂工事中』が合併する可能性はある。

何と言っても、新しいグループに目が行くのは世の常で、乃木坂から欅坂へのファン移動は、避けられないでしょう。


乃木坂には4年という時間があったのだから、乃木坂しか提供出来ない魅力がある筈で、ファンをどれだけ保持出来るか、その真価が問われるということです。

ただ、バラエティの「NEXT」がなく、深夜ドラマの「NEXT」もなく、時代劇の「NEXT」もないとなると、乃木坂はアピールの場が少なくなってしまう。

さらに、『すべての犬は天国へ行く』がKERA氏の懸念する通り、稽古時間の不足から、不十分な舞台で終わってしまったら、メンバー個人はともかく、乃木坂というグループによる本格的演劇も「NEXT」は厳しくなる。

メディア露出はアイドル活動の生命線なので、こういった最悪のシナリオで進めば、2002年のモー娘。と同じく、乃木坂は2015年に「ピークアウト」したと、後年、捉えられるかもしれません。


そうならないための鍵は、歌番組、バラエティ、ドラマ、時代劇、舞台のそれぞれで、誰が輝くのか、その人選を握手会人気とは切り離して考え、抜擢されたメンバーに十分な準備の時間を与えることです。

この原則さえ堅持すれば、かりに本番で十分に実力が発揮出来なくとも、仕事に向き合う姿勢は評価され、共演者やスタッフからの信頼を勝ち得て、「NEXT」が実現する確率が高まります。

乃木坂「村」の理屈である握手会主義を、エンターテイメントの世界に持ち込んで、次々と「NEXT」の道を閉ざしていると、いずれどこにも進めなくなって、メジャーアイドルとしては、詰んでしまうでしょう。


今年の大晦日にはNHK紅白歌合戦のステージに立てるかもしれず、ここで誰が何を披露するのかは、乃木坂の今後を決する極めて重要なポイントになるでしょう。

紅白出場は大きな目標なんだけど、色々な分野で「NEXT」に暗雲が立ちこめつつある現状を考えると、むしろ、そこでのパフォーマンス次第で、乃木坂の「NEXT」が見えてくる可能性がある。

握手会セールスを伸ばした「ご褒美」の場ではなく、乃木坂の未来が掛かった正念場として、一般視聴者の心に残るステージを、運営は企画して欲しい。

「制服のマネキン」以来の乃木坂ファンとして、心からそう願っています。


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[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事

[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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