おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

一山超える

2006-11-10 14:48:49 | Weblog
昨日は娘に店に泊まるかと聞いてみたら、お父さんはどっちが良いかと気を使った返事をした。
思い切って聞いてみょうと思ったが娘主導にして本人の良い様にした方が何かと旨く行くのではないかと思い少し間をおいて様子を見た。
そしたら店に泊まると言ったので、じゃそうしてみょうと言う事で家に帰って身の回りの準備をしてミッキーに夕食をやって店にもどった。
今日から宴会があって早く帰れないで仕事が終わるまで待たせても置けないので店に泊まることに話をしておいたのだ。
環境が変わってどんな反応が出るか心配だった。
夜一睡も出来なくて起きてさ迷っていたらどうしょうなどと心配し通しであった。
そして親方夫婦が来ていてたまには普通の酒を飲んでみたかったのもある。
夜だいぶ興奮していたが早めに寝てくれたのでほっとして自分の部屋で寝ていると真夜中に音がするので起きてみると娘が洗濯をしていた。
眠れないのでジュース頂戴といったので作って布団を掛けなおしてやったら素直に寝ていたので起きていても俺は寝るどーといった感じで眠りにつこうかと思ったが今度は自分が眠れなくなってしまった。
知らないうちに朝になって娘に起こされた。
ミッキーのご飯はどうするのと。
散歩と朝食を済ませ、今度は自分たちの朝食をとった。
マキ婆も入れて5人で朝食、大家族のご飯は楽しい。
何と無くやっていけそうな気がしてきた。
今まで暇だったからラーキーと考えた。
こんな事が有ってまた一つの方向性が見えてきた。
まだまだいろいろあるけどとりあえず一山クリアー。
仕入れの途中娘の薬を貰いに行って11時過ぎやっと帰ってきた。
昼定食はもつにと天ぷら。
大きな水ダコが来たので争って買ったら結構高くなってしまった。
店のスタッフが娘のことをホローしてくれたので大変助かっている。
60人の予約が三分の一になってしまったが今日はとっても嬉しい。
他に二組あるので減っても60人ぐらいあるのと明日お昼に同じくらいの祝いと仏事があるのでお昼が過ぎたら貸切にして準備をした。
足りない素材の仕入れを兼ねて娘を病院に連れて行った。
娘の楽しみは車に乗っていろいろのとこに行く事と、病院の売店に行く事と、妻に会って、見舞いのお菓子を貰ってくる事であった。
ようやく今日から食事が出るらしく、食べれなくなってからもう半月ぐらいになると思う。
早く入院すればよかったのだが妻も僕も娘のことを思うと自信がなく決断が遅れてしまったからだ。
また一つ経験と勉強を娘にさせてもらった。
これはきっとまた店の運営上、また人生においても素晴らしいものになると思う。
母も別の病院にいて娘も会いたがっているが、妹が頑張ってくれているのでもう一山超えたら会いに行く。
雨も降ってきて硬直していた頭や体そして心もぬれて柔らかくなって行くのが判る様だ。

コメント
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