おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

台風13号

2006-09-18 09:51:48 | Weblog
忙しさのために台風のことなど忘れていた。
其のうちに直撃されるだろうけどと思いながら目の前の蝿追いが忙しくて
来たら其の時さと開き直ってわざと避けていたとこも有ったのかな。
朝黒い雲間から差し込んだほんの少しの光にたわわに実ったひえ畑の
朝露がきらめいた。
昔親方の近くにいた、やくざの大親分が無造作に広げて見せてくれたダイヤモンドの原石みたいだ。
其の時は凄いお宝だなーと思ったが、今になってみると僕のほうが凄いお宝持ちなのだなーと今日は思った。
200坪ぐらいのひえ畑は農家から僕が借りて親方の畑にして、出来た野菜の採り立てをネコババしようと計画したけど、親方はもういいやといって鉢物作りに励んでしまったから自然の草原になってしまった。
たまには草刈機で刈って貰うけど、手間賃が掛かるから年に1・2回ほどしかしない。
其の草原もたまに感激をもたらしてくれる。
僕の周りはお宝の山だ。
それと僕はまだ生きている。
死んでしまっては宝の持ち腐れになって、ただの荒地になってしまう。
親分と違ってまだ生きていると言う宝があるのだ。
朝から横道に落ちてしまったけど、火事で居なくならなくてよかったー。
やはりいつもの朝と雲行きが違う。
台風13号の仕業だ。
フエン現象でキノコが消えなければよいのだが。
馬場ちゃん早く舞茸を採って来てくれー。
明日はアランシャペルの日本の一番弟子がやってくるのだ。
才能や経験は足元にも及ばないけど、得意な素材勝負で、少しでいいからこちらを振り向いてもらいた。
今回の連休は空が味方してくれて何とかお客さんが来てくれた。
ほんとはブログなんか書いてるバヤイジャナイノラ。
やはりブログを書いてるような気持ちは、気合が入っていない証拠。
其の答えはすぐ出た。
まず送迎の江口さんが来てくれなかった。
それで仕出の配達や送迎は自分の仕事になった。
こんな事は前日済ましておいておくべき仕事だった。
交通量があまりなかったけどお昼近くに満席になった。
魔の一時半になった。
仕込んだものが切れたり、お昼を終わった人達が帰り新しいお客さんがどっと入ると、
今までかろうじてつないできたのがパニックになり、
其の上食器などが足らなくなってパンクしてしまう。
まだ売り上げが欲しかったけど従業員も疲れたので6時に閉店して夜皆で飲みに行った。
コメント
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