貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

足柄峠

2015-10-07 08:08:08 | Dトラッカー
日曜の昼下がりに足柄峠へ行ってきた。
朝晩はめっきり涼しくてGPz1100を出したいが、午後発は帰路が渋滞と重なるのと残暑が気がかりでDトラにした。

自宅から県道で伊勢原まで抜けてR246に合流、比較的空いていて流れも良く2時間掛からずに松田の手前まで行けた。7-11で休憩し、R246から県道78に別れて足柄峠へ向かう交差点をGoogle Mapで入念にチェックしたが、結局看板を読み違えて街中をさまよってしまった。



南足柄市を抜けると、ようやくツーリング気分の峠道になる。インナージャケットを着るタイミングを見計らっていたところ、”夕日の滝”の看板が出てきて寄り道した。この滝は、キャンプサイトやバンガローの奥にあって立派に見えるが、滝壺は浅そうで滝に打たれてみるのも面白そうだ。足柄山の金太郎が産湯を使ったとの言い伝えがあるらしい。



そこからは勾配が急で2車線有るもののタイトな峠が続き、GPzを振り回すのに丁度良さそうだった。峠の頂上には城跡や関所跡などの史跡があって一帯が公園になっている。城跡は県境になっていて、毎年国盗りの綱引きを行って駿河か相模かを決めているらしい。今年はどっちが勝ったのだろうか?
西に富士山、東に相模湾が綺麗に見えるとの触れ込みで行ったのだが、あいにくの雲で何も見えなかったのが残念だった。



帰路は、御殿場へ出てR138乙女峠越えの小田原ルートか、R246を折り返すかだ。峠の頂上から大涌谷の水蒸気が見えて乙女峠に引かれたが、結局R246で戻ることにした。この辺りのR246を通るのは学生時代にHustlerで走って以来である。



静岡側の下りは金太郎ふじみラインという名前が付いていて、その名の通り富士山絶景ポイントが幾つもあった。
割と広めで走りやすいと思うが、枯れ葉の絨毯が所々にあって飛ばすどころではなかった。ありがちなスギの枯れ葉が溜まったスギ道では無く、草刈りをした直後に台風が来て刈った草が路面にバラ撒かれたような感じだ。爆弾低気圧が悪さをしたのかも知れない。

帰路のR246はダラダラ流れる渋滞で、秦野辺りからは延々すり抜けで帰宅した。後で調べたら、今回のルートは大山往還と呼ばれる江戸時代の街道に沿っているらしい。自宅から伊勢原までが柏尾通り大山道、足柄峠やR246は矢倉沢往還と呼ばれていた。ツーリングルートを調べてみるのも面白いもので、板東の語源は足柄峠から来ている。

走行距離は140kmで燃費は29.1km/lだった。最近のツーリングでは27km前後が多いので好燃費だが、高速や有料無しで峠でも回さずだったので、30km/lを超えなかったのが物足らない。朝駆けで渋滞が無かったらもう少し良かったと思う。
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