貴の備忘録

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パーコレーション対策

2020-05-11 08:08:08 | GPz1100

気温30℃前後、低速の渋滞走行が続く、ガソリン残量1/3以下がパーコレーション発生の3つの条件だ。
対策は2つあってタンクの底に断熱材を貼ること、キャブにヒートガードを取り付けることでほぼ解消する。
以前使用していたFCRのヒートガードはコレ。

不要になったモノを頂いたものだ。
最初はもっと大きかったが、ヨシムラの装着例のようにFCRを大きく囲ってしまうとシリンダーの風通しが悪くなって油温がやたら上がってしまう。
油温に影響しないように切り詰めていった結果、300x200mm程度になったが、それでも殆どパーコレーションは再発しなかったのでこれで十分なのだろう。

元々ヨシムラに買い直すつもりの実験台がそのまま長年経過し、さすがにこれは格好悪い・・・と思って外したのが、今回のパーコレーション騒動につながった。
理想はAnny'sのカーボン製ヒートガードだが、お値段24,000也はさすがに手が出ない。

自作するためにアルミ遮熱シートを貼るための適当な板がないか調べていたらPP板がダイソーで手に入ると知った。
PPの耐熱は120℃だが、アルミガラスクロスの遮熱シートを貼ればシリンダー背面の150℃に耐えるはず。

で、パーコレーション対策に調達したのがこいつら。
PP板 600円、アルミ遮熱テープ 1300円、デイトナ遮熱シート2000円 ダイソーはポップな色しか無かったのでホームセンターで購入した。

段ボールで型を取ってPP板を切り出し、ホールソーで穴を開ける。
キャブ側はお化粧を兼ねて余っているカーボンステッカーを貼っておいた。


シリンダー側は遮熱テープを貼ってから不要部をカットしたが、PP板がスピゴットに直接当たらないように遮熱シートが端部を覆うように工夫した。

干渉部分の確認などにじっくり時間をかけ、カットして調整しておいた。

タンクの裏に遮熱シートの余りと遮熱テープを貼り付けようとしたら20年以上前の遮熱シートが出てきてそっとしておく事にしたw

対策完了図。カーボンデカールが熱に耐えきれるかどうかが楽しみだ。

さぁ次はER-6fのリフレッシュ作業かな。ゴムやシールの類は交換時期なのだ。


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